新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2015年08月23日
第55回日本推理作家協会賞受賞&第2回本格ミステリ大賞受賞『ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件』山田正紀
平成元年、東京。
編集者の荻原祐介はビルの屋上から投身、しばらく空中を浮遊してから墜落した。
昭和13年、満州。
奉納オペラ『魔笛』を撮影すべく“宿命城”へ向かう善知鳥良一ら一団は、行く先々で“探偵小説”もどきの奇怪な殺人事件に遭遇する。
そして50年を隔てた時空を祐介の妻・桐子は亡き夫を求めて行き来する・・・
執筆3年、本格推理のあらゆるガジェットを投入した壮大な構想の全体ミステリ。
[BOOKデータベースより]
第55回日本推理作家協会賞受賞&第2回本格ミステリ大賞受賞。
最初はなかなか読み進められず・・・
ようやく途中から少しずつ引き込まれていきました。
暗号や、空中浮遊、列車消失、密室、顔のない死体などなど、
次々に謎が出てきます。
真相は結構あっけないものばかりなんですが(゜д゜;)
たくさんの謎をよく思いつくものだと思いましたが、
私としてはもっと手の込んだ真相物を読みたい・・・すみません。
先日読んだ『船に乗れ!』でも歌劇「魔王」のことが出てきていたので、
この作品で出てきた「魔王」の話がイメージつきやすかったです。
こんど読むとしたら、今回のようにぶつ切りで読むのではなく、
続けて読めるときにしたいです。
価格:972円 |
価格:972円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!
使えます!
2015年08月19日
館シリーズ『びっくり館の殺人』綾辻行人
とある古書店で、たまたま手に取った一冊の推理小説。
読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。
その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出・・・。
三知也が小学校六年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。
いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。
クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に!
あれから十年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが・・・。
[BOOKデーターベースより]
ミステリーよりもホラーに近い作品でした。
子ども向けに作られているので、他の館シリーズと比べると物足りない気がします(*_*)
子どもの頃に読んでみたかった。
最後は不気味でした。
やっぱり中村青司の作った館には何かある。
価格:604円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!使えます!
2015年08月18日
警察物『氷舞 新宿鮫Y』大沢在昌
西新宿のホテルで元CIAのアメリカ人が殺された。
事件の鍵を握る平出組の前岡に迫る鮫島。
しかし、なぜか公安警察が立ちはだかった。
その背後には元公安秘密刑事・立花の影が。
捜査の過程で鮫島は、美しく孤独な女・杉田江見里と出会い、惹かれていく・・・。
江見里と事件の関わりが浮上するなか、鮫島は“核心”に挑む。
興奮と感動の傑作シリーズ第6弾。
[BOOKデータベースより]
鮫島と香田警視正、単に嫌なやつかと思いましたが、
今回の行動は素敵だなと思いました。
意外といいやつなのかも。
CIAや政界の大物など、今回の話はスケールが大きかったです。
浮気する鮫島は見たくないです。
でも、浮気してしまったり、怪我もしたり・・・。
そこが完璧な刑事じゃなくて、人間らしくていいのかも。
やっぱ晶はいいね〜。
次は『風化水脈』。
価格:972円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!使えます!
2015年08月16日
プロパンガス、高すぎませんか?
プロパンガスって、公共料金じゃないって知っていましたか?
だから事業所によって独自に利用料金を決められるんです!
都市ガスよりも高いプロパンガス。
都市ガスが使える地域はいいけど、地域によってはプロパンガスしかダメってところもありますよね。
その今お使いのプロパンガスが適正料金か判断してくれるサイトがこちら↓
プロパンガス料金適正化協会
ガス代節約にも繋がるので一度見てみてください
だから事業所によって独自に利用料金を決められるんです!
都市ガスよりも高いプロパンガス。
都市ガスが使える地域はいいけど、地域によってはプロパンガスしかダメってところもありますよね。
その今お使いのプロパンガスが適正料金か判断してくれるサイトがこちら↓
プロパンガス料金適正化協会
ガス代節約にも繋がるので一度見てみてください
2015年08月15日
『イニシエーション・ラブ』乾くるみ
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。
やがて僕らは恋に落ちて・・・。
甘美で、ときのほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。
「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。
[BOOKデータベースより]
今回は、再読なのでゆっくりといろいろ確かめながら(笑)読みました。
ホント、衝撃のラスト二行です。
ずっと恋愛小説だと思って読み進めてた人にはびっくりです。
やられた〜ってなるけど、
現実にこういうことが起こってると怖い。
ホント、よく作りこまれた作品ですね。
価格:626円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!使えます!
2015年08月14日
『船に乗れ』藤谷治
T 合奏と協奏
音楽一家に生まれた僕・津島サトルは、チェロを学び芸高を受験したものの、あえなく失敗。
不本意ながらも神聖学園大学付属高校音楽家に進むが、そこで、フルート専攻の伊藤慧と友情を育み、バイオリン選考の南枝里子に恋をする。
夏休みのオーケストラ合宿、市民オケのエキストラとしての初舞台、南とピアノの北島先生とのトリオ結成、文化祭、オーケストラ発表会と、一年は慌しく過ぎていく。
書き下ろし、純度100パーセント超の青春2音楽小説。
U 独奏
続巻待望の青春音楽小説、「光と影」のさらに色濃い第2楽章へ。
V 合奏協奏曲
各紙誌で話題沸騰&読者の反応も熱い浅春音楽小説三部作。
津島と鮎川、伊藤・・・それぞれの心がぶつかり合い、再びふれ合う―感涙の最終楽章。
[BOOKデータベースより]
最終巻で「船に乗れ」の意味が分かりました。
誰もが人生うまくいくわけではなく、
苦しいことや夢をあきらめることもある・・・
キラキラした青春小説家と思いきや、見事に裏切られましたΣ(・ω・;|||
みんなの心が一つになり、
すばらしい演奏ができたところは、私も何か嬉しくなりました。
価格:669円 |
価格:702円 |
価格:669円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!使えます!
2015年08月12日
『マドンナ・ヴェルデ』海堂尊
「ママは余計なこと考えないで、無事に赤ちゃんを産んでくれればいいの」
平凡な主婦みどりは、一人娘で産科医の曽根崎理恵から驚くべき話を告げられる。
子宮を失う理恵のため、代理母として子どもを宿してほしいというのだ。
五十歳代後半、三十三年ぶりの妊娠。
お腹にいるのは、実の孫。
奇妙な状況を受け入れたみどりの胸に、やがて疑念が芽生えはじめる。
「今の社会のルールでは代理母が本当の母親で、それはこのあたし。」
[BOOKデータベースより]
『ジーン・ワルツ』は理恵の側から見た話でしたが、
『マドンナ・ヴェルデ』は代理母となったみどりの目線で書かれています。
私は『ジーン・ワルツ』のほうが好きでした。
涙も出ちゃったし・・・。
この話での理恵には、ちょっと嫌悪感を抱きました。
代理母が本当の母親っていうのも変な話だけど、
かといって、自分がお腹を痛めて生んだ子どもが他人の子ども・・・っていうことも理解できない。
本当に難しい問題だと思う。
もし生まれたのが双子じゃなかったらどうなったんだろう。
二人が今後幸せになれたらいいなと思います。
やっぱりユミはすごいなって思いました。
価格:594円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!使えます!
2015年08月08日
警察物『炎蛹 新宿鮫X』大沢在昌
新宿署刑事・鮫島を、犯罪者は、恐れを込めて「新宿鮫」と呼ぶ。
植物防疫官・甲屋は、外国人娼婦によって南米から日本に侵入した、“恐怖の害虫”の蛹を追っていた。
羽化まで数日。
蛹を追って、鮫島と甲屋は、危険と罠に満ちた闇に挑む!
命をかけて熱く闘う男たちがここにいる。
興奮と感動、圧倒する迫力!
傑作長編刑事小説第5弾。
[BOOKデータベースより]
一見無関係に見える事件が、実は絡み合ってました。
刑事ではないけれど、甲屋という相棒と一緒に行動している鮫島を見るのは初めてで、
ちょっとやりにくそうにしているところがおもしろかったです( ´艸`)
消防官も協力的で、
鮫島は孤立した印象があまりなくなってきたように思う。
害虫探しっていうのは、あんまり大事件に感じませんでしたが、
実際に羽化してしまったら、想像も付かないくらいひどい事になるんですよね。
今回はあまり出番のなかった晶。
一体どこまで有名になっていくのだろう・・・。
価格:842円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!使えます!
2015年08月07日
ミステリー『そして二人だけになった』森博嗣
全長4000メートルの海峡大橋を支えるコンクリートの巨大な塊“アンカレイジ”。
内部に造られた窓ひとつない空間に集まった科学者・建築家・医師の六名。
プログラムの異常により海水に囲まれ完全な密室となったこの建物の中で、次々と起こる殺人・・・。
最後に残ったのは、盲目の若き天才科学者とアシスタントの二人だった。
犯人は、私?僕?それとも―。
[BOOKデータベースより]
アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品。
語り手も二人で、最後に残ったのも二人・・・
不思議ですよね。
最後にすっきりと思いきや、ラストで二転三転して混乱しかけました。
ここまできたら、何でもありな気がします(笑)
価格:810円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!使えます!