あなたがポイントを獲得する裏で個人情報が高額で売買されている
️さまざまな履歴を総合すればその人のパーソナリティーの大部分が見えてくる
ネット通信の発達やスマホなどデバイスの進化で生活は便利になった。
通販サイトで商品を閲覧したり購入したりすると、その履歴がネット上に残って、広告表示に利用されるなど、どこか“気持ち悪い”と感じるようなことも増加。
犯罪につながらなかったとしても、日々私たちの情報は抜き取られ、思ってもみないような大きな範囲で共有されている。
スマホやSNSの普及で検索やネットショップなどが手軽にできるようになった半面、私たちの行動パターンや嗜好パターンは自動的にサイバー空間に保存された。
例、
ゲームアプリの『ポケモンGO』や『ドラゴンクエストウォーク』を楽しめば、どこからどこまで歩いたかがいつの間にか保存される。
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️「共通ポイント」にも注意
「提携先が多い共通ポイントを必死に集める人が多いが、例えば『Tポイント』で1回買い物をすると、その情報は提携先のすべての加盟店に流れる。
例、
ドラッグストアでダイエット用品を購入したら、別のスーパーからダイエット用品のDMが届きかねない。
言うなれば私たちは個人情報を“売って”ポイントをもらっている。
️ポイントや無料アプリと引き換えに流出させた情報は、「広告主」に高額で売買される
個人情報を誰よりもほしがっているのは、広告主である。
例、
健康状態の悪い人に高額の薬の広告を出し、YouTubeで化粧品ばかり見ている人に新作のアイシャドーの広告を出せば、購入してもらえる確率が高い。
現在は情報がかつてないほどの価値を持ち、フェイスブックの収益は、98.5%が広告収入。
️「新たな差別につながりかねない」と警鐘
いまは個人情報がどんどん流される時代ですが、名前や住所が漏れただけでは大きな被害は出ない。
それよりも購買履歴などから本人の『属性』が勝手に分析されることで、差別されて不利益をこうむるリスクの方が大きい。
「こんな時間にひとりでファミレスでご飯を食べているから、家庭不和だ」
「こんな参考書を買っているから成績が悪い」
️行動と性格がひも付けされてこっそり分析されれば、いまより窮屈な社会になりかねない。
️就職情報サイト「リクナビ」
就活生から得たデータから本人の充分な同意なしに内定辞退率を割り出し、企業38社に有料で提供していた。
こうしたデータが本人の知らないところで勝手に利用されれば、気がつかないまま社会生活上で不利益をこうむる。
そうした事態は絶対に避ける必要がある。
しかしいまはそれをはっきり規制する法律がないのが現状である。
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2020年03月04日
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