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2018年11月27日
SAMURAI案件について、担保の詳細情報をいただきました。SAMURAIからの回答もあり。
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SAMURAIの株式担保案件
SAMURAIの株式担保案件に関して、内容の詳細に関する情報をいただきました。
提供者の方、ありがとうございます。
まず、対象となる案件は以下のものです。
・目標利回り年率10%ファンド(1〜10号)
予定利率:10%
期間:12ヶ月
貸付総額:1億8,000万円(実際に集まったのは、1億7,988万円)
担保:上場株式(10/26終値で4億8,000万円相当)
この貸し付けですが、SAMURAI証券のWebサイトにも情報がありました。
・連結子会社における香港企業への融資実行による利益計上に関するお知らせ
融資金額、融資期間、担保情報ともに、SAMURAIで募集されている案件と共通。
今回の融資は、この分の借り換えと判断して問題ないと思います。
次の問題は、上場株式というのはどこのものか。
これについても情報をいただきましたので、紹介いたします。
SAMURAI(広告リンク)
担保となっている株式
SAMURAI証券やSAMURAI ASSET FINANCE(SAF社)の親会社は、SAMURAI &J PARTNERS。
このSAMURAI &J PARTNERSと最近関係のある会社が、「新都ホールディングス」です。
下記の通り、7月に新都ホールディングスは新株予約権を発行し、SAMURAI &J PARTNERSがそれを引き
受けて増資を行っていました。
・第三者割当による新株式及び新株予約権の発行に係る払込完了に関するお知らせ
新都ホールディングスは9月に、この増資による調達資金の用途を変更するお知らせを出しています。
本来は地方ホテルと簡易宿泊施設の購入に使用する予定でしたが、その売買交渉が決裂したため、代わりに
一棟収益事務所マンションを購入する、というものです。
・新株式の発行に係る資金使途の変更に関するお知らせ並びに販売用不動産の取得に関するお知らせ
タイミング的に、この不動産の転売資金としてSAF社から貸し付けを受けたと考えるのが自然でしょう。
そしてSAF社は案件を組成し、投資家からリファイナンスを行ったという流れです。
新都ホールディングスの株価は以下の通り。
本来はアパレルの会社なのですが、業績は好調とは言い難く、最近では不動産に転向しているようです。
3期連続赤字を計上していますが、規模は縮小中で、このまま行けば来期は黒字になるかもしれません。
10/26の終値は約160円。
この株価で4億8,000万円ですから、担保となる株式数は3百万株。
貸付総額は2億円ですので、株価がここ2ヶ月で半減しなければ担保としては有効そうです。
そして、このチャートからすれば半減する可能性は少ないように思えます。
SAMURAIからの回答
情報を提供していただいた方が危惧していたのは、「貸し付ける金額について」。
そのまま読めばSAF社が2億円を貸し付け、それを匿名組合でリファイナンスしようとしているように思え
ますが、もしかすると「SAF社+匿名組合の合計額を貸し付けようとしていないか?」という内容です。
その場合、合計貸付額は4億円に近くなり、株価が少しでも落ちればオーバーローンになります。
これについてSAMURAIに尋ねてみました。回答は下記の通りです。
【ご質問】
対象ファンドの主案件に付いては、SAF社が最終貸付先に2億円を貸し付け、投資家はSAF社に投資をするとあります。
この際、担保となる上場会社株式5億円程度に対する貸し付けは2億円という認識で良いのでしょうか?
それとも、SAF社からの貸付と、投資家の貸付は合計され、最終貸付先には2億円+匿名組合分が貸し付けられるという事でしょうか?
お手数ですが、ご回答をよろしくお願いいたします。
【ご回答】
SAF社が上場会社株式を担保にB社に対し、2億円の貸付を行います。(2億円+匿名組合分ではございません。)
※また、SAF社からB社に対しての貸付は平成30年10月9日に実行しております。
ということで、まずは一安心。
2億円の貸し付け、そしてこの運用期間なら、元本はそれなりに安全だと言えそうです。
さらに言えば、SAF社が貸し付けた2億円に対し、匿名組合が集めたのは1億7,988万円。
差額の2,000万円ほどはSAF社の自己資金から持ち出されているわけであり、利害は一致します。
私はこの利害関係の一致こそが、匿名化のためリスクを測れないソーシャルレンディングにおける、最も
信頼できる安全性の指標だと思っています。
SAMURAIでは現在、「不動産担保の利率10%案件」も募集中。
こちらの紹介は、この記事も併せてご覧下さい。
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リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 18:00
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トラストレンディング 募集中ファンドに関して質問してみました
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燃料卸売事業者ファンド
トラストレンディングから募集中のファンドに関する話題です。
現在は燃料卸売事業者ファンドが募集中です。
・燃料卸売事業者ローンファンド210号
予定利率:8%
期間:19ヶ月
貸付総額:6億4,960万円(現時点)
担保:売掛債権に対する譲渡担保
前回まで11%や10.5%くらいで募集していた案件ですが、今回の利率は8%。
案件の内容も見てみましたが、10.5%の時と詳細は変化ないようです。
トラストレンディング (アフィリエイトリンク)
トラストレンディングに聞いてみました
同一の案件を対象とするファンドで、利率が異なるというのはそれなりの理由があるはず。
ということで、トラストレンディングに聞いてみました。
質問内容はもちろん「ファンド利率の差について」になります。回答は以下の通りでした。
まず、想定利回りが良い(率が高い)ことが、そのままリスクが高いということにはならない点をご理解頂けますと幸いです。
当社では、借入人とのコミュニケーションの中で、返済が可能であると判断した範囲内で貸付金額や利率設定を行っております。
案件内容に記載の通り、燃料卸売事業者ローンファンド209号は燃料卸売事業者ローンファンド193〜200号、203号、207号、208号と同一案件となりますが募集のタイミングや事業の進捗状況、借入人との都度の協議の結果、今回の貸付利率を決定させていただいきました。
なおご存知のとおり、ソーシャルレンディングへの投資は借入人からの返済遅延又は不能による元本毀損のリスクがゼロではございません。その点は十分ご理解いただいた上で投資をご検討いただけましたら幸いです。
ポイントは赤字あたりでしょうか。
事業の進捗状況を見ながら、借入人と都度調整を行った結果、今回のような利率になったということ。
あくまでも状況からの推測になりますが、10.5%や11%で募集を行っていた頃よりも事業が進んでおり、
返済の確度が上がったということなのかもしれません。
だったら10.5%の時に投資しておくべきだったかと言えば、一概にそうとも言えません。
というのも、案件説明には以下の一文があるからです。
※本ファンドでの運用予定期間は20ヶ月としておりますが、事業成長により想定を超える収益拡大となった場合には、ファンド単位で出資金の早期償還となることが見込まれます。
出資金が案件全体ではなく、ファンド単位で早期償還となり得るということは、利率の高いファンドから
早期償還をする、ということなのでしょう。
つまり、最終的にはこちらの8%ファンドが残って、より多い利息を受け取れる可能性もあるわけです。
このファンドの募集期間は、残りあと2日ほど。
集まりきらなければ利率が少し上がる可能性もありますが、もちろん私は裏情報など持っていませんので
どうなるかは分かりません。
もし燃料卸売ファンドにこれまで投資をしていなければ、検討してみてはどうでしょう。
被災地支援プログラム
トラストレンディングでは現在、被災地支援プログラムを行っています。
内容は、今年中に投資を行った人を対象に、500円のクオカードが配られるというもの。
もちろん、今回のファンドも対象となります。
トラストレンディングは、既存のソーシャルレンディング事業者の中では唯一「公共事業に対する投資」が
可能な事業者です。
リスクが低いとは言いませんが、案件の分散という意味では投資を検討する価値はあると思います。
公共事業への投資を検討されている方は、この機会にまずは少額投資をやってみてはどうでしょう。
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posted by SALLOW at 13:45
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