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2014年10月26日

タイの旅2

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アランヤプラテートの国境で1日を過ごした後に、朝早く電車がある事を知ったのでバンコク行きチケットを買い、木製の椅子でバンコクに向かった。カンボジアの未舗装道路と違い、木の椅子でも心地よく凸凹なく進んでくれる。バンコクまでは遠くないので昼には着く、そしてカンボジアより治安が安定しているので夜中に着こうが安心感がある。自分にとって、タイは2回目の訪問になるので特別な感情もなかったので観光地に行こうとは思わなかった。自分の年相当に合う時間の使い方に専念しようと思っていた。と言う事はバンコクは知っているので島に行くしかなかった。ビザ無料のタイでは有効的に一カ月を過ごすのに徹底する事にした。電車から見える外の風景は、どこか懐かしいベトナムの田舎に見えた。もう戻る事のない、ベトナムは今思えば楽しかった。人間は昔を美化するとは聞いたが、確かに直近の過去でも美化するのかと自分に驚いた。


タイの旅1

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カンボジアのポイペトから、タイのアランヤプラテートに入国したら車の車線が左に変わり、カラフルで派手なトュクトュク(バイクの後ろに横並びで3人乗れるタクシー)が沢山待っていた。ドライバーにバス停か駅が近くにないか聞いてみたが歩くには距離があるから、トュクトュクに乗らないか?と言って来たので、ここで乗せてボッタくるつもりか?と思い、歩いて行くといい、バス停の方に向かった。ドライバーは、慌ててトュクトュクを走らせ自分達に近づき、本当に遠いから乗せてあげると言う。半信半疑で乗ってみたが、舗装道路を走るのは気持ちいいし15分も掛かってバスターミナルに着いた。本当に遠かった。ついでに今日中にバンコクに行けるバスがあるか通訳してもらったが、明日の早朝しかないとの事。確かにバス停は大きいターミナルになっているが、バス一台ない。仕方ないのでドライバーに安宿が近くにないか聞いたら宿に連れて行ってくれた。着いた所は、ちょっと高そうなホテルであったが、ドライバーにお金を払わない訳もいかないので、50バーツ(150円)を支払った。ドライバーは国境へと消えて行き、ちょっとした町だから安宿もあるだろう。と町中を歩いていたら、セブンイレブンを発見!懐かしい看板が、まるで入りなさいといわんばかりに光っている☆中に入ると冷房が効いていて涼しく、懐かしのスムージーが売っているではないか。スムージーを買って、外のベンチに座り、休憩していたら斜め前に安宿らしき所を発見。飯店と書いてあるので中国人が経営しているのが伺えるが、中に入ってみたら思った通りに安宿で値段も安く、部屋にはベッドが3つのシャワー、トイレ付き。シャワー、トイレの間仕切りの天井部分がなくて変な作りだが安いのでチェックインをして、またセブンイレブンへと戻った。そうしたら、シェムリアップから一緒だった大学生2人組もセブンイレブンに来て、あれ?どこに泊まるの?と聞いたら、さっきの綺麗なホテルだった。学生は金を持っていると良く聞くが、本当にその通りだ。自分達はセブンイレブンで冷えたビールを飲みながら、その辺の屋台で売っている食べ物を買ったりして宴会を始めてしまい、それがタイの初日となった。治安もよくて夜中は外出禁止ではないので変な縛りから開放されたのかビールが美味しかった。解放された気分から飲み過ぎてしまった自分は、早々に宿へと戻りベッドへと入って行った。


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15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
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