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2014年09月09日

中国の旅10

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何気に北京には一週間ほどいた。そして、毎日天安門広場に行っていた。意味はないけど行くところがなかったからだった。外資系アメリカのチェーン店も多いんだなーと思いピザハットに入ってみた。メニューでは、やっぱりアメリカのチェーン店だと思ったが、出てきたピザは厚みのあるパンに不味いチーズが乗っているだけ!またパクリか。大きく「ピザハット」と書いてあり、どう見ても本場の看板なのだが。。。結局、北京には興味あるものがあったが、街としては面白くなかった。西安へ向かう為、駅に向かった。電車にも慣れて、電車を使う事が多かった。東京みたいに複雑に入り組んでいるのではないので、覚えるのは二日もかからなかった。電車の出発まで時間があったので、駅前にあるデパートを覗いてみた。ショーケースは立派だが、中身が粗悪品ばかり。路上で売っている物に毛が生えた感じの物ばかり。店員も売る気がないんだろうか座って、店員同士で話しているだけ。共産主義の欠点、働いても働らなくても給料が同じだから販売サービスも出来ないんだろう。特に北京では、この光景が良く見えた。欲しい人が買えばいい。と言うルールだった。隣の国とは言え、こんなに違うもんなのかな?と考えたが、ここは中国。日本のモラルでは通用しない事を自分に言いきかせるしかなかった。そろそろ時間だ、電車に乗ろう。駅では長距離電車で長旅になる為に移動キオスクみたいな人がたくさんいる。車内から手を伸ばして買う人や乗る前に買う人が多い。自分はカップラーメンを持っていたから、そのまま乗り込んだ。三段ベッドの一番上に寝そべって、リュックを枕にした。服務員が切符の検査にきた。中国語が分からないから、みんなの真似をして、チケットを渡したが質問されてしまった。全く分からないので英語で返したら、服務員が、まっいいや。って感じでチケットを返してくれた。何の事やらさっぱり分からなかったが、あとになって知ったのだが、中国では行ってはいけない町があり、公安から服務員までの人が聞いてくると言う話だった。西安までの途中で外人が訪問出来ない町があったから、その事を聞かれたのかもしれなかった。実際に、そういう町には軍事施設や宇宙開発などがあったりしてスパイ容疑にされると聞いたが、冒険好きな日本人が入りこんで捕まったケースが多いらしい。自分の目的とは全く違うので、そんな町には行かないから特に気にしなかった。電車の硬いベッドを選んだが、一応はクッションが入っているので楽に過ごせた。しかし、都市からの移動だと誰も声を掛けてこない。日本人嫌いなのか分からないが、誰も感心を持たない。後になって、色んな国を旅した時に分かったのだが、中国人は基本的に自己中心的で、日本人よりも冷たい人種と言える。自分にはインド人のしつこいのより、中国の無関心の方がありたがった。電車が出発してから数時間後には寝てしまった。


中国の旅H

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北京に着いてから、毎日天安門広場に行くのが日課になってしまった。北京の中心地なので、動きやすく利便性が良いからだ。色々歩いているとパクリ商品が凄いある。この国には著作権と言うのがないんだろうなと感じさせられる。しかも、明らかに偽物と分かる商品が多い。上海の開けた都市と違って、なんか暗く感じる。どちらかと言うと上海の方が都市って感じる事が多く、北京は大都市であっても何か田舎っぽい所が感じられる。その頃はPM2.5はなかったんだか分からないが、北京の空は青くなかった。
前門って所に行くと、上野みたいな感じの街だが、タクシーの客引きがたくさんいる。しかも、全部ボッタクリ。
これは、上海にいる時に聞いた情報で1人でいると寂しいから、話し相手とからかうつもりで話をしてみた。
中国人は英語の数字も分からないので、中国語を話せない自分には中国の旅行で不便していた。タクシーの運転手との交渉なら、数字を使うので勉強した成果を運転手相手に使ってみた。
1人に話せば、次の運転手が待っている状態になる。交渉失敗した運転手は、次の運転手が客引き出来るみたいだ。タクシーなんて乗る気がないので、数人と話してサヨナラ。俺の中国語の数字も通じるもんだな(笑)と思いながら、その場を後にした。北京も大きい都市だが、基本的につまらない。毎日、どこかで殴り合いの喧嘩をしているので、それが見れるとラッキーなくらいだった。ある程度の観光名所を見たら、次の行く所を探そうと思うようになった。やっぱり、シルクロードでしょ!そして、カザフスタンに抜ける!当初の計画だったので内陸部に入って行くか!目指すは西安^ ^
いよいよ、シルクロードの入口に近づける。上海で長いしてしまった分、ちょっとペースを上げる為にも、電車のチケットを買いに行かないと。と思い西安行きのチケットを購入。今回からは硬いベッドの三段で行く事に決めた。移動でお金を使うのでクラスを上げてしまうと旅が続かなくなる。
いよいよ、シルクロード!なぜか旅してる中で1番興奮していた。西安から西に行くとイスラム圏。その興奮だったのだろうか。早く電車に乗りたくなっていた。


中国の旅G

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北京へ向かう列車は古いタイプであるが、ベッドはふかふかだった。
他に3人乗っているが、日本人が乗っている事には別に何とも思っていないらしく
話掛けても来ない。
窓から見える景色も田舎に入ってしまえば、特に自然が綺麗とも感じない。
一日、ゴロゴロしながら「地球の歩き方」を読んでいる時間が多かった。
北京に着いても、大都市に移るだけだから何とも感じなかった。
北京に着く時間もお昼時間だから、夜に宿を探す訳でもないから気楽であった。
あっと言う間に北京についた。重たいリュックを持って移動するのは面倒だから、
決めていた安宿に向かった。YMCA(ユースホステル)があったのでチェックインしてみた。
場所は北京市の南側。世界にYMCAはあるが、どうやら偽物のホテルだった。
ホテルまで偽物が多いのかーと感心しながら部屋を見せてもらう。
まあまあかな。と思い、シャワーを浴びて、食事をするため近くの食堂に入った。
メニューを見てみると、お!北京ダックが300円程度で食べられる!それとスープを頼んでみた。
出てきた北京ダックは、安くても美味しかった。しかも北京ダックにラーメンどんぶり1杯の
スープ付であり、頼んだスープも同じ大きさ!
頼むときに教えてくれよと思いながら、2種類のスープ(白湯スープ、玉子スープ)を完食した。
意外と美味しいし、500円でこんなに食べれるなら宿から近くて、ここで食べる事が多くなりそうな感じ
だな。と思い、散歩がてら天安門広場に向かった。外の気温は、32℃くらい。
湿度が高いせいか、やたら暑く感じる。東京といるのと変わりはしないが、廃棄ガスやら汚水やらの
臭いが混じっていて、やたら臭い。上海の臭いとは違うが、北京の臭いの方が臭く感じる。
相変わらず、バスのマナーもなっていなく並ばない。交通誘導員も道の真ん中にいて、交通マナーの
悪いのを取り締まっている。
上海よりも田舎に感じてしまう。北京という街は大きいのに田舎の人達の集まりなのか、それとも
こういう生き方でルールがないのか分からなくなってしまう。
街路樹も整備されているが、ゴミがあちこちに捨てられていて、国際都市とは呼べないほど汚い。
天安門広場まで歩いて30分ほど掛かっただろう。結構疲れたが、まだ初日なので、緊張感と新鮮感も
あり、毛沢東の顔とにらめっこしながら、天安門広場の真ん中に座った。


中国の旅F

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上海に長くいたせいか、次の町に行こうと、何気なく地球の歩き方を見ていたら、いきなり内陸部に入るのもなんだし北京でも行くか!と決めて、長距離電車のチケットを求めて南京路を歩いて買いに行きました。割と簡単に買えるもんだな。とチケット発行システムに驚き、町をブラブラして宿に戻った。チケットは明後日の出発で、柔臥の4人のコンパートメントにしてみた。一泊でゆっくりとして、柔らかいベッドで寝てみたかったからだ。
ここでは特に安く抑えようとは思わなかった。上海から北京へ移動する前夜に同じ宿の日本人がお別れの食事に行こうと言ってくれたので、奮発してハードロックカフェに行きました。3人で行ったのですが、1人は日本に帰る人で、もう1人はチベットを目指す人でした。ビールが美味しいのか、飲んでる仲間がいいのか、かなり酔っ払い、生ライブが始まると前列で踊りまくりました!店内はアメリカンですから、なんか中国から解放された気分にもなってました。盛り上がって、そのまま外灘へ行き、ビールを飲み歩きながら対岸に見える、電波塔とまだ工事中の高層ビルを見て、これから中国はバブル景気が始まるんだなー。と思いながら、上海を後にした。


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