季語とそれにまつわる随筆、その季語を使った俳句が見開き1ページで収められている本です。読みやすく、聞き慣れない季語についても、日常の場面と共に、季語から広がる世界を感じることができます。「北窓開く」や「雪間」などは、聞いたことがなかったので、新鮮でした。
「季語は、その言葉の表面の意味だけをあらわすものではありません。言葉の背後にある感情や記憶、歴史的な意味や場所の連想などの、全部をふくむものなのです。」
という文から、季語や日本語の面白さ、難しさを感じました。言葉の質量や質感を感じながら、季語について考えてみようと思いました。
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