2011年03月04日
この頃の傾向に一言
リーマンショック後の『不景気』は、建築業界にも顕著な影響を及ぼしています。
『新築』の依頼がほとんどきません。
依頼を受けても何社にも見積もりをお願いしているというお客さんばかり。
リフォーム工事にでさえ、何社もの『相見積もり』の結果待ちです。
『相見積』(複数の業者から見積もりをとること)はいいことだと思います。
お客様の立場からは『一番安いところ』に依頼すると決めているはずですよね。
しかしながら、価格を安くすることは、材質の低下もそうですが、
人件費を削ることになります。
削れるものなら削ればという考え方は、個人経営の会社においては
とっくに限界がきています。
バブルを乗り越えて、長年の不景気を乗り越えてきた個人経営者の方々、
地元で長くやっていればいるほど、変な工事はしないものです。
十分に企業努力をしてきています。
大手ハウスメーカーの価格競争には太刀打ちできない上に、
最近は地元の工務店との争い。
仕事をとるには利益、人件費を下げるだけ下げているのが現状です。
それで取った工事には『余裕がない』ということを知ってください。
工務店だけでなく大手ハウスメーカの方が人件費の大幅カットをしています。
ぎちぎちの工程、一日工程がずれれば利益が取れない状況で
いい家が建つのでしょうか?
『価格の安さ』だけでなく、『価格の適正さ』を判断できるよう、
見積もりの確認をして下さい。
分からない点は説明を受けることが大切です。
設計士として現場監督としてこの頃、思うことがあります。
『余裕がない』ということです。
それは、建てる側もですが、依頼される施主さんもそうです。
人の手で造っていること。
建物の周りは、日も照り、風も吹き、雨も降り、雪も降る。
木造住宅では特に『木は生きている』ことを忘れないで欲しいのです。
コンクリートも塗料も材料によっては、
固まる時は物凄くデリケートで天候に左右されることを。
今、新築工事を依頼されている方は、
是非、お休みを取って自分の家が建てられている工事の様子を
見に行ってください。
出来上がってしまってからは決して知ることができない、
一生懸命な汗が流れているはずです。
最近の依頼をされるお客様が開口一番にいう言葉。
『お宅の坪単価はいくら位ですか?』
お客様のご要望もお話も聞いていないで、坪単価はでません。
『だいたいも』です。
いつの頃から、そのようなお客様ばかりになったのでしょう。
『坪単価』だけでは仕事の判断にはなりません。
安いのにはこしたことはありませんが、それが一番大切なことではないのです。
『時間』にも余裕がある仕事はなくなっています。
今日は偉そうなことを書いてみました。
心のゆとり。一日も早く景気が良くなることを願います。
準備期間だけでも余裕をもって『夢の家』を手に入れましょう。
『新築』の依頼がほとんどきません。
依頼を受けても何社にも見積もりをお願いしているというお客さんばかり。
リフォーム工事にでさえ、何社もの『相見積もり』の結果待ちです。
『相見積』(複数の業者から見積もりをとること)はいいことだと思います。
お客様の立場からは『一番安いところ』に依頼すると決めているはずですよね。
しかしながら、価格を安くすることは、材質の低下もそうですが、
人件費を削ることになります。
削れるものなら削ればという考え方は、個人経営の会社においては
とっくに限界がきています。
バブルを乗り越えて、長年の不景気を乗り越えてきた個人経営者の方々、
地元で長くやっていればいるほど、変な工事はしないものです。
十分に企業努力をしてきています。
大手ハウスメーカーの価格競争には太刀打ちできない上に、
最近は地元の工務店との争い。
仕事をとるには利益、人件費を下げるだけ下げているのが現状です。
それで取った工事には『余裕がない』ということを知ってください。
工務店だけでなく大手ハウスメーカの方が人件費の大幅カットをしています。
ぎちぎちの工程、一日工程がずれれば利益が取れない状況で
いい家が建つのでしょうか?
『価格の安さ』だけでなく、『価格の適正さ』を判断できるよう、
見積もりの確認をして下さい。
分からない点は説明を受けることが大切です。
設計士として現場監督としてこの頃、思うことがあります。
『余裕がない』ということです。
それは、建てる側もですが、依頼される施主さんもそうです。
人の手で造っていること。
建物の周りは、日も照り、風も吹き、雨も降り、雪も降る。
木造住宅では特に『木は生きている』ことを忘れないで欲しいのです。
コンクリートも塗料も材料によっては、
固まる時は物凄くデリケートで天候に左右されることを。
今、新築工事を依頼されている方は、
是非、お休みを取って自分の家が建てられている工事の様子を
見に行ってください。
出来上がってしまってからは決して知ることができない、
一生懸命な汗が流れているはずです。
最近の依頼をされるお客様が開口一番にいう言葉。
『お宅の坪単価はいくら位ですか?』
お客様のご要望もお話も聞いていないで、坪単価はでません。
『だいたいも』です。
いつの頃から、そのようなお客様ばかりになったのでしょう。
『坪単価』だけでは仕事の判断にはなりません。
安いのにはこしたことはありませんが、それが一番大切なことではないのです。
『時間』にも余裕がある仕事はなくなっています。
今日は偉そうなことを書いてみました。
心のゆとり。一日も早く景気が良くなることを願います。
準備期間だけでも余裕をもって『夢の家』を手に入れましょう。
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