2017年01月10日
新時代の礎となった、薩摩藩英国留学生達
県外から新幹線や列車で鹿児島市に来られる方々が、最初に降り立つ、鹿児島中央駅の写真です。
隣接するアミュプラザという商業施設ビルの屋上には観覧車が設置されています。駅ビルに観覧車が付いている駅って珍しいですね。博多にもあるのかな?この観覧車には対角線に2箱だけ全面透明の物があり、その箱に乗るとかなりスリリングな体験ができます。
駅前広場には「若き薩摩の群像」と名ずけられたモニュメントが有ります。これは1865年、幕府に隠れて薩摩藩が英国に留学させた若者達の群像です。
彼らはイギリスでロンドン大学に入学し多くの事を学び、その後フランスやアメリカ迄渡った者もいました。
帰国後はそれぞれ、明治時代の日本近代化の中心として貢献しました。
よく知られているのはサッポロビールの生みの親、村橋久成などがいますね。しかしこの中で一人だけ帰国しなかった者がいます。長沢鼎(ナガサワカナメ)。彼は薩摩を出たとき13歳という若さでした。イギリスからアメリカ渡り、ワイン造りに向いた土地を探して転々とし、ついにカリフォルニアにたどり着き、ブドウ栽培からワインを製造するワイナリーの経営を始めました。彼のワイナリーは日増しに大きくなり、「ブドウ王」と呼ばれるほどの富と名声を手にいれましたが、ついに日本へ帰ることなく彼の地で生涯を終えました。
昔の薩摩人の気骨とグローバルな精神を持った人がいたんですね。
キャッシュゲットモール
隣接するアミュプラザという商業施設ビルの屋上には観覧車が設置されています。駅ビルに観覧車が付いている駅って珍しいですね。博多にもあるのかな?この観覧車には対角線に2箱だけ全面透明の物があり、その箱に乗るとかなりスリリングな体験ができます。
駅前広場には「若き薩摩の群像」と名ずけられたモニュメントが有ります。これは1865年、幕府に隠れて薩摩藩が英国に留学させた若者達の群像です。
彼らはイギリスでロンドン大学に入学し多くの事を学び、その後フランスやアメリカ迄渡った者もいました。
帰国後はそれぞれ、明治時代の日本近代化の中心として貢献しました。
よく知られているのはサッポロビールの生みの親、村橋久成などがいますね。しかしこの中で一人だけ帰国しなかった者がいます。長沢鼎(ナガサワカナメ)。彼は薩摩を出たとき13歳という若さでした。イギリスからアメリカ渡り、ワイン造りに向いた土地を探して転々とし、ついにカリフォルニアにたどり着き、ブドウ栽培からワインを製造するワイナリーの経営を始めました。彼のワイナリーは日増しに大きくなり、「ブドウ王」と呼ばれるほどの富と名声を手にいれましたが、ついに日本へ帰ることなく彼の地で生涯を終えました。
昔の薩摩人の気骨とグローバルな精神を持った人がいたんですね。
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