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2019年12月31日

行く年来る年(笑)

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 今年も、もう終わりますね〜。

 1年なんて早い物です。

 歳のせいでしょうか・・・1年経つスピードが年々加速して行くのが分ります。(汗)

 さて・・・今年は、どんな一年だったでしょうか?



 ここに来て、私も公私共に忙しくなってしまい・・・グラウンドへも日曜日しか顔を出せない、ブログも更新できない日々が続いてしまって・・・人生で初めてじゃないかって言う位忙殺されてしまっていました。
 
 3月末まではこんな感じみたいなんです。(T^T)

 その先の事は、全く分らない状況なんですね。

 来年度は、どの学年にヘルプに行くのか・・・それも現段階では、全く不明なんです。



 指導員の頭数は、足りてますからね〜。(笑)

 私の出る幕は来年度は無さそうな気もしています。

 息子や娘の方も忙しくなりそうなので・・・少しお暇を頂けた方が都合も良いのですけどね。

 息子は、今でも高校でサッカーを続けています。



 冬休みに入って、久しぶりに観戦出来たのですが・・・随分と上手になったな〜(当社比)って感心して見てました。

 大分、当たり負けしなくなって、プレイにも安定感が多少は出てきたのかな・・・って思います。

 今でもAチームの方でやらせて貰える時がある様で・・・AとBを行ったり来たりみたいなんですけどね。

 ここの所、又Aの方でプレイする機会が増えて来たみたいで、本人も手応えを感じているみたいなんです。



 娘の方はと言うと・・・冬休みに入って、久しぶりに試合に出場できた日がありました。

 顧問の先生が代わってからと言うもの、試合から遠ざかってしまっていた事もあって、モチベとしてはガタ落ち状態が続いていただけに、楽しく1日過ごせた様でした。

 こちらも、後半年程度で部活動も終わりですから、その時にサッカーともお別れ・・・と言う事になりそうな気がします。

 大分、女の子になってしまっていますからね・・・心も体も。(笑)



 少年団の子達はと言うと・・・こちらは、最後の公式戦も県大会出場ならず・・・これで、息子達を最後にもう4年連続でこの最後の公式戦では県大会に行けなくなってしまった訳です。

 指導する側にいた人間としては、力及ばず申し訳無かったとしか・・・。

 ただ・・・この結果は、彼らなりの精一杯だったんだろうとは思うのです。

 中学生対小学生と言っても良い程の体格差でしたから、彼ら自身はもちろん、親御さん達もこの結果にはある程度納得して受け入れてしまっている感はありますかね。(^^;



 まだまだ、この後もカップ戦は何回かあるので・・・そちらで、この鬱憤は晴らして貰えればって思っています。

 元旦には、毎年恒例の初蹴りが行われます。

 最後となる大人対子供のゲームもありますし・・・まだまだ、サッカーは終わりません。

 中学以降も殆どの子が、サッカー部に入ってくれるみたいですし・・・今後が楽しみな子達ではあります。



 日付が変われば、新たな年の始まりです。

 来年はどんな年にしたいのか・・・目標を立てて、それに向かって進んで行けると良いですよね!

 色々とあったとは思いますが、後ろ向きにならずに前だけを向いて新年を迎えて貰えればって思います。

 今年も1年間ありあとうございました。



 また、来年も・・・よろしくお願いいたします!

 それでは、皆さん良いお年を〜!
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2019年12月30日

不公平を楽しむ・・・

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 世の中不公平に決まってます!

 これは、誰でも経験的に知っている事の筈なんですが・・・こと、我が子のサッカーの事となると・・・どうもそんな事を忘れてしまう方も少なからずいる様でして・・・。(^^;

 子供以上に親の方が、凹んだり、騒ぎ出したり・・・と、まぁ醜態をさらしてくれる訳なんです。

 ただ・・・考えて欲しいんです・・・不公平って子供にとって本当に悪い事なんだろうか・・・って。



 もちろん、理想論を言えば公平である事が望ましいのだろうとは思います。

 しかし、世の中がそうなっていないのには何か理由が在るのかも・・・って、そう思いませんか?

 上も下も無く、皆が等しく公平に扱われる世界・・・想像してみて下さい。

 おそらくですが・・・多くの人がその世界をつまらない物だと思うんじゃないかと思うんですよね。



 だって、目指すべき人も見当たらないし、見ていて優越感を感じられる人もいないんです。

 この国が長い間、資本主義や民主主義でやってこれたのは、不公平を楽しみたかったから・・・なんじゃ無いかと思うんですよね。

 人間の内面には、悲しいかな差別したい、されたい欲求が在るのだと思うのです。

 日本のスポーツ界にはそれが色濃く残っているとは言えますかね。



 そして、そのスポーツ界が日本の社会の縮図でもある訳なんです。

 だから、社会に出たら理不尽な言動の洗礼を沢山受ける事になるから・・・と言う理由で、子供の内から慣れさせなきゃ・・・なんて言う人もいるくらいなんですね。(^^;

 そこに、改善して行こうと言う発想は皆無なんです。

 思考停止・・・なんでしょうか?



 ただ、忘れてはいけない事なんですが・・・過去のそう言う経験が、今役に立っていると考えている人も相当多いと言う事なんです。
 
 世の中のシステムが変わらない以上、円滑な社会生活を送って行く為に・・・子供の内から心身共に鍛え抜く必要があると考えている人も少なくないんですよね。

 そして、それは間違っているとも言い難い訳でして・・・この辺が理想と現実とのギャップが中々埋まって行かない原因なんだろうと思うんですよね。

 まぁ、理屈じゃ無いんですよね・・・そう言う世の中(国)に生きていると言うだけなんです。



 受け入れるのか、拒絶するのか、革命を起こすのか・・・それは、人それぞれの考え方が在るのだろうと思うのですが、どうせなら・・・その状況を楽しみたいものです。

 腹立たしい事も在るし、天狗になれる様な事もあるのかも知れません。

 打ちひしがれる様な事も在るかも知れませんし、途方にくれる事も在るかも知れません。

 ただ、そのどのシーンにも我が子が中心にいて、我が子を通して世の中の一面を垣間見ているとも言えそうなんですね。



 サッカーに限らず、スポーツ界そのものが日本の社会の縮図なのかも知れないんですよね。

 不公平を叫ぶ声が多きくなって来たのは、世の中の流れそのものの様な気もします。

 ブラック・・・そんなキーワードがここ数年話題となっている事とも無関係では無さそうなんです。

 今迄は、見て見ぬ振りをして来た事なんですけど・・・世の中が上手く回らなくなって来たんでしょうね・・・現状に閉塞感を感じる人が増えて来たと言う事でもあるのかなって思います。



 過渡期と言う奴なのかも知れません。

 時代が、世の中が変わり始めている・・・そう言った胎動も感じられる様な気もしないではありません。

 その流れが良い物かどうかは分かりませんが・・・。

 ただ、どんな状況も楽しめる心のゆとりを持てたら・・・って子を持つ親としては思わないでもありません。




 親としての自分はもちろんなんですが・・・実際にその世界に身を置く子供達にこそ、どんな状況下でも現状を楽しめる・・・絶望しない逞しさとでも言いますか・・・そう言う気持ちの部分での強さを育んで貰えたら嬉しいのですがね。

 上手く行かない事の方が多いんでしょうけど・・・ピンチはチャンスなんて言葉もありますしね。

 『地獄極楽は心に在り』なんて諺も在るように・・・考え方次第の所も確かに在るんですよね。(^^;

 不公平だと感じてしまう時であっても、その状況を楽しめる術を身に付けられれば・・・やがて訪れるかも知れない超格差社会も随分、生きて行くのが楽になれそうな・・・そんな気が漠然とですがするんですけどね。(^-^)b
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2019年12月29日

こんなのサッカーじゃない!

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 「11人制じゃなきゃサッカーじゃない!」って話を耳にする事ってあります。

 確かに、サッカーと言えば・・・11人で行うスポーツと言うのが普通の人の印象だし、全く間違ってなんかいませんよね〜。

 ただ、11人じゃなきゃサッカーじゃ無いってのも乱暴な言い方なんだろうとは思います。

 だって・・・今、子供達がやっているのは・・・じゃ〜何なんでしょうか?



 いえね・・・11人制こそが真のサッカーだって意見は、もっともなんだろうと思います。

 今、世に在る様々なサッカーの形態は、ここからの派生形なんですからね。

 私達がTVやスタジアムで観戦するアレがサッカーで間違いないんです。

 ただ、派生して行った色々なサッカーも又サッカーなんですよね。



 堅苦しい事を言えば、サッカーをサッカーたらしめているのはルールなんです。

 そのルール上、11人で・・・と規定されているから、サッカーは通常11人制なんですよね。

 ただ、これは人数に関する縛りと言うだけで、そこだけを変更してしまえば何人でもサッカーは行えると言う事になって来ます。

 ざっくり言ってしまえば、子供達のしている8人制のサッカーは、そう言う類の物なんです。



 人数こそ違えど、そのルールの殆どを11人制と同じくする8人制もサッカーである事には変わりありません。

 その他にもビーチサッカーやソサイチなんて言われる7人制サッカー等・・・今では、色々なスタイルのサッカーが存在しています。

 各々、サッカーの本質を失わない程度にルールを変更している訳なんです。

 共通して言えるのは、やはり手を使えない・・・って部分で、それだけでもちゃんとサッカーとして多くの人には認識して貰えるんじゃないかと・・・そう思う訳なんです。



 まぁ、堅苦しい話はこのくらいにして・・・。

 「こんなのサッカーじゃ無い!」って言ってのける人が言いたいのは、実はこんな事じゃ無いんですよね。

 要するに・・・ゲームの運び方が気に入らないんです。(^^;

 彼らの頭の中に在るイメージは、スペインやイタリア等の洗練されたサッカーである事が殆どなんですよね。



 細かくパスを繋いで、相手を崩して得点を奪う・・・こんなイメージをサッカーに抱いているんです。

 だから・・・8人制の縦に急ぐ戦い方なんか見ていてもストレスしか感じられないみたいなんです。(笑)

 ましてや、ドリブルでガンガン挑んで行く子なんて論外・・・なんだそうです。(汗)

 気持ちは解らなくもないんですけどね・・・子供達は未だ、サッカー人生の入り口に立ったばかりなんですから、プロと同じ事を求められても・・・ねぇ?



 そもそも、サッカーなんて知らなかった親御さんや子供達にとって、サッカーと言えば今目の前で行われている8人制なんです。

 TVやスタジアムで見る11人制のサッカーなんかより、全然熱くて面白い・・・感情移入もし易くて見応え抜群なんですよね。(笑)

 そして、それで良いのだと思うのです。

 今夢中になって取り組んでいるサッカーこそ、サッカーそのものなんですよね・・・子供達にとっても。



 そこを否定してしまうのは、正直どうなんだろうと思うんですよ・・・。

 言いたい事は解るし、私だって8人制はサッカーとは言ってもフットサル同様、似て非なるものと言う印象は持っています。

 但し、馴染みの在る11人制と比べた時の話ですよね・・・。

 目の前で行われているのは、8人制のサッカーであって、11人制じゃないんですから・・・11人制と比べても仕方のない事なんですけど・・・。



 で・・・中学に入って、11人制へと移行し・・・それを観てもやはり、「こんなのサッカーじゃない・・・」って言ってしまう人がいる訳です。(汗)

 8人制の時の癖って中々抜けないものですから・・・どうもそれが気に入らないみたいなんですね。

 中学になっていきなり11人制に変わる訳ですから・・・子供達は勿論なんですが、指導する側も大変なんです。(^^;

 時間を掛けて目指すべき11人制サッカーに近付いて行くしかないのですが・・・どうも待てない様で・・・。




 望むと望まざるとに関わらず、子供達はその世代毎のサッカーに親しんで行く事になります。

 行き着く所は、皆さんがTVで見るあのサッカーのスタイルなんだろうと思うのですが・・・そこまでの道程は長くて狭いのですよね〜。

 現在は、ユース年代にも純8人制世代が入って来ましたから、これからもう少し長い目でサッカーと言う物を捉えて行かないといけなくなって来るかも知れません。

 少しずつ目指すサッカーに向かってステップアップして行くイメージでしょうか・・・そんな目で、子供達のサッカーをその世代毎に見守って行って貰いたいな〜って思う次第です。
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2019年12月20日

美談の光と影

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 よく耳にする物の中に美談があります。

 今活躍出来ているのは、過去の辛い経験のお陰だよ・・・みたいな話、大好物って方も多そうですよね〜。

 スポーツに限らず色々な状況下で、この様な美談と言う物は語り継がれています。

 そして、それを人に対して求めてしまう事も・・・。



 今、不遇な時期を送っている子に対して、こう言う美談は語られる事が多いのですが・・・その思いとは裏腹に、全然子供達の心には響いていない事の方が多いんですね。

 簡単に言ってしまえば、リアリティーが無いんですよ・・・。(^^;

 まぁ、それ以上にですね・・・成功者の話なんか聞きたくないんです。

 そんな感じだから、今の状況に陥ってしまった・・・とも言えるのかも知れませんけどね。



 ただ、実際にそう言う美談を持つ人と出会って、交流をすると何らかの変化を見せる子も出て来る物です。

 そこにはリアリティーが感じられる何かがあるんでしょうね。

 チームにも、卒団した先輩が訪ねて来るなんて事が時々あるものですよね〜。

 そんな時、当時の話を聞く機会なんかがあると、その話に感化されて・・・サッカーに取り組む姿勢にも変化が表れて来る・・・何て事もある訳なんです。



 美談がこう言う使われ方をされている内は、多少は子供達の役に立っている事も在るのかな・・・とは思うんですね。

 ただ・・・使い方を間違えると、ちょっと厄介な事になりがちなのもこの美談なんです。

 やりがちなのは、成功者と比べてしまう・・・って失敗でしょうかね〜。(^^;

 一番されたくない事なんですよね・・・誰だって。



 だから、お前はダメなんだって言われているに等しいですからね。

 奮起して貰いたくて話しているのに、結果としてヤル気を完全に殺ぐ事になってしまうのでは本末転倒なんだろうと思います。

 せっかくのサクセスストーリーがこれでは唯の嫌味にしかならないですものね。

 使い方は間違えない様にしたいものです。



 美談にはもう1つ、落とし穴があります。

 それは・・・正すべきかも知れない事を肯定的に捉えてしまうと言う側面があると言う点です。

 例えば、体罰なんかはその筆頭なんじゃないかと思うんです。

 体罰を受けた経験を美化してしまう・・・こう言う事は、現在進行形で行われているんですよね。



 だから、未だに体罰を肯定的に捉えている方も多いんです。

 美化された体罰は、子供達にとって必要な物・・・と言う様に、一部の人達の間で美しく昇華させられてしまっていると言えます。

 体罰が未だに撲滅できないのは、体罰が美化されてしまっている状況下が存在しているからとも言えそうなんです。

 その1つがスポーツの現場なんですよね。



 思い出は美しく・・・と願う気持ちは解りますけどね。

 美しいばかりじゃ、現実を正しく認識する事が出来なくなってしまうのかも知れません。

 体罰に限って言えば、それが善なのか悪なのか・・・その判断は、非常に難しいものだと言えます。

 体罰を受けた経験が(豊富に)在る私達の世代なんかだと、その経験は間違いなく私達の血肉となっている訳で・・・その経験が本当に悪い物だったか・・・と言うと、正直解りかねる部分もあるんですよね。(^^;



 そもそも、美談と言う物は、成功した一握りの者の物語な訳で、その他大勢は・・・その美談の中に隠された闇の部分に葬り去られて行ったのかも知れないんだって事を忘れてはいけない様な気がします。

 下手をすると、その多くの犠牲に上に成り立っている成功と言う物も在る訳ですしね。

 まぁ、何でもそうなんですけど・・・話半分で聞いておくべき物なんです。

 誤解されて受け取られ易いのも又、美談ですから・・・取り扱い注意と言う事で・・・。
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2019年12月17日

適度に手を抜く事も大事です!

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 何事にも全力で取り組む姿って、本当に感心しますし、なんなら感動する事さえあるものです。

 小さな子供のそんな姿を見て、大人は良しとする所が多分に在るのではないのでしょうか・・・?

 ただね〜何時もそんな子達を見ていて思うのは・・・。

 「こいつら、何時か潰れてしまうんじゃないか・・・」って事なんです。



 もちろん、杞憂である事の方が多いんですが・・・中には、本当に小学生の内に潰れて行ってしまった子もいます。

 もっと言うのなら、今は未だ何とも無さそうではありますが・・・いずれ・・・なんて子もいたりするのかも知れません。

 『がむしゃらさ』『ひたむきさ』って、大人が子供達に求める事が多い部分なんですが、それ相応のリスクもある訳で・・・諸刃の剣と言えるのかも知れません。

 そうならない事を祈って止みませんが・・・。



 適度に手を抜くと言う事も身に付けて欲しい技術の1つなんです。(^-^)b

 周囲からは、決して手を抜いている様に見えないのだけど・・・実際には、手を抜いているってのがベストなんですが・・・それは難しいので、叱られない程度に手を抜く事が出来ると良いのかなって思うのですね。

 試合中でも練習中でも、最初から最後までず〜っと全力で・・・なんて、とても正気の沙汰とは思えませんよね。(^^;

 そんな事を望む大人が仮にいるのだとしたら・・・相当狂っています。(笑)

 

 例えば、歴代の代表選手なんかを見てみても・・・ボランチの選手って、適度に手を抜いている様に見える選手が多い事に気が付きます。

 そして彼らは、息の長い選手でもある事が多い様に思います。

 以前にも書いたと思うのですが、無事これ名馬と言う格言が在る様に、多少能力的に劣るのだとしても故障しない事が良いプレイヤーの条件だとも言えるのです。

 その為には、適度に手を抜く事なんですよね。(笑)



 以前、足の痛みを訴えていた子に、これをやったら叱られるってポイントだけ伝えて、後は手を抜いてやっているフリだけしておけば良いよ・・・ってアドバイスした事があります。

 痛みが酷い日にいは、練習自体を欠席してしまえば良いし・・・って事も親御さんの方にも付け加えておいたんですよね。

 実際、そんな感じで足の痛みと付き合いながら、中心選手として活躍し・・・最後はJ下部のセレクションにも合格した子がいます。

 痛みを堪えて無理をしていたら・・・どうなっていたでしょうかね?



 逆に、痛みを堪えて練習も試合も参加していた子がいました。

 その子にも完治するまで休む事を勧めていたのですが、休むのが気が引けた様で・・・無理して参加していたら、症状が悪化してしまい・・・結局1年近く戦線離脱を余儀なくされてしまったんですよね。

 何とかJ下部のセレクションまでには復帰できたのですが、セレクションは不合格と言う結果に終わってしまったのでした。

 チームで最もセンスの在る子でしたから・・・非常に勿体無い話だったのを覚えています。



 ジュニアユース、ユースと進んで行く事を考えているのなら、尚の事なんですが・・・故障しない事が最も大事になって来ます。

 これは、レベルに関係なくサッカーを楽しむ為の必要条件だと思ってもらえれば良いのかな・・・って思うんですよね。

 古傷が痛むのでは、思う存分楽しむ事は正直難しいのです。

 年齢が上がるに連れて、サッカーも激しさを増して来ますから・・・余計に故障をしないって事に心を砕いて貰いたいんです。



 怖ければ逃げても良いし、痛ければ休んでも良いし・・・無理をしない事も大事な事なんだと思うのです。

 無理する事を子供達に強いて、壊しに掛かるのではね・・・大人としてどうなんでしょう?

 本来、子供達を守るべき存在で在る大人がですよ・・・。

 そう言う大人もいるんだと言う事を子供達が察知して、適度に手を抜く事を学んで行って欲しいなって思うんですよね。



 自分の事は、自分でしか守れないんですよ・・・。

 自発的に何事にも全力で取り組みたいと思う子には、逆にその気持ちを応援してあげたいと思いますけどね。

 無責任な大人の戯言に全て付き合う必要なんて全く無いんです。

 手を抜く所頑張てみる所と自分でメリハリを付けてサッカーに励んで貰えると良いのかと・・・それも緩急と言う物なんだと思いますけどね。
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2019年12月16日

チーム選びの1つのヒントにでも・・・

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 サッカー進路で悩む親子が、現在では本当に多い事に驚きなんですが・・・。

 『なぜ』と言うか『どこで』悩んでいるのか・・・自身でもハッキリとしていない方も多いのかなと言う印象を受ける事が多いでしょうか?

 クラブチームなら何処でもOKって親子も相当数いますけどね・・・。(^^;

 進路、進路と口にはするものの・・・何を求めて進路を探しているのかさえも自分達自身で良く解っていない親子も多いのが現状なんです。



 チーム選びって、高校や大学の入試と何処か似ている部分もあって・・・入れる所が行きたい所って言う結果オーライ的な風潮もあったりします。

 サッカーやってる親子にとっては、ちょっとしたステータス的な捉え方をしているのだろうと思うのですが・・・それだけに、チーム選びも一貫性が無いと言うか・・・最後の最後まで迷走してしまっている親子の姿も毎年の様に見受けられます。

 その結果、せかっく苦労して入ったチームの筈なのに・・・何か違うって辞めたくなってしまう子も毎年の様にいる訳なんですね。

 多くは、そのまま親に続けさせられる事になるみたいなんですけど・・・。(^^;



 チーム選びって本当に難しいのだと思います。

 入りたいチームに入れる訳でもありませんからね。(^^;

 1つの目安として、『環境』と言うキーワードが良く口にされます。

 子供達が安心してサッカーに取り組めるとか、プロの指導を受けられるとか、用具の一切が支給されるだとか・・・環境と一言で言っても、幅が広く妥協出来る所と出来ない所がハッキリしていないと・・・そこでも又迷走してしまう事になってしまいがちではあります。(^^;



 私が良くアドバイス的な一個人の意見として話をするのは・・・意中のチームの卒業生の進路を調べてみたら・・・って言う事です。(^-^)b

 良いプレイヤーを育てる事が上手なチームって、卒業後の子供達の進路を見れば在る程度想像が付く物です。

 これはジュニアでのチーム選びでも同じ事が言えるのですが・・・やはり、その後の活躍って注目してみてみる必要がある部分なんだろうと思うんですけどね。

 もちろん、入ってからの子供達自身の頑張り次第と言う部分も大きいのですけどね。



 卒業生の多くが高いレベルでサッカーを続けている様なチームって、やはりそれなりの理由があるんだと思うのですよ。

 そう言う点は、あまり関心がないのか・・・多くの親御さん達が見落としがちな部分なのかなって思います。

 まぁ、調べるのも大変なのかも知れませんけどね。(^^;

 ただ、本気でサッカー進路なんて物を考えているのなら・・・2,3年前から、情報収集を少しずつ始めておくべきなんだろうと思いますよ。(^-^)b



 色々な条件が各家庭あるのでしょうから、チーム選びは複雑なんだろうとは思います。

 ただ、良い環境を・・・と考えるのなら、卒業生の進路と言うのも1つの参考にはなるのだと思いますよ・・・って言う話です。

 良いプレイヤーを育てるノウハウや設備等、子供達にとって良い環境がある程度揃っているのでしょうからね。

 まぁ、これなんかも今だけを見ない・・・って事に繋がって来る所だと思いますけどね。
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2019年12月13日

必要とされていない子

 自分は必要とされていないって、感じた経験があるでしょうか?

 こんな寂しい事ってないのだろうと思います。

 集団の中でのボッチ感程、人を追い詰めて行く物もないんじゃないのでしょうかね?

 実際、サッカーを辞めて行く子の中には、そんな辛い経験をしていた子達も少なくないんです。



 チームと言うより、指導者からなんでしょうね・・・必要とされていない子っています。

 原因は色々と在るのでしょうが・・・色々な意味で、指導者に見放された子だとは言えます。

 多くの場合、上手いとか下手だとか・・・そう言う事が原因じゃないんですよね。

 いわゆる・・・生理的に無理って言う奴なんだろうと思います。(^^;



 この生理的に無理って言葉もどうかとは思うのですが・・・要するに理屈じゃ無いんですよね。

 無理なものは無理って言う例のアレです。(笑)

 これは、裏を返せば・・・子供達と選り好みして接していると言う事でもある訳なんですよね。

 まぁ、人間綺麗事ばかりで生きている訳じゃありませんから・・・そう言う感情がある事は仕方の無い事なのかも知れませんけどね。(^^;



 ただ、そこを上手く取り繕って大人を演じる事も指導する側には必要なんだと思うのです。

 第一、四六時中一緒にいる訳じゃありませんからね。

 僅か数時間の事ですよ・・・サッカーの時間なんて。

 そんな僅かな時間ですら、自分の中に在る偏見を押さえ込む事が出来ないなんて何とも残念な話なんですけど・・・。



 確かに指導者が子供達に求める物って在るのだと思います。

 ただ・・・皆が皆、望まれている事が出来る訳じゃありませんし、その為に頑張れる訳でもないのですよね。

 自分達が子供の頃を振り返っても、そんな物だったんじゃないかと思うのですよ・・・でも、目の前にいる子供達にはそれを求め、落ちこぼれる事さえも許さないって雰囲気・・・子供達のサッカーに必要でしょうかね?

 まぁ、勝利と言う結果を出す為には、その方が楽だし、近道なのかも知れませんけどね。



 もちろん、子供達にも大いに反省して貰うべき点は在るんだとは思います。

 が、結局は指導する側が面倒なだけ・・・なんですよね。(^^;

 そう言う子達を活かせる場所を作ってあげる事を放棄してしまっているだけなんじゃないのでしょうかね?

 だって、ほら・・・面倒ですから。(笑)



 切り捨てる事って本当に簡単なんです。

 そう言うのって、態度にも表れますから・・・子供達はもちろん、親御さん達だって感じ取ってしまうものです。

 我が子が必要とされていないって悟った時の親御さんの気持ち・・・解りますかね?

 高がサッカーごときで、親子揃ってそんな思いをさせられるって・・・どうなんでしょう?



 勝つ為に必要とされていないだけなら、まだしも・・・チームの一員として見られていないのでは、そのチームに在籍している意味なんてもはやありませんよね。

 チームを去る事も選択肢の1つなんだろうとは思います。

 チームや指導者が変われば、待遇も変わる・・・そんな事は、この世界では茶飯事ですしね。

 ただ・・・等身大の我が子をちゃんと知った上で、去就を判断して貰えたらって思うのですよ・・・同じ事の繰り返しにならない為にも・・・ねっ。(^^;
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2019年12月12日

ガミガミ言われないと出来ないよ〜!

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 試合中にガミガミ口煩く言われるのって、普通は嫌がる物なんだろうと思います。

 でも、そう言う事が常態化してしまうと逆に・・・何も言われないと不安になってしまい、調子が狂ってしまう事がある様なんですね。(^^;

 習慣て恐ろしいですよね〜。(笑)

 いつもは「うるせ〜な〜」なんて思っている筈なのに・・・何も言われなくなってしまうと何だか寂しい・・・何処か親子関係にも似ていますよね?



 以前、こんな事がありました。

 これまで一度も負けた事が無いチームに、惨敗してしまった事がありました。

 翌日、子供達に「昨日は、○○コーチが見てくれたんだろ?気持ち良く出来たんじゃないの?」って訊いた所・・・。

 「そうだけどさ〜なんかガミガミ言われないと俺達出来ないんだよね〜」なんて、ヘラヘラ笑いながら答えてくれたのを覚えています。(^^;



 他の子達も「やっぱ、いつもと違う人だと調子が狂うって言うか・・・」なんて言っていましたし、口煩い指導者の存在を子供達は肯定的に捉えている部分もあるんだなって、少し驚いた部分でもありました。

 普段、何か言われれば文句や愚痴を言っているんですけどね。(^^;

 やはり共に歩んで来た時間は、良くも悪くも何かを子供達の中に飢え付けているみたいなんですよね。

 そう言う環境の中で、それなりに結果を残して来た子達なら尚の事なのかも知れません。



 普段の練習から、子供達がすべきプレイ・・・指導者が求めているプレイと言っても良いのかと思いますが・・・それを先回りして口に出して指示してしまうなんて事を繰り返していたり、試合になればキックオフから試合終了まで指示を出し続けているなんて場合、子供達は指導者の声に反応して動く事が習慣化されてしまう事がある様です。

 私達が子供の頃なんて、誰の言う事も聞かなかったんですけど・・・今の子達は、怖い位に素直・・・と言うか従順ですからね。(汗)

 だから、全体としてサッカーのレベルも上がったのかも知れませんが・・・。

 その反面、反骨心の様な物は全くと言っても良い程感じられませんか・・・。(^^;



 そんな環境の中から、トレセンなんかに行くと拍子抜けしてしまう事も在るみたいなんですね。

 向こうは・・・物凄く静かに感じられるんです。(笑)

 ともすれば、ホイッスルの音さえも注意していなければ聞き取れない程、短く小さな音で吹く方もいるんですが・・・ちゃんと子供達は聞き逃さずに反応していますよね。

 そんなチームとは真逆の環境に飛込んで行くと・・・慣れるまで、思考停止状態が続いてしまう子もいるんですよね。(^^;



 常にガミガミ言われて行って来たサッカーが、その子達にとってのサッカーなんです。

 本来は自分自身で考えてプレイする事が求められるのがサッカーなんですけどね。

 気が付けばパブロフの犬状態になってしまっているなんて事もあるのかも知れません。(笑)

 だから、ベンチから何の指示も無いと・・・何をしたら良いのか・・・今のプレイで良かったのか・・・不安を抱えたままプレイし続ける事になってしまうみたいなんですね。



 観ていても、皆の動きやプレイに迷いがある事が見て取れるんです。

 元々、集団の中において、人は思考停止に陥り易い傾向が在ると言う事は心理学の分野からも指摘する声が在ります。

 そうならない為の練習・・・の筈なんですけどね。

 逆に思考停止の子達を量産しているのだとしたら・・・考えないといけないのかも知れませんよね?



 一々、ガミガミ言われないと出来ないなんて、私達が子供の頃にも親が嘆いていた事を思い出しますから・・・それが子供と言うものなんだろうとは思います。(^^;

 ただ、振り返ってみると・・・やはり、言われ過ぎた事による弊害ってやはり在るのだと思うのですよね。

 親だって何時までも生きていられませんからね・・・順番から行けば先にあの世に行く訳ですから・・・自分で考えて行動できる様になって貰わないと、安心して死ぬ事も出来なくなってしまいそうですよ・・・。(笑)

 大人は子供にガミガミ言う生き物なのかも知れませんけど・・・適度な所で押さえておいた方が良さそうですよね・・・子供達が思考停止にならない様に・・・。
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2019年12月11日

そのパパ達を黙らせろ!?

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 試合中ビデオ撮影をしている方もいますよね!

 そんな方達が口を揃えて言う事があります。

 それは・・・パパさん達の文句の多さなんです。
 
 試合を観ながら、「あ〜あの子は全然ダメ!」とか「え、何で交代させちゃうの?」とか「パス出す所が違うんだよ・・・周りが見えてね〜な〜」とか・・・そう言う事をゴチャゴチャと何人かで話している声が入ってしまっていて、後で親子で見ようとしてもちょっと見辛いんだとか・・・。(^^;



 何度かそう言う経験をした方は、少し離れた静かな所でビデオ撮影をする様になって来ます。

 なので、ビデオ撮影に関しては大した問題では無いのですが・・・。

 周囲で一緒に観戦している親御さん達にとっては、毎回の事なので・・・少々迷惑がられている事も多いのです。

 ダメ出しのオンパレードではね〜確かに聞いてる方が嫌になりますか・・・。(^^;



 何ならダメ出しで盛り上がっている事だってありますからね〜。(笑)

 それはそれで楽しめているのでしょうから、何よりなんですけど・・・もう少し周囲の事に気を配って貰えると良いのかなとは思うのです。

 だって、ダメ出しされている子の親御さんも、そこには同席している訳ですから・・・。

 そこは大人としての振る舞いが求められる部分なのかも知れませんよね〜。



 大体、こう言う事を口にするのは・・・上手いと信じられている子の親御さん達が中心なんですよね。

 そんなパパさん達の事をこんな風に言う人もいます。

 『暑苦しい』って。(^^;

 サッカーの事となると、周囲が見えなくなってしまう人達だって思われている事も多いでしょうか・・・。



 TVの前でサッカー観戦しているノリ・・・なんだろうと思うのです。

 決して悪気が在ってそう言う事を言っている訳じゃ無いのだと信じてはいますが・・・言っている内容も大した事じゃありませんしね。(笑)

 単にストレス解消の為に口を開いているだけなんですよね・・・きっと。

 観ていると感じていしまうもどかしさって確かに在りますからね。(^^;



 サッカー経験者の方なら、尚の事・・・一言も二言も言いたくなるのも解る気がします。

 ただ・・・傾向としてなんですけど、かなり上のレベルでサッカーをしていた経験を持っている方って、そう言う事・・・殆どしないんですよね。(^-^)b

 大らかに応援している姿しか印象に無いんですよね・・・。

 経験していたレベルが子供達に近付けば近付く程、ダメ出しを好む傾向があるみたいなんです。(^^;



 私なんかもその低いレベルでの経験者ですので、以前(2年生くらいまででしょうか)は息子に対して「あ〜でもない」「こ〜でもない」って言ってしまっていた経験があります。(汗)

 そして・・・その手の親御さん達に引き寄せられてしまう、サッカー未経験の親御さん達・・・これもまた、チームで活躍している子の親御さん達である事が殆どなんですが・・・こちらはと言うと、精神論根性論の類を持ち出して来る事も少なくないんですよね。(^^;

 そうなってしまえば、もう無茶苦茶ですよ・・・松木さんの解説以上に笑うしかない状態です。

 確かに、静かに応援したい方達にとっては、迷惑以外の無い物でも無いのかな・・・って思います。



 我が子に対する愚痴がついこぼれてしまう程度の話なら、誰も嫌な顔はしないんです。

 誰彼構わず、監督やコーチにでもなったつもりでダメ出しして来るから、煙たがられてしまうと言うだけなんですよね。

 ママさん達からは、ドン引きされている事も珍しく無いんですよ。(^^;

 それはそれで、又別の所でダメ出しされているパパさん達の姿がある訳で・・・ちょっと笑えるんですけどね。(笑)



 もし、自分達のチームにこう言う親御さん達がいるのなら・・・そう言う生き物なんだ・・・程度の理解をして貰って、余り目くじらを立てない様にして貰えたらって思います。(^-^)b

 この手の声が聞かれ始めたらですね・・・声援を送る声を大きくして、掻き消してやれば良いんですよ!

 そうしている内に、次第にその声援する声に押されて・・・愚痴る声が声援に変わって来るのが普通ですから・・・。

 ママさん達の黄色い声が、こう言う生き物を駆除する力になるかも知れないって事ですね。(笑)
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2019年12月10日

逃げ癖

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 今回は『逃げ癖 サッカー』と言う検索ワードをお題にしてみます。

 人間、嫌な事からは逃げたいものですよね〜。(笑)

 でも、社会的には逃げると言う行為は、悪い事の様に思われてしまう雰囲気ってやはり在るのだと思うのです。 

 サッカーに於いて逃げ癖と言うと・・・皆さん、何が思い浮かぶでしょうかね?




 検索者がどんな意図を持ってこのワードで検索を掛けていたのか・・・それは分かりませんが、おそらくプレイに関してなんだろうとは思います。

 例えば、フィジカルコンタクトを避けるだとか、1対1の勝負を避けるだとか・・・そんな感じなんじゃかいかと想像できますよね?

 消極的なプレイと言い変える事も出来そうなんですが・・・逃げると言う言葉を使うと言う事は、その事に対して余り良い印象を持っていないと言う事なんだろうと思う訳なんです。

 しかも癖とまで言っているのですから・・・そう言うプレイが常なんでしょうね。



 おそらく、お子さんの事なんだろうとは思うのです。

 親としてはね〜確かに我が子のそう言う姿は見たくないのかも知れませんよね。(^^;

 勇敢に戦って欲しい・・・男の子なら尚の事、そう願いたいものですよね〜。

 ただね・・・逃げる事は、決して悪い事じゃないんですよ。



 勇敢な人間は短命だなんて言われる事があります。

 ゴルゴ13も似た様な事を言ってましたっけ・・・。(笑)

 無事これ名馬なんて言葉も在りますしね。

 危険を察知し回避する事って、生きて行く上で非常に大切な事なんです。



 唯でさえ、選手生命が短いと言われるサッカー選手ですからね。

 避ける事の出来る戦いは避けるべし・・・な訳なんですよ。

 この辺は、余り理解して貰えていないみたいなんですよね。

 ましてや、プロじゃありませんから・・・趣味のスポーツで大怪我をしたりなんて割に合わないですよね・・・普通に考えて。



 プレイスタイルとして気に入らないと言う場合でも、少し考えて貰えたらって思うのです。

 常に闇雲に勝負する様な子って逆にどうなんでしょうかね?

 チームスポーツであるサッカーと言う競技の中では、不適格者の烙印を押されてしまう事も在るかも知れませんよね?

 まぁ、これは極端な例ですけど・・・似た様な子っているものです。



 今は、昔より遥かにボールを失わない事を重要視する傾向が強いと言えます。

 パス中心のポゼッションサッカーなんて言われる戦い方なんかはその代表例ですよね。

 これ・・・悪意の在る言い方をするならですけど・・・逃げのサッカーでもあるんです。

 相手との接触や勝負をなるべく避けて、ゴール前までボールを運んで行こうって事ですものね。



 実際、ドリブル勝負は色々な意味でリスクが大き過ぎるんです。

 だから余計な戦いは避けるに限る訳で、先程逃げのサッカーって言いましたけど・・・実際には、誘ってスカすを繰返しているんですよね。

 ボールを奪いに来れば、簡単に叩いて相手をスカし、又移動して再びボールを受ける・・・こんな事を繰返しているのが、現代サッカーなんだろうと思うのです。

 そして、子供達も今同じ様な事を求められている場合が多いんですよね。



 サッカーなんて結果オーライな所が大きいんですよ。

 勝負して、上手く行けば褒められますけど、ボールを奪われたら・・・他に選択肢が在っただろって言われてしまうものなんです。(^^;

 そう言う大人達の声を聞き続けて来た子供達がよりセーフティーにプレイする事は、別に不思議な事じゃないんですよね。

 口ではね〜「何で勝負しなかったんだ?」なんて言う事もありますけど・・・ボールを奪われたら「周りが見えていない」とか「状況判断が悪い」とか・・・ケチョンケチョンに言われてしまうんですよ・・・気の毒な事に。(^^;



 それを指導者に言われる位なら未だしも・・・親にまで言われていまうのではね〜プレイが消極的になるのも頷けます。

 観ていてどんな感想を持っても良いのですけどね・・・子供のサッカーに激しさを求め過ぎなんじゃないのかなって思うんです。

 もっと、もっと・・・って願う親の気持ちも解るのですが、実際にプレイしている子供達の脳裏には色々な事が過ぎっているものなんですよ。

 もう大人がサッカー少年を潰しに掛かるのは止めないといけませんよね。(^-^)b
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