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2015年03月26日

【UDON】出演者・感想・完全ネタバレ

本日の映画紹介。
【UDON】

UDON.jpg
【出演者】
松井香助:ユースケ・サンタマリア
宮川恭子:小西真奈美
鈴木庄介(香助の友人):トータス松本
大谷正徳(タウン誌編集長):升毅
三島憲治郎(タウン誌副編集長):片桐仁
青木和哉(タウン誌社員):要潤
藤元良一(万里の旦那):小日向文世
松井拓富(香助の父):木場勝己
藤元万里(香助の姉):鈴木京香
水原保(香助の後輩):永野宗典

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【感想】
私始めてみました。

心温まるヒューマンドラマ。
それぞれの思いがリアルに描かれた作品。
ユースケさんの演技ってうまいですよね〜

後半はよく分からないけど感動・・・
父親と息子の話って泣ける・・・

残念なのは、
製麺所松井が復活して、
麺通団が会話するシーンで終わりでよかった。
それ以上はやらなくても良かった。
単純にそう思いました。

それ以外はスピード感もあり、
とてもおもしろい作品だったと思います。

本広監督の世界観はバッチリでてました。


【あらすじ】(ネタバレあり)
香助は、
「世界中を笑わせてやる」
を目標にアメリカのステージに立っていました。
しかし、結果はクビ。
多くの若者と同じように夢に破れ実家へと帰ります。
「うどん」の国、香川へ。

実家は、近所の学校に麺をおろす製麺所。
ここには「うどん」しかないと言って飛び出した香助。
もちろん急に帰っても居場所はありません。

一方タウン誌の編集者、恭子。
営業中に山奥で迷子になってしまいます。

香助は車で移動している最中に、
山奥でガス欠になり、迷子の恭子と出会うのでした。
車に乗せてもらう香助でしたが、そこに熊が・・・
焦った恭子はアクセルを踏み車は崖の下へ落ちます。

気付くと朝になっていました。
2人は山中を1時間以上歩きまわります。
たどりついたのは一件のうどん屋。
うどんに卵と醤油、ねぎをのせた物。
2人でそれを食べるのでした。
それが光を見つける第一歩でした。

香助は友人の庄介と飲んでいました。
香助は
「借金返してアメリカに戻る」
と庄介伝えます。
庄介は香助にタウン誌のアルバイトを紹介します。
そのアルバイトは、
タウン誌が売れた部数に応じて報酬がもらえます。
しかもそのタウン誌で勤めていたのが恭子でした。

恭子と一緒にタウン誌を売ろうとする香助。
そこで言われたのが、
「讃岐なのにうどんの情報が載ってない」と・・・

ひらめいた香助と恭子。
庄介とタウン誌会社を巻き込み、
うどん屋の紹介記事の制作、取材を始めます。

一般的な記事ではなく、変わった記事。
そして変わった店。
一生懸命歩いて見つけた店。
それこそが一番美味しいお店。
味の感動と、見つけた感動を伝える記事。

「うどん屋を探すなら、まずは煙突を探せ」
丼持参の店や、天物が充実している店。
もともとはソープだった店。
あらゆるうどん屋を取材します。

うどん巡礼記としてコラム風記事を書く。
メンバーは麺通団というペンネームで。
そして徐々に売れ出すタウン誌さぬき。
会社は大きくなり、社員は増えます。

香川のうどん屋取材を制覇しそうになった頃、
香助の借金は完済していました。
それは、香助が返済したのではありません。
香助の父が香助に隠れて返済していたのです。

父と香助の確執。
素直にありがとうを言えない香助。
父も素直になれません。

とうとうタウン誌さぬきは、
県内の全書店に置かれるほどに。
全国放送でも取り上げられ、
テレビ取材も多くなっていきます。
日本中から観光客が集まるようになります。

夢を語りあう3人。
香助は世界を笑わせる。
恭子は本を出したい。
庄介はファーマーになる。

庄介の家は農家。
いずれ家を継がなくてはいけないのです。
そしてこう言います。
「今年の夏は面白かった。」
「終わらないブームは無い。」
「ブームが終わったときが俺の潮時だ。」
「両親もそろそろリタイヤさせてあげないと・・・」
その言葉に考える香助。

しばらくすると、何かが変わりだします。
客が増えることで、湯で時間が変わり味が変わる。
客が並ぶことで、町にゴミが増える。

新しいものを作ったことで、
今まであったものを壊してしまうのでした。

こうしてブームは終わりをむかえます。
雑誌も廃刊を向かえ、
庄介は農家へ・・・
恭子は悩んでいました・・・

香助はその時初めて父と向き合います。
「親父ちゃんと聞いてくれ」
「親父が返してくれた金やっと溜まったから。」
「本当ならこの金叩きつけて、
 アメリカ行くところだけど・・・」
「俺うどんが好きだ。この町で誰よりも。」
「だから、うどん作り教えてくれ。」

しかし、その言葉は届いていませんでした。
父の仕事場から離れたところで話しかけていた香助。
仕事場では父親が倒れていたのです。
急性心筋梗塞。
父親はそのまま息を引き取ります。

「親父の製麺所はたたむ」
香助の姉はそう言うのでした。
「しばらく休業します。」
そう書いた張り紙を出して。

その張り紙に、近所の人々は書き込みをします。
「松井のうどん楽しみにしています。」

「そこにずっとずっとある。
 離れていなければ気付かない。
 挨拶みたいなうどん。」
「香助さんのお父さんのうどんは、
 そんなうどんなんですね。」
恭子にそう言われた香助。
決心します。

「親父のうどんを待っている子供に
               食べさせてあげたい。」
そう姉に伝えた香助。
「香助にお父さんのうどんが打てるはずない。」
「どれだけ苦労して造っていたのか分かるの?」
「軽々しく言わないで!」
姉には姉の思いがありました。
それでも香助は
「姉ちゃん。でも俺やるわ。」
と伝え、うどんを打ち始めます。
香助の姉は、
「四十九日になったら、道具引取りに来るから。」
といってその場を去るのでした。

本当は香助に継いで欲しかった姉。
恭子も、姉の旦那も香助を助けます。
そして麺通団の仲間たちも・・・

しかしなかなかうまくいきません。
何度も繰り返し味を再現します。
近い味のうどん屋を周り、
歯ざわりが近いうどん屋を周り、
作り方を学んでいく麺通団。

そうして作ったうどん。
香助の姉に試食してもらいます。
「どうだった?」
「うん。美味しい。」

そして父の仏壇にうどんを置き、
「良かったら感想聞かせてくれよ。」

すると父が香助の前に、
「親父は何で製麺所を始めたんだ?」
「それしか出来なかったんだ。」
「ここに残るなんていうな。」
「ここに夢は無い。
 ただうどんがあるだけだ。」
そう言って父は消えます。
そして目が覚める香助。
すると仏壇のうどんは完食されていました。
香助が親父と向き合えた瞬間でした。

香助は次の日、小学校にうどんを届けました。
美味しそうに食べる小学生たち。
そこに父が現れ、
「香助。ありがとな。」
そう言って消えていくのでした。

次の日、香助は旅に出ます。
自分の夢をかなえるために。
製麺所松井は、香助の姉の旦那が継ぎます。
店は大繁盛。
「もしかしてまたブームが?」
麺通団が言います。
庄介と恭子は、
「いやこれはブームではないだろ。」
「これは奇跡かな。」
「はい、そこにずっとある奇跡。」

あなたにとってのソウルフードは何ですか?

(終わり)

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【ルパン三世 カリオストロの城】出演者・感想・完全ネタバレ

本日の映画紹介。
【ルパン三世 カリオストロの城】

ルパン三世 カリオストロの城.jpg
【出演者】
ルパン三世:山田康雄
次元大介:小林清志
石川五ェ門声:井上真樹夫
峰不二子:増山江威子
銭形警部:納谷悟朗
クラリス・ド・カリオストロ:島本須美
カリオストロ伯爵:石田太郎

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【感想】
最高でした。
伝説のアニメです。
全てが素敵。

久しぶりに見ましたが、
これ1979年の作品ですよ!
ありえないですよね〜

感動の作品ですし、
これからも後世に残さなければいけない作品。
改めて見ると本当にそう思いました。

私はルパンシリーズの中でもダントツです!
カリオストロのルパンって、
いつもよりシュールでカッコいいんですよ!

クラリスとの会話ひとつひとつに、
男の色気感じます。

見たことない人はいないと思いますが、
いたら絶対に見てください。


【あらすじ】(ネタバレあり)
50億を盗んだルパンと次元。
札束に埋もれながら運転します。
しかし、ルパンはそのお金を見て、
ボート札という偽札だと気付きます。
「前祝にパーっとやるか。」
と言い札束を車から投げ捨てるルパンと次元。

世界で一番小さな国連加盟国、
カリオストロ王国に来たルパンと次元。
偽札ボート札の出所がこの国だという噂。

目の前を車に乗ったお姫様が・・・
その後を追う黒服の男たち。
助けようと追いかけるルパンと次元。

カーチェイスの末、
黒服たちの車のタイヤを打ちぬいた次元。
逃げるお姫様の車内を見ると
気絶していたお姫様。
ルパンは車を乗り移り、何とか助けます。

しかし油断したルパン、
船に乗った黒服たちに、
お姫様を連れ去られてしまうのでした。

ルパンの手には、お姫様がしていた手袋と指輪。
その指輪を見たルパン。
何かに気付くのでした・・・・・

次元を古城に連れて行ったルパン。
その古城には指輪と同じ家紋があります。
そこはカリオストロ大公夫妻の城でした。
7年前の大火事で今は使われていません。

その古城の先にはカリオストロ城が・・・
お姫様を連れ去った船が入っていきます。
ルパンは10年以上前にも
カリオストロ城に乗り込んでいたのでした。

その城にいる伯爵。
お姫様の名はクラリス。
伯爵の婚約相手であり、大公の娘でした。

伯爵は部下の暗殺部隊に、
ルパンと次元の始末を命じます。
伯爵が狙っていたのは指輪。
しかし、クラリスの指には指輪がなかったのです。

そのころルパンは、
指輪に書かれた文字を解読してました。
「光と闇ふたたび一つになりて蘇らん」

その夜暗殺のプロに襲われ、逃げるルパンと次元。

ルパンと次元を討ち損じた暗殺部隊は、
伯爵のもとに戻ります。
その背中には、ルパンからのメッセージが。
「ルパン三世 姫を参上にうかがう。」

ルパンの挑戦状の話を聞き、
カリオストロ城に現れる銭形警部。

一方ルパンのもとには、五エ門が助太刀に来ます。
そして城に乗り込む、ルパン。
わざと騒ぎを大きくして、銭形を呼んだのはルパン。
そして、銭形に変装して城に乗り込むルパン。
本物の銭形を偽物扱いにします。
そして銭形は城の地下に落とされるのでした。

こうして、クラリスのもとにたどり着いたルパン。
クラリスに指輪を返します。
クラリスは
「お返しに出来るものは何も無いです。」
ルパンは
「貴方でいい。」
そんなやりとりをしていると、
伯爵と暗殺部隊が・・・・・

そしてルパンは、
伯爵いわく
這い上がることが出来ない地獄へ通ずる穴
へ落とされるのでした。

伯爵はクラリスに、
「ようやく光と闇が揃った」
と指輪目的であったことを明かします。

その時
クラリスの指輪からルパンの声が・・・
「聞いちゃった聞いちゃった。」
「待っててね、泥棒さんが助けに行くからね〜」
「指輪は預かった。」
そうです。
ルパンは偽物の指輪を渡していたのです。

伯爵は暗殺部隊に、
地下へ行ってルパンを殺して来いと命じます。

落とされた地下で出会うルパンと銭形。
こちらは一次休戦です。
暗殺部隊を待ち伏せしたルパン。
返り討ちにして、逃げ帰る暗殺部隊を追います。
その先には地上に出られる唯一の道が。

そうして地上に出たルパンと銭形。
そこで見たのは偽札の山でした。
銭形は城を出るまで協力すると約束します。

ルパンと銭形はセスナを奪い、クラリスのもとへ。
お金のあるところには不二子が。
スパイとして城に潜入していた不二子。
不二子もクラリス脱出に手を貸します。

しかし、脱出間際撃たれてしまうルパン。
かばうクラリス。
指輪を返せば助けると嘘をいう伯爵。

銭型の操縦するセスナがルパンを助けます。
しかし、クラリスと指輪は伯爵のもとへ。


インターポールに戻った銭形は、
偽札のことを証言します。
そして出動命令を要請するのでした。
しかし世界中の新聞では、
伯爵がルパンを撃退した大騒ぎ。
伯爵は英雄に祭り上げられています。

インターポール上層部も、
銭形の証言は信用しませんでした。


それから3日後、目を覚ましたルパン。
助けてくれた、大公の庭師と犬のカール。
会ったはずのないカール。
その名前を知っているルパン。
ルパンは事の真相を話します。

10年以上前にルパンが手を出したボート札。
しかしカリオストロ城の警備は厳重で失敗します。
失敗して怪我したルパンを助けたのがクラリス。
そしてそのときクラリスがしていた指輪。
クラリスの指輪を見たときから気付いていたのです。


伯爵とクラリスの結婚式は明日に迫ってました。
不二子はルパンに手紙を出します。
「結婚式と取り持つのは大司教様」
と言う内容でした。

同時に不二子は銭形に電話をします。
「ルパンが結婚式を襲うと。」
「ルパンの件だと天下御免で出動できるでしょ?」

銭形むルパンもカリオストロ城に向かいます。


結婚式が始まります
結婚式を仕切るのは大司教様。
世界中の報道陣も集まって生中継しています。
式は進み、指輪を交換するとき

「意義あり!
この婚礼は欲望の穢れに満ちているぞ!」

ルパンが現れます。
しかし、ルパンは兵士たちの餌食に。
伯爵の部下に付き差しにされるルパン。
それは偽物でした。

本物のルパンは大司教に変装していました。
そして次元、五エ門の護衛を受けながら、
クラリスと指輪を持ち逃げるルパン。

銭形もルパン逮捕のため突入します。
しかし銭形は・・・
ルパンを追うふりををし、テレビカメラを誘導。
わざとらしく地下で造られた偽札、
ドール札の真相を中継させるのでした。


ルパンは指輪の謎を解き明かし、
カリオストロの城にある大時計の塔へ。
ルパンとクラリスを追う伯爵。

あと少しのところで、
伯爵にクラリスを奪い返されます。

クラリスと引き換えに指輪を渡すルパン。
伯爵は指輪を奪うと同時に、
ルパンとクラリスを時計塔から突き落とします。

大時計の2時の方向のカリオストロの家紋。
その両目に指輪をはめると・・・・・

長針と短針が合わさり仕掛けが動き出します。
(伯爵は急に動く針に挟まれてしまいます。)
近くの湖から水が引いていきます。
同時にカリオストロ城に流れ込む水。

その仕掛けによって現れる宝物。
湖の底にはローマの古代都市が・・・・・
まさに人類の宝。

ルパンには盗むことの出来ない代物でした。
カリオストロ城は壊滅状態。
ルパンはクラリスのもとから去ろうとします。
「いってしまうの?」
「私も連れて行って!」
「一緒に行きたい」
それに対してルパンは、
「馬鹿いってんじゃないよ。」
「やっと光の下に出られたのに・・・」
「また影に戻ろうっていうのかい?」
「なんかあったら言いな。
おじさんは地球の裏側にいても直ぐに駆けつけるから。」
そう言って、次元、五エ門と去っていくのでした。

クラリスのもとに訪れた銭形。
「やつはとんでもないものを盗んでいきました。」
クラリスは答えます。
「彼は何も盗んでいません。」
「貴方の心です。」
銭形はそういい残してルパンを追います。

大公の庭師は、
「なんと気持ちのいい連中だろう」
それに対してクラリスは、
「私ずっと昔からあの人たちを知っていた気がするの」
「またきっと会えるわ」

最後は定番。
「あら。銭形のとっつぁん。」
「ルパン今度こそは逃がさないぞ〜」

(終わり)

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