2018年10月26日
不可思議のカルテ
エンディングの曲。
ときどき、むしょうに繰り返して聞きたくなる「曲」と出会います。
いまは「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のエンディング曲、
「不可思議のカルテ」です。
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない EDテーマ「不可思議のカルテ」桜島麻衣ソロVer.
物語は春から夏に向かう季節、初夏のころ。
ですが、なんとなく秋の気配にも合う曲調なのが、繰り返し聴きたくなる理由でしょうか。
もしくは、永遠の季節を、いつまでも温存しておきたい内面世界の欲望が、リピートさせたがっているのかもしれません。
アニメは、第1話から第3話にかけてで、ひとつのエピソード。
第1話の冒頭が、見事に第3話に結実して、さらに話が先に進みます。
過酷な現実と向き合っている生命力が、静寂の中で脈打っているのを感じます。
だからこそ、エンディング曲「不可思議のカルテ」で癒されてしまうのでしょう。
癒されたいと思っているわけではないのですが、
ついつい聴いてしまうのです。
ついつい聴いてしまって、結果的に癒されているので、
聴けば聴くほど不思議な気分に。
いつか飽きるでしょうか。
忘れてしまうこともあるでしょうか。
大好きな曲を忘れるはずは、ありません。
けれども、ふとした日常生活の中の、朝の目覚めの中で、
思い出しそうで思い出せないでいる感覚なら、
もうすでに味わったことがあります。
思い出しそうなのに、
なんだっけ、としかいいようのない、もどかしさ。
でも確実に、その瞬間は、「忘れられてしまった」と、
すぐ隣の透明な存在には感づかれてしまうことでしょう。
忘れていないけれども、
忘れているのと同じこと。
観測しようとすることで、
世界は変わります。
観測されている、という「なにか」が、
どう考えても理屈の通らないような不思議な現象を引き起こしていることだってあるわけです。
あの、小さく限られた場所を通り抜けさせられている電子のように。
第1話から第3話にかけて、「シュレディンガーの🐈」が、登場していますよね。
私が私の意識で世界を観測することで、なにかが変わっているのでしょうか。
それとも。
今日の、うやむやな感情を、どうすることもできないまま、
ふとした瞬間に過去に出会ったことのあるバニーガールを思い浮かべながら、
そろそろリピートを止めて現実に戻るとします。
不可思議のカルテ
【エンディング主題歌配信中!】
— アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式 (@aobuta_anime) 2018年10月3日
ヒロイン6人が歌うエンディング主題歌「不可思議のカルテ」は本日よりCD発売中&配信中です!
爽やかなOPに対して、ちょっぴりメランコリックなEDもぜひご期待ください!
DLはこちらhttps://t.co/quXofXpeKb
第1話は本日26:20よりABCテレビにて放送開始!#青ブタ pic.twitter.com/TqwqRLzfB5
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不可思議のカルテ/桜島麻衣(瀬戸麻沙美),古賀朋絵(東山奈央),双葉理央(種崎敦美),豊浜のどか(内田真礼),梓川かえで(久保ユリカ),牧之原翔子(水瀬いのり)[CD]【返品種別A】 価格:1,296円 |
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