2014年10月09日
7つの能力の5つ目
7つの能力の5つ目
D君は人の心の動きを読み、自分の誘導したい方へ話を導く交渉能力を持っているか。
4つ目の能力にも密接に関係することで、論理が対外的に効力を発揮する機会というものは非常に限られているものだ。人間は論理ではなく感情の生き物であるとよく言われるが、全くその通りである。
いきなり、君が次のように言われたらどう思うだろうか。
「君の意見はこの点に論理的な矛盾があり、全く採用できない。検討は時間の無駄なので次を検討しましょう」
こう言ったことを言う輩の意見になど絶対賛成などしない。と思うのではないだろうか。
では、次のように言われたらどうだろうか。
「Aさんの意見について、私の理解不足で申し訳ないのですが、わかりにくいところがあるので質問をさせてください。」
「○○という点については非常に素晴らしい意見ですよね。ただ、▽▽という側面で考えた際に矛盾が生じてしまうように思うのですが、その点はどのようになっているのか教えていただけますでしょうか。」
このように言われたら、こいつの意見に絶対賛成などしない。と思うのではなく、自分の意見を再度考え直すのではないか。そして、この発言の通り矛盾があれば、あなたは相手のその指摘に賛同するのではないか。
是非、日々の発言について振返ってみてもらいたい。「お前それは違うよ。」「全然ダメじゃん。」など真っ向から否定してしまう言葉は結局は自分への反抗心となって自分に返ってくる。このことを肝に銘じてもらいたい。それは自分の意見通す際に邪魔になる蛇足でしかない。
できる社会人というものは、相手にそれとわからないように質問をし、相手自身に間違い、矛盾、不足を気付かせるものだ。また、相手の良い点は認めることで、出された意見をまったく無駄にはしないばかりか、相手の、自分への反抗心など生じさせないようにするものである。
目先のことを言えば、大手企業を中心に最近グループディスカッションを行う企業が増えている。相手の意見を真っ向から潰してしまい良い側面も見出さない人間など採用担当者は採用したくないと思うのは当然のこと。
その場の議論で目立つのではなく、チームに貢献するというのはそういうことであるので、考え違いをしないよう気を付けたいところである。
皆の理解の確認や、出されている意見の意味合いの確認をして、チーム全体のコンセンサスを高めること。テーマに沿った議論ができているか管理することの方がよっぽどあなたの評価を高める結果につながることだろう。それを評価できない企業など底が知れている。強く入社をお勧めしない。
管理人「C」
D君は人の心の動きを読み、自分の誘導したい方へ話を導く交渉能力を持っているか。
4つ目の能力にも密接に関係することで、論理が対外的に効力を発揮する機会というものは非常に限られているものだ。人間は論理ではなく感情の生き物であるとよく言われるが、全くその通りである。
いきなり、君が次のように言われたらどう思うだろうか。
「君の意見はこの点に論理的な矛盾があり、全く採用できない。検討は時間の無駄なので次を検討しましょう」
こう言ったことを言う輩の意見になど絶対賛成などしない。と思うのではないだろうか。
では、次のように言われたらどうだろうか。
「Aさんの意見について、私の理解不足で申し訳ないのですが、わかりにくいところがあるので質問をさせてください。」
「○○という点については非常に素晴らしい意見ですよね。ただ、▽▽という側面で考えた際に矛盾が生じてしまうように思うのですが、その点はどのようになっているのか教えていただけますでしょうか。」
このように言われたら、こいつの意見に絶対賛成などしない。と思うのではなく、自分の意見を再度考え直すのではないか。そして、この発言の通り矛盾があれば、あなたは相手のその指摘に賛同するのではないか。
是非、日々の発言について振返ってみてもらいたい。「お前それは違うよ。」「全然ダメじゃん。」など真っ向から否定してしまう言葉は結局は自分への反抗心となって自分に返ってくる。このことを肝に銘じてもらいたい。それは自分の意見通す際に邪魔になる蛇足でしかない。
できる社会人というものは、相手にそれとわからないように質問をし、相手自身に間違い、矛盾、不足を気付かせるものだ。また、相手の良い点は認めることで、出された意見をまったく無駄にはしないばかりか、相手の、自分への反抗心など生じさせないようにするものである。
目先のことを言えば、大手企業を中心に最近グループディスカッションを行う企業が増えている。相手の意見を真っ向から潰してしまい良い側面も見出さない人間など採用担当者は採用したくないと思うのは当然のこと。
その場の議論で目立つのではなく、チームに貢献するというのはそういうことであるので、考え違いをしないよう気を付けたいところである。
皆の理解の確認や、出されている意見の意味合いの確認をして、チーム全体のコンセンサスを高めること。テーマに沿った議論ができているか管理することの方がよっぽどあなたの評価を高める結果につながることだろう。それを評価できない企業など底が知れている。強く入社をお勧めしない。
管理人「C」
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