2019年06月11日
弁財天さまは宝船にのってきたお金と豊穣の神さま
豊かな財産を蓄えたいと心掛けていても、なかなか貯金が増えないこと、ありますよね。
そんなときは、どうすれば良いでしょうか。具体的な改善策は、いろいろとあると思います。
専門的な資産活用だけでなく、日頃の無駄遣い防止や部屋の片付けによる気持ちの整理も、実は財産を蓄えることと関係しています。
「身奇麗に」とは、よく言われますが、気持ちよく暮らせるような工夫は大切です。
もうひとつ。それは「開運情報」です。
情報というより、知識でしょうか。
知っていると「なるほど」と納得できて、普段の暮らしやレジャーで、意外な接点が多いことにあらためて気づくと思います。
知識も立派な資産です。
今回は、弁財天さまについての情報をご紹介します。
弁財天さまは、お金と豊穣の神さまです。
七福神の宝船にのって日本にきました。
【参考記事】
「弁天さま」ふたつの意味で信仰されています?「才」と「財」
弁財天さまとは?
弁財天さまはインドが発祥の地です。
名前は、サラスヴァティー。
「水と豊穣の女神さま」です。
どうして水なのでしょう?
実は、サラスヴァティー河の化身だからです。
サラスヴァティー河は、聖なる河。
誰もが見ることのできる地上の河ではなく、
地中を流れている神秘の河なんだとか。
サラスヴァティー河の水は、「いのちの水」といわれ、作物を豊かに実らせてくれます。
いのちを育んでくれている、まさに「いのちの水」です。
弁財天さまが奏でている楽器
サラスヴァティーの奏でている楽器は、ヴィーナです。
ヴィーナ。
ちょっと、似ていませんか?日本の「ビワ」に。
そうなんです。日本で知られている楽器の琵琶です。
琵琶の由来
中央アジアでは「枇杷」という楽器があります。
枇は「前に押して弾く」
杷は「手前に向かって弾く」
という意味です。
弦楽器ですね。
ことに似ていることから、「琴」の冠部分をつけて、「琵琶」になったと伝わっています。
くだものの琵琶の形にも似ていますよね。
いのちの水と聖なる河と水の神さま
弁財天さまにお参りすると、お金を洗える場所が設けられていることがありますよね。
有名なのは、鎌倉の銭洗弁財天さまの宇賀福神社ではないでしょうか。江ノ島もテレビで取り上げられることが多くなりました。
鎌倉の銭洗弁財天さま宇賀福神社は、洞窟の中でお金を洗えます。その土地で湧き出ている清水なんだそうですよ。「銭洗水=ぜにあらいみず」と呼ばれています。お金を洗うための清水でありつつ、鎌倉五名水に数えられる名水です。とても美味しいそうです。この清水を活用して、甘酒を作ったりすることもあるみたいですね。
歴史的には、鎌倉幕府の執権・北条家が一族繁栄を祈ったとも伝わっています。
では、なぜお金を洗うのでしょう。お金を洗うことが、どうして開運に結びつくのでしょうか。
そもそもお金は、ネガティブなイメージが付きまとうことが少なくありません。お金を使うときに、「もったいないなあ」「高いなあ」「できれば払いたくないなあ」と思ってしまったこと、ありませんか?そういう気持ちが、お金にはつきまとうため、「お金は浄化したほうが良い」とされています。
せっかくお金持ちになっても、「使いたくない」「もったいない」などとネガティブな感情が強ければ、やはりお金に負の感情がつきまとってしまいます。ときどき、気がついたときなどに浄化しておくのは、良いことだと考えられています。
お金も身も清めてスッキリ
弁財天さまにお参りして、お金を洗ったら、自然と身も清められます。もちろん、帰宅したら、シャワーを浴びたり、お風呂につかって体を温めたりしてケアしましょう。
スッキリすることで、余計な不安から解放されることも多いです。なんであんなことを思ったり苦しんだりしていたんだろう、と自分でも不思議になるのではないでしょうか。気持ちをスッキリさせてくれるのは、まさに浄化です。手を洗い、足を洗い、体を洗い清めて温める。お金も洗ってキレイな気持ちで快く使いましょう。
お金を使うことが、生活の潤いになります。
必要なものを購入し、喜ばれるものを贈る。そんな心がけが、生活そのものを整えてくれます。
豊かさは、しあわせを運んでくれるもの。
受け取る私たちも、気持ちも体もお金もキレイにしておきましょう。
宝船にのってきた女神さま
弁財天さまのルーツは、おわかりいただけましたか?
弁財天さまはお金と豊穣の神さま。
ルーツはインドのサラスヴァティー河の化身で、水と豊穣の女神さまです。
水は、いのちの水。
作物を実らせ、私たちの命を育んでくれます。
宝船にのって日本に来ました。
だから弁財天さまにお参りすると、美しい清水が湧いていて、お金を洗うことができます。
機会があれば、ぜひお金を洗ってスッキリしてみてくださいね。
はい! ご訪問いただきまして、ありがとうございました!!
またのお越しを(*'ω'*)お待ちしております!!
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