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2015年04月02日
【空へ−救いの翼 RESCUE WINGS−】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【空へ−救いの翼 RESCUE WINGS−】
【出演者】
川島遥風(三等空尉):高山侑子
瀬南孝太郎(二等空曹):渡辺大
織田龍平(一等空尉):井坂俊哉
鷹栖美那(三等空佐):木村佳乃
菊田靖男(二等空佐):三浦友和
勝沼碧(空士長):鈴木聖奈
横須賀剛(一等空尉):金子賢
遥風の母:浅田美代子
海上自衛隊の船長:中村雅俊
〜〜〜Sponsords Link〜〜〜
【感想】
海猿みたいなの想像してました。
どうしても比べてしまう世界観。
しかし主人公が救助隊ではなく、
救助隊の操縦士。
海猿とは世界観が違いました・・・
主演の高山侑子さん。
実際の父が、自衛隊員で訓練中に殉職したそうです。
そんな由縁を考えると、
この作品に挑む気持ちって凄かったのでしょう!
もう少し、感動的に作って欲しかった・・・
感情移入がしにくい作品でした。
あと少しなんですがね〜
【あらすじ】(ネタバレあり)
1994年伊豆諸島神津島。
少女と父親が救助ヘリを待っていた。
母が倒れたのだ。
外は大荒れ、とてもヘリが飛べる状況ではない。
しかし、航空救難隊は現れた・・・
2008年石川県上空
航空救難の模擬練習。
ヘリを運転するのは、14年前少女だった女性。
新人パイロットの川島遥風。
指導するのは、菊田靖男隊長。
途中の運転ミス。
遥風に厳しく指導する菊田。
それから数日後の嵐の日。
航空救難隊に救助要請が来る。
遥風は初の実践となる。
救助するのは、嵐で座船した船員。
外は嵐で、海難救助隊は出動できない。
遥風の運転するヘリは現場に到着する。
そして、船員を救助していく隊員。
しかしヘリの燃料が少なくなってきた。
残す1名の船員が見つからない。
「もう限界だ、引き返す。」
そう指示出されたとき遥風は、
モニター越しに船員を見つける。
しかし、ヘリの燃料がなく引き返すことに・・・
基地に戻った遥風に菊田は言う。
「引き返す決断をするのも任務のうちだ。」
遥風は
「しかし私は、
人を助けられなかったことが悔しいです。」
と言うのだった。
これが遥風の始めての実践であった。
次の実践は、くも膜下出血の少女の搬送。
同じ時間、登山中に落下した男性の救助。
そちらのヘリの運転は織田龍平。
遥風は無事救助するが、織田の運転するヘリは、
機体の故障からか操縦が一時操縦が効かなくなる。
遭難者を助けることは出来たが、
救難隊員の瀬南孝太郎を負傷させてしまうのだった。
ヘリの整備をした勝沼碧は落ち込む。
同時に織田も落ち込みを隠せないでいた。
航空救難隊を辞めようとする勝沼。
励ます遥風。
織田の同期で勝沼の先輩である横須賀も、
勝沼をツーリングに誘い励ます。
こうしてやる気を取り戻した勝沼。
それを見た織田も、
「1人で飛んでるんじゃないんだな・・・」
と気持ちを切り替えるのであった。
数日後・・・
遥風が搬送した少女が、命を引き取った。
救難をやっているからこそ、
向き合わなければいけない命とのかかわり。
必ず乗り越えなければならない事実。
隊長は遥風に休養を与えた。
実家に帰った遥風。
母親か当時のレスキューの話を聞き、
自分のしていることに自身を取り戻す。
そうして隊に戻った遥風。
その日は怪我をした瀬南の復帰祝い。
と同時に、勝沼と横須賀の婚約パーティー。
こうして隊の結束は強くなっていく。
ある日の救助。
メインパイロットは織田。
副操縦士として遥風が隣に座る。
海上で火事を起こした船の船員の救助。
無事船員を救助するが、船が爆発。
その爆風で目を怪我する織田。
操縦不可能の織田に代わり操縦する遥風。
と、その時基地から連絡が入る。
航空練習中の横須賀が事故を起こしたと・・・
事故現場は遥風の救助の近く。
救助に向かう遥風。
選考して横須賀の発見に向かった鷹栖。
海に浮いている横須賀をようやく発見する。
そして救助隊の遥風に連絡をする。
しかし・・・
燃料がもたない・・・
海水の冷たさから、
横須賀の意識が保たれる時間は残りわずか・・・
鷹栖は基地の菊田に連絡する。
近くに海上自衛隊の船がある。
救助した後、海上自衛隊の船に着艦させると。
しかし、菊田は渋る。
遥風はまだ着艦をさせたことがなかったのだ。
鷹栖は遥風の腕だと大丈夫と後押しする。
判断は遥風に任せられた・・・
もちろん救助を選んだ遥風。
横須賀を無事救助するが、問題は着艦。
失敗すると大事故が起こる。
「訓練は実践の如く」
「実践は訓練の如く」
波に揺られる船。
困難する着艦。
無事着艦を成功させる遥風であった。
(終わり)
〜〜RIKUのメインブログ〜〜
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・☆馬の気持ち☆
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【空へ−救いの翼 RESCUE WINGS−】
【出演者】
川島遥風(三等空尉):高山侑子
瀬南孝太郎(二等空曹):渡辺大
織田龍平(一等空尉):井坂俊哉
鷹栖美那(三等空佐):木村佳乃
菊田靖男(二等空佐):三浦友和
勝沼碧(空士長):鈴木聖奈
横須賀剛(一等空尉):金子賢
遥風の母:浅田美代子
海上自衛隊の船長:中村雅俊
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【感想】
海猿みたいなの想像してました。
どうしても比べてしまう世界観。
しかし主人公が救助隊ではなく、
救助隊の操縦士。
海猿とは世界観が違いました・・・
主演の高山侑子さん。
実際の父が、自衛隊員で訓練中に殉職したそうです。
そんな由縁を考えると、
この作品に挑む気持ちって凄かったのでしょう!
もう少し、感動的に作って欲しかった・・・
感情移入がしにくい作品でした。
あと少しなんですがね〜
【あらすじ】(ネタバレあり)
1994年伊豆諸島神津島。
少女と父親が救助ヘリを待っていた。
母が倒れたのだ。
外は大荒れ、とてもヘリが飛べる状況ではない。
しかし、航空救難隊は現れた・・・
2008年石川県上空
航空救難の模擬練習。
ヘリを運転するのは、14年前少女だった女性。
新人パイロットの川島遥風。
指導するのは、菊田靖男隊長。
途中の運転ミス。
遥風に厳しく指導する菊田。
それから数日後の嵐の日。
航空救難隊に救助要請が来る。
遥風は初の実践となる。
救助するのは、嵐で座船した船員。
外は嵐で、海難救助隊は出動できない。
遥風の運転するヘリは現場に到着する。
そして、船員を救助していく隊員。
しかしヘリの燃料が少なくなってきた。
残す1名の船員が見つからない。
「もう限界だ、引き返す。」
そう指示出されたとき遥風は、
モニター越しに船員を見つける。
しかし、ヘリの燃料がなく引き返すことに・・・
基地に戻った遥風に菊田は言う。
「引き返す決断をするのも任務のうちだ。」
遥風は
「しかし私は、
人を助けられなかったことが悔しいです。」
と言うのだった。
これが遥風の始めての実践であった。
次の実践は、くも膜下出血の少女の搬送。
同じ時間、登山中に落下した男性の救助。
そちらのヘリの運転は織田龍平。
遥風は無事救助するが、織田の運転するヘリは、
機体の故障からか操縦が一時操縦が効かなくなる。
遭難者を助けることは出来たが、
救難隊員の瀬南孝太郎を負傷させてしまうのだった。
ヘリの整備をした勝沼碧は落ち込む。
同時に織田も落ち込みを隠せないでいた。
航空救難隊を辞めようとする勝沼。
励ます遥風。
織田の同期で勝沼の先輩である横須賀も、
勝沼をツーリングに誘い励ます。
こうしてやる気を取り戻した勝沼。
それを見た織田も、
「1人で飛んでるんじゃないんだな・・・」
と気持ちを切り替えるのであった。
数日後・・・
遥風が搬送した少女が、命を引き取った。
救難をやっているからこそ、
向き合わなければいけない命とのかかわり。
必ず乗り越えなければならない事実。
隊長は遥風に休養を与えた。
実家に帰った遥風。
母親か当時のレスキューの話を聞き、
自分のしていることに自身を取り戻す。
そうして隊に戻った遥風。
その日は怪我をした瀬南の復帰祝い。
と同時に、勝沼と横須賀の婚約パーティー。
こうして隊の結束は強くなっていく。
ある日の救助。
メインパイロットは織田。
副操縦士として遥風が隣に座る。
海上で火事を起こした船の船員の救助。
無事船員を救助するが、船が爆発。
その爆風で目を怪我する織田。
操縦不可能の織田に代わり操縦する遥風。
と、その時基地から連絡が入る。
航空練習中の横須賀が事故を起こしたと・・・
事故現場は遥風の救助の近く。
救助に向かう遥風。
選考して横須賀の発見に向かった鷹栖。
海に浮いている横須賀をようやく発見する。
そして救助隊の遥風に連絡をする。
しかし・・・
燃料がもたない・・・
海水の冷たさから、
横須賀の意識が保たれる時間は残りわずか・・・
鷹栖は基地の菊田に連絡する。
近くに海上自衛隊の船がある。
救助した後、海上自衛隊の船に着艦させると。
しかし、菊田は渋る。
遥風はまだ着艦をさせたことがなかったのだ。
鷹栖は遥風の腕だと大丈夫と後押しする。
判断は遥風に任せられた・・・
もちろん救助を選んだ遥風。
横須賀を無事救助するが、問題は着艦。
失敗すると大事故が起こる。
「訓練は実践の如く」
「実践は訓練の如く」
波に揺られる船。
困難する着艦。
無事着艦を成功させる遥風であった。
(終わり)
〜〜RIKUのメインブログ〜〜
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・☆馬の気持ち☆
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【渋谷】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【渋谷】
【出演者】
水澤一成:綾野剛
ユリカ:佐津川愛美
ユリカの母:松田美由紀
ヘルスの店員:ARATA
ユウ:大島優子
ヘルスの客:西村和彦
栗山:石田えり
〜〜〜Sponsords Link〜〜〜
【感想】
思っていた以上にいい映画でした。
全ての人間が何かを探して生きている。
そして人に探して欲しいと言う闇と持つ。
そんな事を言いたいのでしょう。
そして人に探されなくなった人間。
どんどん闇に閉じこもる。
そんな人間と会って、自分の闇の理由を確かめる。
暗いけど、深い・・・
そんな気持ちになりました。
綾野剛くんって演技うまいですね!
ARATAさんってどんな役もできる・・・
それに圧巻させられました。
【あらすじ】(ネタバレあり)
渋谷の町の女性をピックアップし、
その女性の記事を書く。
それが水澤の仕事。
ある日、編集社の事務所。
多くの写真が並べられていた。
編集長は水澤に
「こんなに撮ってどうするの?」
「1人に真剣に向き合えば、
全てに向き合うってことなの。」
水澤のもとには多くの履歴書が届く。
その中の1枚。
ほぼ白紙の履歴書。
顔写真には漫画の切り抜き。
ただ一言。「私をさがして」
水澤はその子をカミュと名づける。
水澤は履歴書に書かれた電話番号に電話する。
「これイタズラ?」
「漫画の切り抜き張ってたけど・・・」
相手は答えた。
「私より私を現していると思って・・・」
水澤は続ける。
「ここに私を探してって書いて歩けど・・・」
とそこで電話は切られてしまう。
それからは繋がらない。
その日、渋谷の町を歩き回った水澤。
そこで見つけた女。
「ほっといて」
と母を倒し走り去る女。
その女は風俗店へ入っていった。
水澤はその子を追って風俗店の中へ。
ユリカの源氏名。
その子に水澤は話しかける。
「君に似た子を見かけて、
あだ名つけたんだ。」
「死ぬ子。死ぬ。死ぬ。言ってたから。」
ユリカは怒り、水澤を追い出した。
その様子を書いた記事。
編集長に提出した水澤。
しかし編集長は、
「こんなスカスカの記事じゃダメ。」
「この子を知るってことは、
この渋谷を知るってことなの。」
「この国を知るってことなの。」
「自分を知るってことなの。」
「やり直し。」
そう言われた水澤。
ふたたび風俗店へと足を運ぶ。
そしてユリカを指名する。
「今度は楽しい話したいな。」
そう言うユリカに対して、
素直に自分のことを話す水澤。
自分の仕事や親との関係など。
次第にユリカも自分のことを話し出す。
水澤の母は、水澤が小学校の頃胃癌になった。
それでも水澤は家を出て渋谷にきた。
母は「私を置いて出て行くの?」
と言い、渋谷に出た水沢に何度も電話してきた。
それを全部無視した水澤。
母はその数日後に死んだ。
母が何を伝えたかったかずっと考えていた。
ユリカは優等生だった。
ずっと顔色を伺って生活してきた。
母の評価は成績表でしかなかった。
それでも母のことが好きだった。
中学2年のとき、成績表を渡したユリカ。
母は喜んで褒めてくれた。
でも褒められたことを嬉しいと思わなくなった。
それからアトピーが出始めて、頭痛が酷くなった。
私はいなくなった。自殺しようとした。
それでも母はカウンセリングを受けさせた。
先生は、
「あなたは普通だよ。」
「カウンセリングが必要なのは母親だ。」
と、それを母に伝えた。
すると母は急に怒り出して、ユリカを叩いた。
それで家を飛び出した。
生まれ変わりたい・・・・・
「地べたに座ってたら、それより下はない。」
「そこから必死に生きている人を見る。」
そう話すユリカだった。
水澤はユリカの写真を撮った。
するとユリカは言った。
「ごめんなさい。」
「写真怖いの。」
「そこに何もいないんじゃないかって。」
「空っぽの自分しかいないんじゃないかって。」
帰りがけに水澤は言った。
「許してあげてくれないか?」
「お母さんも、ただの人間だし、
間違うこともあると思う。」
水澤は記事を編集していた。
そして、ユリカのぼやけた写真も・・・・・
その時携帯が鳴った。
相手はカミュ。
「会えませんか?」
「どこに行けばいいかな?」(水澤)
「分からなくて・・・」(カミュ)
「今いるところに目印とかない?」(水澤)
「分かりません・・・」(カミュ)
「周りの写真何枚か撮って送って。」(水澤)
送られてきた写真を探しに行く水澤。
しかしカミュを見つけることは出来なかった。
それからもカミュを探し続けながら、
渋谷の写真を取り続ける水澤。
そんな毎日を送っていた水澤。
声をかけてきた1人の女性。
青森から友人と出てきて、
1人渋谷の町に残ったそうだ。
そして声をかけた男性とホテルに泊まる。
そんな生活を続けているのだ。
「彼女はユリカになるだろう。」
「次から次へとユリカが生まれて、
この町はユリカだらけになっていく。」
次の日カミュからメールが届いた。
カミュの顔写真だった。
それを見た水澤は驚いた。
カミュはユリカだったのだ・・・
カミュは風俗店へ向かう。
しかしユリカは既に辞めていた。
そしてカミュに電話をかける。
「君ユリカだよね。」
「今どこにいるの?」
深夜のバスターミナル。
ユリカは母に会いに行くといった。
水澤は
「君の写真を撮らしてくれ。」
そう伝えてバスターミナルに向かう。
出発ギリギリに間に合った水澤。
何も言わずにユリカの写真を撮った。
ユリカは最後に、
「ありがとう。」
「私を探してくれて・・・」
(終わり)
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【渋谷】
【出演者】
水澤一成:綾野剛
ユリカ:佐津川愛美
ユリカの母:松田美由紀
ヘルスの店員:ARATA
ユウ:大島優子
ヘルスの客:西村和彦
栗山:石田えり
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【感想】
思っていた以上にいい映画でした。
全ての人間が何かを探して生きている。
そして人に探して欲しいと言う闇と持つ。
そんな事を言いたいのでしょう。
そして人に探されなくなった人間。
どんどん闇に閉じこもる。
そんな人間と会って、自分の闇の理由を確かめる。
暗いけど、深い・・・
そんな気持ちになりました。
綾野剛くんって演技うまいですね!
ARATAさんってどんな役もできる・・・
それに圧巻させられました。
【あらすじ】(ネタバレあり)
渋谷の町の女性をピックアップし、
その女性の記事を書く。
それが水澤の仕事。
ある日、編集社の事務所。
多くの写真が並べられていた。
編集長は水澤に
「こんなに撮ってどうするの?」
「1人に真剣に向き合えば、
全てに向き合うってことなの。」
水澤のもとには多くの履歴書が届く。
その中の1枚。
ほぼ白紙の履歴書。
顔写真には漫画の切り抜き。
ただ一言。「私をさがして」
水澤はその子をカミュと名づける。
水澤は履歴書に書かれた電話番号に電話する。
「これイタズラ?」
「漫画の切り抜き張ってたけど・・・」
相手は答えた。
「私より私を現していると思って・・・」
水澤は続ける。
「ここに私を探してって書いて歩けど・・・」
とそこで電話は切られてしまう。
それからは繋がらない。
その日、渋谷の町を歩き回った水澤。
そこで見つけた女。
「ほっといて」
と母を倒し走り去る女。
その女は風俗店へ入っていった。
水澤はその子を追って風俗店の中へ。
ユリカの源氏名。
その子に水澤は話しかける。
「君に似た子を見かけて、
あだ名つけたんだ。」
「死ぬ子。死ぬ。死ぬ。言ってたから。」
ユリカは怒り、水澤を追い出した。
その様子を書いた記事。
編集長に提出した水澤。
しかし編集長は、
「こんなスカスカの記事じゃダメ。」
「この子を知るってことは、
この渋谷を知るってことなの。」
「この国を知るってことなの。」
「自分を知るってことなの。」
「やり直し。」
そう言われた水澤。
ふたたび風俗店へと足を運ぶ。
そしてユリカを指名する。
「今度は楽しい話したいな。」
そう言うユリカに対して、
素直に自分のことを話す水澤。
自分の仕事や親との関係など。
次第にユリカも自分のことを話し出す。
水澤の母は、水澤が小学校の頃胃癌になった。
それでも水澤は家を出て渋谷にきた。
母は「私を置いて出て行くの?」
と言い、渋谷に出た水沢に何度も電話してきた。
それを全部無視した水澤。
母はその数日後に死んだ。
母が何を伝えたかったかずっと考えていた。
ユリカは優等生だった。
ずっと顔色を伺って生活してきた。
母の評価は成績表でしかなかった。
それでも母のことが好きだった。
中学2年のとき、成績表を渡したユリカ。
母は喜んで褒めてくれた。
でも褒められたことを嬉しいと思わなくなった。
それからアトピーが出始めて、頭痛が酷くなった。
私はいなくなった。自殺しようとした。
それでも母はカウンセリングを受けさせた。
先生は、
「あなたは普通だよ。」
「カウンセリングが必要なのは母親だ。」
と、それを母に伝えた。
すると母は急に怒り出して、ユリカを叩いた。
それで家を飛び出した。
生まれ変わりたい・・・・・
「地べたに座ってたら、それより下はない。」
「そこから必死に生きている人を見る。」
そう話すユリカだった。
水澤はユリカの写真を撮った。
するとユリカは言った。
「ごめんなさい。」
「写真怖いの。」
「そこに何もいないんじゃないかって。」
「空っぽの自分しかいないんじゃないかって。」
帰りがけに水澤は言った。
「許してあげてくれないか?」
「お母さんも、ただの人間だし、
間違うこともあると思う。」
水澤は記事を編集していた。
そして、ユリカのぼやけた写真も・・・・・
その時携帯が鳴った。
相手はカミュ。
「会えませんか?」
「どこに行けばいいかな?」(水澤)
「分からなくて・・・」(カミュ)
「今いるところに目印とかない?」(水澤)
「分かりません・・・」(カミュ)
「周りの写真何枚か撮って送って。」(水澤)
送られてきた写真を探しに行く水澤。
しかしカミュを見つけることは出来なかった。
それからもカミュを探し続けながら、
渋谷の写真を取り続ける水澤。
そんな毎日を送っていた水澤。
声をかけてきた1人の女性。
青森から友人と出てきて、
1人渋谷の町に残ったそうだ。
そして声をかけた男性とホテルに泊まる。
そんな生活を続けているのだ。
「彼女はユリカになるだろう。」
「次から次へとユリカが生まれて、
この町はユリカだらけになっていく。」
次の日カミュからメールが届いた。
カミュの顔写真だった。
それを見た水澤は驚いた。
カミュはユリカだったのだ・・・
カミュは風俗店へ向かう。
しかしユリカは既に辞めていた。
そしてカミュに電話をかける。
「君ユリカだよね。」
「今どこにいるの?」
深夜のバスターミナル。
ユリカは母に会いに行くといった。
水澤は
「君の写真を撮らしてくれ。」
そう伝えてバスターミナルに向かう。
出発ギリギリに間に合った水澤。
何も言わずにユリカの写真を撮った。
ユリカは最後に、
「ありがとう。」
「私を探してくれて・・・」
(終わり)
〜〜RIKUのメインブログ〜〜
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〜〜RIKUのサブブログ〜〜
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【偉大なる、しゅららぼん】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【偉大なる、しゅららぼん】
【出演者】
日出淡十郎:濱田岳
日出涼介:岡田将生
日出清子:深田恭子
棗広海:渡辺大
藤宮濤子:貫地谷しほり
日出淡九郎:佐野史郎
棗永海:田延彦
速水沙月:大野いと
棗の母:森若香織
日出淡八郎:津川雅彦
源治郎:笹野高史
速水義治:村上弘明
通行人:浜村淳
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【感想】
不思議な映画でした・・・
複線が多すぎます。
でも最終的には、そういうこと!
ファンタジー映画って言うんですか?
比較的、度が過ぎるわけではないので、
面白かったと思います。
何を言いたかったのか?
全ては源治郎の思いを伝えたかった映画。
最初から源治郎の言葉に注目すると、
また違った見方が出来るかもしれませんね!
終盤までは、その複線でしかない映画。
なので見方によっては厳しいです。
初めの段階で飽きてしまう。
でも最後まで見て、やっと面白かったのでは?
って気分にさせる!!!
「しゅららぼん」
って効果音でしかなかった・・・
それを題名にするなんて・・・
【あらすじ】(ネタバレあり)
琵琶湖の真ん中にある竹生島。
琵琶湖の力を授けられた日出家と棗家。
この両家の争いは、今も続いていた。
両家ともに琵琶湖を離れると力はなくなる。
日出家は精神を操る能力を使い、
棗家は肉体を操る能力を使う。
両家が能力を使うとき、
能力の持った者だけ激しい音を耳にする。
琵琶湖の近くにある石走高校へ通うため、
日出家の能力の修行のために、
日出本家に居候することになった涼介。
迎えに来たのは、物忘れが激しい源治郎。
日出家跡取りの淡十郎と高校に通う涼介。
淡十郎は歴代の日出家の中でも、
ずば抜けた能力を持つ男。
しかしその高校には天敵の棗広海も・・・
しかも同じクラス。
ある日、淡十郎は同じクラスで、
校長の娘の速水沙月に恋をする。
速水家は、日出本家が住む石走城の
初代城主の子孫であった。
しかし沙月が行為を抱いていたのは広海。
そして何を思い立ったのか、
涼介を連れて棗家に行く淡十郎。
広海に対して、
「僕と共にこの町から出よう。」
「僕は日出の家を継ぐ気はない。」
「日出を継ぐとこの町から出られない。」
「棗もこの町から出よう。」
「やりたいことがあるんだろう。」
「両家の世継ぎがいなくなれば、
こんなくだらない争いはなくなる。」
と言い出す。
しかし話の途中で広海の父に追い出される2人。
日出家に帰った2人。
そこに現れた、淡十郎の姉清子。
清子は相手の心を読む力がある。
清子にことの一部始終を読まれる2人。
同時期、校長が日出家を訪れていた。
「日出家にこの町から出て行ってもらう。」
淡九郎はその言葉にあざ笑い、
能力を使おうとしたその瞬間・・・
速水校長は能力を発揮した。
日出家、棗家ではないのに・・・
そして、淡九郎の動きを止める。
次の日高校に行くと、
棗家にも速水校長は現れていた。
そして広海の父を能力で止めていた。
広海の母は一般人。
「能力の存在を知ると死んでしまう。」
そんな言い伝えがあり、
広海の母は能力のことを知らなかった。
しかし、昨日の事件でそれを知ってしまう。
広海は淡十郎にお願いする。
「母の記憶を消してくれないか。」
「分かった。方法はひとつだけある。」
と淡十郎は言うのであった。
そして姉の清子に頭を下げた淡十郎。
清子の力を借りる。
そして広海の母の記憶を消した清子。
そこに現れる速水校長。
清子が父の敵とするが、能力が効かない。
その時能力を使い校長を追い払ったのは・・・
そこにいた一同は淡十郎がやったと思った。
しかし、それを発揮したのは涼介だった。
その夜、真実を話す淡十郎。
淡十郎に日出の力はない。
小さい頃からの儀式で飲まされる御神水。
それをずっと飲まないで来たと。
目を盗んでペットボトルに移し変えて・・・
それを知っているのは清子だけだった。
その時清子の携帯が鳴る。
相手は濤子。
日出家の会議の結果、琵琶湖を出ると・・・
その代わりに父を元に戻して欲しいと・・・
翌朝清子は、涼介、淡十郎、広海に言う。
「日出と棗、合わさることがない両家。」
「その力が合わさると龍を呼ぶことが出来る。」
「龍にお願いした。」
「そして龍の声を聞いた。」
淡十郎は学校に校長を呼びに行け。
涼介と広海は浜辺に来い。
と清子に言われた3人。
そして涼介と広海は浜辺に行く。
すると清子は言う。
「2人の力を同時に発動して。」
そして涼介と広海は力を使った。
すると海が裂け琵琶湖の底に通じる道が・・・
清子は言う。
「龍からの授かり物を持って来い。」
琵琶湖の底で採ってきたのは御神水。
それを淡十郎に渡す。
しかし、淡十郎は飲まない。
「城は守る。でも飲まない。」
諦めた清子は校長と交渉を始める。
まずは本当に父を元に戻せるか?
試しに涼介にかけてから、
元に戻してみろと伝える清子。
速水校長は清子の言うとおりに、
涼介に能力を使おうとした。
その瞬間・・・
速水校長が倒れる。
一瞬ガードが解けた速水校長。
その隙に能力を使った清子だった。
しかし清子は言った・・・・・
「こいつ能力を持っていない。」
「操られていただけだ・・・」
そこに現れたのは、使用人源治郎。
源治郎はもともと能力を持っていた。
秋田の八郎潟の力の持ち主。
日出家の先代淡八朗の力で、
能力と記憶を消された源治郎。
なぜか最近になり能力を取り戻した。
60年の空白を埋めるため、
この能力での無駄な争いを無くすため、
そして淡十郎の意思を尊重するため、
この計画を立てたのであった。
源治郎は言う。
「この60年間を返してください。」
「こんな危ないもの、わしで終わらせます。」
「すまなかった。」
「全部僕のせいだ。」
そう言って淡十郎は御神水を飲む。
そして続けて源治郎に言う。
「頼む。源じい。みんなを戻してくれ。」
「そうしないと命を落とすぞ源じい。」
しかし源治郎は引かない。
「坊ちゃんがあの子(沙月)のことを、
美しいって言ったからです。」
「私もふるさとに好きな子がいました。」
「でも60年も忘れさせられて・・・」
「もう二度と会えないです。」
源治郎は、淡十郎のことを思っての行為。
しかし淡十郎の説得が間に合わず、
琵琶湖の龍(稲妻)に打たれる源治郎。
「僕のせいだ。」
「僕が最初から御神水を飲んでいれば。」
淡十朗は言った。
淡十朗が飲まずに持ち帰った御神水。
その御神水をたまたま口にした源治郎。
そうして力が戻ってしまったのだ。
翌日。
源治郎が死しても父は元に戻らなかった。
広海は涼介と淡十郎に言う。
「棗が終われば争いが終わる。」
「だから俺が終わらせる。」
時をとめることが出来る棗家。
時を戻すことも出来るのだ。
しかしそれをすると棗家の能力がなくなる。
そして全ての記憶がなくなる。
覚悟を決めて力を使った広海。
全ては元通りに戻った。
もちろん時が戻ったので、
源治郎も生きている。
涼介と淡十郎を高校に送る源治郎。
「実は今朝、夢を見たんです。」
「八郎潟で惚れていた子がいたんです。」
「その子と国に帰って、
夫婦に鳴る約束をしていたんです。」
「でも、すっかり忘れてて・・・」
「でも、夢の中であの子に会えて嬉しくて。」
涼介と淡十郎だけは記憶が残っていた。
それ以外の人間の記憶から棗はいなくなった。
しかし、2人は信じてた。
棗の奇跡が起こることを・・・
高校での授業前、涼介は沙月に話しかける。
「今朝、夢に速水さんが出てきて。」
「うちのクラスの男子を好きになるんだ。」
「二枚目でいい所ばっかり持っていくスカしたやつ。」
「でもそいつ、本当に凄いいいやつなんだよ。」
「なあ淡十朗。」
その時先生が、
「先生も驚いてるんだが、転校生が来た。」
教室に入ってくる広海の後姿が・・・
(終わり)
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【偉大なる、しゅららぼん】
【出演者】
日出淡十郎:濱田岳
日出涼介:岡田将生
日出清子:深田恭子
棗広海:渡辺大
藤宮濤子:貫地谷しほり
日出淡九郎:佐野史郎
棗永海:田延彦
速水沙月:大野いと
棗の母:森若香織
日出淡八郎:津川雅彦
源治郎:笹野高史
速水義治:村上弘明
通行人:浜村淳
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【感想】
不思議な映画でした・・・
複線が多すぎます。
でも最終的には、そういうこと!
ファンタジー映画って言うんですか?
比較的、度が過ぎるわけではないので、
面白かったと思います。
何を言いたかったのか?
全ては源治郎の思いを伝えたかった映画。
最初から源治郎の言葉に注目すると、
また違った見方が出来るかもしれませんね!
終盤までは、その複線でしかない映画。
なので見方によっては厳しいです。
初めの段階で飽きてしまう。
でも最後まで見て、やっと面白かったのでは?
って気分にさせる!!!
「しゅららぼん」
って効果音でしかなかった・・・
それを題名にするなんて・・・
【あらすじ】(ネタバレあり)
琵琶湖の真ん中にある竹生島。
琵琶湖の力を授けられた日出家と棗家。
この両家の争いは、今も続いていた。
両家ともに琵琶湖を離れると力はなくなる。
日出家は精神を操る能力を使い、
棗家は肉体を操る能力を使う。
両家が能力を使うとき、
能力の持った者だけ激しい音を耳にする。
琵琶湖の近くにある石走高校へ通うため、
日出家の能力の修行のために、
日出本家に居候することになった涼介。
迎えに来たのは、物忘れが激しい源治郎。
日出家跡取りの淡十郎と高校に通う涼介。
淡十郎は歴代の日出家の中でも、
ずば抜けた能力を持つ男。
しかしその高校には天敵の棗広海も・・・
しかも同じクラス。
ある日、淡十郎は同じクラスで、
校長の娘の速水沙月に恋をする。
速水家は、日出本家が住む石走城の
初代城主の子孫であった。
しかし沙月が行為を抱いていたのは広海。
そして何を思い立ったのか、
涼介を連れて棗家に行く淡十郎。
広海に対して、
「僕と共にこの町から出よう。」
「僕は日出の家を継ぐ気はない。」
「日出を継ぐとこの町から出られない。」
「棗もこの町から出よう。」
「やりたいことがあるんだろう。」
「両家の世継ぎがいなくなれば、
こんなくだらない争いはなくなる。」
と言い出す。
しかし話の途中で広海の父に追い出される2人。
日出家に帰った2人。
そこに現れた、淡十郎の姉清子。
清子は相手の心を読む力がある。
清子にことの一部始終を読まれる2人。
同時期、校長が日出家を訪れていた。
「日出家にこの町から出て行ってもらう。」
淡九郎はその言葉にあざ笑い、
能力を使おうとしたその瞬間・・・
速水校長は能力を発揮した。
日出家、棗家ではないのに・・・
そして、淡九郎の動きを止める。
次の日高校に行くと、
棗家にも速水校長は現れていた。
そして広海の父を能力で止めていた。
広海の母は一般人。
「能力の存在を知ると死んでしまう。」
そんな言い伝えがあり、
広海の母は能力のことを知らなかった。
しかし、昨日の事件でそれを知ってしまう。
広海は淡十郎にお願いする。
「母の記憶を消してくれないか。」
「分かった。方法はひとつだけある。」
と淡十郎は言うのであった。
そして姉の清子に頭を下げた淡十郎。
清子の力を借りる。
そして広海の母の記憶を消した清子。
そこに現れる速水校長。
清子が父の敵とするが、能力が効かない。
その時能力を使い校長を追い払ったのは・・・
そこにいた一同は淡十郎がやったと思った。
しかし、それを発揮したのは涼介だった。
その夜、真実を話す淡十郎。
淡十郎に日出の力はない。
小さい頃からの儀式で飲まされる御神水。
それをずっと飲まないで来たと。
目を盗んでペットボトルに移し変えて・・・
それを知っているのは清子だけだった。
その時清子の携帯が鳴る。
相手は濤子。
日出家の会議の結果、琵琶湖を出ると・・・
その代わりに父を元に戻して欲しいと・・・
翌朝清子は、涼介、淡十郎、広海に言う。
「日出と棗、合わさることがない両家。」
「その力が合わさると龍を呼ぶことが出来る。」
「龍にお願いした。」
「そして龍の声を聞いた。」
淡十郎は学校に校長を呼びに行け。
涼介と広海は浜辺に来い。
と清子に言われた3人。
そして涼介と広海は浜辺に行く。
すると清子は言う。
「2人の力を同時に発動して。」
そして涼介と広海は力を使った。
すると海が裂け琵琶湖の底に通じる道が・・・
清子は言う。
「龍からの授かり物を持って来い。」
琵琶湖の底で採ってきたのは御神水。
それを淡十郎に渡す。
しかし、淡十郎は飲まない。
「城は守る。でも飲まない。」
諦めた清子は校長と交渉を始める。
まずは本当に父を元に戻せるか?
試しに涼介にかけてから、
元に戻してみろと伝える清子。
速水校長は清子の言うとおりに、
涼介に能力を使おうとした。
その瞬間・・・
速水校長が倒れる。
一瞬ガードが解けた速水校長。
その隙に能力を使った清子だった。
しかし清子は言った・・・・・
「こいつ能力を持っていない。」
「操られていただけだ・・・」
そこに現れたのは、使用人源治郎。
源治郎はもともと能力を持っていた。
秋田の八郎潟の力の持ち主。
日出家の先代淡八朗の力で、
能力と記憶を消された源治郎。
なぜか最近になり能力を取り戻した。
60年の空白を埋めるため、
この能力での無駄な争いを無くすため、
そして淡十郎の意思を尊重するため、
この計画を立てたのであった。
源治郎は言う。
「この60年間を返してください。」
「こんな危ないもの、わしで終わらせます。」
「すまなかった。」
「全部僕のせいだ。」
そう言って淡十郎は御神水を飲む。
そして続けて源治郎に言う。
「頼む。源じい。みんなを戻してくれ。」
「そうしないと命を落とすぞ源じい。」
しかし源治郎は引かない。
「坊ちゃんがあの子(沙月)のことを、
美しいって言ったからです。」
「私もふるさとに好きな子がいました。」
「でも60年も忘れさせられて・・・」
「もう二度と会えないです。」
源治郎は、淡十郎のことを思っての行為。
しかし淡十郎の説得が間に合わず、
琵琶湖の龍(稲妻)に打たれる源治郎。
「僕のせいだ。」
「僕が最初から御神水を飲んでいれば。」
淡十朗は言った。
淡十朗が飲まずに持ち帰った御神水。
その御神水をたまたま口にした源治郎。
そうして力が戻ってしまったのだ。
翌日。
源治郎が死しても父は元に戻らなかった。
広海は涼介と淡十郎に言う。
「棗が終われば争いが終わる。」
「だから俺が終わらせる。」
時をとめることが出来る棗家。
時を戻すことも出来るのだ。
しかしそれをすると棗家の能力がなくなる。
そして全ての記憶がなくなる。
覚悟を決めて力を使った広海。
全ては元通りに戻った。
もちろん時が戻ったので、
源治郎も生きている。
涼介と淡十郎を高校に送る源治郎。
「実は今朝、夢を見たんです。」
「八郎潟で惚れていた子がいたんです。」
「その子と国に帰って、
夫婦に鳴る約束をしていたんです。」
「でも、すっかり忘れてて・・・」
「でも、夢の中であの子に会えて嬉しくて。」
涼介と淡十郎だけは記憶が残っていた。
それ以外の人間の記憶から棗はいなくなった。
しかし、2人は信じてた。
棗の奇跡が起こることを・・・
高校での授業前、涼介は沙月に話しかける。
「今朝、夢に速水さんが出てきて。」
「うちのクラスの男子を好きになるんだ。」
「二枚目でいい所ばっかり持っていくスカしたやつ。」
「でもそいつ、本当に凄いいいやつなんだよ。」
「なあ淡十朗。」
その時先生が、
「先生も驚いてるんだが、転校生が来た。」
教室に入ってくる広海の後姿が・・・
(終わり)
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