レモネードダイエットから始める糖質制限と最新健康事情

　血糖値とは

血液中の血糖（ブドウ糖）の濃度のことで、空腹時は血糖値が低下し食後は上昇します。

食後30分にかけて上昇し、その後はインシュリンが分泌され一定値に下がるようになっています。

この血糖値が正しく調整されないと体に様々な影響が出てきます。





　　主に炭水化物の代謝を調整するホルモンで、血糖値を一定に保つ働きをします。

　　インシュリンは、膵臓（すいぞう）の「ランゲルハンス島」から分泌されるホルモンの一種です。


　その働きは主に
　
　　・血中の糖分をエネルギーとして消費
　
　　・タンパク質の合成
　
　　・中性脂肪の形成、貯蔵の促進など


　　インシュリンが血糖値をコントロールしてくれるために

　　ドロドロの血液をサラサラにしてくれるのです。

　　
　　インシュリンと血糖値の関係は、

　　インシュリンは血糖値を一定にする働きを持っており、

　　その分泌量は摂取する血糖の量によって変化します。


高血糖の場合

　　甘いものや炭水化物などを大量に摂取すると、

　　血糖値が急上昇し、インシュリンが分泌されます。

　　通常は、分泌されたインシュリンにより血糖値は一定に保たれます。

　　しかしインシュリンの分泌の機能がきちんと働かないと、

　　糖尿病を発症したり、血糖が多いとドロドロ血の状態なので

　　動脈硬化を引き起こす原因となります。


低血糖の場合

　　甘いものや炭水化物の摂取を減らすと、

　　高血糖とは逆に、インシュリンの分泌が低下し

　　代わりに血糖値を上げるホルモンが放出されます。




　　インシュリンの分泌量と働きは、「肥満」にも関係しているのです。

　　私たちが食事をすると、次のような流れでインシュリンが働きます。

　　　甘いものや炭水化物の摂取
　　　　　　
　　　　　
　　　　
　　　血糖値の上昇

　　　　　　　　　

　　　インシュリンの分泌。各細胞にエネルギー源として糖を送ります。

　　　　　　

　　　細胞に糖が行き渡ってもまだ糖が残っているとインシュリンが残った糖を「脂肪細胞」に送ります。

　　　　　　

　　　脂肪細胞に送られた糖は脂肪になり肥満となります。


　　このように、インシュリンが急激にそして、大量に分泌されると、

　　エネルギーとして細胞に取り込まれなかった糖が

　　脂肪細胞に糖が運ばれてしまい、肥満の原因となってしまいます。

　　ですので、インシュリンの分泌量を増やさないことが重要で、

　　「血糖値を急に上昇させないこと」が必要なのです

　　私たちのカラダは、摂取する食べ物によって血糖値の上昇するスピードが違うため

　　血糖値を急激に上げない食べ物を食べる選ぶことが重要です。

　　そのスピードを計ったものが「GI値」と呼ばれ、

　「低GI値食品」を選んで食べることで血糖値の急激な上昇を抑えることができるのです。

　

　　米や麦は精白されていないものは、食物繊維やミネラルが残っているため

　　消化吸収が遅くなります。

　　米であれば玄米、麦であれば、全粒粉です。

　　果物はジュースにせずにそのまま食べる方が良いですね。

　　あと、甘味料として、砂糖やはちみつと比べ、

　　レモネードダイエットに使用される

　　メイプルシロップはビタミンミネラルが豊富で吸収もゆるやかです。

　　見た目ははちみつと似てはいますが違うものなのです。

　　メイプルシロップはサトウカエデの樹液を煮詰めただけ、
　　
　　それに比べ、はちみつはミツバチによって植物の蜜を体内で分解精製されたものなので

　　砂糖などと同じように吸収されやすくなっているのです。
　　
　　最後に気をつけなければいけない食習慣として、

　　『食後にデザート』とよく言いますが、それは肥満にとって最悪の行為です。

　　なぜなら、ただでさえ血糖値が上がりやすい食後に

　　さらに血糖値を急上昇させる甘いものを食べることは

　　糖がもろに脂肪になりますので是非やめるようにしましょう。

　　もしデザートを食べるのであれば、

　　食後ではなく間食として食べることをおすすめいたします。


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