2014年10月16日
カンボジアの旅13
悪路の中を3台のバイクでアンコールワットを目指した。凸凹でスピードが出せない。草原の中を走っているが、遺跡らしき物が見えてこない。そんなに遠い所なのかと不思議に思ったら、入口の検問に着いた。バイタクの兄ちゃんの1人が検問の人と話しているが、中々折合いがつかないのか通してもらえない。こっちとしては、いい迷惑だった。バイタクの兄ちゃんがバイクに戻り、チケットを出して検問の人と話している。チラッとチケットが見えたが、どう見ても古いチケットだった。それでも検問を突破した。使い回しもいい所だが、正規に買った方が良かったのかもしれなかった。変な時間を使わされてしまったからだ。検問を抜けると舗装された道に出た。いきなり、あの写真やテレビでしか見た事のなかったアンコールワットは出てきた。それは、実際の目で見ないと分からない、言葉に出来ない、物凄いインパクトのある遺跡であった。3人とも子供に戻ったかのようにはしゃいでしまった。アンコールワットを見た瞬間の凄さは、今でも忘れる事はないほど凄かった。バイタクの兄ちゃんは、先にバイヨン寺院に連れて行ってくれたが、なぜ先にアンコールワットじゃないのか分からなかった。