これら2つのアプリは、英会話をするために必要な基礎力と、実践力を見につけるために開発しました。いずれも口頭英作文(瞬間英作文)をすることにより、日本語⇒英語の回路を作ることを目的にしています。
※アプリの紹介はこのページの下部にあります。
本日は「分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜」の内容をご紹介します。
分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜
「9 代名詞」
※アプリと表記が異なるので、一部加筆修正しています(アプリでは日本文をタップすると英語が表記されるので、口頭英作文はアプリで練習することをお勧めします)
英語は繰り返し表現を避けますので、最初に出てきた名詞や出来事、物を、次に出てくる時には「代名詞」で表現することが多いです。
英語は語順で意味を判断する言語であると冒頭にお話しました。そのため、HeやWeなどの人称代名詞は置かれる語順の位置などで形が変化することがあります。Heは主語の位置にきますし、hisは「彼の」と訳して所有を表し名詞を修飾します。himは目的語になり「彼を」「彼に」と訳します。
語順による意味の違いなども意識しながら英作文してください。
なお、英作文は口頭でさっと行えばOKです。単語を覚えるなど、書くことに慣れる必要があれば別ですが、基本はスピード重視です。口頭でさっと行うスピードで間違えないようにできることが求められます。
何度も繰り返しているうち、覚えてしまう。そのくらい繰り返すことでその文章がモノになっていきます。
●彼は中国語を話す。
He speaks Chinese.
主語「〜は」にあたる人称代名詞は、主格と言う。Heは「彼」の主格
●彼の英語は良いです。
English is good.
「〜の」にあたるのは所有格のhis。「彼」の所有格がhis
●Tomが彼に英語を教えました。
Tom taught him English.
「〜を(に)」にあたるのは目的格のhim。「彼」の目的格がhim
●あれは何ですか?
What is that?
thatは「あれ」と指し示す「指示代名詞」。他にthis, it, these, thoseなど。
●あれは彼女のバッグです。
That is her bag.
thatは「指示代名詞」。「〜の」にあたるのは所有格のher
●このバッグはあなたの?
Is this bag yours?
thisは指示代名詞。yoursは所有代名詞で「あなたのもの」の意味
●いいえ、それはKenのです。
No, it is Ken’s.
「人名+’s」で所有格「〜の」を表すほか、所有代名詞として「〜のもの」を表すことができる。Ken's bagなら「Kenのバッグ」
●これらの服は彼女の?
Are these clothes hers?
theseはthisの複数形、clothesは集合的に複数扱いの名詞(単数形で使わない)。hersは所有代名詞(〜のもの)
●はい、そうです。
Yes, they are.
theyには「the+複数名詞」に相当する代名詞の役割がある(ここではthese clothesのこと)
主格、所有格などの文法用語は少しとっつきにくいですが、英文の解説などでは共通ルールとしてこれらの用語が使用されます。
そのため、これらの意味をわかっておいた方が、結局のところ英語上達の早道になります。少しずつでよいので慣れていきましょう。
それでは次回!
「分かる! 英作文 中学基礎文法」iOSアプリ
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開発者自らの経験を踏まえ、英語学習者がつまづく「なぜ?」を解決できるよう、分かりやすさにこだわりました。理解して作る、これが結局は英語習得の早道だと考えています。ぜひご活用ください!
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