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2015年09月27日
館シリーズ『人形館の殺人』綾辻行人
亡父が残した京都の館「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した。
邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。
やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る。
名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組み合わせが生む館シリーズ最大の戦慄。
[ＢＯＯＫデータベースより]
ようやく読めました、『人形館』。
途中で犯人が分かってしまったし、淡々と話が進んで行ったような気がします・・・。
結局中村青司も島田潔も関係ないし(＞_＜)
ミステリーというよりはホラーかな。
それにしても、家の中に体の一部が欠けてるマネキンが置いてあるのは怖い。
残すは、『黒猫館の殺人』。
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2015年09月26日
警察物『風化水脈 新宿鮫Ⅷ』大沢在昌
殺人傷害事件で服役していた藤野組組員・真壁が出所した。
だが、真壁が殺そうとしていた男は、藤野組と組む中国人組織のボスになっていた。
一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。
大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした―。
過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。
心にしみるシリーズ第８弾。
[ＢＯＯＫデーターベースより]
いつの間にか８作目まで来てました。
刑事の鮫島と藤野組の真壁の関係が好きです。
対極にいるけど、お互いのことは認めていて・・・。
最後、真壁がかっこよく見えました( ´艸｀)
真壁の今後が気になります。
ちょっと偶然による人と人との繋がりが出来すぎかな・・・なんて。
でも、現実でもありえない偶然とかありますしね。
次は『狼花』。
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2015年09月25日
医療系ミステリー『ブレイズメス1990』海堂尊
大学病院にまた革命児が！
外科研修医世良の任務はモナコから天才外科医天城を連れ帰ること。
東城大病院は大荒れとなり日本発の後悔手術の結果は。
[ＢＯＯＫデータベースより]
バチスタシリーズの登場人物の若かりし頃にニヤリとしてしまいました。
花房と世良が・・・
また濃いキャラが登場(*^▽^*)
天城の考え方に共感できないところはあるけど、
公開オペの前にボブを負かすところはナイスでした。
スリジエ・ハートセンターがどうなったのか気になります(＞_＜)
もう一度『ブラックペアン１９８８』を読み返したくなりました。
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2015年09月20日
『最悪』奥田英朗
不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。
銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。
和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。
無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。
比類なき犯罪小説、待望の文庫化。
[BOOKデータベースより]
明るい感じの奥田作品しか読んだことなかったのですが、この作品は暗い。
３人の視点で話が進んでいき、始めは接点のない３人が最後につながります。
それにしても、どんどん悪い状況になっていく３人の人生は「最悪」そのもので、
読んでいる私にとっては気が滅入ってしまいました・・・。
正直、最悪な状況に追い込まれるのは自業自得な部分もあると思いますが。
ラストで少し救いが見えたのでよかったです(＞_＜)
次は『邪魔』を読もう(^-^)/
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2015年09月19日
『吸涙鬼』市川拓司
愛は死をのりこえる。
悲しみの名にだを流す少女、彼はその生を願い、そっと瞳に唇を寄せる・・・。
市川拓司、五年ぶりの長編小説。
限りなく美しい筆致の純愛ファンタジー。
[BOOKデータベースより]
映画になった『いま、会いにゆきます』、『恋愛写真』、『そのときは彼によろしく』なんかは泣いちゃったりして、結構好きだったけど、今回はちょっと物足りなかったかなぁ。
なんで二人は別れないといけなかったのか。。。
その根拠が弱い気がしました。
何とかならなかったのかなぁ。
透き通った、静かな作品でした。
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2015年09月13日
『オーファーザー』伊坂幸太郎
みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。
我が家は、六人家族で大変なんだ。
そんなのは珍しくない？
いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。
しかも、みんなどこか変わっていて。
俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。
そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。
[BOOKデータベースより]
父親たちが個性的で、魅力的で、とっても面白かったです。
それぞれ長所を生かして、お互いをカバーしあってました（‐＾▽＾‐）
普通なら仲が悪くなりそうなのに、父たち４人はいい関係で、協力して息子を助けてくれます。
ホントの父親は誰か分からないけど、みんな息子への愛が深くて素敵でした(￣▽+￣*)
４人の男を虜にしてる、母親についてもっと知りたい。
続編書いてほしいな。
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2015年09月06日
『灰夜 新宿鮫Ⅶ』大沢在昌
目覚めたとき、鮫島は闇に包まれた檻の中にいた―
自殺した同僚・宮本の七回忌に彼の故郷を訪れた鮫島。
宮本の旧友と会った直後、周囲で何かが動き出す。
麻薬取締官、県警の刑事、地元の暴力団。
その深夜、鮫島は拉致された―
底知れぬ力の影が交錯する中、見知らぬ街で孤立無援の闘いが始まった！
男の誇りと友情をかけた熱い怒りが弾けるシリーズ第７弾。
[BOOKデータベースより]
こんどの舞台は鹿児島でした。
新宿以外でも変わらないスタイルで動く鮫島。
友情のために動く鮫島はカッコイイと思いました。
それにしても、悪徳警官怖すぎる・・・
結局晶とのことが出てこなかったので残念。
次は『風化水脈』だぁ。
 | 価格:820円 |
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2015年09月01日
2015年08月29日
『100万回の言い訳』唯川恵
知り合った頃、この人と恋人になりたいと思った。
恋人になったら、結婚したいと思った。
夫婦になった今、次はどうすればいいのだろう―。
士郎と結子は結婚七年。
平穏な生活で仲は悪くない。
だけど何か足りない。
ところが思いがけないことによる別居生活が始まって、ふたりは・・・。
離れて、恋をして、再び問う夫婦の意味。
結婚に悩めるあなたの胸に、静かな波紋を呼び起こす長篇小説。
[BOOKデータベースより]
結婚とは・・・夫婦とは・・・考えさせられるお話でした。
W不倫というのはちょっと嫌だったけど。
「つるや」の夫婦がとってもいい人で、心があったかくなりました。
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2015年08月25日
『月の恋人』道尾秀介
冷徹にビジネスを成功させる青年社長・葉月蓮介が、夜の上海でめぐり合った女。
ありえない二人の物語は、美貌の中国人モデルや、部下の社員らを巻き込み予測不能の展開に・・・。
旬のエンターテイメント作家がフジテレビ月９ドラマのために書き下ろした、話題沸騰の恋愛劇。
[BOOKデータベースより]
ドラマは見てないのですが、ドラマと全く番う内容だそうです。
でも配役は知ってたので、ちらちらキムタクや篠原涼子が浮かんできてしまいました(ﾉﾟοﾟ)ﾉ
どっちの話がおもしろかったのかなぁ・・・
こういう企画がなかったら、道尾さん恋愛物は書かなかったかも。
いろいろ制約や規約があって、大変な執筆だったんだろうな。
ベタ＆うまく行きすぎかなと思いましたが、これはこれですらすら読め楽しかったです。
私としては、恋愛物よりいつものブラック＆どんでん返しのあるミステリーのが好き。
蓮介の研修の場面が好きでした。
 | 価格:680円 |
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