2018年01月08日
ウールとカシミア・・・・違いは?
ウールとカシミアは
どちらも動物繊維ですが
毛をとる動物が違います。
これによって
暖かさ、軽さといった繊維の質、値段
に違いが出てきます。
ウールは広い意味では羊、アルパカ、アンゴラ、ラクダ
の毛を差しますが、一般的には羊毛のことを言います。
カシミヤは、インドのカシミール地方原産のカシミヤヤギから
採れる産毛を使って織った毛繊維です。
カシミヤは「カシミア」とも表記しますが、
消費者庁家庭用品品質表示法の表記は
「カシミヤ」です。
カシミヤヤギの頭数は羊の12分の1程度であるだけでなく
産毛を使うので、1頭から150〜250グラムしか採ることができません。
そのためカシミヤは精算量が少なく、
高価な繊維になっているのです。
ウールもカシミヤも、保湿性、保温性、伸縮性に優れていますが、
カシミヤは繊維が細いので、編んだときに風を通しにくくなって
いるため、より暖かいものになります。
また、ウールよりもカシミヤのほうが
軽く、上品な光沢があり、
肌触りが良いのが特徴になっています。
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