オニオン・ティーを飲みながら、献立を考えていた。
正月用に冷凍していた肉類が、結局ただの保存食材と化している。
日付の古い順番に食してゆかねば。
冷凍庫から取り出した豚小間肉を、
先ほどのオニオン・ティーをたらしておいたフライパンに置き、
ウィスキーでぬらして、塩、コショウをふり、ふたをして蒸し焼く。
中火から始め、中の液体が泡立ち始めたら極弱火にし、
熱がなじんで肉がほぐせるようになるのを待つ。
肉がほぐせたら、繊維に沿ってと直角とに薄切りにしたタマネギで、
肉が埋もれてしまうようにまぶす。
(今回は、肉200グラムに対して、タマネギ小3個、だったが、
要は火が通れば水が出てかさがへるので、タマネギは肉より十分多くていい。)
塩、コショウを振り、ヒーターの中心にあたるかたまりの真ん中に
オリーブオイルを少々、次に同じように白湯を少々、
誘い水として投入し、ふたをして蒸し焼く。
中火でわき始めたら、肉を取り出してタマネギを下に敷くように移し、
しばらくのちに、タマネギを焦がさず溶かすために弱火にして、様子をみる。
余熱調理されることを踏まえ、テキトウなところで火からおろす。
次に。人数分の麺茹でを電気レンジに任したら、
タマネギ3個分のためオニオン・ティーが多くできているので、
それをベースにスープを作った。
まず、使い残しの粗挽きソーセージをオニオン・ティーでボイル、
一度沸いたら、モヤシ一袋を投入、白湯でスープの量を調整し、
塩、コショウで味付けする。
モヤシの食感を残すべく、沸騰したら煮込む時間は短時間で、
後は余熱に任せる。
そろそろ麺が茹で上がるので、
フライパンのタマネギがテキトウに溶けていることを確認し、
溶けていなければ加熱する。
例によって、麺の湯切り→岩塩→オリーブオイル、ざっと混ぜたら、
フライパンに投入、肉・タマネギと混ぜ、
一体感が出たら出来上がり〜。
今回、久しぶりにセット物をやった。
ポイントは、それぞれの料理が余熱で調理されるタイミングを、
およそでいいのであらかじめつかんでおき、足並みがそろって完成するよう、
時間を逆算して作る順番を決めることだ。
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