これら2つのアプリは、英会話をするために必要な基礎力と、実践力を見につけるために開発しました。いずれも口頭英作文(瞬間英作文)をすることにより、日本語⇒英語の回路を作ることを目的にしています。
※アプリの紹介はこのページの下部にあります。
「分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜」の内容をご紹介しています。
分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜
「32 不定詞の名詞的用法・形容詞的用法」
※アプリと表記が異なるので、一部加筆修正しています(アプリでは英文をタップすると日本語表記がされるので、口頭英作文はアプリで練習することをお勧めします)
不定詞は様々な用法があるので、4回に分けて行います。
不定詞(又はto不定詞)とは「to+動詞の原型」の形になり、それが文の中で名詞、形容詞、副詞的な働きをします。
どういうことかを、上の表も見ながら一つずつ確認していきましょう。ますは名詞的用法です。
名詞は主語、補語、動詞の目的語になりますから、名詞的用法は、to不定詞がそれらの役割を果たすことになります。実際に英作文で確認してみましょう。
●英語を学ぶことは面白い。
To learn English is interesting.
to learn English(英語を学ぶこと)が名詞句として主語になる
●彼の夢はミュージシャンになることだ。
His dream is to be a musician.
to be a musician(ミュージシャンになること)が名詞句として補語になる
●私は今日は早く家に帰りたい。
I want to get home early today.
to get home(家に着くこと)が名詞句としてwantの目的語になる。get homeは「家に着く」意味なので、その場所を出るという意味ならgo homeにする
●本を読むのは良いことだ。
It's good to read books.
英語は主語を長くしないのでto以下を指す仮主語Itを立てる → To read books is goodと同じ意味でto不定詞を含む名詞句が主語になっており、名詞的役割とわかる
次は形容詞的用法です。
形容詞の役割は名詞を修飾することでしたね。なので、to不定詞がその役割をする、つまり名詞を修飾する働きをすることを「形容詞的用法」と言います。
●何か飲みものを頂けますか?
Can I have something to drink?
to drink(飲むべき)が代名詞somethingを修飾
●今日はたくさんすべきことがある。
I have a lot of things to do today.
to do(するべき)が名詞thingsを修飾
●起きる時間だ。
It’s time to get up.
to get up(起きるべき)が名詞timeを修飾
●私はそこへ行く時間がない。
I have no time to go there.
to go(行くための)が名詞timeを修飾
●何か書くものを持っていませんか?
Do you have anything to write with?
to write(書くための)が代名詞anythingを修飾
to不定詞のtoは、もともと方向性の前置詞toだったこともあり、基本的に未来志向です。未来志向とは、これから未来に向かって何かをするイメージを持っていることです。
一方、動名詞は一般的に現在・過去志向です。そうした違いを念頭に置いて学習をすると、不定詞の理解が深まります。
それでは次回!
「分かる! 英作文 中学基礎文法」iOSアプリ
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開発者自らの経験を踏まえ、英語学習者がつまづく「なぜ?」を解決できるよう、分かりやすさにこだわりました。理解して作る、これが結局は英語習得の早道だと考えています。ぜひご活用ください!
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