軍港 呉で戦艦大和を体感できる「大和ミュージアム」です。
![](https://fanblogs.jp/_images_g/a10.png)
呉市は、世界最大の軍艦「戦艦大和」を建造した軍港で有名だ。
海軍工廠(かいぐんこうしょう)の街として発展した歴史がある。
平和の大切さ、日本の建造技術を学ぶにはもってこいの場所だ。
海軍の歴史を学ぶべく、呉の一大観光スポット、大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)を訪れた。
JR呉駅から歩いて5分。
「レンガパーク」が目の前に現れる。
ミュージアム前に施されている煉瓦(れんが)の舗装が、レトロな雰囲気を作って観光客を迎えてくれる。
入館し、エントランスを抜けると10分の1スケールの「戦艦大和」が目の前に。
10分の1で再現されたとはいえ、全長26.3メートルもある。
本物の存在感たるや、どれほどのものであっただろうか。
当時の乗組員は3,000人超との記録が残っている。
小さな町一つ分といっても過言ではない。
スマホのカメラではこのとおり、どこから撮影しても見切れてしまう。
全体像が気になる方は、ぜひ現地を訪れ、ご自身の目で迫力満点の艦体を確認してほしい。
大和ミュージアムは、展示方法も素晴らしい。
上からも下からも戦艦大和を眺めることができる。
吹き抜けとなっているので、2階や3階からも、戦艦大和をぐるっと一周できるようになっているのだ。
戦艦大和をあらゆる角度から見学でき、さまざまな視点から戦闘のリアルを見たいミリタリーファンにはたまらない。
戦艦大和だけではない。
大和ミュージアムには、本物の零戦(零式艦上戦闘機六二型)も展示されている。
滋賀県の琵琶湖にて不時着、水没したものの、引き上げられて修復された経緯を持つ。
当時の日本の技術力に触れられる感動はもとより、現在まで現物を大切に保管してきた事実がより一層の感動を呼ぶ。
本物を間近に確認できるので、まさに必見だ。
大和ミュージアムには、ほかにも呉市の歴史、人間魚雷「回天」や各種砲弾、現代の造船技術についての展示が数多くある。
ミュージアムショップも併設されており、気がつくと、半日を見学の時間に費やしていた。
館外に出ると、色彩を加えた独特のデザインが気になるマンホールを発見。
描かれているのは戦艦大和だ。
街をあげて大和のふるさとをPRしている。
呉市の歴史と発展に思いを馳せながら楽しめた、今回の旅。
日本の愛国心に触れられる貴重な時間を過ごせた。
改稿・編集 HT
詳しくは以下のリンクを参照してください。
大和ミュージアム-呉市海事歴史科学館- https://yamato-museum.com/
呉観光協会 http://www.kure-kankou.jp/
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