アフィリエイト広告を利用しています

2014年09月19日

中国の旅34

img0ba1f38ezik5zj.jpeg
朝起きると、街全体が部屋から見えた。船着場が近かったので、ぼーっと川と船を見ていると、昨夜宿まで案内してくれた子供が来た。お礼の言葉を伝えると、子供は自分が桂林に着いてバスを探している所から見ていたとの事。しかも、不安そうにしていて降りてからも迷子になっていたから助けてあげた。と言う。なんとも一本取られたような感じだった。なんで英語が話せるのか聞いていると、家は貧乏で旅行者が多いので必然と欧米人と話しているのを覚えたらしい。それで通訳をして稼いでいるとの事。確かに英語や日本語使いの中国人は貧乏や少数民族に多い。生活がかかっているから他言語を覚えるのだろう。ご飯でも食べに行くか?お金は出すよ。と言うと、3元欲しいと言う。50円ほどでいいのか?あんまり子供に大金あげるとクセになると思い、昨日助けてくれたチップだよ。と言って3元を渡した。子供はニコッとしてお金を握り締めて帰って行った。朝ごはんをカフェで食べて街中を散策して、あのポコポコしている山が至る所にあるので、1番近い所に行ってみた。ドラゴンボールのアニメに出てくる山々だ!ちょっと登ってみるかな。と上にあがる道があったので登ってみたが結構辛い。上まで登ると景色が良かった。1時間ほど上から見ていたが、なんか桂林も飽きたかな。と思った。感動はあったが、早く飽きるくらいの場所でもあった。
カフェでゆっくりするくらいしかないのでジュースを飲みながらストリートを歩く人を見ていたら1人の日本人が声を掛けてきた。


中国の旅33

images.jpg
なぜか久しぶりの1人の電車は寂しかった。中国語が分からない自分と、英語が通じない中国人とでは会話が難しい。物を買う為に数字を覚えたくらいの中国語は、ほぼ役に立たない。いきなり1人になってしまった自分がホームシックになっていたとは気づかなかった。そういえば、18才でアメリカに渡った時も1年経ったくらいでホームシックになった。それが分からずに単にシアトルと言う街に飽きてしまったのだと勘違いして、サンフランシスコに移った。サンフランシスコに引っ越ししてから新天地というのもあり、ホームシックは治っていた。でも、サンフランシスコは自分には合わなかった。それは、日本人が多くて日系も多くいたので新鮮味がなかった。その時に受けたホームシックのような気分に似ている。桂林に昼に着くはずが予定が遅れて夜に到着した。桂林では船で漓江(りこう)下りをするのが有名だが、かなり高いので金銭的に貧乏旅行している自分には、船の終着点の街の陽朔まで行く予定だったが外は暗くバスが走っているか分からない。とりあえず、駅を出るとあっさりと陽朔行きのバスを発見。外人価格なのか分からないが400円ほど払い陽朔へ向かった。2時間ほどは走っているだろうか、やたら長く感じた。夜10時半頃に到着。安宿の客引きなどいない。バスを降りると同じバスに乗っていた幼い中国人の子供が英語で話し掛けてきた。宿を探しているのか?予算は?と聞いて来た。なるべく安い宿がいいと伝えると、陽朔の小さいけどメインストリートにきた。その子は宿に入り値段の交渉をしてくれた。しかも、二泊で500円でいいと言う。一緒に部屋を見たらツインでそれなりに綺麗だ。ここに決めたと伝えると前金を払うように言われてチェックインをした。子供にお礼を言おうとしたら、その子はすでにいなくなっていた。チェックインした後に、外に出れば欧米系のカフェばかり。よほど欧米系のバックパッカーが来るんだな。と思いながら開いてるレストランに入った。メニューも英語で分かりやすい。困った時の炒飯を頼んだ。かなり美味しく、よく周りを見たら欧米系のバックパッカーがあちらこちらにいるではないか。その日は、ぐっすりと宿で寝る事が出来た。


中国の旅32

040_1024.jpg
昆明にバスで帰っている中、長距離長時間の移動となるのでトイレ休憩や食事休憩が所々であり停車する。自分達はバスの1番後ろの2段式の上を占領していた。中国なのでバスの中でうるさくしても周りがうるさいので気にされない。3人の日本人が一緒になると、かなり楽しい旅にもなる。途中の食事休憩もかなりの品を頼んでもシェア出来て安くなるので経費が抑えられる。中国の米は日本と基本的に同じだが、決定的に違うのが小石が混ざっているのだ。日本では考えられない事だが、中国ではよく小石が混じっている。食べてる時に『ガリッ』と歯で砕く音も周りに聞こえるほどだ。この移動中の中での夜ご飯を食堂で食べている時にも小石が入っていた。中国に慣れてくると白米を食べる時に小石が入っていると思って食べるようになる。非常に嫌な食感であった。夜が開けて、早朝に昆明に着いた。また、昆明の安宿にチェックインした。これで昆明に来るのは3回目。さすがに慣れたが飽きもきた。見る所は見たし、宿の中での生活が2日ほど続いた。一緒に来た仲間とは、ここで別れの時がきた。大理で一緒になった人は、まだ昆明に当分いると言う。成都から一緒だった同じ年の彼は上海から日本に帰るとの事だった。自分は広州を目指して南下する予定だが、その前に桂林に寄ってから広州に行く事にした。あのドラゴンボールで見た山がポコポコとある景色が見て見たかった。噂では桂林も西安と同じく治安が良くないと聞いたので、日中に着く電車の切符を買いに昆明駅に行き、あっさり買う事が出来た。今の所、駅で切符が買えないのは西安だけである。出発当日の朝、みんなに別れを告げて昆明駅へと向かい桂林行きの電車に乗った。


ファン
検索
<< 2014年09月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新記事
最新コメント
ミャンマーの旅6 by mari (11/22)
タグクラウド
カテゴリアーカイブ
旅行(322)
プロフィール
メディアネットトラベルさんの画像
メディアネットトラベル
15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
プロフィール