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2022年10月11日

「分かる!英作文〜中学基礎文法〜」iOSアプリ「48 so, very, too」

「分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜」と、「英語deガイド」の2つのiOS無料アプリをリリースしています。


これら2つのアプリは、英会話をするために必要な基礎力と、実践力を見につけるために開発しました。いずれも口頭英作文(瞬間英作文)をすることにより、日本語⇒英語の回路を作ることを目的にしています。

「48 so, very, too」

48_soVeryToo.jpg


※アプリと表記が異なるので、一部加筆修正しています(アプリでは日本文をタップすると英語が表記されるので、口頭英作文はアプリで練習することをお勧めします)


「とても」を意味するso, very, tooは、後ろにくる形容詞、副詞の意味を強調する「副詞」の働きをします。

tooは「過剰」を意味しますが、soとveryは意味がだいたい同じなので、使い分けに迷うところです。よく、「veryをsoに換えても同じ意味」と説明されることも多いですが、言葉なのでニュアンスの違いはあります。

明確な線引きができない場合も多いですが、基本的には上の表を頭に入れて英作文するとよいでしょう。

※言葉のニュアンスの違いは辞書や文法書などではあまり細かく書かれていないことがほとんどなので、今回の英文は、ネイティブに会話で使うことを前提として、soとveryの使い分けを踏まえた上で校正してもらっています。


◆ このバッグはとても重い! ※soを使って
 → This bag is so heavy!
 補足:気持ちが入る場合や、カジュアルな場合はsoを使うことが多い


◆ a) 手伝いましょうか? b) このバッグはとても重いですよ。※veryを使って
 → a) Can I help you? b) This bag is very heavy.
 補足:単なる情報として伝える場合や、フォーマルな会話ではveryを使うことが多い


◆ 重すぎる!
 → It’s too heavy!
 補足:「過剰」で持て余す場合はtooを用いる


soは、so〜that SVの形で「とても〜なのでSVだ」と前から訳していくことができます。


◆ そのバッグはすごく重かったので、腕が疲れた。
 → The bag was so heavy that my arms got tired.
 補足:so~that SVの文は主節と従節の間に因果関係がある【〜なので(原因)、SVだ(結果)】 ※thatは省略される時がある


tooは、too〜(for 人) to doの形で「あまりに〜すぎて(人が)doできない」という意味になります。


◆ このバッグは私にとって持ち運ぶには重すぎる。
 → This bag is too heavy for me to carry.
 補足:「for 人」の人が意味上の主語。「このバッグは重すぎる、私が運ぶには」と前から訳せる


◆ 私はさっき彼を見たが、とても疲れているように見えた。
 → I saw him a while ago, and he looked very tired.
 補足:新情報を伝える場合はveryを使うことが多い。a while agoは「さっき」。「〜が」につられてbutとしない(逆接ではない)


◆ 私は今日とても忙しかったので、とても疲れてる。
 → I am so tired because I was very busy today.
 補足:気持ちが入るsoと、事実として伝えるvery


so〜that構文、too〜to構文の英作文をやってみましょう。


◆ 私はとても疲れていたので、夕食前に寝てしまいました。
 → I was so tired that I fell asleep before dinner.
 補足:I was so tired と言ってからその結果をthat節で表している ※会話の時thatは省略されることがある


◆ 私は疲れすぎて歩けなかった。
 → I was too tired to walk.
 補足:to walkするにはtoo tired(疲れすぎていた) → 結果としてcannot walkを意味する。I was so tired that I couldn’t walk. と書き換え可能


◆ その美術館はとても混雑していた。
 → The museum was very crowded.
 補足:単なる情報の場合はveryを使うことが多い


◆ その美術館はとても混雑していたので、我々は入場するのに2時間待たなければならなかった。
 → The museum was so crowded that we had to wait two hours to enter.
 補足:The museum was so crowded と言ってからthat節で結果を表している


◆ その美術館はあまりに混雑していて入れなかった。
 → The museum was too crowded to enter.
 補足:too crowded(混みすぎていた) → to enterできなかった


so〜that構文は主節と従節に因果関係(原因と結果が明瞭)がある場合に使われるので、因果関係が薄い場合はso〜that構文にはなりません。次の2つはso〜that構文にはならない文です。


◆ 私は彼女の誕生日を忘れるなんて、とても愚かでした。
 → I was so stupid for forgetting her birthday.
 補足:原因→結果となっていないのでso ~ that構文にならない。仮に「忙しすぎて(原因)誕生日を忘れた(結果)」ならso ~ that構文


◆ 彼は年の割にとても若く見えるよね。
 → He looks so young for his age.
 補足:soは話し相手との共感があるイメージ

soは話し手の気持ちが入ったり、話し相手との共感があるので、カジュアルな会話でよく使われます。
 

Focusのコーナーは、今後も項目を増やしていく予定です。
これまでの説明で分かりにくかったところがあればご意見いただけましたら、今後、改善をしてアプリに反映いたします。また、加えて欲しい項目のご提案があれば同様にご意見いただけたら検討してまいります。


「分かる! 英作文 中学基礎文法」iOSアプリ

英会話は口頭で瞬間的に作る英作文です。簡単な英文なのに作り方が分らない。そんな経験がある方は、ぜひ英文の作り方を学べるこのアプリをお試しください。話すために必要な基礎文法を体系的に学ぶことができます。
開発者自らの経験を踏まえ、英語学習者がつまづく「なぜ?」を解決できるよう、分かりやすさにこだわりました。理解して作る、これが結局は英語習得の早道だと考えています。ぜひご活用ください!

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/apple.co/3C96h6b

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「英語deガイド」iOSアプリ

中級者以上は、日本のことを英語で説明する「英語deガイド」アプリをお勧めします。
外国人と話をすると、思いのほか日本のことを話すことが多いことに気がつきますが、意外に知らない日本のこと。それらを話せれば、ネイティブとの会話も弾み、英会話の運用力も向上します。
せっかく英会話を学習するなら、実践的に使える英語表現を身につけましょう!

qr-code-guide2Little.png

https://apple.co/3yYRzNF

こんなアプリです下矢印1

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たっちん
苦手だった英語を外資系企業勤務をきっかけに本気で学習し、TOEIC855まで取得するも英語が話せなかったことから、コミュニケーションのための学習を続けているアラフィフおやじです。今は英語学習アプリを開発しています。
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