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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
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2024年09月12日

【一本の川】

【一本の川】

『現実は厳しい、でも幸せにはなれる』

人生は決して甘いものではありません。

かといって、

辛いことばかりでもありません。

楽しいこと、

辛いことの両方を経験しながら、

ゆったりと流れていく。

そういうものです。

苦痛の土手と、

快楽の土手に挟まれた “一本の川” をイメージしてみてください。

人生とは、

“快” と “不快” の両方を経験しながら、

ゆったりと流れていく “川下り” のようなものです。

流れに身を任せていればいい。

舵を使って、

舳先を前に向けておくだけでいい。

オールを使って、

バタバタやっていると、

疲れるだけで、

かえって、

期待はずれの結果に終わります。

これに関して、

『ゆだねるということ(下)』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)

の中に、こう書いてあります。

「最も適切な状態とは、

『中庸』であることです。

心をかき乱されるたびに、

このバランスのとれた状態は失われ、

スピリチュアルな進化は阻止されます。

シンクロニシティへの通路も遮断されてしまうかもしれません。

感情を抱くのは悪いことだとか、

避けるべきだとまでは言いません。

人はつねに感情を抱くものです。

感情を抱くのは人間の条件のひとつと言ってもいいのです。

しかし、

極端な感情を抱くと、

本来の人生の目的からはずれていってしまいます。

むろん、

激しい感情をかき立てる出来事や人間関係がなくなることはありません。

世の中には、

大きな苦痛や不安の原因となる出来事がたえず発生しています。

しかし、

ひとつの感情に執着することは避けなくてはなりません。

人生を快楽と苦痛というふたつの土手にはさまれた川だと思ってください。

その川を流れていくための最高の方法は、

川の真ん中からずっとはずれずに、

ふたつの土手から等間隔の距離を保つことです。

一方の土手に近づきすぎれば、

あなたの勢いは鈍ってしまい、

ついには岸に乗り上げてしまう危険があります。

あまりに激しい快楽だと中毒症状になる恐れがあり、

あまりに激しい苦痛は人生から楽しみを奪ってしまいます。」(85頁〜86頁)

ネガティブ感情やポジティブ感情に固執することなく、

それらを超越した、

穏やかな心、

静かな心を目指しましょう。

理想は、

『泰然自若』

『悠悠自適』

『雲烟過眼』

『閑雲野鶴』

『明鏡止水』

『安心立命』

の境地です。

究極的には、

『涅槃寂静』

です。

すなわち、

煩悩を解脱して、

悟りを開くことです。

とにかく、

天運に身をゆだねることが大事です。

すべてはあるべくしてあり、

なるべくしてなります。

『あるようにあり、なるようになる』

(推薦図書)
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)

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