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2015年03月31日
【間宮兄弟】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【間宮兄弟】
【出演者】
間宮明信:佐々木蔵之介
間宮徹信:塚地武雅(ドランクドラゴン)
葛原依子:常盤貴子
本間直美:沢尻エリカ
本間夕美:北川景子
大垣賢太(信明の上司):高嶋政宏
安西美代子(大垣の不倫相手):岩崎ひろみ
浩太(直美の彼氏):佐藤隆太
大垣さおり(大垣の妻):戸田菜穂
間宮順子(兄弟の母):中島みゆき
犬上(依子の彼氏):桂憲一
ビデオ屋の店員:鈴木拓
〜〜〜Sponsords Link〜〜〜
【感想】
兄弟愛と複雑な恋愛を描いた作品。
なんかホッコリする映画でした。
こんなに純粋な兄弟っていいな〜。
でも一般的にはキモい兄弟。
人に好かれる兄弟。
静かな家での2人の生活。
幸せな生活って、こんなものなのか?
って思わせる映画でした。
結末も何もなく兄弟の日常を、
断片的に描いた作品。
そんな感じの映画って最近多いです。
そんなシリーズの中では、
好きな映画ですね〜
こんなシリーズの映画って、
どうしてもあらすじが書きにくい。
断片的に描かれて、
それを書いても最終的には繋がらない・・・
これが嫌ですね〜
【あらすじ】(ネタバレあり)
下町のマンションで仲良く暮らす間宮兄弟。
兄の明信はビール会社の商品開発研究員。
弟の徹信は小学校の校務員だ。
仲の良い2人の兄弟。
女性との関係もない2人。
そんなある日、
徹信は家でカレーパーティーをしようと言い出す。
徹信は同じ学校で働く先生依子を誘う。
明信は日々通うビデオショップの店員直美を誘う。
実は徹信が前もって直美に頭を下げていたのだ。
2人とも興味のない徹信。
兄のために開くパーティーなのである。
こうしてカレーパーティー当日。
2人の家に女性が入るのも初めて・・・
依子と直子は間宮家の前で偶然一緒になり、
つまらなかったら帰りましょう。
合図は頭をかいたら。と・・・
間宮兄弟が用意したカレーは、
「ビーフ」「チキン」「シーフード」
カレーを食べた後は、4人でモノポリー。
モノポリーが終了したとき頭をかく依子。
ここで2人は帰ることに・・・
その後の間宮兄弟は楽しく反省会。
しかし、2人とも彼氏がいた・・・
そんな事は知らない2人。
徹信はまたしてもパーティーを企画する。
直子に電話すると、妹の夕美が出る。
そして夕美も浴衣パーティーに来ることに・・・
同時に夕美の彼氏も・・・
パーティーの前日。
明信は仕事の上司大垣にお願い事をされる。
不倫をしていた大垣。
妻と会って分かれられるように、
何とか妻に取り持って欲しいと言う内容。
平和に暮らしていた明信。
こんな状況は始めてである。
一方徹信は、学校で依子に呼ばれていた。
行った教室の黒板には、
不登校の小学生が書いた文章が・・・
〜〜黒板に書かれた言葉〜〜
みんなと一緒になんて無理です。
自分のことしか分からない。
みんなのことは分からない。
私が頭が痛くても、
痛い顔したり、声出したり。
泣かないと分からない。
でも、そんな事をしょっちゅうやってたら、
私のことだばかり心配して、
めちゃめちゃになる。
きっとみんなも、
頭が痛かったりするのだろうけど、
みんな我慢している。
私はもしかすると、
我慢できない子供かもしれない。
だとしたら、
みんなに迷惑かけないよう、
独りぼっちになった方がいいと思う。
お父さんも、お母さんも、
お前がいない方が幸福だ、
と言っていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これを呼んだ徹信。
「この文章にはないと言う言葉が、
8つ隠されてます。」
と同時に、依子に
ケセラセラと言う曲を聞かせる。
曲の意味は「なるようになるさ」。
徹信に好意を抱く依子であった。
その帰り、ぼったくりバーに入ってしまう徹信。
コーヒー牛乳2本で10万円を取られる。
平和な暮らしをしていた徹信。
こんなにイライラするのは始めてである。
パーティー当日。
パーティーに行く前に、彼氏と別れる依子。
そしてパーティーは始まる。
神経衰弱をやってモノポリー、
そして線香花火。
こうして終わるパーティー。
何気ない穏やかなパーティー。
パーティー後は兄弟の楽しい反省会。
間宮兄弟は盛り上がる。
明信は出張に出ていた。
ホテルから電話する兄弟。
「1日の終わりに、
こうやって電話できるやつがいるって、
いいな。落ち着く。」
こうして眠りに着く明信。
徹信のもとには、一本の電話が・・・
相手は石垣の妻。
明信宛の電話であった。
明信に渡すものがあると言う。
変わりに受け取りに行く徹信。
そこで、明信と大垣の関係が分かる徹信。
同時に大垣の妻に一目惚れする徹信。
徹信は、そんな事をしている明信に不満を漏らす。
「相手のことはどうだっていい。」
「自分のことはどうなんだよ。」
「直美ちゃんとの関係はどうなんだ。」
と言うのであった。
次の日明信は直美へ勇気を出し
「今度2人でどこかに行きませんか?」
と言うのであった。
すると直美は
「私本当は好きな人がいるんです。」
と言って誤るのであった。
「徹信さんには言ってたんですが・・・」
明信は徹信に言う。
「お前知っていて言わなかったのか?」
そんな明信に対し、
「俺は好きだったら、どんな状況でも行く。」
と言うのであった。
そこで、徹信が大垣の妻を好きなことを気付く明信。
数日後覚悟を決めた徹信。
大垣の奥さんに会いに行く。
しかし、当然の如く玉砕。
そしてその帰り道。
依子が知らない男性と手を繋ぎ歩いていた。
落ち込む徹信。
そこにきたのは明信。
そして、
「2人で今までどおり暮らそう。」
「静かに・・・」
次の日徹信の学校に遊びに来る夕美。
何度か彼氏と遊びに来ていたが、
今日は1人だった。
「どうしたの?1人」(徹信)
「あいつパリに行ったの。」(夕美)
俺のこと待っていてくれるか?
と言った彼に断るといった夕美。
「それよりそっちのただ1人の人は?」(夕美)
「振られました。」(徹信)
そんな徹信に後ろから抱きつく夕美。
「これは違うよ。愛じゃないよ。」
「友情の抱擁だから。」
夕美は直美を誘っていた。
「間宮兄弟とおでんパーティーしに行こうよ。」
「本当はクリスマスパーティーって、
言いたかったのに、
おでんパーティーって言うところが、
奥ゆかしくていいじゃない。」
間宮兄弟は、
2人でクリスマス旅行の計画を立てるのでした。
そんな時に徹信の携帯がなり、
2人は喜びます・・・
(終わり)
〜〜 関 連 商 品 〜〜
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なんかホッコリする映画でした。
こんなに純粋な兄弟っていいな〜。
でも一般的にはキモい兄弟。
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幸せな生活って、こんなものなのか?
って思わせる映画でした。
結末も何もなく兄弟の日常を、
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そんな感じの映画って最近多いです。
そんなシリーズの中では、
好きな映画ですね〜
こんなシリーズの映画って、
どうしてもあらすじが書きにくい。
断片的に描かれて、
それを書いても最終的には繋がらない・・・
これが嫌ですね〜
【あらすじ】(ネタバレあり)
下町のマンションで仲良く暮らす間宮兄弟。
兄の明信はビール会社の商品開発研究員。
弟の徹信は小学校の校務員だ。
仲の良い2人の兄弟。
女性との関係もない2人。
そんなある日、
徹信は家でカレーパーティーをしようと言い出す。
徹信は同じ学校で働く先生依子を誘う。
明信は日々通うビデオショップの店員直美を誘う。
実は徹信が前もって直美に頭を下げていたのだ。
2人とも興味のない徹信。
兄のために開くパーティーなのである。
こうしてカレーパーティー当日。
2人の家に女性が入るのも初めて・・・
依子と直子は間宮家の前で偶然一緒になり、
つまらなかったら帰りましょう。
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間宮兄弟が用意したカレーは、
「ビーフ」「チキン」「シーフード」
カレーを食べた後は、4人でモノポリー。
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ここで2人は帰ることに・・・
その後の間宮兄弟は楽しく反省会。
しかし、2人とも彼氏がいた・・・
そんな事は知らない2人。
徹信はまたしてもパーティーを企画する。
直子に電話すると、妹の夕美が出る。
そして夕美も浴衣パーティーに来ることに・・・
同時に夕美の彼氏も・・・
パーティーの前日。
明信は仕事の上司大垣にお願い事をされる。
不倫をしていた大垣。
妻と会って分かれられるように、
何とか妻に取り持って欲しいと言う内容。
平和に暮らしていた明信。
こんな状況は始めてである。
一方徹信は、学校で依子に呼ばれていた。
行った教室の黒板には、
不登校の小学生が書いた文章が・・・
〜〜黒板に書かれた言葉〜〜
みんなと一緒になんて無理です。
自分のことしか分からない。
みんなのことは分からない。
私が頭が痛くても、
痛い顔したり、声出したり。
泣かないと分からない。
でも、そんな事をしょっちゅうやってたら、
私のことだばかり心配して、
めちゃめちゃになる。
きっとみんなも、
頭が痛かったりするのだろうけど、
みんな我慢している。
私はもしかすると、
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だとしたら、
みんなに迷惑かけないよう、
独りぼっちになった方がいいと思う。
お父さんも、お母さんも、
お前がいない方が幸福だ、
と言っていた。
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「この文章にはないと言う言葉が、
8つ隠されてます。」
と同時に、依子に
ケセラセラと言う曲を聞かせる。
曲の意味は「なるようになるさ」。
徹信に好意を抱く依子であった。
その帰り、ぼったくりバーに入ってしまう徹信。
コーヒー牛乳2本で10万円を取られる。
平和な暮らしをしていた徹信。
こんなにイライラするのは始めてである。
パーティー当日。
パーティーに行く前に、彼氏と別れる依子。
そしてパーティーは始まる。
神経衰弱をやってモノポリー、
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何気ない穏やかなパーティー。
パーティー後は兄弟の楽しい反省会。
間宮兄弟は盛り上がる。
明信は出張に出ていた。
ホテルから電話する兄弟。
「1日の終わりに、
こうやって電話できるやつがいるって、
いいな。落ち着く。」
こうして眠りに着く明信。
徹信のもとには、一本の電話が・・・
相手は石垣の妻。
明信宛の電話であった。
明信に渡すものがあると言う。
変わりに受け取りに行く徹信。
そこで、明信と大垣の関係が分かる徹信。
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徹信は、そんな事をしている明信に不満を漏らす。
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「自分のことはどうなんだよ。」
「直美ちゃんとの関係はどうなんだ。」
と言うのであった。
次の日明信は直美へ勇気を出し
「今度2人でどこかに行きませんか?」
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すると直美は
「私本当は好きな人がいるんです。」
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「徹信さんには言ってたんですが・・・」
明信は徹信に言う。
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そんな明信に対し、
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そこで、徹信が大垣の妻を好きなことを気付く明信。
数日後覚悟を決めた徹信。
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そしてその帰り道。
依子が知らない男性と手を繋ぎ歩いていた。
落ち込む徹信。
そこにきたのは明信。
そして、
「2人で今までどおり暮らそう。」
「静かに・・・」
次の日徹信の学校に遊びに来る夕美。
何度か彼氏と遊びに来ていたが、
今日は1人だった。
「どうしたの?1人」(徹信)
「あいつパリに行ったの。」(夕美)
俺のこと待っていてくれるか?
と言った彼に断るといった夕美。
「それよりそっちのただ1人の人は?」(夕美)
「振られました。」(徹信)
そんな徹信に後ろから抱きつく夕美。
「これは違うよ。愛じゃないよ。」
「友情の抱擁だから。」
夕美は直美を誘っていた。
「間宮兄弟とおでんパーティーしに行こうよ。」
「本当はクリスマスパーティーって、
言いたかったのに、
おでんパーティーって言うところが、
奥ゆかしくていいじゃない。」
間宮兄弟は、
2人でクリスマス旅行の計画を立てるのでした。
そんな時に徹信の携帯がなり、
2人は喜びます・・・
(終わり)
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【超高速!参勤交代】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【超高速!参勤交代】
【出演者】
内藤政醇(湯長谷藩主):佐々木蔵之介
お咲(女中):深田恭子
雲隠段蔵(忍):伊原剛志
相馬兼嗣(湯長谷藩家老):西村雅彦
荒木源八郎(湯長谷藩士):寺脇康文
秋山平吾(湯長谷藩士):上地雄輔
鈴木吉之丞(湯長谷藩士):知念侑李
増田弘忠(湯長谷藩士):柄本時生
今村清右衛門(湯長谷藩士):六角精児
瀬川(湯長谷藩江戸家老):近藤公園
徳川吉宗(征夷大将軍):市川猿之助
松平輝貞(老中首座):石橋蓮司
松平信祝(老中):陣内孝則(特別出演)
内藤政樹(磐城平藩主):甲本雅裕
琴姫(政醇の妹):舞羽美海
徳川宗翰(水戸藩主):前田旺志郎
夜叉丸(隠密頭):忍成修吾
高坂小太郎(隠密):冨浦智嗣
虎之助(隠密):和田聰宏
茂吉(農民):神戸浩
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【感想】
面白い!
スピード感が最高!
ストーリーがシンプルで分かりやすい!
恋愛と感動とアクションを詰め込んでいて、
普通の映画だと詰め込みすぎ!
でも、この映画はこれでありです♪
見る前までは、単なるコメディかと思ってました。
コメディ映画ではあるでしょうが、
どれにも属さない分野かな?
コメディに特化してないのが逆に良い!
最近の映画では久しぶりに、ヒット作品です。
一度見ることをオススメします。
【あらすじ】(ネタバレあり)
8代将軍徳川吉宗様の時代。
大行列を組んで江戸に出仕させた参勤交代。
全国の大名にとって苦行でした。
一年おきとはいえ移動に莫大な費用がかかり、
妻子を江戸屋敷に住まされ、
言わば人質にされました。
徳川幕府としては、各藩の反乱を押さえ、
忠誠を確認したかったのです。
湯長谷藩1万5千石も、
江戸での長いお勤めをを終え、
10日ばかりで国元へと帰ってきました。
しかし、江戸屋敷に居るはずの家老瀬川が、
江戸幕府老中の松平信祝からの書状を持ち、
内藤のいる湯長谷藩に現れました。
その書状にはこうかかれてました。
「5日のうちに再び参勤交代せよ」
信祝は湯長谷藩の所有する金山に目をつけ、
金山を手に入れようと考えたのでした。
参勤交代が出来なければ、
湯長谷藩を取り潰そすことが出来るのです。
湯長谷藩の金山。それは金が取れない金山。
湯長谷藩は先の参勤交代でお金を使っていました。
更に4年前の飢饉の際に、
近隣の大名に食料を分け与えた内藤。
今回参勤するための費用が足りません。
家臣たちもいろいろと議論しますが、
内藤は民を守るために、参勤交代を決意します。
そして智恵者である家老相馬に意見を求めます。
相馬の知恵、
それは少人数で最短距離の山中を走り抜け、
役人の監視のある2つの町だけ日雇いで人を集め、
大名行列を作るというもの。
そんな計画をたてた夜、
どの国にも属さない忍び雲隠段蔵が現れます。
そして山中の道案内として雇ってくれと・・・
内藤はあっさり快諾するのでした。
そして翌日。
江戸に向かうのは、
内藤・荒木・秋山・鈴木・増田・今村・相馬
そして道案内の雲隠。
一足先に各地で日雇いを調達するのは瀬川。
こうして江戸へ向けて出発します。
「精一杯走るぞー!」
「えっさ」「ほいさ」
「えっさ」「ほいさ」
こうして1つ目の役人のいる町に到達した一行。
そこで待機していた瀬川。
予定の人数を集められないでいました。
内藤は
「相馬。今こそおぬしの兵法を見せるとき。」
「何とかせよ。」
適当に任せます。
内藤は悩んだ末、ある方法を思いつきます。
役人の屋敷を越えたら走る。
そしてまた行列の後ろに着くという方法。
見事に成功し、役人は、
「まだ来るぞ。」
「立派な行列だ〜」
こうして、難を逃れた一行。
8人は再び走り出します。
内藤が参勤交代をすると知った信祝。
足止めするた、隠密を差し向けるのでした。
その夜、山中で野宿する8人。
そこに隠密が現れます。
それに気付いた段蔵。
家臣には気付かれないように隠密に近づき、
「俺は礼金を受け取ったら逃げる。」
「それからでも遅くない。」
「それまで待て。」
と隠密に話すのでした。
山中で足を怪我していた内藤。
それに気付いた相馬は馬を内藤に差し出し、
次の役人のいる町の前で待ち合わせをします。
内藤は、雲隠に対して褒美として、
家宝である短刀を渡して馬に跨りました。
待ち合わせ宿屋に到着した内藤。
そこで女中として働くお咲と出会います。
お咲と過去の話をする内藤。
大名とは知らないお咲。
何でも話す優しい内藤に次第に心を許します。
しかし、この宿にも追っ手が来ていました。
お咲は内藤をかばって、内藤を逃がします。
それに気付いた宿の店主は、
お咲を役人に引き渡そうとするのでした。
お咲が気になり戻ってきた内藤は、
お咲を連れて逃げます。
一方、山中を行く7人。
廃屋で休息していました。
雲隠は寝ている相馬の懐からお金を奪い、
その廃屋から消えるのでした。
何も知らない相馬は夜目が覚め、
足元を滑らせ井戸に落ちてしまいます。
廃屋に残った5人。
そこに隠密が現れます。
5人は武術には長けていました。
しかし、走るために武器を持っていません。
逃げるしかない5人。
川に飛び込み、何とか逃げ延びます。
雲隠は奪ったお金で豪遊していました。
そして支払いのとき、お金をだすが・・・
全て古く錆び付いた銭ばかり。
それを見た雲隠は自分の行為を後悔します。
翌日相馬は合流する場所を追われたため、
江戸に直接向かおうと馬を走らせました。
しかし、その途中で隠密に襲われます。
内藤はお咲を守りながら戦いますが、
お咲を人質にとられて絶体絶命。
その時、雲隠が助けに来ます。
危機を逃れた内藤は、3人で江戸へ・・・
一方、山中を行く5人。
相馬がいないため道が分からない。
着いたのは待ち合わせ場所の一つ先の町。
そこで相馬が追いつき合流します。
予定より遅れているため、
内藤とは江戸で合流しようと考え、
役人のいる町へ・・・
内藤なしで行列を作ろうと考えたのです。
しかし予定日を過ぎていたため、
手配した日雇いの人間が全員帰ってしまいます。
諦めかける6人。
切腹して詫びようとする相馬。
刀がない・・・・・
そこに磐城平藩の内藤政樹の行列が・・・
親戚関係にある内藤政樹。
「相馬こんなところで何してる?」
相馬はことの流れを説明します。
「もはや腹を切って詫びるしかありませぬ。」
「お刀を貸してください。」
すると内藤政樹は、
「相馬。お前の目は節穴か?」
「行列なら目の前にあるではないか。」
「飢饉の時は助かった。」
「この行列は好きに使え。」
こうして、またしても難を逃れた6人。
しかしまた問題が・・・
目の前には大名行列が、
普通は足を止め頭を下げなければ・・・
しかし時間がない6人。
相馬の考えは・・・
ふんどし一丁になり飛脚に変装。
(飛脚は足を止めなくても良いという決まり。)
何とか湯長谷藩江戸屋敷にたどり着いた6人。
しかし内藤の姿はまだありません。
時間はもうわずか・・・
江戸屋敷の人間とともに、
行列をつくり時間を引き延ばす作戦。
信祝は差し向けた隠密が、
ことごとく失敗に終わったことを知ります。
そして残っている全ての隠密を使って、
食い止めるよう命令を下すのでした。
江戸に到着した内藤たち3人。
隠密の集団が襲い掛かります。
そこに江戸屋敷の家臣を引き連れた6人が現れ、
壮絶な斬り合いが始まります。
道を塞ぐ隠密たち。
秋山が隠密に斬られながらも道を開きます。
雲隠が1人残り、家臣を江戸城へ行かせます。
ようやく江戸城に到着した湯長谷藩。
待ち構えていたのは信祝と老中首座の松平輝貞。
鐘の音は終わっていました。
時間には間に合わなかったのです。
たどり着いた相馬。
「湯長谷藩ただいま参上しました。」
信祝は、
「このうつつけ者めが。」
「もう鐘は鳴り終わったわ。」
「参勤に遅れるなど言語道断。」
ゴ〜ン
「大儀であった」
と松平輝貞は言う。
弓矢の名手鈴木が弓矢で鐘を鳴らしたのです。
しかし信祝は、
「肝心の内藤がおりません。」
「藩主がおらねば参勤にならず。」
籠の中から内藤が現れます。
「お待たせして申し訳ありません。」
「湯長谷藩ただいま参上しました。」
松平輝貞は聞きます。
「疑いのあった金山。」
「届出を偽っていたというのは本当か?」
内藤は、金山で取れた石を取り出す。
「これは金ではございません。」
「鉄(くろがね)の類です。」
「功を焦った隠密が見間違え、
欲に目のくらんだ誰かが・・・
鵜呑みにしたのでございましょう。」
「この不始末、
御老中がどのようにケリをつけるか。」
「田舎者にもはっきり分かるよう、
お教えください。」
それを聞いた松平輝貞は信祝に対して、
「この度の参勤は、そのほうが申し立てた。」
「湯長谷藩に咎がなかった以上、
責めを受けなくてはならん。」
「今まで隠密を勝手に使って、
諸藩の弱みを握って私服を肥やしていた。」
「この度のことで明白となった。」
「謹慎申し付ける。」
こうして連れて行かれる、信祝。
松平輝貞は改めて内藤に言う。
「内藤よ大儀であった。」
その時・・・
お咲が現れる。
お先は松平輝貞にたいして、
「誰だいこの人?」
「しっかし、この人偉そうね〜。」
「殿様が紀伊国屋文左衛門だといっても、
同じ人間なんだよ。」
「糞もすれば女も抱く。」
「なのに威張りかえって、
いつもこっちを見下しやがるんだ。」
「ふざけんじゃないよ!」
素直に謝る松平輝貞。
ここで、相手が誰かを内藤に聞きます・・・
今回の参勤は征夷大将軍の策略でした。
信祝の不正を探るためだったのです。
内藤は
「民のことを考えると肝が冷えました。」
「上様が誠に愚かであれば民が苦しみます。」
「なぜ我が藩が金山を誤魔化していないと?」
征夷大将軍は言う。
「参勤で大根の漬物を持ってきただろう。」
「よく耕した土の味がした。」
「あのような大根を持ってくる者に、
悪いやつはおらん。」
「心意気しかと見届けた。」
「この参勤。値千金になるぞ。」
こうして、参勤を終えて湯長谷藩へ帰る面々。
雲隠は礼金を内藤に返して、
また1人孤独な旅に出かけた。
お咲は・・・
内藤の側室となりました。
〜それから一年後の参勤〜
相馬は台帳を見ながら・・・
「実は参勤のお金、片道分しか考えてなかった。」
それを見た内藤、
「まさか?」
一緒にいたお咲
「大名も走るんですか?」
それに対して内藤は言う。
「貧乏は誠につらいの〜。」
「走れ〜」
「えっさ」「ほいさ」
「えっさ」「ほいさ」
(終わり)
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【出演者】
内藤政醇(湯長谷藩主):佐々木蔵之介
お咲(女中):深田恭子
雲隠段蔵(忍):伊原剛志
相馬兼嗣(湯長谷藩家老):西村雅彦
荒木源八郎(湯長谷藩士):寺脇康文
秋山平吾(湯長谷藩士):上地雄輔
鈴木吉之丞(湯長谷藩士):知念侑李
増田弘忠(湯長谷藩士):柄本時生
今村清右衛門(湯長谷藩士):六角精児
瀬川(湯長谷藩江戸家老):近藤公園
徳川吉宗(征夷大将軍):市川猿之助
松平輝貞(老中首座):石橋蓮司
松平信祝(老中):陣内孝則(特別出演)
内藤政樹(磐城平藩主):甲本雅裕
琴姫(政醇の妹):舞羽美海
徳川宗翰(水戸藩主):前田旺志郎
夜叉丸(隠密頭):忍成修吾
高坂小太郎(隠密):冨浦智嗣
虎之助(隠密):和田聰宏
茂吉(農民):神戸浩
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【感想】
面白い!
スピード感が最高!
ストーリーがシンプルで分かりやすい!
恋愛と感動とアクションを詰め込んでいて、
普通の映画だと詰め込みすぎ!
でも、この映画はこれでありです♪
見る前までは、単なるコメディかと思ってました。
コメディ映画ではあるでしょうが、
どれにも属さない分野かな?
コメディに特化してないのが逆に良い!
最近の映画では久しぶりに、ヒット作品です。
一度見ることをオススメします。
【あらすじ】(ネタバレあり)
8代将軍徳川吉宗様の時代。
大行列を組んで江戸に出仕させた参勤交代。
全国の大名にとって苦行でした。
一年おきとはいえ移動に莫大な費用がかかり、
妻子を江戸屋敷に住まされ、
言わば人質にされました。
徳川幕府としては、各藩の反乱を押さえ、
忠誠を確認したかったのです。
湯長谷藩1万5千石も、
江戸での長いお勤めをを終え、
10日ばかりで国元へと帰ってきました。
しかし、江戸屋敷に居るはずの家老瀬川が、
江戸幕府老中の松平信祝からの書状を持ち、
内藤のいる湯長谷藩に現れました。
その書状にはこうかかれてました。
「5日のうちに再び参勤交代せよ」
信祝は湯長谷藩の所有する金山に目をつけ、
金山を手に入れようと考えたのでした。
参勤交代が出来なければ、
湯長谷藩を取り潰そすことが出来るのです。
湯長谷藩の金山。それは金が取れない金山。
湯長谷藩は先の参勤交代でお金を使っていました。
更に4年前の飢饉の際に、
近隣の大名に食料を分け与えた内藤。
今回参勤するための費用が足りません。
家臣たちもいろいろと議論しますが、
内藤は民を守るために、参勤交代を決意します。
そして智恵者である家老相馬に意見を求めます。
相馬の知恵、
それは少人数で最短距離の山中を走り抜け、
役人の監視のある2つの町だけ日雇いで人を集め、
大名行列を作るというもの。
そんな計画をたてた夜、
どの国にも属さない忍び雲隠段蔵が現れます。
そして山中の道案内として雇ってくれと・・・
内藤はあっさり快諾するのでした。
そして翌日。
江戸に向かうのは、
内藤・荒木・秋山・鈴木・増田・今村・相馬
そして道案内の雲隠。
一足先に各地で日雇いを調達するのは瀬川。
こうして江戸へ向けて出発します。
「精一杯走るぞー!」
「えっさ」「ほいさ」
「えっさ」「ほいさ」
こうして1つ目の役人のいる町に到達した一行。
そこで待機していた瀬川。
予定の人数を集められないでいました。
内藤は
「相馬。今こそおぬしの兵法を見せるとき。」
「何とかせよ。」
適当に任せます。
内藤は悩んだ末、ある方法を思いつきます。
役人の屋敷を越えたら走る。
そしてまた行列の後ろに着くという方法。
見事に成功し、役人は、
「まだ来るぞ。」
「立派な行列だ〜」
こうして、難を逃れた一行。
8人は再び走り出します。
内藤が参勤交代をすると知った信祝。
足止めするた、隠密を差し向けるのでした。
その夜、山中で野宿する8人。
そこに隠密が現れます。
それに気付いた段蔵。
家臣には気付かれないように隠密に近づき、
「俺は礼金を受け取ったら逃げる。」
「それからでも遅くない。」
「それまで待て。」
と隠密に話すのでした。
山中で足を怪我していた内藤。
それに気付いた相馬は馬を内藤に差し出し、
次の役人のいる町の前で待ち合わせをします。
内藤は、雲隠に対して褒美として、
家宝である短刀を渡して馬に跨りました。
待ち合わせ宿屋に到着した内藤。
そこで女中として働くお咲と出会います。
お咲と過去の話をする内藤。
大名とは知らないお咲。
何でも話す優しい内藤に次第に心を許します。
しかし、この宿にも追っ手が来ていました。
お咲は内藤をかばって、内藤を逃がします。
それに気付いた宿の店主は、
お咲を役人に引き渡そうとするのでした。
お咲が気になり戻ってきた内藤は、
お咲を連れて逃げます。
一方、山中を行く7人。
廃屋で休息していました。
雲隠は寝ている相馬の懐からお金を奪い、
その廃屋から消えるのでした。
何も知らない相馬は夜目が覚め、
足元を滑らせ井戸に落ちてしまいます。
廃屋に残った5人。
そこに隠密が現れます。
5人は武術には長けていました。
しかし、走るために武器を持っていません。
逃げるしかない5人。
川に飛び込み、何とか逃げ延びます。
雲隠は奪ったお金で豪遊していました。
そして支払いのとき、お金をだすが・・・
全て古く錆び付いた銭ばかり。
それを見た雲隠は自分の行為を後悔します。
翌日相馬は合流する場所を追われたため、
江戸に直接向かおうと馬を走らせました。
しかし、その途中で隠密に襲われます。
内藤はお咲を守りながら戦いますが、
お咲を人質にとられて絶体絶命。
その時、雲隠が助けに来ます。
危機を逃れた内藤は、3人で江戸へ・・・
一方、山中を行く5人。
相馬がいないため道が分からない。
着いたのは待ち合わせ場所の一つ先の町。
そこで相馬が追いつき合流します。
予定より遅れているため、
内藤とは江戸で合流しようと考え、
役人のいる町へ・・・
内藤なしで行列を作ろうと考えたのです。
しかし予定日を過ぎていたため、
手配した日雇いの人間が全員帰ってしまいます。
諦めかける6人。
切腹して詫びようとする相馬。
刀がない・・・・・
そこに磐城平藩の内藤政樹の行列が・・・
親戚関係にある内藤政樹。
「相馬こんなところで何してる?」
相馬はことの流れを説明します。
「もはや腹を切って詫びるしかありませぬ。」
「お刀を貸してください。」
すると内藤政樹は、
「相馬。お前の目は節穴か?」
「行列なら目の前にあるではないか。」
「飢饉の時は助かった。」
「この行列は好きに使え。」
こうして、またしても難を逃れた6人。
しかしまた問題が・・・
目の前には大名行列が、
普通は足を止め頭を下げなければ・・・
しかし時間がない6人。
相馬の考えは・・・
ふんどし一丁になり飛脚に変装。
(飛脚は足を止めなくても良いという決まり。)
何とか湯長谷藩江戸屋敷にたどり着いた6人。
しかし内藤の姿はまだありません。
時間はもうわずか・・・
江戸屋敷の人間とともに、
行列をつくり時間を引き延ばす作戦。
信祝は差し向けた隠密が、
ことごとく失敗に終わったことを知ります。
そして残っている全ての隠密を使って、
食い止めるよう命令を下すのでした。
江戸に到着した内藤たち3人。
隠密の集団が襲い掛かります。
そこに江戸屋敷の家臣を引き連れた6人が現れ、
壮絶な斬り合いが始まります。
道を塞ぐ隠密たち。
秋山が隠密に斬られながらも道を開きます。
雲隠が1人残り、家臣を江戸城へ行かせます。
ようやく江戸城に到着した湯長谷藩。
待ち構えていたのは信祝と老中首座の松平輝貞。
鐘の音は終わっていました。
時間には間に合わなかったのです。
たどり着いた相馬。
「湯長谷藩ただいま参上しました。」
信祝は、
「このうつつけ者めが。」
「もう鐘は鳴り終わったわ。」
「参勤に遅れるなど言語道断。」
ゴ〜ン
「大儀であった」
と松平輝貞は言う。
弓矢の名手鈴木が弓矢で鐘を鳴らしたのです。
しかし信祝は、
「肝心の内藤がおりません。」
「藩主がおらねば参勤にならず。」
籠の中から内藤が現れます。
「お待たせして申し訳ありません。」
「湯長谷藩ただいま参上しました。」
松平輝貞は聞きます。
「疑いのあった金山。」
「届出を偽っていたというのは本当か?」
内藤は、金山で取れた石を取り出す。
「これは金ではございません。」
「鉄(くろがね)の類です。」
「功を焦った隠密が見間違え、
欲に目のくらんだ誰かが・・・
鵜呑みにしたのでございましょう。」
「この不始末、
御老中がどのようにケリをつけるか。」
「田舎者にもはっきり分かるよう、
お教えください。」
それを聞いた松平輝貞は信祝に対して、
「この度の参勤は、そのほうが申し立てた。」
「湯長谷藩に咎がなかった以上、
責めを受けなくてはならん。」
「今まで隠密を勝手に使って、
諸藩の弱みを握って私服を肥やしていた。」
「この度のことで明白となった。」
「謹慎申し付ける。」
こうして連れて行かれる、信祝。
松平輝貞は改めて内藤に言う。
「内藤よ大儀であった。」
その時・・・
お咲が現れる。
お先は松平輝貞にたいして、
「誰だいこの人?」
「しっかし、この人偉そうね〜。」
「殿様が紀伊国屋文左衛門だといっても、
同じ人間なんだよ。」
「糞もすれば女も抱く。」
「なのに威張りかえって、
いつもこっちを見下しやがるんだ。」
「ふざけんじゃないよ!」
素直に謝る松平輝貞。
ここで、相手が誰かを内藤に聞きます・・・
今回の参勤は征夷大将軍の策略でした。
信祝の不正を探るためだったのです。
内藤は
「民のことを考えると肝が冷えました。」
「上様が誠に愚かであれば民が苦しみます。」
「なぜ我が藩が金山を誤魔化していないと?」
征夷大将軍は言う。
「参勤で大根の漬物を持ってきただろう。」
「よく耕した土の味がした。」
「あのような大根を持ってくる者に、
悪いやつはおらん。」
「心意気しかと見届けた。」
「この参勤。値千金になるぞ。」
こうして、参勤を終えて湯長谷藩へ帰る面々。
雲隠は礼金を内藤に返して、
また1人孤独な旅に出かけた。
お咲は・・・
内藤の側室となりました。
〜それから一年後の参勤〜
相馬は台帳を見ながら・・・
「実は参勤のお金、片道分しか考えてなかった。」
それを見た内藤、
「まさか?」
一緒にいたお咲
「大名も走るんですか?」
それに対して内藤は言う。
「貧乏は誠につらいの〜。」
「走れ〜」
「えっさ」「ほいさ」
「えっさ」「ほいさ」
(終わり)
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