2020年06月23日
不登校までいかない「登校しぶり」。どう対応する?
不登校までいかない「登校しぶり」。どう対応する?
️学校でよく取り上げられる問題といえば、不登校
不登校まではいかない「登校しぶり」というものがある。
登校しぶりを見せる子どもは、学校に行くのであまり問題視されないが、登校しぶりは子どものつらさやしんどさを表すサイン。
登校しぶりの特徴や原因、さらに対処法についてここから詳しく説明していきます。
️登校しぶりをする子どもの特徴とは
不登校になると、何か良くない問題を抱えていることが分かるが、登校しぶりは学校に行くので親や学校側も気付きにくいもの。
当てはまる場合は、子どもが登校しぶりになっているかもしれない。
⏹️登校前に「行きたくない」とぐずる
登校しぶりの分かりやすいサインは、登校前に「行きたくない」「家にいたい」とぐずる。
場合によっては、泣きながら嫌がる。
ただし、なぐさめたり、「ちゃんと行きなさい」と言ったりすると学校に行くことも多く、あまり親としては心配しないこともある。
数日程度で収まるなら大丈夫だが、この状態が長期間続くと不登校につながる恐れもある。
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️登校前になると体調不良を訴える
「学校に行きたくない」と直接的なことを言わずに、「おなかが痛い」「頭が痛い」と体調不良を訴えることで、登校しぶりをするケースもある。
本当にそういった症状が出ていることもあれば、うそをついている場合もある。
学校に行きたくないと伝えると原因を詳しく聞かれて困るので、あえて間接的に伝えようとしているのかもしれない。
明らかに元気なのに、体調不良を訴えることが続いたら、登校しぶりのサイン。
⏹️学校には行っても保健室で過ごす
登校しぶりは、登校前には普通にしていても、学校に行ってからサインが見られる。
例、学校には行くものの教室で過ごせずに保健室で過ごす場合
登校しぶりの可能性がある。
何かしらの理由があり教室で過ごしたり、友達と接したりすることが嫌で、保健室で大半の時間を過ごす。
️登校しぶりはどうして起こる?
登校しぶりは、学校生活がうまく行っていなかったり、子どもが心に何かの問題を抱えていたりと、良くない状況になっている証拠。
解決するためには、まず原因を知ることが大切。
以下に、登校しぶりが起こる原因をお伝えします。
⏹️新しい環境に慣れずに困っている
登校しぶりの原因としてよくあるのが、新しい環境になじめないこと。
4月に進級してクラスや担任が変わると、それまで学校に普通に通っていた子どもでもうまく環境になじめずに、登校しぶりをすることがある。
4月や5月に登校しぶりをしたら、新しい環境になじめていないサインかもしれない。
ただ、この場合は日々を重ねるごとに、登校しぶりが改善されることもある。
⏹️長い休み明けで気持ちが切り替えられない
GW明けや夏休み明け、冬休み明けも登校しぶりがよく見られる。
実は子どもの自殺の数が増えるのも、こうした休み明けのタイミング。
家で過ごしていた日々が終わり、学校に行かなければいけなくなることで何となく不安になったり、憂鬱になったりする。
ここで無理に学校に行くと、ますます行きたくないという気持ちが大きくなることもあるので、登校しぶりを見せたら、休ませてあげるのが望ましい。
⏹️学校でうまくいっていないことがある
登校しぶりは、学校生活の中に要因があることもある。
例、
先生が怖くて顔を見るのも嫌だったり
友達と一時的に仲が悪くなっていたり
人間関係が原因になることや、勉強が分からなくて授業が辛い、反対に勉強が出来すぎてつまらないことが原因になっていることもある。
子どもによって登校しぶりの理由はさまざまなので、原因を見つけた上で対処することが求められる。
️登校しぶりを解決するための対処法は
登校しぶりは数日で治ることもありますが、放っておいたら不登校につながってしまうケースもある。
登校しぶりが見られたら適宜対処することが必要。
⏹️登校しぶりをわがままと決めつけない
学校に行く前に「行きたくない」と言って泣いたり、本当は元気なのに体調不良を訴えたりする子どもを見て、わがままだと思う親もいる。
登校しぶりは子どもの心の辛さを示すサイン。
親からしたら頭を抱えるようなことでも、子どもたちにとっては精いっぱいの表現。
登校しぶりの様子が見られたら、怒らずに子どもの気持ちに寄り添って解決することが大切。
⏹️子どもと会話をして解決のヒントを探る
登校しぶりを解決するヒントは、日頃の会話の中にある。
最近の学校の様子を聞いて、「先生が怖い」「〇〇ちゃんと喧嘩しちゃった」といった話題が出てきたら、それが登校しぶりの原因になっているかもしれない。
原因が分かれば、解決する方法も見えてくる。
登校しぶりが見られたら、積極的に子どもとコミュニケーションをとる。
普段から子どもと話していれば、登校しぶりになってもすぐに対応しやすくなる。
⏹️子どもが理由を打ち明けるまで待つ
子どもが学校に行くのを渋ったとき、親としては原因を知りたいと思う。
子どもも自分でもどうして行きたくないと思うのか分からないこともあれば、親に言うのは気が引けるというケースもある。
小学校の高学年になると思春期に入るので、素直に気持ちを言いづらい。
子どもの年齢や性格に応じて、子どもから言い出すまで待つという対策をとること。
まとめ
登校しぶりは、不登校まではいかないものの学校に行くことを嫌がる様子を見せたり、学校に行っても教室ではなく、保健室で過ごしたりすることを指す。
側から見るとあまり問題だと思わなくても、登校しぶりは子どもが良くない状況に陥っているサイン。
登校しぶりが見られたら、状況に応じて対策を行いましょう。
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️学校でよく取り上げられる問題といえば、不登校
不登校まではいかない「登校しぶり」というものがある。
登校しぶりを見せる子どもは、学校に行くのであまり問題視されないが、登校しぶりは子どものつらさやしんどさを表すサイン。
登校しぶりの特徴や原因、さらに対処法についてここから詳しく説明していきます。
️登校しぶりをする子どもの特徴とは
不登校になると、何か良くない問題を抱えていることが分かるが、登校しぶりは学校に行くので親や学校側も気付きにくいもの。
当てはまる場合は、子どもが登校しぶりになっているかもしれない。
⏹️登校前に「行きたくない」とぐずる
登校しぶりの分かりやすいサインは、登校前に「行きたくない」「家にいたい」とぐずる。
場合によっては、泣きながら嫌がる。
ただし、なぐさめたり、「ちゃんと行きなさい」と言ったりすると学校に行くことも多く、あまり親としては心配しないこともある。
数日程度で収まるなら大丈夫だが、この状態が長期間続くと不登校につながる恐れもある。
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️登校前になると体調不良を訴える
「学校に行きたくない」と直接的なことを言わずに、「おなかが痛い」「頭が痛い」と体調不良を訴えることで、登校しぶりをするケースもある。
本当にそういった症状が出ていることもあれば、うそをついている場合もある。
学校に行きたくないと伝えると原因を詳しく聞かれて困るので、あえて間接的に伝えようとしているのかもしれない。
明らかに元気なのに、体調不良を訴えることが続いたら、登校しぶりのサイン。
⏹️学校には行っても保健室で過ごす
登校しぶりは、登校前には普通にしていても、学校に行ってからサインが見られる。
例、学校には行くものの教室で過ごせずに保健室で過ごす場合
登校しぶりの可能性がある。
何かしらの理由があり教室で過ごしたり、友達と接したりすることが嫌で、保健室で大半の時間を過ごす。
️登校しぶりはどうして起こる?
登校しぶりは、学校生活がうまく行っていなかったり、子どもが心に何かの問題を抱えていたりと、良くない状況になっている証拠。
解決するためには、まず原因を知ることが大切。
以下に、登校しぶりが起こる原因をお伝えします。
⏹️新しい環境に慣れずに困っている
登校しぶりの原因としてよくあるのが、新しい環境になじめないこと。
4月に進級してクラスや担任が変わると、それまで学校に普通に通っていた子どもでもうまく環境になじめずに、登校しぶりをすることがある。
4月や5月に登校しぶりをしたら、新しい環境になじめていないサインかもしれない。
ただ、この場合は日々を重ねるごとに、登校しぶりが改善されることもある。
⏹️長い休み明けで気持ちが切り替えられない
GW明けや夏休み明け、冬休み明けも登校しぶりがよく見られる。
実は子どもの自殺の数が増えるのも、こうした休み明けのタイミング。
家で過ごしていた日々が終わり、学校に行かなければいけなくなることで何となく不安になったり、憂鬱になったりする。
ここで無理に学校に行くと、ますます行きたくないという気持ちが大きくなることもあるので、登校しぶりを見せたら、休ませてあげるのが望ましい。
⏹️学校でうまくいっていないことがある
登校しぶりは、学校生活の中に要因があることもある。
例、
先生が怖くて顔を見るのも嫌だったり
友達と一時的に仲が悪くなっていたり
人間関係が原因になることや、勉強が分からなくて授業が辛い、反対に勉強が出来すぎてつまらないことが原因になっていることもある。
子どもによって登校しぶりの理由はさまざまなので、原因を見つけた上で対処することが求められる。
️登校しぶりを解決するための対処法は
登校しぶりは数日で治ることもありますが、放っておいたら不登校につながってしまうケースもある。
登校しぶりが見られたら適宜対処することが必要。
⏹️登校しぶりをわがままと決めつけない
学校に行く前に「行きたくない」と言って泣いたり、本当は元気なのに体調不良を訴えたりする子どもを見て、わがままだと思う親もいる。
登校しぶりは子どもの心の辛さを示すサイン。
親からしたら頭を抱えるようなことでも、子どもたちにとっては精いっぱいの表現。
登校しぶりの様子が見られたら、怒らずに子どもの気持ちに寄り添って解決することが大切。
⏹️子どもと会話をして解決のヒントを探る
登校しぶりを解決するヒントは、日頃の会話の中にある。
最近の学校の様子を聞いて、「先生が怖い」「〇〇ちゃんと喧嘩しちゃった」といった話題が出てきたら、それが登校しぶりの原因になっているかもしれない。
原因が分かれば、解決する方法も見えてくる。
登校しぶりが見られたら、積極的に子どもとコミュニケーションをとる。
普段から子どもと話していれば、登校しぶりになってもすぐに対応しやすくなる。
⏹️子どもが理由を打ち明けるまで待つ
子どもが学校に行くのを渋ったとき、親としては原因を知りたいと思う。
子どもも自分でもどうして行きたくないと思うのか分からないこともあれば、親に言うのは気が引けるというケースもある。
小学校の高学年になると思春期に入るので、素直に気持ちを言いづらい。
子どもの年齢や性格に応じて、子どもから言い出すまで待つという対策をとること。
まとめ
登校しぶりは、不登校まではいかないものの学校に行くことを嫌がる様子を見せたり、学校に行っても教室ではなく、保健室で過ごしたりすることを指す。
側から見るとあまり問題だと思わなくても、登校しぶりは子どもが良くない状況に陥っているサイン。
登校しぶりが見られたら、状況に応じて対策を行いましょう。
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