2015年09月20日
『最悪』奥田英朗
不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。
銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。
和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。
無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。
比類なき犯罪小説、待望の文庫化。
[BOOKデータベースより]
明るい感じの奥田作品しか読んだことなかったのですが、この作品は暗い。
3人の視点で話が進んでいき、始めは接点のない3人が最後につながります。
それにしても、どんどん悪い状況になっていく3人の人生は「最悪」そのもので、
読んでいる私にとっては気が滅入ってしまいました・・・。
正直、最悪な状況に追い込まれるのは自業自得な部分もあると思いますが。
ラストで少し救いが見えたのでよかったです(>_<)
次は『邪魔』を読もう(^-^)/
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