2015年10月03日
朝ドラ【まれ】 週タイトル「お菓子(ケーキ)」の作り方・出演者・あらすじ・ネタバレ NO.5
2015年3月30日スタート
朝ドラ【まれ】
週タイトルの
「ケーキ(お菓子)」
「あらすじ・ネタバレ」
を簡単に解説していきます。
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【出演者】
津村希:土屋太鳳
津村徹(希の父):大泉洋
津村藍子(希の母):常盤貴子
津村一徹(希の弟):葉山奨之
桶作元治(希の祖父代わり):田中泯
桶作文(希の祖母代わり):田中裕子
池畑大悟(マシェリシュシュ店長):小日向文世
池畑輪子(天中殺店長):りょう
池畑大輔(大悟の息子):柳楽優弥
池畑美南(大悟の娘):中村ゆりか
浅井和也(マシェリシュシュ従業員):鈴木拓
矢野陶子(マシェリシュシュ従業員):柊子
植田弥生(マシェリシュシュ従業員):福田彩乃
珍文棋(天中殺従業員):孫成順
紺谷圭太(希の同級生):山崎賢人
寺岡みのり(希の同級生):門脇麦
蔵本一子(希の同級生):清水富美加
二木高志(希の同級生):渡辺大知
角洋一郎(希の同級生):高畑裕太
紺谷弥太郎(圭太の祖父):中村敦夫
紺谷博之(圭太の父):板尾創路
紺谷直美(圭太の母):藤吉久美子
寺岡真人(みのりの父):塚地武雅
寺岡久美(みのりの母):ふせえり
蔵本浩一(一子の父):篠井英介
蔵本はる(一子の母):鈴木砂羽
角慎一郎(洋一郎の父):ガッツ石松
小原マキ(はるの美容室で働く):中川翔子
若林キミ子(市役所の清掃員):根岸季衣
岡野亜美(漆職人):梶原ひかり
川端京子(漆職人):田根楽子
井田和彦(漆職人):塩山誠司
葛西(薪絵職人):星田英利
遠藤忠雄(漆組合の組合長):渡辺哲
橋本朝子:細野今日子
波多野都:本上まなみ
沢沙耶(希の弟子):飯豊まりえ
沢葉子(沙耶の母):峯村リエ
紺谷匠(希の子):小山晴朋
紺谷歩美(希の子):横山芽生
津村徹志(一徹の子):高橋來
語り:戸田恵子
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【第21週】 8月17日〜8月22日
「復活マルジョレーヌ」
(マジョレーヌレシピ)
「分量」
・調査中です。
※アーモンド、ヘーゼルナッツを
沢山利用したビスキーに、
数種類のナッツクリームをサンドした、
濃厚なフランス菓子らしいです。
「作り方」
・調査中です。
(あらすじ)
徹が能登から姿を消し、
希を思う徹の気持ちを圭太に諭された。
希は徹の残した計画書を抱きしめ走り出した。
計画書に書かれた徹の店舗イメージを読み、
徹の気持ちを受け止めた希。
最後のページに書かれた言葉は
『希、世界一のパティシエになれよ!』
パティシエに戻りたいけど、
圭太の側にもいたいと思う希。
その両方を成し遂げるための計画書。
希はその日から計画書の実行のために、
店と女将を両立するスケジュールを立てた。
圭太も弥太郎や周りの人間の説得を始めた。
しかし、開店資金は600万に・・・
圭太は銀行に借りることを提案するが、
借金に抵抗のある希は悩んでいた。
徹の置いていった店のため借金をするか・・・
ギリギリまで削っても開店資金は500万。
希と圭太の貯金を合わせても100万円。
残りの400万円を借りることを決意した希。
しかし銀行はどこも融資してくれなかった。
希は農協でも借りられることを知り、
農協で働くみのりに相談する。
みのりは、融資の鬼がいるから難しいと・・・
早速農協に出向いた希。
能登の食材でのケーキ作りを提案するが、
融資の鬼にあっさり断られる。
融資の鬼とは・・・みのりだった!
その頃能登に高志が帰ってきた。
世間では新星ロックバンド高志が失踪との記事。
失踪の理由は藍子であった。
小さい頃から憧れていた藍子。
その藍子が落ち込んでいる事を察し、
能登に帰って来たのである。
藍子に会った高志は何も言わず、
藍子を抱きしめてしまう。
結果、動揺してすぐに能登から帰った・・・
それから数日後。
希の融資の提案は18回目に及び、
350万円まで削減して融資の許可が出た。
そしていよいよ希の店造りが始まった。
内装は同級生のみんなと手作りで進めた。
一子も能登に帰り希を手伝った。
店の名は「プティック・ソルシエール」
魔女姫と言う意味の店名で決定した。
OPENは11月11日として、
希は本格的にケーキ造りに取り掛かった。
完成したケーキは4種類。
・レーヌ・デ・フレーズ
「イチゴの女王」能登のイチゴ使用
・ジャン・ドゥ・r・テール
「土の人」中島菜使用
・モン・ブラン・ドゥ・ノト
「能登のモンブラン」能登栗使用
・レゾリュシオン
「覚悟」能登産ブルーベリー使用
そして2007年11月11日。
希の店はOPENした。
ケーキの下準備をしてから、
塗師屋に戻り女将をして再び店へ。
限定4種類各10個の販売で開店した。
店はOPENと同時に大盛況。
ケーキに使うのは圭太の漆器。
新規客も足を運んでくれて夕方には完売。
それからも希の店は大盛況で、
希は充実した生活を送っていた。
と思っていたのも2週間。
2週間を過ぎると客足は減ってしまった。
ケーキの名前が悪いのか?それとも金額か?
希の悩みは何度も直面してきた、
作りたいケーキを作るのか?
それとも皆が食べたいケーキを作るのか?
そして希は結論を出した。
値段を下げて気軽に食べられるケーキ作り。
しかし1種類だけは妥協しないケーキを作ること。
こうして出来た新たなメニュー。
・能登カボチャのプリン
・イチゴのショートケーキ
・シュークリーム
そして思いっきり作ったケーキ。
・『マルジョレーヌ』
価格を下げた事で売れるようになったが、
マルジョレーヌだけは売れなかった。
お金を出してまで食べたいケーキ。
それを作れないことを悔やむ希。
一方で高志は相変わらず悩んでいた。
藍子の笑顔を見るために、
再び能登にやってきた。
そんな高志の気持ちが届いたのか、
藍子には笑顔が戻った。
「幸せでいてください。」
高志はそれだけを言うと藍子の前を去った。
そして希のもとに向かった高志。
落ち込んでいる希に高志は言った。
「誰か1人に届けばいい。」
「誰か1人に届けば始まりになるから・・・」
12月20日。
何とかギリギリ営業していた希の店。
そこにやってきた客は、店の前をよく通る親子。
以前から高くて買えないと言っていた客。
しかし試食で食べた、
『マルジョレーヌ』の味が忘れられなく、
我慢できなくなり買いに来たと言う。
やっと希のケーキは1人に届いたのだった。
【第22週】 8月24日〜8月29日
「出産クッサンベイビー」
(クッサン・ヂ・リヨンレシピ)
「分量」
・アーモンドプードル 50g
・粉砂糖 100g
・卵白 1個
・ガナッシュ お好み
「作り方」
1.アーモンドプードルと粉砂糖を混ぜ、
そこの卵白を入れて練ります。
(べたつきがなくなるまで、
+αで粉砂糖を追加します)
2.金太郎飴のようなイメージで、
適度に延ばした1にガナシュを
包み込みます。
3.2を飴玉くらいの大きさに切り完成。
※生地に食紅を加えて数色作るのが良い!
(あらすじ)
希の店は赤字ギリギリのラインを推移していた。
第一号ファンの朝子は友人を連れて着てくれた。
着実にファンは増えていた。
2008年お正月。
一徹とみのりの間にも子供が産まれ、
桶作家も賑わっていた。
1月2日から店を開けると張り切る希。
そんな希だったが急に体調がおかしくなる。
病院に行った希だが原因は妊娠。
しかも・・・双子!
借金を抱えて出店した希は悩んでいたが、
出産前後3ヶ月だけ休むことを決めた。
妊娠してから6ヵ月半後。
だんだんお腹の出てきた希。
それでも相変わらず、店と女将も続けた。
そんな時、妊婦の観光客波多野が店を訪れた。
希のケーキを素直に美味しいと言った波多野。
そんな波多野に能登の魅力と自分の夢を語る希。
仕事と出産の両立を決めきれないと話す波多野。
こんなやり取りで出産前の最終営業日となった。
妊娠10ヶ月目。
名前はまだ決まっていないが、
希は8月10日の徹の誕生日と同じになると予感。
その予想は的中した・・・
元気な双子の誕生日は8月10日。
男の子は匠、女の子は歩美と名付けた。
幸せな家族は出来たが、子育ては戦い。
一日中双子の鳴き声が響き渡っていた。
双子は交互に無き続け希も体力も消耗していた。
しかし出店での借金もあるため、
出産後3ヶ月での復帰は諦めていない希。
そんな時、希のファン1号朝子が家に来た。
どうしてもケーキを作って欲しいと・・・
迷った希であったが、
圭太が子守をすることで希はケーキ作りへ。
久しぶりにケーキ作りをする希。
一方の圭太は育児戦争となっていた。
そのタイミングで歩美が熱をだす。
希はケーキ作りを放って子供のもとへ・・・
乳児の発熱は危険を伴うため一事入院となる。
希の行動に大激怒する直美。
「何で子供最優先に出来ないの?」
それがきっかけで希は更に悩んでいた。
私は母親になる資格無かったのでは?と・・・
その悩みを聞いた藍子は希に言った。
「だったら店辞めてしまいなさい。」
「その覚悟があって店始めたんでしょ?」
「覚悟がないのなら店やるのは絶対反対。」
悩み続ける希に文も言う。
「親が自分のために犠牲になっていると、
子供に思わせないように生きることが、
一番大切なんじゃないの?」
そんな2人の意見が更に希を悩ました。
そんな希の背中を押したのは圭太だった。
「店もおまえの子供だろ?」
「できる中で、できる事やって、
育てていかないか?俺たち2人で!」
「子供たちも。店も。」
紺谷の漆職人の人々もみんなが協力して、
双子の育児を買って出てくれた。
そして希は店の再開を決心した。
ママさんパティシエの第一歩を踏み出したのだ。
再開を楽しみに待っていた希のファンたち。
希は店が軌道に乗ったら作りたい、
試作ケーキ「クッサン・ド・リヨン」を作った。
人々の健康を祈ると言う意味のフランス菓子。
更に・・・
店の再開と同時に店には新規客が訪れた。
金沢や富山、更には名古屋からの新規客。
疑問に思った希は客に店をどこで知ったか聞く。
客は口を揃えていう。ブログで見たと・・・
そのブログは出産前に店に来た波多野のブログ。
出産前に話した希の夢が書かれていた。
そして希のマルジョレーヌは、
食べに行く価値があるケーキと絶賛されていた。
2015年4月。
子供も小学生となり、希の店もOPENから7年。
ギリギリではあるが店も軌道に乗って、
フランス菓子も種類を増やしていた。
【第23週】 8月31日〜9月5日
「いっぱい失敗タルトタタン」
(タルトタタンレシピ)
「分量」
・りんご 6個
・砂糖 50g
・パイシート 1枚
「作り方」
1.りんごを芯をとり、8等分にする。
2.鍋に砂糖を入れ火にかける。
3.2から煙が出てカラメル状になったら、
水(お湯)を大匙2杯入れる。
4.3にりんごを入れて蓋をし、
約20分汁気がなくなるまで煮る。
(2〜4の工程は、鍋2つでやると良い)
5.4を型に入れ、お玉で平らにする。
6.5の上にパイシートを乗せる。
パイシートは手で型の形に伸ばす。
7.6を200℃(予熱なし)で焼く35分焼く。
8.7を冷まして型から出したら完成!
(あらすじ)
2015年4月
希の店は8回目の春を迎えていた。
匠と歩美は6歳になっていた。
圭太は5代目を継いで紺谷弥太郎となり、
希は店と女将の両立した日々を送っていた。
高志はドラマに出て、一子は本を出していた。
弥太郎(紺谷かおる)も結婚していた・・・
相手はかなえ(クラブのママかおるの母)。
と言うことで紺谷家から離れて桶作家で暮らす、
希と圭太と子供たち。
桶作家には元治、文と藍子。
希家族4人と一徹家族の3人とお腹に1人。
大所帯で賑やかな毎日だが、
相変わらず徹だけは行方不明のまま・・・
藍子は徹のいない日々を日記に残して、
一徹は希の店のHPで家族の心境を書き続けた。
全てが遠くで見ているであろう徹に寄せてのもの。
紺谷の塗師屋には新人も入り、
女将業も手がかからなくなっていた。
これを気に希は営業時間を延ばすことと、
同時にアルバイト募集をはじめた。
バイト募集のチラシを見て来たのは、
最近常連客となった沢沙耶。
沙耶はパティシエになりたいと言って来た。
パティシエを育てようとは考えていなかった希。
希は本気で一流のパティシエになりたいなら、
もっと多くを食べて一流の職人の下で働けと、
沙耶のアルバイトを断ったのであった。
しかし・・・ 次の日の朝5時。
希が店に行くと、店の前には沙耶がいた。
沙耶は小さい頃に見た大悟と西園寺の勝負。
そして飛び入り参加した見習いの希を見ていた。
それを見て世界一のパティシエを目指していた。
熱弁するに沙耶に希は自分の過去を思い出し、
パティシエの基礎を教えることを決意した。
沙耶に刺激された希。
家に帰り子供たちに希の夢世界一の話をすると、
歩美は容赦なかった。
「いつなるの?お母さんもう大人でしょ?」
その言葉に悩む希。
更に希の悩みは夢が沢山ある歩美と裏腹に、
夢が無いと言う匠。
沙耶が店に着て数日。
沙耶は勉強熱心で客受けも良好。
技術的にも素晴らしいものを持っていた。
絶対にフランスに行って、
パティシエになりたいと語る沙耶。
日々刺激を受ける希は昔を思い出していた。
口では言い続けてきた「世界一」。
どこかで忘れかけていた自分の夢。
ある日沙耶の母が店に来た。
そして沙耶を連れ帰ろうとする。
その理由を知った希。
沙耶は輪島の理容学校に通っていた。
家業の美容室を継ぐためであった。
しかしそれを希には言わずに、
理容学校をサボって修行しようとしていた。
そのころ家では匠がいなくなった・・・
村中大騒ぎで探すが見つからない。
警察に届けを出そうとしたとき、
歩美と徹志は口を開いた。
匠は家の中に隠れていたのである。
隠れた理由は圭太が喜んで教える漆塗り。
夢のない匠に漆を夢にして欲しくて教えていた。
好きではないのに圭太が褒めることで、
好きではないと言えないで悩んでいたのだ。
それを知って謝る圭太だが、
匠はいつもの元気が出ない。
匠の本質には失敗することが怖く、
夢をもてないと言う内面の問題にあった。
希は匠の悩みを解決するため、
家族でケーキを作ることを計画した。
それは『りんごのタルト』
本当の作り方は、
りんごをタルトで包み焼くケーキ。
それを圭太のミスを装ってタルトで包み忘れ、
りんごだけを焼いてしまう。
失敗したからもうダメだろうと言う匠。
希の提案でタルト生地をりんごの上にのせて焼く。
失敗したと見せて作り上げたのは『タルトタタン』。
失敗したはずのケーキが美味しくて驚く巧み。
希と圭太の計画は成功した。
失敗したことで、
より良い物が出来ることを教えたのであった。
それは希自信にも夢へ向うきっかけとなった。
ブランクはあるが、
その時間で積むことの出来た経験。
それを活かして再度世界一を目指そうと考えた。
沙耶も店に戻ってきた。
親が払った学費を自分で返し、
パティシエの夢に向かう決意をしたのだった。
【第24週】 9月7日〜9月12日
「女たちのジレンマムース」
(ドゥ・ヴィレシピ)
「分量」
※これは無理です・・・
本当にごめんなさい・・・
ちなみに意味は『2つの人生』
「作り方」
1.加賀棒茶の生地
2.1にベリーのジュレを乗せる
3.昆布だし入りの、
桃とホワイトチョコのムースを作る。
4.2に3を乗せる。
※こんなくらいしか分かりません・・・
(あらすじ)
世界一に向け進もうとする希。
そんな時にテレビに陶子が出ていた。
有名なパティシエとなり出演している。
ママさんパティシエコンクールの開催と、
その審査員として参加すると言う陶子。
それを見たみんなは希に参加を勧めた。
コンクール出場をためらう希。
しかし希の噂を聞きつけたコンクール主催者は、
大会への参加を勧めてきた。
その電話対応をしたのは沙耶。
希を装い大会出場を快諾するのであった。
希は覚悟を決めて出場することを決めた。
能登の食材イチゴでアレンジしたケーキ。
審査員の陶子が選んだケーキに、
希のケーキは入賞をすることは無かった。
陶子のコメントは、入賞者以外のケーキは、
新しい味に挑戦したものでは無いと断言する。
希は陶子にそんなにダメだったのか聞くが、
陶子は何も言わずに希の店に来た。
そして希に言う。
「食べさせてあげる。私のマルジョレーヌ。」
そう言うとマルジョレーヌを作りはじめた。
オリジナリティのある別格の味。
それを食べて言葉の出ない希に陶子は言う。
「何してたの8年間。」
「新しい味への好奇心が無くなったら、
そんなのパティシエじゃないのよ。」
「今のあなたは何も怖くない。」
「もう十分でしょ!」
「このままでいいんじゃないの?」
全ての人生をケーキに注いできた陶子は、
中途半端な希のケーキと生き方を完全否定した。
希は陶子の言葉を真剣に受け止めて、
『JAPAN洋菓子コンクール』
の参加を決めて8年のブランクを埋めるため、
本気でケーキに向き合う決心をした。
圭太と弥太郎の応援もあり、
女将を辞めてケーキ作りに本腰を入れるが、
当時のようなアイデアがまったく出てこない。
追い詰められた希は子供にまで八つ当たりし、
そんな自分に嫌気が差してた希。
自分には両立が無理と嘆く希に、
マキは自分の過去を話し出した。
当時東京で歌手を目指していたマキ。
そんな時、彼にプロポーズされた。
結婚を決めたまきだったが、
彼の親に挨拶に行く際に逃げ出して、
結婚も歌手も捨ててしまったと言う話であった。
2つを追うことで2つをなくしてしまうこともある。
その事をマキは希に教えたかったのである。
弱音を吐き続ける希に圭太は言った。
「そんな事言うならどっちか辞めろ。」
厳しい口調で希に迫った圭太だが、
希がどちらかを捨てることなんて、
出来ないことも知っていた。
希はもう一度向き合う決心をした。
ケーキと家族を・・・
それが希への最大のヒントとなり、
母親の象徴である母乳を使おうと考えた。
と言っても母乳は使えないので、
母乳の成分であるグルタミン酸の入った食材。
『能登の昆布』
コンクール当日。
希の作り上げたケーキは『ドゥ・ヴィ』
ケーキの意味は『2つの人生』
加賀棒茶の生地にベリーのジュレを乗せ、
その上に桃とホワイトチョコのムース
(昆布だし入り)をコーティングしたもの。
しかし・・・
前日予定していた子ども達の相撲大会が、
雨によって日程がずれてコンクールと重なった。
子供たちは希に言う。
「お母さんはコンクール言っていいよ。」
子供たちは希に世界一になって欲しいのだと・・・
しかし本当は希に見に来てほしい歩美。
ついには泣き出してしまった。
そんな子供を思いながら希はケーキを作った。
これでも本当に両立なのか考えながら・・・
そして希は遂にコンクールを捨てて、
相撲大会へ向かってしまうのだった。
その日相撲大会を終えて店に戻ると、
沙耶が店に入ってきた。
もう少しで優勝だったと・・・
希はコンクールを辞退したはずなのに・・・
真相は・・・
希は店を飛び出したが、ベースは出来ていた。
沙耶が残りの仕上げをしてコンクールに出場。
審査での評価はトップであったが、
本人でないことに気がつかれしまった結果、、
最後は失格になってしまったという。
そのころ能登では一子を中心に、
マキに向けて応援歌を考えていた。
もう一度マキへ東京を思い出してもらおうと・・・
マキは能登の祭りで知り合った男性と結婚を決め、、
その男性と共に東京へ行く決意をしたのだった。
しかしマキより先にマキの歌だけが東京へ・・・
希のコンクールで紹介された応援歌。
それを歌うマキの歌声が東京で話題になっていた。
マキもまた2つを同時に手に入れたのだった。
【第25週】 9月14日〜9月19日
「秒読みコンクールケーキ」
(コンクールケーキレシピ)
「分量」
※???
先週同様さすがに無理!
本当にごめんなさい・・・
ちなみにテーマは『夢』
4つのケーキを作る。
・『輪島塗』
・『元治の塩』
・『祭りの切子』
・『圭太と家族』
「作り方」
※絶対にかけないと思います・・・
(あらすじ)
希がコンクールで出したケーキの噂を聞き、
大悟が希の店にやって来た。
驚いた希だが、それを無視して大悟は言った。
「それかコンクールに出したケーキ?」
そして直ぐにケーキを食べて言う。
「なにを入れた?」
「おおもとの発想はなんだ?」
希は答えた。
「いっぱいおっぱい・・・」
大悟は希の子供たちの発想を知るために言った。
「行くぞ!お前の家だ!」
大悟は桶作家で能登の食材を食べ感動した。
以前から知っている元治の塩に感動し、
新鮮な食材に感動していた。
大悟に希は世界一とは何かを尋ねた。
大悟は希に言う。
「そんなもの世界一になってから言え。」
「俺が世界一を目指したのも、ブランクの後だった。」
「輪子や大輔や美南が信じてくれたからだ。」
「世界一を目指してみろ。」
「何が見えるか自分で確かめてみろ。」
また大悟に希を奪った事を誤った圭太には、
「お前にせいで8年のブランクが生まれた。」
「しかし唯一の成果は、
ケーキが豊かになったことだな。」
「ここでの家族との生活が味の深みを出している。」
それを影で見ていた文は、
大悟の背中を思いっきり叩いて一言いう。
「ありがとう!」
翌日大悟は横浜へ帰って行った。
それから数日後に一子が店に来た。
理由は『世界パティシエコンクール』の取材。
日本の代表を決める最高峰のコンクール。
参加に見に覚えの無い希だが、
勝手に大悟が出場を進めていたのだった。
大悟の言葉と気持ちを受け止め参加を決意した希。
その日の深夜から希はケーキ作りに取り組んだ。
コンクールまであと2ヶ月・・・
そのころ大輔も能登にやって来た。
希がいなくなり大悟は元気じゃなかった。
しかし先日希に会って帰ってくると、
元気になり徹夜でケーキを作りだしたと・・・
そのお礼に来たと言う大輔だが、
圭太は大輔が来た本当の理由。
それは別にあるのではと気がついた。
そして大輔の本当の理由を聞く。
大輔は話した。
「見かけたんだよね。徹さんのこと。」
ビルの清掃員をしていた徹を見かけ、
声をかけると徹は逃げたと言う。
「圭太君任せたから。」
「希ちゃんやお母さんにどう話すか・・・」
その場で話を聞いていた一徹は圭太に言った。
「姉ちゃんのことは圭太さんに任す。」
「でもお母さんには俺から話させてくれない?」
圭太はコンクールを控えた希と、
希が言っていた言葉
「子供をいとおしいと思うたびに、
許せられなくなってしまう。」
それを考えて希に伝えるのは今ではないと思った。
一方で一徹は藍子に真実を話した。
徹が出て行くとき、昔の同僚に脅されていたことも、
出て行こうと考えてたことも、
全て知っていたと話した一徹。
そして徹が生きていることを伝え、
自分が探しに行って必ず連れ帰ると・・・
真実を聞いた藍子は今すぐでも探しに行きたいが、
一徹の熱い思いにうなずいた。
コンクールに出すケーキを悩んでいた希。
そんな希は能登で体験した全てを出そうと考え、
テーマを『夢』に決めた。
能登で出会ったものを4つのケーキとする。
『輪島塗』
『元治の塩』
『祭りの切子』
『圭太と家族』
そして少しずつルセットを調整して、
作るケーキのルセットは完成した。
しかしコンクールの実践は、
5時間30分で作り上げなきゃいけない。
何度も実戦形式でケーキを作るが、
時間内に作ることができない希。
一徹は徹を見つけられずに帰って来た。
しかし諦めてはいなかった。
希の店のブログ記事を更新することで、
徹からコメントが来るのを待った。
諦めず毎日の更新し続けた一徹。
コンクールまであと7日・・・
希は時間内でケーキを完成させることに成功した。
同時にブログには徹からのコメントが届いた。
その両方を受けた圭太は、
ついに希に徹のことを話す決心を決めた。
「希。お父さんから連絡があった。」
それを聞いて言葉を失った希・・・
(終わり)
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