開運＠うつろぶね

とても基本的なことなのですが、

「太陽熱給湯」と「太陽光発電」は、違います。別々です。


両方を取り揃えている住まいもあります。

あくまでも、基本的なポイントを把握したうえで、

どちらを選ぶべきか、両方ともか、選択しましょう。



今回は「太陽熱給湯」について、的を絞ります。

まず、

お湯を沸かす！


お湯を沸かすシステムです。

太陽熱給湯は、お湯を沸かすシステム！

設備の基本は、「集熱器」と「蓄熱槽」と「配管」です。

ポイント

太陽熱給湯は、かつては水道水を屋根で湯に変える方式でしたが、それでは冬に排水管が凍結してしまうリスクがありました。技術が革新されて、不凍液を媒体にして、太陽熱を吸収して湯に変えるシステムに進化しています。

一戸建て住宅を購入するときに、「太陽を利用できる」と説明を受けた場合は、

・発電？

・給湯？

と、必ず確認するようにしましょう。

わかっているのに、まぎらわしかったり、あえてごまかそうとする担当者もいます。



太陽光発電は、「売電」の利益ばかり説明してきたときに要注意です。自宅で発電しても、どこまで使用できるのかを確認することがポイントです。発電した分すべてを売電する契約もあるからです。


太陽熱給湯は、「湯沸かし」のコストを軽減できるシステムです。入浴を思う存分に楽しめますので、二世帯同居世帯や、子供のいる三世代同居にとってメリットが大きいです。

他には、

・お湯を使った洗濯機

・お湯を使える食洗器

・床暖房

に存分に効果を発揮します。



とくに私の個人的な意見としては、

床暖房を活用するなら太陽熱給湯が便利！　です。

将来性はメンテナンスが重要ポイント

メンテナンスが大事。定期メンテナンスを実施している業者を選びましょう。

たとえ「安く購入・設置」できても、メンテナンスができなければ大変です。

不凍液のメンテナンスは、素人がDIY感覚でやろうとするよりも、「最初に施工してくれた業者」が、ずっと整備してくれるのが安心です。


自然に老朽化していきます。部品が消耗していきます。およそ10年を目安に、「適切な交換」を検討しましょう。部品の交換で済めば、かなり安上がりになりますし、業者によっては「最新設備を、お得価格で」提供してくれる場合もあります。

日頃からの定期メンテナンスのタイミングで、しっかり情報収集できる担当者がいると、本当に心強いです。

いま使っている給湯機の見直しなら

現在、使用中の給湯器が異音を発生しているのなら、新規交換を迅速に検討しましょう。

太陽熱給湯は、施工工事に時間がかかりますので、ゆっくり時間をかけて検討するのがオススメです。新築なら、最初から設計・のプランに取り込んでもらいましょう。

給湯機は、基本的に「消耗」します！

安全対策のためにも、太陽熱でもガスでも、まずは定期メンテナンスを心がけることが大切です。