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2021年12月09日

<シーズン1> つくりまつり(2)(2015年09月21日)


シーズン1は、先行ブログのデジタルリマスターwです。
(初公開 2015年09月21日10:49)

○ ○ ○ ○ ○

フライパンで加熱調理する際、食材をきれいに振れると相当気持ちがいい。
勝手に誰でもそうだろうと思っている。

調理を教わったのは学生時代の喫茶店のバイトだ。
そこは当時のこと、オーダーが入れば素早く提供できるように、
ピラフもドライカレーもスパゲティーも、調理の基本方程式は焼き飯/チャーハンの作り方で、
具材はそれにあわせて下ごしらえされていた。
道具も、中華鍋+業務用の強力なコンロ=最強、だったから、
米だろうが麺だろうが機嫌よく振り回すことができた。

火力の小さい家庭用コンロでは加熱のメカニズムが異なるため、
テフロンコートがいい状態のパンででもなければ、なかなかこうはいかないが、
どんな食材でも、いつ何時実験室、いや、キッチンに立っても、
食材がきれいに振れるときの気持ちのよさは変わらない。


<初日の昼>

久しぶりにパスタを振りたい、と思っていた。
また、エビを使ったパスタを試したかった。

パスタをボイルするのはレンジに任せ、具をつくる。
フライパンにオリーブ油をしき、
長さ5センチまで、丸太を縦に四つに割るように細く切ったアスパラガスの軸を、
軽く塩を振って蒸し焼きにする。
しっかりした繊維質がほしかったから、外の皮は剥いていないので、
違和感なく麺となじむよう同程度にやわらかくしようと先行させる。

油と熱に十分なじんだら、一旦取り出し、
油を少し足す(ココナッツオイルではなくオリーブオイルを使うべきだったw)
干しアミエビ少々と、酢洗いした小型の剥きエビを投入、低温で熱を通す。
ここで、夏の終わりにうっかり室温に置かれたためお酢になってしまった元赤ワインを振る。
白ワインを使うべきだが無かったのだ。案の定、エビが微妙な色にwww

エビに火が通ったら、先ほどのアスパラをパンに戻し、
アスパラの穂先と、さらに干しアミエビを加えて、中火に。
ここで調味料を振る。
今回は、顆粒中華だし、塩と胡椒とパセリを若干、だ。ざっと混ぜて火をとめ、余熱にまかす。

若干硬めに茹で上げた麺を湯きり、パンに投入、
具材と油分を麺にざっと絡めつつ、具材が片寄りなくいきわたるようパンを振る。
絡み具合をみながら、弱火、中火と加熱、麺に軽く焦げ目がつきはじめたら火からおろす。
つもりだったが、
フライパンが先に焦げつき始めたのでw 若干手前で終了w
仕上げにパセリとわずかに胡椒を振って、よしとせい、だ。

エビの風味がぼやぁとする、固めの炒めスパ、を予定していたが、
ぼやぁとした味の、固めの炒めスパ、が完成していた。まぁ、こんなもんだwww

このやり方では、エビの味ががっつりでるものではないなーと思いつつ、
次はエビ粉末でも使ってみるか、などと考えている。

( to be continued to next episode... )



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