2024年09月02日
50代後半になると人生に大きな差
お盆近くになって、高校の同級生だった者の2チーム方面からお盆に酒でも飲まないかとの連絡がきた。
しかし、私は断った。
彼らは2チームとも3人組くらいの同級生仲間だ。
2チームとも公務員が多く、大手企業の支店長になている者などだ。
50歳代後半になると、いわゆる勝ち組は公務員が多い。
毎月高い給与をもらい、7月と12月は高いボーナスをもらい。
定年後は2000万円程度の退職金付が普通だ。
彼らぐらいになると、2チームにそれぞれ教員がいるが、2人とも校長である。
金と時間を持て余しているのだ。
酒を飲んでも自分の自慢話をされて、こちらがみじめになるのが落ちだ。
そのような酒席に安月給の俺が飲み代を自分で払ってまで出たくはない。
ネットで50歳代でリストラの憂き目にあい、無職になって不安と絶望の中で精神的に苦しんでいる人
給与は上がらないのに物価が上がり、苦しんでいる中高年が多くいることを知っている。
はっきり言って、公務員は給与もらいすぎ、ボーナス高い、退職金が高いと思う。
特に問題なのは民間企業では給与が安くなる50歳代でも給与やボーナスが上がり続けることはおかしいと思う。
公務員だけが頑張ってきたわけではなく、民間企業もそこそこ厳しいところが多い。
民間企業では同僚どうしでも競争があり、後輩に負けないように頑張ってスキルを磨いたり、
休日や残業の後に勉強を重ねて仕事に必要な国家資格を取得したり、努力している人が結構いる。
公務員の場合、自分の時間を割いて資格の勉強をしたり、仕事に必要な勉強をしたりは少ない。
なぜか、公務員の友人いわく、公務員の場合、いくら仕事で必要な難関国家資格を取得しようが
ほとんど昇進のも給与にも結び付かないので勉強しても無駄であるという。
そこそこ普通にミスなく無難にやればよいという考えの傾向の人が多いようだ。
公務員になりたての新人の頃は公務員ということで、社会や地域にために役立とうと思うらしいが
世の中いろんな人、がんばっても誠意が通じない人などいろいろいて、
自分の裁量や立場では何もできないことを知るとそんなに一生懸命仕事をしなくなってゆくようだ。
私もそのことはなんとなくわかる気がする。
公務員の給与の源は財源を見ればわかるが、我々が収めた税金である。
公務員の給与は国や地方自治体が国債や地方債で借金して支払われているのはなくまさしく私どもの固定資産税や住民税、所得税などが源になり、公務員給与に優先的に振り分けられている。
国民の多くが物価高、給与が上がらずに苦しんでいる者が多いことなど他人事でしかないのだろう。
そのような気持ちは自分の内面にねたみの感情がおきる。
自分だけがみじめな気持ちになる。
いったいなぜ「みじめ」な気持ちになるのか。
それは心理学でよく言われるが、
金銭的に裕福で幸福に見える他人と自分を比較することから生まれる。
よって、人は人、自分は自分と考え、人が裕福だろうが気にしないことがもっともよいと思う。
そのために、わざわざ裕福な人とつきあう必要もなく。
自分が楽しいと思うことを見つけることに注力すべきだと思う。
または仕事であれば、仕事に集中して、
仕事で独立する希望を持つなどが必要かもと思う。