2020年07月04日
憧れのタワマン購入40代男性に引っ越しを決意させた子供の会話
憧れのタワマン購入40代男性に引っ越しを決意させた子供の会話
️憧れのタワマン生活のどこに不満があったのか
眺望が良く、住んでいること自体がステータスとも言えるタワマン。
住めるものなら住んでみたいという人も多いが、都内のタワマンに住むことに憧れ、その夢を一度叶えながら、タワマンからの転居を決意。
なぜなのか。ここから詳しく説明していきます。
⏹️そのきっかけとなったのは、子供の放った一言
都内で小さな会社を経営している。
幼少期、田畑に囲まれた環境で育ち、都会への憧れが強く、10年ほど前、思い切って臨海部に完成したタワマンの上層階の物件を購入。
予算的には限界に近く、妻には反対されたものの、それを押し切った。
住んでみると、目の前に東京湾が広がり、晴れた日には遠く房総半島も望める眺望に妻も感激。
海辺のテラスを散歩する楽しみもあって、夫婦ともタワマン生活に満足していた。
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️数年後に子供が生まれると、少しずつ状況が変わり始めた
それまで近所付き合いは皆無だった。
子供が保育園に通い、やがて小学校に進む中で親同士の付き合いが生まれたが、会話には気を遣う必要があった。
住んでいる地域はタワマンだらけだが、一帯のタワマン価格はここ10年ほどでグングン高騰したため、住んでいるマンションによってかなり所得格差がある。
後から出来たタワマンになればなるほど住民のリッチ度が高いわけで、どのマンションに住んでいるかという会話は非常にデリケート。
高級住宅街には、「東口か西口か」「1丁目か2丁目か」など、細かいブランディングが存在するが、マンションは販売価格がハッキリ分かるだけに、格差は明確。
️気遣いに少々ウンザリしていたところに畳み掛けたのが、2019年の武蔵小杉のタワマン騒動
台風で一部のタワマンで停電や断水が発生し、住民は大変な苦労を強いられた。
武蔵小杉の一件以来、タワマンも緊急点検が行われたが、止水板や防水扉が設置されており、浸水や停電などの心配は無いことが明らかになった。
⏹️友人や親戚に会う度に、武蔵小杉のタワマンの話を持ち出される
『お宅のタワマンは大丈夫なの?』と言われ続けているうちに、“気の毒な人”と思われているのかな、と感じるようになっている。
武蔵小杉のタワマンが被害に見舞われた際、ネットには、タワマン住民への嫉妬も混じった溜飲を下げるような書き込みが相次いでいた。
️引っ越しを決断したのは、子供の教育面を考えてのこと
⏹️息子と友達との会話
『○○は10階』
『△△は16階』
『3組の□□は最上階だって!』
このような話をしていた。
タワマンは上層階に行くほど部屋が広く、また価格が高くなることを知っており、“高いほうが偉い”というような認識が子供たちの間にある。
『ここに住んでいてはダメだ』と思った。
内心はどう思っているのか分からないが、大人同士の間では、高層階の住民が低層階の住民を見下すような言動をすることはない。
⏹️子供はやっぱり“格差”に気づいてしまう
面倒臭い点もあるタワマンだが、需要は多く、築10数年の物件がほぼ買値と同じ価格で売れそう。
タワマンには眺望、ステータス、リセールのしやすさなど、数え切れないメリットがあるが、そこに“マウンティング”というオマケが付いてくることもある。
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眺望が良く、住んでいること自体がステータスとも言えるタワマン。
住めるものなら住んでみたいという人も多いが、都内のタワマンに住むことに憧れ、その夢を一度叶えながら、タワマンからの転居を決意。
なぜなのか。ここから詳しく説明していきます。
⏹️そのきっかけとなったのは、子供の放った一言
都内で小さな会社を経営している。
幼少期、田畑に囲まれた環境で育ち、都会への憧れが強く、10年ほど前、思い切って臨海部に完成したタワマンの上層階の物件を購入。
予算的には限界に近く、妻には反対されたものの、それを押し切った。
住んでみると、目の前に東京湾が広がり、晴れた日には遠く房総半島も望める眺望に妻も感激。
海辺のテラスを散歩する楽しみもあって、夫婦ともタワマン生活に満足していた。
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️数年後に子供が生まれると、少しずつ状況が変わり始めた
それまで近所付き合いは皆無だった。
子供が保育園に通い、やがて小学校に進む中で親同士の付き合いが生まれたが、会話には気を遣う必要があった。
住んでいる地域はタワマンだらけだが、一帯のタワマン価格はここ10年ほどでグングン高騰したため、住んでいるマンションによってかなり所得格差がある。
後から出来たタワマンになればなるほど住民のリッチ度が高いわけで、どのマンションに住んでいるかという会話は非常にデリケート。
高級住宅街には、「東口か西口か」「1丁目か2丁目か」など、細かいブランディングが存在するが、マンションは販売価格がハッキリ分かるだけに、格差は明確。
️気遣いに少々ウンザリしていたところに畳み掛けたのが、2019年の武蔵小杉のタワマン騒動
台風で一部のタワマンで停電や断水が発生し、住民は大変な苦労を強いられた。
武蔵小杉の一件以来、タワマンも緊急点検が行われたが、止水板や防水扉が設置されており、浸水や停電などの心配は無いことが明らかになった。
⏹️友人や親戚に会う度に、武蔵小杉のタワマンの話を持ち出される
『お宅のタワマンは大丈夫なの?』と言われ続けているうちに、“気の毒な人”と思われているのかな、と感じるようになっている。
武蔵小杉のタワマンが被害に見舞われた際、ネットには、タワマン住民への嫉妬も混じった溜飲を下げるような書き込みが相次いでいた。
️引っ越しを決断したのは、子供の教育面を考えてのこと
⏹️息子と友達との会話
『○○は10階』
『△△は16階』
『3組の□□は最上階だって!』
このような話をしていた。
タワマンは上層階に行くほど部屋が広く、また価格が高くなることを知っており、“高いほうが偉い”というような認識が子供たちの間にある。
『ここに住んでいてはダメだ』と思った。
内心はどう思っているのか分からないが、大人同士の間では、高層階の住民が低層階の住民を見下すような言動をすることはない。
⏹️子供はやっぱり“格差”に気づいてしまう
面倒臭い点もあるタワマンだが、需要は多く、築10数年の物件がほぼ買値と同じ価格で売れそう。
タワマンには眺望、ステータス、リセールのしやすさなど、数え切れないメリットがあるが、そこに“マウンティング”というオマケが付いてくることもある。
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