2014年10月13日
カンボジアの旅8
最初にプノンペンに来た時は、無政府状態の国が怖かったが、一週間もすると慣れてきた。あんまりにも細かい日本社会よりも楽に感じた。日本人は勤勉だが、民間人も公務員みたいに固い。ここでは公務員が、いい加減。金さえあれば物事がスムーズに進む。自分には、カンボジアの方が向いているかな?と感じた。電車が3分遅れて怒るような民族よりも、心が豊かなカンボジア人の方が合っていた。剛に入れば郷に従えと言う言葉があるが、その通りだとも感じた。足がない人や腕がない人を見ても目を背ける事はなくなったが、慣れは怖いとも感じた。でも、何か失っていた物を取り戻した。それは言葉では言えない心の奥底に忘れてしまっていた感情であった。