️がんのリスクを考慮して、住宅ローンの団体信用生命保険に「がん特約」を付帯できる住宅ローンは多い
「3大疾病特約」を付帯して、3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)で所定の状態になったときにも、保障できるようにする金融機関も増えた。
3大疾病特約の人気が高まったので、5大疾病や8大疾病、全疾病などバリエーションが増えてきたというのが、今の実態。
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これらの特約を付帯すると、保険料を支払う必要があるが、金利に一定率が上乗せされる場合と保険料を別途支払う場合がある。
団体信用生命保険の内容を知って、どこまで保障されるか確認では、特約として多くの疾病を保障するものがよいかというと、そういうわけでもない。
その病気にかかれば保障されると思いがちだが、一定期間以上所定の状態が継続したときなどの条件が付いていたり免責期間があったりなど、それぞれの細かい条件を満たす必要がある。
️一般団信やワイド団信のほかに、さまざまな特約を付けられる保険商品がある
3大疾病のうち、脳卒中と急性心筋梗塞では、一定の症状が60日以上継続したり手術を受けたりしないと保障対象にならない。
その他の疾病を保障するものでは、病気にかかると一年間返済が免除され、働けない状態が長く続いた場合に限ってローン残高が保険金でカバーされるといったものが多い。
ここではおおよその傾向を説明したが、実際には同じような名称でも保障の内容に違いがあることも多い。
例、
一般団信でも【フラット35】に付帯する「新機構団信」では、高度障害保障が身体障害保障に拡大され、介護保障が加わるなどの違いがある。
どういった場合にどういった保障が受けられるのか、付帯する保険商品の内容をよく調べる必要がある。
団体信用生命保険の特約は本当に必要?
団体信用生命保険の保険料の総額は?
ローンの借入額や返済年数によって大きく変わる。
特約を付帯したときの保険料は、金利に上乗せされることが多い。
例、
金利が0.3%上乗せになった場合に、保険料の総額がいくらになるかを試算。
後から付帯することができないこと、金利上乗せタイプなら途中解約ができないことなども注意点。
一般の生命保険や医療保険などは、加入する人の年齢や健康状態などによって保険料が変わり、保険商品の種類も多い。
こうしたものと比較して、保障が重ならないように考慮し、支払う保険料と必要な保障のバランスを見て保険商品を選択することが大切。
️今後の人生で、どんな病気にかかるかを予想することは難しい
やみくもに保障の範囲を広げると、高い保険料を支払うことになる。
健康状態やライフスタイル、貯蓄の有無などを考慮して、何を保険で備えるのがよいかを検討。
住宅ローンは長期間返済し続けるもので、まずは、長期固定か変動するかなどの金利タイプと適用される金利を第一に考えて、そのうえで団体信用生命保険に特約を付帯するかどうか考えるのがよい。
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