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2016年02月10日

『海に沈んだ町』三崎亜記

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数千人の人々を乗せて海を漂う“団地船”、永遠に朝が訪れない町、“生態保存”された最後のニュータウン・・・

喪失、絶望、再生―

もう一人の“私”が紡いでゆく、滑稽で哀しくて、少しだけ切ない九つの物語。

『失われた町』『刻まれない明日』に連なる“町”を、気鋭の写真家との奇跡的なコラボレーションで描く連作短篇集。

[BOOKデータベースより]



「遊園地の幽霊」「海に沈んだ町」「団地船」「四時八分」「彼の影」「ペア」「橋」「巣箱」「ニュータウン」が収録された短編集。

相変わらず独特な不思議な世界でした。


タイトルが震災を思い浮かべてしまうけど、震災前に発売されたようです・・・。

が、読んでて思い出してしまって辛くなりました。


白石ちえこさんの白黒写真が話によく合ってました。


若干ついていけない部分もありました。


「団地船」「四時八分」「彼の影」「ニュータウン」が印象に残っています。

「ペア」はモヤモヤした感じで終わっちゃいました。


海に沈んだ町 [ 三崎亜記 ]

価格:540円
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感想(1件)





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posted by Karin at 05:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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