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2023年08月12日

気楽な人生を送るには、実力主義より年功序列

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我々の人生は錯覚にまみれてますからね。本当は王侯貴族のように、ゆっくりとして楽な生活ができるのに、あれとかこれとかね、これを買えとテレビで言うしね。それでこれをちゃんとやらなきゃいけないって言うし、もうウソ800ね。分別なんかしてね、ウソは800して、それをやらされますからね。
やっぱりそれは、なかなか気軽な人生になるには大変ですよ。まあ一つ一つの錯覚をとっていこうということですが。

実力主義。最近内閣が、今後の日本は実力主義に変えていきたいということで、我々の心がね、もうすでにぐちゃぐちゃになってるので、実力主義と年功序列と比較すると、なんか年功序列はおかしいと。実力主義は当然じゃないかっていう風に思うようになってんですね。これがまた気楽な人生を阻害してるんですよ。

本当は気楽な人生はあったんですよね。もちろんね、これは当たり前のことがまずあるんですね。小学校レベルのことはですね、もうパッと済ませておかなきゃいけないんですね。そんなところで引っかかっちゃダメなんですけどね。

つまり実力に応じて仕事はするんですね。例えばまあ私ですと、大学の物理の先生やってたと。それはまあ物理ができるからですよ。電気も機械も力学もね、材料も分かんなかったら、それは物理できませんからね。物理の先生、大学の教授はできません。これはだから実力に応じて仕事をするんですよ。これは別に、大学の先生だなんて言うとなんか偉いという感じがしますが、そんなことないんですね。
例えば大工さんでも、作るのがうまかったらやっぱ大工さんなんですよ。大工さんも優れた棟梁はね、やっぱりいい家を作りますよ。それからまあ、あんまり大したことなくて、下働きくらいしかできない、釘はちゃんと打てるけど、なんていう人もいますからね。だからまあそれに応じて、棟梁は家を設計したりね、まあなかなかこの棟梁すごいなっていうな家を作りますよ。
料理人だってそうですね。これはもう皆さんよく知ってますよ。飲み屋でもね、やっぱりね、安くておいしいところを出すところがいつも流行ってますよ。
レストラン、レストランとか飲み屋とか食事するとこいいですよね。実力がない人はあまり儲からないですから、自動的に差がつきますよね。ですからまあ実力主義で仕事をすると。これはいいんですよね。まあほとんどの人は、異論がないと思いますね。

ところがこの後なんですよ。実力に応じて美味しいものを食べていいのか。これね、僕結構今までいろんな人に議論をふっかけたりなんかしてきたんです。答えはほとんどないですよ。人間だから、みんなおいしいもの食べたいですねと。じゃあ実力のある人にうんと金をあげるから、実力がある人はおいしいもの食べれる。実力がない人は、まずいものでいいの? これが今日本のやり方ですよ。社長さんはおいしいものを食べる。議員さんはおいしいものを食べる、ね。だけどまぁ、一所懸命働いてる人は、給料が少ないから、まずいものっていうかね、美味しいもの、満足には食べれない。こうなってますよね。だけど人間とは本当にそうなんですかね。仕事は違うと思いますよ。だけども食べる方はね、人間ですから実力のある人と実力のない人と、胃の調子が違うんですかね。体の出来が違うとも思わないんですよ。

そう言ってもね、先程の腕のいい大工さんとあまり腕の良くない大工さんもいますし、料理の上手い人も下手な人もいますしね。まあ大学の先生でも政治家でも、みんなそうですから、どのくらいの差をつけるかっていう議論はいるんですね。だいたい1.2から1.6っていうのが僕の経験で、いろんなことで知ってる差なんですね。
ですからまあ一番ポンコツが1.0で、優れてる人が1.2から1.6だから、まあ1.5としましょうか。そうすると収入で言えばね、一番ダメな人が年収500万だったら、一番できる人が年収750万円。このくらいの差はいるかと。まあ現代の世の中は、もう少し世の中は差があってもいいからっていうんで、500万と1,000万ぐらいの差があってもいいかもしれませんね。500万の中にはもちろん母子家庭みたいのも入るんですよ。母子家庭なんかの人、本当今かわいそうなんですけどね。それから1,000万の中にはトヨタ自動車の社長とか会長とか、総理大臣とかこういうのみんな1,000万ですね。だから世の中の幅が500万から1,000万の間に入る。まあ2倍。こんなのがいいんじゃないですかね。

だって今はね、すごくできる人は1億とか2億とか、とると。だけどもなんか母子家庭の人は200万とかってね、そういうことってあるんですかね、一体。まあ僕は、働かない人どうするかっていろんな詳細はね、きちんと決めることにして、まあだいたい普通の人と同じように働き、その人の能力をまあまあ発揮する人、そういう人はね、美味しいものを食べるとか、まずいもの食べるってのに差があるということはないんじゃないかと思うんですね。ただ日本人がもうすでにお金中心になっているので、実力のある人がおいしいもの食べてもいいと思ってる節があるんですよ。あの高級レストランに行きますと、だいたい社長、会長とかそういう人はいますよね。ですからそうなっちゃってるんですけどね。

ただ日本はね、昔は年功序列だったんですよ。年功序列っていうのがね、本当は僕は正しいと思ってるんです。僕はもう本当に年功序列が正しいと思ってるんですよ。なんでかと言うと、年功序列っていうのは、ハタチで会社に入ったら少しずつ少しずつ積み上げてきて、50とか60になると給料が高いと。年功で決めるというやつですね。まあ年功序列で役割も決めるとちょっと問題が起きるんで、役割についてもやっぱり2倍とかいうのはちょっとね、やっぱ優秀な人を少し上に上げてやるって事はいるけど、基本的には年功序列、僕は年功序列派なんですよ。
なんでかって言いますとね、仕事は実力順ですよ。給料を年功序列ですよ。これ間違えないでくださいね。それでなんでかって言いますとね、やっぱり人間っていうのは、20歳30歳の頃の若い時はですね、やや我慢もできるし、体もやっぱ元気ですからね。走れますしね。夜はぐっすり寝れますし、家族もそれほど多くないし、責任もそれほどないということで、ちょっと給料が低めでもいいと思うんですよ、僕はね。
ところが全然ね、少しずつ少しずつ仕事をして、長く仕事してるのに、同じように貧乏だっつんじゃ、やっぱりね、人間はちょっとそうじゃないと思うんですよね。だから50、60の方が給料が高くてもいいんじゃないか。だからつまり20歳30歳40歳50歳になるに従って給料が良くなる。少しずつ少しずつ俺の人生はね、実力はそう年取ったからと上がったわけじゃないけど、それなりにね、まあ世の中が待遇してくれて、ハタチの頃は苦しかったけど、50の頃は結構まあまあの生活してたなという方が、日本人一人一人の満足感があるんじゃないかと思うんですよ。

だからそういう点で最大で考えるとね、実力差で2倍、年功で2倍ぐらいがせいぜいだ。そうすると最大4倍になっちゃいますけどね。まあその位、いいかもしれませんね。例えば最低の人が母子家庭の人とかね。母子家庭は別に差別してるんじゃないんですよ。実際上なかなかね、実力を発揮するってことが難しいんですよ。子供さんを育ててますから。これをどういう風にするかはまた別ですけど。もう1回、別のところでお話しますけど。500万だったらば、まあまあ優秀な人がその2倍、それから年取って、功成り名遂げた人がさらにその2倍ですから、結局一番社会で給料の低い人が500万、一番給料の高い人が2,000万円。相当な差ですよね。相当な差で、これには文句をつける人もいるでしょうけど、僕はまあ今のね、やっぱり社会には社会の納得性がいりますから、最低賃金は500万、最高賃金は2,000万。この間に全員入れてください。たとえトヨタの社長であっても総理大臣であっても、全部500万から2,000万の間に入れてくださいというのがいいんじゃないか。つまりこれはもう根本はね、一番最初に言いましたように、実力に応じて仕事が割り当てられるのはいいと。プライドでやるわけですからね、それでいいと。だけど、お金は、おいしいものを食べるのはまあせいぜい4倍でいいと。4倍ったらすごいですよ。4倍でいいと。それから家の広さもね、4倍でいいとね。どんなに小さい所と大きい所でも、4倍でいいと、そう思いますね。

ですからまあ、諸外国ではどうであれ、日本人は同じ日本人として生活するわけですからね。この4倍論、これでやれば、本当に世の中良くなるだろうなぁと僕は思いますね。
そうすると、気楽な人生、ますます気楽になると。
それからそういうことをやるとみんなが努力しないって、そんなことないですから。日本の教育、日本はそういう実力者じゃないんですよ。それでも識字率も文章を書ける人も学問のレベルも、みんな高いんですよ。
人間っていうのはね、お金で動くんじゃないんです。自分のプライドとか自分の人生とか、そういうもので動くんですよ。もう9割9分の人はそれで動きます。子供もそうですし、大人もそうですね。だからお金が入らないと頑張らないっていうのは錯覚なんですよ。そういう人も世の中に1万人に一人ぐらいだと僕思いますね。そういうふうに思います。

武田邦彦 ヒバリクラブ
気楽な人生の道筋(5)「実力主義とは??」 令和5年7月26日
https://youtu.be/wNzZab589Q4


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2023年07月31日

腐敗した日本の報道が、腐敗した日本を作る

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先日のヒバリクラブでお話しましたように、現在のアメリカってすごく腐敗しているように思えるんですね。
例えばトランプ大統領が落選した時の前回の大統領選挙の不正事件とかですね。それから現在でも、この前このヒバリクラブでお話したように、回転ドアと言われるような、政権にいるときに戦争をして、自分の政権の力で戦争をしたり長引かせたり、他国に軍事物資を売ったりして、それで政権が終わると、この自分が政権時代にやったことでメリットを受けた会社に役員として行って、そこでものすごく高い給料をもらう。しばらく経つとまた政権が変わると。また政権の方に入って、それでいろんな政策をやる。それで国民の税金を使う。そしてその国の税金を、特定の企業が非常に儲かるので、そこに行って、今度はまたそこで会社で儲けるという風に、まるで回転ドアみたいにこう回りながらですね、政権→会社の役員→政権→会社の役員って膨大な利益を得るということが、主に現在ではですね、現在ではですが、前のオバマ政権の時の高級官僚が、その手口を使って、グルグルやってるわけですね。

アメリカというのは、もともとが、銀行の頭取が財務長官になったりしてもいい国なんで、そういうことで、それが利権の非常に元になってる。それから現在では、バイデン大統領自身、もしくはバイデン大統領の息子の、これはまあちょっとあまりタチの良くないって言われてるハンター・バイデンという人なんですね。脱税やらいろんなものがですね、暴かれておりましてね。まあそういう報道が私のところに伝わってきます。そういうことによって、僕はある程度アメリカの正しい姿が見れるような気がするんですね。
もちろんあのニューヨークタイムズとか、ワシントンポストとか、Newsweekとかですね、CNN。それからアメリカの国内の主要メディア、テレビですね、は、どちらかというと政権寄りなんですけども、それ以外にまあいろんなところで、いわゆる昔ね、ジャーナリズム、つまり反骨精神を持ってですね、政権の悪を暴くというのがある程度成功してるもんですから、いろんなデータを見ますとね、報道を見ますと、ある程度正しいアメリカの情報っていうのが分かるわけですね。分かるように思います、少なくとも。
まあ例えば日本ですと、ウクライナ戦争の報道はアメリカ一本槍なんですけども、アメリカの報道は、戦争が長引いてるのは、アメリカの軍需産業が応援してるからだと。適当にウクライナの人を使って、ウクライナの人が死んでいくんですけど、ウクライナ人を使ってですね、戦争を長引かせてるのは、実はアメリカだというな報道もずいぶんあるんで、そういう目でもまた、ウクライナ戦争というものを見ることができるんですね。

日本のウクライナ戦争の報道を見てますと、プーチンはちょっと頭おかしくなったんじゃないかなんていう結論に達するんですけど、全然違うんですね。そういう点ではアメリカの民主主義とかアメリカの社会がすごく乱れてるように思いますけれども、私は日本もある程度同じようなもんじゃないかっていう感じはするんですよね。

この前書いたのは天下りですね。自分が官僚の間に、東大出て、高級の公務員試験通って、そして立派な役人になる。昔の武士はね、昔の武士は役人みたいなんですけど、武士道っていうのがあって、倫理でこうある程度抑えられてたわけですね。武士はもともとどうするべきであるなんていうね、話で抑えられてたんですけども、今その倫理がないもんですから、倫理が崩れているとですね、人間は何でもしたくなるですね。ですから心の中で、天下りするのは正しいはずだと。世間的に天下りって言えないけども、我々は東大を出てまあトップの方で公務員試験を通って、中央官庁に勤めて、日本のために一所懸命やってんだから、だから55歳とか60歳ぐらいでね、退職して、あと無職というのは社会のバランスからいっておかしいと本人はそう思うわけですね。で、天下りすると。ここは別に間違ってないように思います。私はね。
ところがだんだんその天下りが、偶然であればいいし、自分のかつて官庁にいる時の課長とか、局長にいる時の役職と関係ないところに行くんだったらいいんですけども、そうすると役に立たないので、結局関係のあるところに行く。そうすると今度はどうなるかって言ったら、じゃあ最初からそこに行こうと狙いをつけて、自分の力のある時に政策を組んだらいいじゃないかっていうことで、非常に多いのが環境関係とかですね。それから医療関係。これ非常に多いわけですね。

例えばリサイクルが大切だって言って、リサイクル関係に天下りする。いっぱい人を具体的に知ってるんですけども、なんか財団みたいなところに移る。まあいうふうなことが環境関係でいくらでも行われてるので、全然環境に関係ない、特に例えば温暖化なんかは、日本は温暖化ってのも大したことないですね。今暑いんでみんなが温暖化と思ってますけども、これは温暖化じゃないんですね。温暖化って大陸国に起こるんで、アメリカなんか起こればいいんですけど、アメリカの西海岸のロサンゼルスなんか、日本が32℃、ロサンゼルス17℃というような具合でですね。実は違うところに原因があるわけです。ですけども世界中が温暖化って言ってるから、それで温暖化で儲けることができますね。温暖化の関連の会社とか、まあ温暖化で融資した銀行とか、そういうところにだーっと天下りをする。

それから厚労省もそうですね。300万人しかいない日本の高血圧患者を、自分が課長の時に血圧の基準を下げて、下げたらみんなの悪いんですよ。日本人の健康には悪いんだけど下げて、そしてものすごい量の血圧降下剤を売って、現在では6,700万人を患者さんにしてですね、そして自分はそういう製薬会社に天下りする。もちろんこれは日本だけではありません。
アメリカなんかでも、医療業界ではですね、なんつったって役人は絶対どんなことでも聞いてくれるよ、ほとんどがみんな製薬会社が天下り行くんだから、と言われてるぐらいですから、これは世界共通した現象ではありますが、日本でもそうなわけですね。だから厚生業界は、例えば今、血圧だとかコレステロール、コレステロールもですね、日本人がより病気をしやすい方に基準が決まってる。スタチンという薬を売りたいから、ということで、これはもうある意味じゃあ厚生労働省の中では大っぴらなんですよね。2009年に行われた、コレステロールに関する厚生省内の検討会ではですね、もうあまりにこの低いコレステロールの値をこんな風にしておくのおかしいじゃないかということを指摘した委員もいましたけど、それに対して病院を代表する委員がですね、そんなことしたらスタチンが売れなくなるから、君は病院のお金の計算はどうやって考えてんだっていう、お金のための医療という風な発言があったぐらいなんですね。そのくらい日本の政府もおかしいんですね。

この前の橋桁落下事故なんかもですね、まあ私なんか見ますと、こういう風な初歩的なミスが起こる理由は何かということなんですが、やっぱり私はそこに正しいジャーナリズムがあったら、もしかするとね、あれはね、何か落札の時に細工があったかもしれませんね。 まあそういうふうに私たちの安全、あれはたまたま作業員の方は2人亡くなりましてね、ベテランの。かわいそうなことしましたよ。すぐ横に民家があったんですけど、民家に到達しないところに橋桁は落ちたもんですから、あの民家の人はもうゾッとしたでしょうね。まあそういう風にまあ日本の報道がない。日本には報道がないっていう感じがするんですよね。

僕らはNHKというのを作ったんですが、これは国民が受信料払って支えるって事なんですけど、このNHKが完全に政府寄りっていうか、政府そのままなんですね。そうしますと、余計これは一般のテレビよりか悪い影響を与えますね。っていうのは一般のテレビは、やっぱりコマーシャルなんかありますから、我々が見る時に、まあコマーシャルあるんだからね、コマーシャル出す会社の影響もあるだろうなと一応思いますよね。ところがNHKは国民から受信料を取ってるんだから、国民側で放送してくれると、こう思っちゃうんですよね。それは普通ですよね。国営放送じゃありませんからね。ところがNHKはNHKの会長が発言したように、政府が右といえば右、左と言えば左、他にその放送のしようがあるのかね、なんていう話に1回なったことあるんですよね。本音を述べたい方がおられたんですね。その人はそう言った。まさに今そうで、ウクライナについてもインドなんかの状態についてもですね。

この前私テレビでね、インドでこういう放送が行われてますが、どう解釈したらいいでしょうかという質問がありましたけど、その方がもしですね、NHKがインドとかロシアとかああいう方面のことで起こってることに対して正しい報道をしてれば、それこそジャーナリストとして恥ずかしくな、心に聞いても恥ずかしくない報道をしてれば、そういう質問自体がなかったと思うんですね。私しょうもないから解説しましたけれども、本来はNHKがちゃんとした報道をしてくれればですね。どっちかによるじゃないんですよ。やっぱり日本人が知る、例えば政府が今のウクライナの戦争をですね、自由主義国でやってるということはいいにしても、それは政府の考え方ですから。国民は政府を選ぶ立場になります。政府よりか上にあるのが国民ですね。その国民に、政府によらずに正しいあの状況をね、まああの自由主義を守るため、民主主義を守るため、ウクライナ側に付くっていう考えもないじゃありません。しかし、ウクライナがなぜ戦争してるのか。なぜミンスク合意をウクライナが守らなかったのか。なぜウクライナはウクライナ領内のロシア人を殺したのか。こういうこともね、同時並行的に報道する必要があると私は思いますね。

それがないので、ある意味ではアメリカの政治が腐敗してるけれども、日本の政治も、もしかすると腐敗してるかもしれない。しかし日本の悲劇は、日本に報道機関がないということによるということになりますのでね。これはやっぱりトピックスとして、ちょっと皆さんが何かを見るときに、参考にしていただかなきゃいけないと思います。

武田邦彦 ヒバリクラブ
トピックス 「腐敗したアメリカだが、日本も報道と言うのがあるのか?」 令和5年7月17日
https://youtu.be/fZcjAqHlMag


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2023年07月20日

昆虫の自動販売機に補助金を出して国民に増税をする日本の役人

IMG_6126_2.JPG 私の友達が新潟から長野ぐらいに移動してる途中にですね、あるなんか休むところに自動販売機がありまして、隣は普通の清涼飲料水とか、そういうものがあって、その隣にでかい、割合と立派な自動販売機で、友達が何かと思ってそれを見たらですね、昆虫食の自動販売機なんですよ。友達が写真撮ってきたやつ送ってくれたんですが、ミミズとかサソリとかね、カブトムシとかね、なんかそういった硬い殻のやつね。これがずらっと20ぐらい販売機で並んでんですよ。それで友達の感想、日本ってどうしてこんなひどい国になったのっていう感想で送ってきました。

私ちょっと調べてみましたらね、間違いなくそうだと思ったんですけどね。こんな昆虫食なんていうのをね、食べる人ほとんど少ない。まあ今ね話題で売れてはいるらしいんですよ。だけど商売として、長い間成立すると思いません。だから自分で自動販売機を投資して、業者が、それで定常的な販売するっていうような安定したもんじゃないので、誰もやりたがりませんよ。おかしいですよね。それ調べましたらね、全国で結構あるんです。これ。全部税金が出てるんです。つまりね、SDGsっていう、もうインチキのやつがあるんです。SDGsというのは、持続的な社会を作るための活動、これはいいことなんで役所が税金を出すと。で、この頃はですね、今度は銀行も悪乗りしてですね、SDGsのものについては融資をするとか、こんな風にみんな言ってるんですね。

SDGsとは何かって言ったたら、簡単に言えばですね、人間ってのは必ず持続性社会なんですよ。何万年も持続性社会なんで、別に持続性社会がなくなるなんてことないんです。それに昆虫を食べたらね、持続性社会になるなんてことありえないんですよ。全然ありえませんね。で、ヨーロッパなんかでね、肉を牛肉とかそういうの過剰に取ってるところ。
日本人はお米を食べますので、お米ってのは7%タンパク質がありますからね。だいたい1日に必要な量の1/2から1/3ぐらいをお米で取れるんで、それにちょっと魚を食べるとかですね、大豆を食べるとか、まあそんなもんで日本人の場合は、お米食ですから、全然関係ないんですよ。全然。全然関係ないんです。
牛肉を食べるよりか、昆虫を食べた方が環境にいいんだなんて変な理屈があるんですけど、その変なやつを認めてもですよ、ヨーロッパのね、肉ばっか食ってるところ、こんなでっかいステーキを食べてるとこいっぱいありますから、まあそういうところはね、もちろん多少行き過ぎてるんで、昆虫食はあまり感心しませんが、まあ食料を考えるというのはいいですよ。それを日本で真似すると、一体何ですか?

日本は植物性のタンパクも結構取るんですね。味噌とか納豆とかですね。それから大豆のいろんな煮た料理なんかもあるんですよ。で、もちろんお米が先ほど言いましたように7%もタンパク質ありますからね。だから糖尿にならないために、お米食べた方がいいです。逆なんですよ。これもあのウソなんです。厚生労働省がウソついて、多くの国民を糖尿に押し付けたんですね。どうしてかって言いますと、これはまた当たり前で、簡単な理屈なんですよ。人間というのは活動する時にですね、頭は使わなきゃ。これは全身のエネルギーの25%、食料から得られるね。25%、頭をまず使います。だから糖質拒否なんてありますけど、糖質拒否なんかしたらね、それはもちろん認知症になりますよ。頭が一番糖質が必要ですから。糖質というのは絶対に必要ですからね。あと心臓が動く。これ糖質ですね。それから消化をする。これも糖質です。もちろん筋肉を、動く、歩く、お風呂に入る、みんな糖質ですよ。だから昔は糖質をご飯で食べてたんですね。ご飯で糖質を食べてたんです。あの糖質拒否とか言ってる人ね、やっぱりあの自分だけが密かにね、やるんだったらまだいいかもしれませんけど、あんまり栄養学の知識がない人が、なんか糖質拒否したらいいんじゃないかと思ってですね、糖質を拒否しますと糖尿病になったり、今言ったように認知症になったりですね、心臓が具合が悪くなったりしますから、決して人に糖質拒否とか言っちゃいけません。それはもうあのなんていうか、傷害罪みたいなもんですよ。栄養学というものを通じて、傷害罪。なぜかというと糖尿病にもなります。なぜかって言うと、人間はカロリーが必要なんです。カロリーっていうのは糖質ですね。まあタンパク質をカロリーもできますが、そしたらますますこの昆虫食が出てくるって変なこう、ぐにゃふにゃってなるわけです。
あと脂肪ですね。これもあまり望ましくないんですよ。人間の活動を支える基礎的なカロリーを補給するのはもう、糖質が一番いいんです。当たり前ですけどね。
砂糖はいけませんよ。砂糖はあまりいけません。まあ甘いもの食べたいならちょこっと使うってのはいいんですけど、主力はお米じゃなきゃいけないんですよ。お米は糖質ですからね。そしてお米を食べることによって脳も働き、心臓も働き、消化もできて足腰もちゃんとすると、筋肉もできると、こういうことなんですね。これは例えば、1人の人によって違うんですけど、例えば2,000カロリーとしましょうか。そうするとそれで米を減らすでしょ。例えば昔はね、1日にご飯をまあ5杯食べてたと。朝1杯、昼2杯、夜2杯食べてたと。それでこう体がバランスしてたわけですね。食べたご飯は頭に行く、頭を働かせるね。それから心臓を動かす。血液を流す、それから消化をする。それから筋肉をつける。歩く。全部それに使ってたわけですね。

ところがその1日5杯食べるご飯を糖質拒否とか言うからね。まあ一杯ずつ、朝はパンを食べて、それで昼はご飯一杯、夜はご飯一杯なんてやりますとね、どういうことなるかというと、糖質が不足するんですよ。だって使う方は同じなんですから。使う方が同じなのに減らしたらそれはダメですよね。それで何をその代わりに食べるかっていうとお菓子、つまり甘いもの、砂糖なんですよね。つまり人間がカロリーを使わなくて済むならいいんですよ。人間っていうのは糖質で生きてるんですから、糖質を使わなかったらその代わりに食べなきゃいけないんですよ。何かカロリーその分のカロリーが少ないですから。だって人間で熱量を出さなきゃ活動できないわけですからね。頭だって心臓だって、消化だって、血液を流すだけでも必要なんですから。もちろん免疫にも使えますよ。セックスにも使えます。全部カロリーですから。それをご飯を1日5杯食べてたご飯を2杯にしたら、その分だけ何がいるかって言ったら。なんて言うんでしょうかね。ちょっとそこにあの話が行ってしまいましたけれども、結局は砂糖を食べるか油食べるかなんですよ。実際もそうなんです。実際統計見ましたらね、今から30年ぐらい前から糖質を減らす、糖質を減らしてきたんですよ。糖質減らしても日本人の活動量は同じですから、結局砂糖と油を食べてる。だから糖尿病になるんです。何て言うんですかね。SDGsというのもそうなんですよ。まあね、食っていうのはやっぱ国民から出てくるもんであって、役所から出てきちゃダメなんですね。今増税、増税って言ってますけど、まさに増税になるんですよ。だって昆虫食の自動販売機に膨大な税金使ってんですからね。だからこれ皆さんね、あの地方自治体とかそういうとこが、中小企業なんとか救助金とか言って、名前はそうですよ。それでSDGsだから出せるということになってる。それでもう全然昆虫食なんてもちろんいけないし、あの自然を守るっていう点じゃですね、家畜のようにある程度人間との関係があって相互関係があるんですね。お米がそうですね。お米を人間が食べる。稲の方は人間が米を食べてくれることを想定して生活するわけです。人間はその代わり植えてあげて、苗を作ってずっと相互関係なんですね。豚とか牛とかいうのも相互関係で成立してるんですね。ところが昆虫なんていうのは、自分たち一人で生活してますし、昆虫って小さいですからね。一つ食べるので、ものすごく命使うんですよ。命の使い方といえばね、人間が命を殺して食べざるを得ないんですけど、まあまあの大きさの動物の方が、そういう点でも環境を救うという点じゃ救うんですね。

まあとにかくこれはね、こういうところに役人が勝手に金を出せるようになったかっていうと、環境基本法とかね、健康増進基本法とか基本法がね、国会で基本法だけ決めるんです。基本法を決めたら、詳細にどこに金を出すか、役人が決められるんですよ。これでもうね、自民党は金もらいたいから基本法を作っていくし、基本法っていう名前はね、例えば環境基本法とか健康基本法って誰も反対しませんよ。それで基本法だけ決めて、あと役人が支配する。
もう一つは義務化とかね、無償化っていうね、役人が決めたことをやる。これに意地悪をするんですよ。この前これも聞きましたけどね、プラスチックのリサイクルを進めるために、進めるのは各自治体が自主的にやってくださいって言ってるんです。そう言ってんですよ。環境省は、プラスチックのリサイクルは自主的にやってくださいと言ってるんです。言ってるんですよ。これがね、今の役人のね、人格のないところなんですけども、もう人格が欠如してんですね。盗人みたいなもんですよ。あのね、ある自治体がプラスチックのリサイクル、それじゃあ自分たちで考えなさいというんだから、自分たちの自治体はプラスチックのリサイクル必要ないと止めたんです。そしたらね、焼却機の補助金を止めたんです。もうね、江戸の仇は長崎というか、品格が低いんです。役所の品格が低い。人格のない役人やっぱり昔の武士が良かったですね。住民のためを思って、自分たちは内職をして。今の役人で内職してる役人いますかね。一体。江戸の仇は長崎っていう、もう別のところから矢を射るっていうね、そういう人格の低い人たちがこの昆虫食の自動販売機をやっておりまして、久しぶりに私もカッカときました。

武田邦彦 ヒバリクラブ
(挿入)奇妙な日本 「役人、し放題」 令和5年6月29日
https://youtu.be/8uxLhQWVU3s


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2023年07月17日

日本人の体とそのルーツ

私にとってもヒバリクラブの時間っていうのが非常に大切で、どういうものをこれからやろうかということをいつも考えておりまして、考えますと、自分の知識のなさを痛感するものですから、追加して勉強しますので、ずいぶんヒバリクラブのおかげで助かりました。

私もですね、いろいろ口を開いて話をする職業でもありますし、またそういう職業のためではなくて、自分の人生のためでも、ここ数年でもですね、さらに私としては自分の人生で新しい境地を開くことができました。

それでまあ紆余曲折しておりましたが、少し現代と日本人というものをお話ししたい、それで1回目は日本人の体のルーツということで、現代と日本人と言いましてもですね、日本人の現在の体っていうのは数万年前からの日本人の土地とか生活、気候とかそういったもので決まってるわけですね。
まあ例えば私がよく言うことですけども、生のわかめを食べられる民族っていうのはほぼ、日本人だけである。これはもちろん日本の近い国ですね例えば朝鮮半島の南の方とかそういう方々で、生わかめを食べられる方はおられるんです。ものすごく厳密な、言語みたいな厳密なことありませんもんでね。まあそういうことありますが、本当にこう珍しい民族なんですね。それはあの民族が日本だけが珍しいわけじゃなくて、ヨーロッパ人もまたヨーロッパ人で珍しいんです、ある意味では。
ヨーロッパを中心にして考えれば、ヨーロッパは珍しくないんですけど、日本人を中心として考えればやっぱりヨーロッパ人は珍しいんですね。それはもうしょうがないわけです。で、しかもこの生わかめの消化という意味ではですね、さらに面白いことには、これが日本人の胃で消化されてるんではないらしいという研究も結構あるわけですね。腸内細菌で分解されてる。つまりもともと生わかめは日本人は消化できないのに、日本人の持っている腸内細菌で分解されている。じゃあ我々の消化薬、自分たちの体から出たものですが、それはやはり自分たちの体そのものではありませんね。だから消化薬が自分の体から出たものだから自分が消化してるとも言えないんですね。それと同じように、我々の腸内細菌っていうのはだいたい数としてはですね、私たちの体の細胞、つまり私たちが母親とか父親からもらった細胞ですね。人間の細胞、人間の細胞と我々の体の中にある腸内細菌の細胞とほぼ同じ数なんですよ。ちょっと大きさは違うんですけどね。細胞の大きさが、少し最近のものが小さいもんですから、全体に占める体積は人間の体の方が大きいんですけども、その機能と言いますかね、細胞の数という意味では、腸内細菌と人間と同じなんですね。ですから生わかめが腸内細菌で消化されてるということになるとなかなかこれは面白くてですね、我々の体っていうのがもちろん日本列島に住んでるからなんですが、日本列島に住んでるから生わかめを昔から食べていた。それでそれを消化する方が良いということになって、それを消化する腸内細菌が、日本人の体の中に住み着いた。実はこれはヨーロッパ人の体の中には住み着いていないんですよね。ですからそういう点では、我々の現在の日本人の体というのは、遠い遠い昔の時代から、少しずつ少しずつできてきたものであって、それは例えばヨーロッパの方は全く真似ができないわけですね。

どっちが偉いとかどっちが偉くないとかそういうつまらない話ではなくて、やっぱり人間のサイズ、人間が移動する距離、人間が食べるものということを考えますとね、やはり地球はあまりにも大きいっていうことで、その地方その地方でもちろんあの気温も違いますからね。水温も違いますので海から採れるものの種類っていうのもですね、それはあの北極海で採れるものと、それは赤道直下で採れるものそれはもちろん違いますし、それから海流というのが流れてはいますが、なかなか混ざるものではないですね。まあそういう点から言いまして、日本人は日本人からできている。しかも現在でも精神的なものを少し難しいもんですから、順次体から精神という風に変えていこうと思うんですし、それからその下痢をするか下痢をしないかっていうのもですね、実は我々は数万年前からの歴史を背負って存在してるんだってことですね。それから人間の体っていうのも人間の細胞と人間以外の細胞がほぼ同じ数で、人体というのを構成してるんだってことですね。
従って非常に最近では、いろいろな疫病が流行ったり、伝染病が流行ったりすると、それは我々の体のどこで受け止めてるか、もしくはどこで免疫を作ったりなんかしてるのか。どうしたら自分とか自分の家族を伝染病とかそういうものから守るのかということもですね、本当にこう日本人のルーツからですね、本当にこう正面から理解していかないと、なかなか左へ右行ってですね、ただただ右往左往するということになろうかと思うんですね。でまぁ一番の問題は、やはりそういう歴史的なものとのつながりというのをですね、あまりこう直感として感じられない人たちもいることはいるんですよ。そうするとまあ現在、チョコレートが美味しければチョコレートでいいとですね、そういうお考えの人もいて、それが悪いとかいいとかじゃなくて、まあ私は科学者ですので、まあ科学、哲学、歴史などを中心としてですね、一体人間がどういう風に生活するのが一番幸福かということをまあ考えるのが大切じゃないかと思いますね。

私、実はいろんな人と協力して、幸福というものをですね、『幸せ砂時計』といろいろやっております。それはやっぱり人間が究極的には、自分が幸せであること、自分勝手がもちろん自分が幸せになるって事は、自分の周りの人が幸せになれば自分が幸せになるわけですが、いずれにしてもそういう人生を送りたいものだと思うんですね。私はそう思います。
やっぱり不幸な人生よりか幸福な人生のがいいように思いますね。それで私たちは本当のその幸福の原因とか理由っていうものを把握していれば、実はほとんどの人が現在の日本ではですね、幸福に人生を送ることができると私は思います。ただ悪さをする人がいますからね。昔から石川五右衛門ではありませんが、世に盗人の種は尽きまじなんてありまして、これは昔は石川五右衛門のね、荒っぽい盗人とかそういう犯罪人っていたんですけども、現在ではそれが狡猾になったっていうことですね。まあ世界的なお金の分布みたいなものを見ましてもね、非常に分かりやすいので、ちょっとここで言いますと、世界のまあまあやや貧乏だけども、っていう人30億人の持ってるお金と、それから世界で飛び抜けて金持ちの30人が持ってるお金がほとんど同じなんです。つまり世界の多くの人たち、30億人ですから、多くの人たちが生活している生活費と、それからたった36人、大富豪36人が生活してる生活費がほぼ同じなんですよ。ということはまあ世界がこれほど曲がっているという見方もあるでしょうね。
経済の人はそうに見るでしょうけども、私はそんな差があって我々は本当にゴールに向かってこの社会が進んでるのような感じがいたしますね。
日本は比較的最近ではもう世界の35位になってしまったんで、それほど裕福な国ではありませんが、それでもまあ上位の国なので、ある程度満足した人生を送れるところにあります。これがあまり急激に日本人が貧乏にさえならなければ、我々は現代社会でも幸福に過ごしていけると思うんですけども、なにせ今言ったように世界の大富豪36人の財産と、それからまあ普通よりかちょっと貧乏な人36億人、億と人ですからね、10の80乗ですよ。1億倍違うんですよね。そういうことが我々人間は家に住んで、物を食べて、あったまったり冷えたりするだけのことですから、それ以外のことは我々人間ができませんからね。その意味では非常に現在の社会が歪んでいることは確かですね。この歪んでるもとも解明し、それを少しずつ少しずつ、我々全人類が幸福に過ごせるような道筋ですね、そうするべきかどうかちょっとまあこれまたそのことは明らかになってから議論しなきゃいけませんが、道筋はやっぱり立てておいた方がいいと思いますね。その点でちょっと講釈が長くなりましたけども、人の体と精神はその土地でできます。そうですね。それで先祖は自分とほぼ一体である、子孫も自分とほぼ一体である、日本人のルーツとその後の今現在の人間と、どういうような関係がある?これをしっかりと整理をして頭に叩き込んで、それこそ私も10回も20回も同じことを言い、まああのヒバリクラブの人でお時間があれば10回も20回も同じことを聞き、そこのところで本当の真実の姿ですね、それを見てみたいなというふうに思っております。

武田邦彦 ヒバリクラブ
現代と日本人(1)「日本人の体のルーツ」 令和5年6月4日
https://youtu.be/mhF_K2BmJ3s

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2023年06月27日

核の抑止力について、日本人として考える

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今の世界を知る。これは非常に重要で、もう通貨もどうなるか分かんない。円もですね。それから第一に危険も迫ってるかもしれないしっていうようなことで、今まではメディアなんかを信頼してれば良かったんですが、最近はテレビとか新聞は肝心な、国民が知りたいこと言いませんからね。
私もね、いろいろな経験してずいぶんびっくりしたことあるんですよ。新聞社の首脳といろいろ、国の委員会とかマスコミなんかで話をしますとね、「武田先生そんなこと国民に伝えたら大変なことになっちゃいますよ」って言うんですよ。ちょっと考えられませんね。だって新聞とかテレビを仕事にする、自分の生涯の仕事にするってことはですね、できるだけ重要な情報を国民に知らせることをもって、自分の誇りとしてるはずなのに、重要なものを伝えると大変なことになっちゃうから伝えられないって言うんです。だから我々国民は、ニュースのうちカスだけを聞いてるっていう、カスニュースだけを聞かされてるって事になるんですね。

それでまあ、このブログなんか、この頃できるようになりましたから、非常に細々なんですが、私としては一般の国民が絶対に知らなきゃなんないことを重要順に話すようにするということになってしまいましたね。

国民は、ゴシップが好きなんだと。なんか金銭的なトラブルとか、不倫だとかね、そういうことが好きなんだと。だからそういうこと流しとけばいいんだというようなことが、現在のメディアなんでね。我々の側にも少し責任があるかもしれませんね。

ところで今日は、「核の抑止力を消す日本」という題を使いましたが、どうしてかって言いますとね、アメリカの道徳の荒廃、それによるアメリカの一極支配の消滅、それから中東の情勢の一片ですね、長い間のイスラム教の間の闘争が沈静化する。もしかしたらイスラエルも含めて中東問題っていう政治問題がなくなってしまうかもしれない。それに伴って大きく世界は変化して、アメリカとヨーロッパの退潮と、それからBRICSと中東の台頭ということになる。そこで日本がどういうスタンスを取るかってことを、あらかじめ十分に日本国内で話しておかなきゃいけないっていうのが私のこの趣旨でありまして。

やはり今世界は核の問題って非常に大きいんですよ。これは政治の一つとか軍事の一つじゃなくて、我々の人生、生活、文化、全部に渡りますからね。で、一番重要なの私は、日本が核を持たずに平和を守ることができるかっていう、この問題を十分に話さなきゃいけないと思います。

識者はですね、ほとんどの識者が、核を持たないで日本を守れるはずがないと言ってますが、議論を経てからそういう結論になるのはいいんですけども、最初から「お前は何だ」と、「核を持たずに日本が守れるなんてはずがないじゃないか」って、こういう風に怒ってくるんですが、しかし人間っていうのは別に怒らなくていいんで、冷静沈着に、論理構成をきちんと言ってですね、お互いに理解をするってことが一番大切だと思いますね。

私は実は方法があると思ってるんです。まず第1に、日本が唯一の被爆国である。これはね、日本が核の脅しから逃れることができる非常に大きなものだと思うんですね。相手が何か核のこと言ってきたら、「いや、そんなことない」と。「日本はもう核の被曝はしてるんだ、だからあなた方が考える核なんかよりか、ずっと我々の方が現実的な意味合いで核というものをよく分かってるんだ」、ということを言える立場にあるって事ですね。

被爆国であるということをあんまり使えなかったのは、今までアメリカとの関係があってね、アメリカ人はとにかく日本に核を落としたってこと、ものすごく反省してるんですよ。もうね、僕も何回もそれ経験してるんですけどね。アメリカ人にね、なんかアメリカ人が偉そうなこと言ったらですね、そんなこと言ったって、あなたたちね、日本に、核爆弾を落としてね、そんなこと言えますかって、何回か言ったことあるんですよ。ものすごい効果なの、もう黙っちゃうんです。それを言われたらもうダメだって感じなんです。で、これだから核の被爆国であるって事は、日本人の、まあ一つはね、15万人から20万人の方の命を失ったってことを、やはり我々は重く見てね、それをやはり日本の平和のために役立てるってことがあると思いますね。

第2がですね、核は人類の文化に反する、ということをちゃんと言わなきゃいけないと思うんですね。
僕は科学者として核というものはね、使ってもいいですよ。だって太陽エネルギーを使うってことは核融合を使うわけですからね、それはそうなんですが、核は科学的に使えるようになったけど、爆弾として使っちゃいけない。安全な原発ならいいですよ、それは。いいことですよ。それから放射能っていうのは、その他に色々有用な面もありますからね。それは使用してもいい。だけど核を兵器に使うってことは、私は人類の文化に完全に反すると思うんですよ。

それはね、例えば鉄砲とか機関銃とか大砲とか航空機とは、全く質が違うんですね。我々は人を、たまには殺さなきゃなんないことが起こる。まあね、本当に残念だけど起こる。しかしそれは殺すべき人を狙って、殺せる場合だけですよ。
例えば殺人犯が、なんかどっかの建物に隠れてる。それをこう外から攻撃すると。だかど中には、同じ家に小さい子供が10人いると。殺人犯を殺さなきゃなんないから小さい子供10人もまとめて殺していいなんて話はないんですよ。絶対ないんです、それは。小さい子供を救出してから、殺人犯を殺す必要があれば殺す。それが人類の知恵っていうか、そんな知恵というほどじゃなくて、本当に基礎中の基礎ですね。
だけど例えば広島、長崎の原爆の状態を見たり、現在例えば中国が日本に向けている核ミサイルの状態を見たりしますとね、これは例えば犯人を殺そうと思って周りの子供達10人殺しても平気ってことですから、これは絶対ダメだってことを、もうあらゆる機会に理を尽くしてね、話さなきゃいけないと思います。それが2番目ですね。

3番目がですね、核兵器というのは兵器ではないと。これは今言ったことと関係するんですけども、兵器っていうのは相手の軍隊を殺傷する以外は使用しちゃいけないんです。例えば道端で縄跳びで遊んでる女の子に対して、完全武装した兵士が来て、ライフル銃でその女の子を撃ち殺すということは、兵器ではないんです。虐殺なんです。で、今の核兵器は広島、長崎も含めて世界中が持っている核兵器っていうのは、兵器じゃないんです。だから兵器と呼ぶことをまずね、メディアなんかでやめてもらいたいんですけども、今のメディアはね、もう関係なく言語を使いますからね。国の借金なんて、本当は政府の借金のことを国の借金って言ってみたり、全然放射線を防護できない服を放射線防護服と言ってみたり、ウソをつくのは平気になりましたからね。
ウソをつくことに対する心理的な抵抗感っていうのが、やっぱりメディアになくなったってことは、まあ全体の社会にも大きな影響を与えましたね。

いずれにしても日本は被爆国であるということ。それから核兵器というのは人類の文化と相容れないこと。核兵器っていう名前自身が兵器ではないこと。つまり生物兵器とか化学兵器を禁止してると同じように、同じように核兵器を禁止しなきゃならないってことですね。
それにはやっぱりまず櫂より始めよで、日本は核武装をしないと。従ってどういう方法で次に日本国を守るか、ということですね。

私はね、まずね、外交ですから揺さぶりも必要です。揺さぶりの一番いい点は、だいたい報復権っていうのが世界では認められてるわけですね。報復権というのが一番強い権利なんです。実はあの国がどうも攻めてくるからってんじゃ弱いんですね。だから防衛するっていうんでは弱いんです。もっと強いのは、あの国が現に攻めてきたから、我々は守るというのは非常に強いんですね。これを報復権というわけですね。
あるいはその国を攻めてもいいぐらいなんですよ。権利は強いんですよ。だからすでに日本は被爆国ですから、2発受けてますから、世界中で核兵器を一番最初に使用できるのは日本である。これをもう事あるごとに言わなきゃ。もしも核兵器を使う必要があるならば、世界中でまず第一に核兵器を使える国が使わなきゃ。それは日本で、そして日本は核兵器を持っていない。これでもう、まず完璧に第一の論理は立ちますね。

それからもう一つは、アメリカを中心として核の抑止力という理論があります。これは日本の知識人は、みんな核の抑止力を思ってます。もちろん具体的にそれを示すこともできます。例えば北朝鮮は核を持ってるから攻められないけども、イラクは核を持ってなかったから攻められて、フセイン大統領が殺されたと。こういう議論はいくらでもあるんですね。

これに対して核には抑止力がないという論理を立てていかなければいけません。これは非常に難しいんですけども、アメリカ人が核の抑止力を言い出したのは、自分たちが核を使ったことによる罪の意識によるんですね。ですからこの、核の抑止力はないんだと。だけど我々は核を落としたアメリカをそれほど非難しようとしているんじゃないんだ、我々はもっと未来を見てるんだ、過去のことを言おうとしてるんじゃない、このことははっきりとしておけば大丈夫だと思います。
とりあえず今日は、これ第1回なもんですからね、核の抑止力は意味がないということを、日本が外に向かって、外国に向かって言う、まず第1回の議論ですから、このぐらいのところで止めておきたいと思います。
ぜひ皆さんでもこの核の抑止力、核兵器は兵器かということについて、十分に議論を進めていただけるように希望するところであります。

武田邦彦 ヒバリクラブ
今の世界を知る(5)「核の抑止力を消す日本」 令和5年5月18日
https://youtu.be/I6FbCTbPI8E


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2023年05月29日

文化人はマスコミを使って、自分の儲けのために大衆をだませばいいと思っている

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昨日実は、私は今、民主主義とかいうのを言葉でずいぶん言ってるもんですからね、やっぱりこの際ちょっと思い返して、民主主義の本でも読んでみようかと思って、非常に立派な方の民主主義の本を読んでみたらですね、実に変なことがいっぱいあるんですよ。

この前実はマスコミの人がね、取材を受けた時には、浮動票というのはひどいじゃないですかと。むしろ組織票っていうのはね、その自分が所属してる組織が得するように投票するわけでしょ。だから例えば労働組合は自分たちの労働組合だけ得しようとか、それから医療界は医療の代表者に投票するとかね、薬剤師会は薬剤師の代表に投票すると。これおかしいですよ、こっちの方が。民主主義としては。
それから土建屋さんはね、土建を発注してくる自民党に投票すると。これもおかしいですよ。まあそれ少しはいいですけどね。やっぱり政治っていうのは中心的には、だって民主主義の本なんか読むとね、国のために国民が政治に参加するって言ってるんですよ。国民が政治に参加するってことは、利害代表で作るんじゃなくて、国民が殿様になった気分で、我が国はどうしようかって投票するわけですからね。それを浮動票って言ってるんですからひどいもんで、それはちょっと言わせてもらったんですけども、そういう気持ちでいるからかですね、実は今まで民主主義の本を読んで気が付かなかった変なことに気が付きましてね、いっぱい。その一つを今日ちょっとお話しするんですが。

衆愚政治って書いてあるんですよ。ポピュリズム。要するに大衆参加の政治ですね。大衆が参加するのをですね、衆愚。大衆は愚物であると。くだらないなと。じゃ、大衆が参加するやつをね、衆愚政治って言うならね、民主主義っていうのはもともと否定しなきゃいけないじゃないですか。民主主義の定義のところにはね、国民が広く参加して、それで政治に関わるということを民主主義だと言ってるんだと言いながら、政治家はなんか政治の専門家じゃいけないみたいなね、それから学力があったりそういう人じゃなくちゃいけないとか、お金持ちじゃなくちゃいけないとか、なんかそういう前提があるんですね。
つまり大衆はね、言われた通り投票しろって言うんですよ。どうして衆愚政治っていうかったらね、大衆は愚かなんだ、ってんですよ。なんで愚かかったらね、マスコミが煽った通りに投票すると、こう言うんですね。

それからもっと傑作なのは、トランプ大統領をアメリカのマスコミとかそういうのがみんな嫌がったのは、トランプが素人だから。今まで政治経験がない。政治経験がない人が、何で大統領なんかやるんだって、ニューヨークタイムズとかワシントンポストとかですね、そういうアメリカの有力な新聞とかですね、テレビとか、それからまあカリフォルニアの方では大学の先生が大規模なトランプ大統領反対運動やってましたよ。

当選した直後にね、「トランプ大統領を当選させるなんか、なんたることだ。衆愚政治じゃないか。」こうなんですよね。変ですよね。ところが、民主主義の定義なんて見るとですね、大衆が参加する政治を民主主義というと書いてあるんだけど、それと共に一緒に、大衆が政治に関与することを衆愚政治というっていうんですよ。なんかね、やっぱり偉そうな本を書く人っていうのはね、やっぱり大衆をバカにしてるんです。大衆っていうかね、それは学力から言えばそれは左官屋さんとかね、それから大工さんとかラーメン屋さんとかの方が、東大教授よりか知識が少ないかもしれませんよ。だけども民主主義っていうのは、そういう人間がどのくらい知識があるかとか、そういうものとは関係なくね、人間一人一人に同じ価値を認めるっていうのが投票ですよ。だって1票の重みは同じなんですからね。だけど心の中は実はそうじゃないんですね、実は。

例えば政治学者。この私が読んだ本はね、人の名前言いませんがね、立派な政治学者なんですよ。それが民主主義について書いてるんですよ。非常にもっともなことを書いてあるんですけど、確かにね、その本で引用してるのは全部ヨーロッパとアメリカの学者でした。日本の学者は確か一人も出てこないと思いますよ。丸山眞男さんぐらい出てきたかな。だけどいずれにしても、丸山眞男さんですら、自分で若干お考えになったとは思いますが、やはりヨーロッパ、アメリカの政治思想なんですよ。つまりそれは当たり前だって言うんでしょうね、そちらは。
っていうのはヨーロッパ、アメリカで民主主義ていうのが流行った。しかしそうでもないんですよ。実はね、まあ今民主主義の根幹で言ってるようにね、平等な選挙、これは1950年ぐらいですから。だってフランスのね選挙で女性が参加したのは1946年ですからね。女性を選挙に入れないで民主主義って言えるんですか。言えませんよね。差別助長ですからね、それ。それから三権分立が成立したのは1850年ぐらいで、まぁだいたい日本で言えば明治時代ですからね。日本の民主主義の成立と現在形の男女が共に、もちろん男女っていうか地位とか身分とか収入によらずに選挙に参加できて、男女も区別もちろんしない、それから三権が分立してて、ちゃんとやってるというような政治形態ができたのは、だいたい日本もほぼ同じなんですよ。だけどその本は、もう全てヨーロッパ人のとか、アメリカ人の学者の名前が出てきてですね、ヨーロッパではこうやってる、ヨーロッパではこういう議論になったってことばっか言ってんですよ。じゃあ日本人が考えたらどうなるのかって、一言くらい言ってくれって言いたくなりましたね。

ところで、それ以外にあったんですよ。実はね、あの不動票とか衆愚政治とかね、そういう言葉があって、僕初めてね、トランプ大統領が当選した時、アメリカの大統領選挙で、トランプ大統領が大統領に当選したのはもう思いがけないことだったそうですよ。その筋の政治学者たちにとってみればね。「えっそんな経済でビジネスやってたのが大統領になる、冗談じゃないよ。そんなのは排斥すべきだ。」というような感じね。それから大衆が、最初は全然トランプ大統領なんていうのは当選する気配なかったんだけど、大衆を扇動して。扇動、大衆はバカですからね、その人たちに言わせれば。僕は全然そう思ってないですよ。バカだから、トランプ大統領に扇動されて、洗脳されてやったっていう。そんなこと言ったら、何、メディアなんていうのはもう盛んに日本を洗脳してるじゃないですか。あの温暖化なんかね、全然危機が訪れないのに。温暖化してますよ。だって今、小氷河期からの回復期ですから。回復期は温暖化しますよ。小氷河期のままだったらたまりませんからね。ただその温暖化が、人類に危機をもたらすかどうかということが議論なんであって、アホだねって感じですよ、その文化人というのは。アホだねと思いますね、僕。全く定義もはっきりしないしね。だからまあ曖昧なんですよ。でたらめに近い曖昧なんですね。だから僕は今日ちょっとねえ、それが本音って、衆愚政治って、それが本音ですかって言うんですよね。

この本の中にはね、もうそれが本音っていうのが山ほどありました。もう完璧に上から目線なんですよ。この世の中は5%ぐらいの優秀な人が治めるべきであって、それを選挙という形をとって、全員が投票するという形をやれば、大衆はだまされるって。自分たちが政治を動かしてるようにだまされるって事ですよ。政治を動かすのはあくまでも文化人であって、それがメディアを使って、メディアも文化人ですね、その1グループが95%のいわゆる大衆をだまして、そして自分たちだけがいい思いをするっていうのが民主主義だと。言ってみればそういう風に書いてありましたね。そう書いてありませんよ。だましの連続ですよ。

いやね、人間っていうのは、ここで考えちゃうんですけどね。人間が、自分が自分を捨ててね、国のためのこと考えるとか、自分とはほぼ関係ない階層の人とかね、職業の人を含めて幸福を考えるって人は、イエス様とかお釈迦様みたいな人は別にして、他の人はね、ないんですよ。みんな自分が頭が回ったらですね、必ず人をだまして、自分のおこぼれを多くするようにするんですね。
しかし民主主義という本にね、露骨なんですよ。それがね、そういう目で読み始めますとね、これもそうか、これもそうかって感じなんですね。
要するにですね、大衆というのは、自分よりか貧乏でいい、政治のメリットも受けなくてもいい、ただ参加しているという錯覚を味わわせればいいと。じゃあ参加するという錯覚を味わわせて、そして実質上は文化人が、エスタブリッシュメントって最近アメリカで言いますけどね、そういうその文化人だけがメリットを取ればいいというのが実は民主主義なんだ。フランス革命からずっとそうなんだ。その具合の悪いことはもう触れなくていいんだと。自分たち文化人たちのように、頭が良くて教養がある人以外は、人間の格が違うんだから収入も低くていいし、報われなくてもいいし、幸福じゃなくてもいい。これ奴隷じゃないですか。同じ考えですよ。
日本にはそういう考えなかったんですね。僕はいつも言うように、飛行機ね、乗ろうとするとね、昔はちょっと今最近少し改善されましたけど、なんかプレミアムクラスの人とかね、なんとか階級の差をつけるんですよ。あれもね、やっぱりヨーロッパの思想なんですけどね。日本にはありませんよ。日本はね、渡し船に乗る時も何でも、別に金持ちだから先に乗れなんて言わないんですよ。みんな同じなんですね。その方が僕は高度な文明だと思います。

あのここにお聞きになってる人はどう思うんですかね。私はその方が高度な文明であって、ヨーロッパ、アメリカのように、差別をする文化は高度ではないと私は思います。

武田邦彦 ヒバリクラブ
えっ!それが本音?!「衆愚政治」 令和5年5月3日
https://youtu.be/1_V6nvnZvxk


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2023年05月26日

つねに世界の変化に注目しておくことが重要

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今日からちょっとしばらく世界情勢の方を見てみたいと思うんですね。
世界情勢って言うと今ではアメリカ、ロシア、中国、中東、それからその他の国ということで、ヨーロッパの相対的地位が下がりましたので、そこら辺が中心になるんですが、アメリカなんかのことを知ってどうするのっていう感じの人もおられると思うんですね。

2009年に起こったリーマンショック、さらにその前を言えば、1990年のバブルの崩壊。大きな影響を我々に与えましたね。もちろんバブルの崩壊っていうのは、日本経済の破綻でもあるんですけども、同時にその1年ぐらい前から、イランではイラン革命、ホメイニ革命があり、それから中国では天安門事件があり、さらにはベルリンの壁の崩壊がありっていう風にですね、次々と事件が起こっておりました。こういった時代が大きく動く時はですね、日本もそのままではいかないわけですね。
それで銀行の倒産だとかそういうのが日本ではうち続いて、北海道拓殖銀行の倒産、それから山一証券の破綻というのねものがありまして、我々の生活は非常に大きく影響を受けましたね。

2009年のリーマンショックはもっとひどかったですね。ひどいっていうのは要するにそういう直接的なことじゃなくて、アメリカの経済学者がヘンテコな融資を開始したんですね。ほとんどお金のない人にどんどんお金を貸すと。その借金の証文はですね、非常に複雑なシステムで、5段階ぐらいありましたね。次々と買い手が変わって名前が変わって、最後、お金を貸してる人は、自分たちがどういう人にお金を貸してるのか分かんないと。こういうシステムを作ったわけですね。つまり借金証文をもらって、で、お金を貸すというのが普通お金の貸し方ですね。ところがその借金証文が何段にもなってるので、もう最後にその借金を、借金というのはファンドですよ、ファンドとか債権とかそういうものなんですけど、そういうものに金を出す人はですね、何に金を出してるか分かんないような、そういう仕組みを作ったわけですよ。

それからレバレッジって言うんですけど、テコですね。お金を使う時、100万円持ってるから100万円を元手に何か商売をしようとか、お金を貸そうとか言うんだったらまた健全なんですけど、100万円の元手があるからそれを証拠金として、1,000万円ばかりお金を動かすというのがですね、レバレッジというかテコですね。
これは昔から先物売りとか先物買いとかいうのもあるし、レバレッジというテコ方式のやり方って多いんですよ。これがまたね僕は社会的に良くない方法で、金融界としてはこれを何とか抑えて金融を活発にする方法を考えなきゃいけないと思うんですけど、まあそういう難しい話はちょっと今別にしてですね、ここで私が言いたいのは、遠い世界の話もすぐ我々の生活に響いてくるってことですね。

リーマンショックなんかで大きな痛手を受けた人がいると思うんですけれども、それを避けるためには定期的に今の世界がどうなってるかということをよく知っておいて、それで友達なんかと一杯やるときにですね、この頃アメリカはこうなってるらしいけどどうだろうねって話をしますとね、アメリカの変化っていうのが自分の生活にどういう影響があるかってことがつながりますんでね、それをお勧めしたいということなんですが。

アメリカは非常に大きく変化してるんです。アメリカが一番大きく変化してる。アメリカって非常にドライで、自分に得になることは何でもやるというようなところがあるんですけれども、それでもキリスト教って言うとね、キリスト教の細かい人が少し違うよって言うんですけど、ピューリタンという一派、ま、キリスト教ですね、まあ大きく言えば。その道徳っていうのがあったんですね。ですからやっぱり社会ってのは何かの道徳の上に立ってやってないと、正常じゃなくなるんですよね。最近ではアメリカがそういう基本的な道徳がなくなったもんですから、コオロギを食べるとかですね、かなり極端なものがぼーっと出てくるんですね。そういう極端なものがアメリカからガーっと出てくる、これはやはりかなり危険な状態なんですね。

それから、今の大統領の家族というのが、非常にいかがわしい行動が多いんですよ。刑事事件に今のところなってないですけども、刑事事件になってもおかしくないぐらいの事件が多いんですね。
それから、前の国務大臣だってヒラリーさんですね、クリントン大統領の奥さんですね。この人もまあものすごく変なことがいっぱいあったんですね。直接的には国務大臣だった頃に、各国の首脳と通信したEメールが全部消えてなくなってたとかね、そういうまあ、これが犯罪であるかどうかっていうのは非常に難しいんですけれども、普通にはやらないような、いわゆる誠実な行動とは言えないというものがですね、最近アメリカでは横行してるわけですよ。こういう時は非常に気をつけなきゃいけないんですね。
つまりアメリカという非常に大きな国が、自分のことしか考えない。アメリカはもともと自分のことしか考えないんですが、その自分のことしか考えない国であっても、キリスト教とかなんとか言って、裏打ちがあると、ある程度はそれがセーブされるわけですね。日本人が太陽の下では嘘をつかないみたいなもんでね、神の前ではとか、そういうことがやっぱりありますんでね。人間というのはそれが抑えになるわけです。

敬虔なロシア国教の信者で成り立ってたロシアが、レーニンによって共産主義になったら、スターリンというのが出てきて、国民を2,400万人殺すとかね。これは神がいないからなんですね。自分で自分の道徳を決めるってなると、人間っていうのは結構恐ろしい考えを持つことがあるんですね。

まあそういうことで、これは、今日は「今の世界を知る」で、まず一つは、アメリカの道徳が廃れてきた、これが一番大きいですね。アメリカの道徳が廃れてきた。それで、それを皆さんが、世界が感じるんですね。一番大きい変化は、今貿易にドルを少しずつ使わなくなるわけです。今は一応国際貿易ですね、国と国との貿易ではドルが決済で使われます。例えば日本がアメリカに自動車を売っても、アメリカ人は日本人に円をくれません。ドルでくれますね。そうすると、そのドルを、例えばトヨタ自動車をもらって、鉄板を買う時にはまた外国の鉄板を買えばいいし、それはそれでいいんですけども、プラスチックとかね、そういうの買うときは、石油とか買うときはいいんですが、国内で使おうと思っても、ドルですから使えないということで、そのドルは、少し余ったらアメリカの資産を買うとか、アメリカの国債を買うとか。日本の場合、今、アメリカ国債の保有高って世界第1位。中国よりか多いんですね。そういう状態になるわけですね。
しかしそのドルを貿易で使わなくなる。具体的には後で詳しく説明しますが、この前、中国とブラジルの貿易決済に、どうも中国元かなんかが使われたような気配なんですね。そういう風にこうドル離れしていく。そうすると、今はドルが基軸通貨って言いましてね、円はドルに支えられてるわけですね。昔はドルは、金、ゴールドですね。金という金属に支えられてたから、安定してたんですけど、今ドルはただ紙切れだけなんですね。信用だけっていうか。信用だけっていうのはみんなの頭の中の意識だけっていってもいいんですけど、意識で支えられてるわけですから、ものに支えられてないんですよ。だからアメリカの基軸通貨が基軸通貨じゃなくなったら、一応ですよ、一気にドルは紙くずになる可能性が高いんですね。特にアメリカは、貿易赤字はものすごい膨大ですし、それから政府の赤字もものすごく膨大なんですね。ですから普通の国なら潰れてるんです。だけど基軸通貨を持ってるから、潰れてないんですね。これが基軸通貨が外れて、例えば世界の半分に、基軸通貨の役割を果たせない、後の残りの半分は各国通貨が勝手にやりますってことになると、基本的にはそういう定量的にはいかないんですが、まあドルの価値が半分になると思ってていいんですね。そういう風になります。そうするとドルにものすごく依存してる日本の円っていうのも、どうなるか分からないっていう感じなんですね。円高にか円安になるか、それいつもドルを基準に言ってますけどね、もう無茶苦茶になってきます。一応その可能性があるので、現在のアメリカの変化、何の変化かっていうと道徳の低下。道徳の低下っていうのがやがてドル離れになり、我々の財布に結びついてくるのはいつかってことなんですけど。まあ2024年という人もいれば、来年ですね、いやそんなことにはならないよっていう人まで、いっぱいいますのでね、それはだけど個人のリスクで考えてもらうしかないんですが、ここの「今の世界を知る」の01はね、まずとりあえずはそんなに深く考えずに、少しずつ知っていかないと、せっかくの判断ができませんからね。ですからむしろアメリカの道徳が著しく低下してきた、人々にコオロギを食べさせようとかね、トランプ元大統領を起訴したりね、そういうことをしておりますので、それからバイデン大統領の家族を調べなかったり、ヒラリー元国務長官のメール問題がうやむやになったり、それからケネディ大統領の暗殺事件も、これ60年以上前になるんですが、それをもう調査レポートをオープンにするところが、まだオープンにできないということで伏せたりですね、非常にこう不明朗な国になってるんですね。
この不明朗な国っていうのはアメリカでも共和党ってのと、民主党っていうのと相当違ってね。最近ではアメリカとちょっと言いにくくなってきたんですね。アメリカの共和党がとか、アメリカの民主党がと、こう言わざらない。共和党はまだ相当はしっかりした党なんですけど、民主党がもう無茶苦茶になっちゃったもんですから。そういうことでですね、そういう変化もちょっと気にしてなきゃいけない。

輝けるアメリカというのはもう世界には存在しないんだというのが、この「今の世界を知る」の一番でありますので、単純なことだけ頭に入れた方がいいと思います。枝葉はなんとなくこう頭に入ってるっていうぐらいですね。アメリカは道徳がもうなくなってしまった。したがって民主主義もうまくいきません。
今日、ピューリッツァー賞っていう非常に写真の権威ある賞が発表されてましたが、全部政府の差し金という賞でしたね。だから明るい、オープンな、正義の満ち満ちたアメリカとは、もう違ってきたっていうのが今日のピューリッツァー賞の受賞の対象者を見ても分かる。そのくらい腐敗してきたということですね。

武田邦彦 ヒバリクラブ
今の世界を知る(1)「なんでもアメリカからの変化」 令和5年5月13日
https://youtu.be/bX2vlprNzlM


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2023年05月24日

日本に合った、真の民主主義とは

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今、日本には小説家もいない、作曲家もいない、哲学者もいない。本当にこう目先の反応だけをするという、そんな社会になってしまいましてね。そのためにどうも日本の一番いいところ、日本以外の国は、普通の人に比べて偉い人っていうのは、知恵のある人、金のある人、力のある人、この人を普通の人より偉い人という風に言ったわけですね。しかし日本だけが違って、普通の人よりか偉い人っていうのは、嘘をつかない人、人の金をせびらない人、それから恩を感じる人、こういう人は偉い人っていう風に、全然世界と違うわけですね。
それが神様の中の最高の神様は、天照大御神っていう女性を立てたりですね、それから奴隷が2,000年間いなかったっていうのも日本だけだし、2,000年間同じ国が続いたっていうのも日本だけという風な、日本特有のその文化っていうのはですね、歴史っていうのはですね、弱いものを助ける、みんなで一緒にやろうっていう、それが成功したんですよね。

ところがヨーロッパ文明が入ってきたり、それからメディアが強い方を応援するという、徹底的な報道をしてるって事がありましてね。最近はもう小学校の教育ですらですね、取り柄っていうの教えたりしましてね。その取り柄が、嘘をつかないとか、人の金をせびらないとか、それから恩を感じるっていうのを取り柄とすればいいのに、全然ヨーロッパ流のですね、力の取り柄を教えてるんですよね。成績がいいとかピアノが弾けるとか足が速いとか、そういうのを取り柄って言ってるんですね。これは日本文明じゃないんですよ。
これ文明の違いですからね、まあどっちが正しいかっていうのは、どっちの方が国が栄えるかとか、そういう大きなところから見なきゃいけないんですが、いずれにしても悪い方に行っちゃったんですよ。日本流に言えばね。で、最近政治家の発言なんか聞いててもですね、どうしても政治家より国民が上だって意識はないんですよ。国民の方が下という感じなんですね。だって政治家とかそういうのは、国民が選んでるわけですから、選んでる方が下だなんてことないんですけどね。

この前、官房長官だったかな、なんか政府要人の話を聞いてましたらね、この地方選挙についての。選挙結果を参考にするって言ってるんですよ。やあまあ、びっくりしましたね。選挙結果そのものが自分たちが従うべき結果なんですよ。参考にするようなもんじゃないんですね。
選挙結果によって国民は特定の人間を、税金を使って雇用してんですからね。その雇用を決める社長なら社長のことを、参考にしますって言うんじゃね、何言ってんのって感じなんですね。だけどその政府幹部から言えばね、自分の当選はもう毎回当然なんだと。国民なんてのはただ形式的に選挙してるだけだって意識あるんですね。

一昨年でしたが、私がある講演をしたらですね、そのところに知事の代理の課長が来ましてね、で、あることを私に頼みました。何を頼まれたかはちょっと言いませんが、頼まれました。私が「いやそれちょっと私の考えと違うんでね、その通りには致しかねる」とか言ったら、「知事の依頼を聞けないんですか」と聞いたんです、課長がね。だから私は「いや知事の言うこと聞けないのかって、知事は私達県民が、条例とかそういう法律をちゃんと県の中で守らせてくださいよっていうのを頼んだだけで、知事がこうしてほしいっていうからやりますなんて約束はしません。」さらにその人が頑張るもんですから、「あなたは知事と私と比べてどっちが上だというふうに思ってますか? 実力とか人間性じゃないですよ」と。「民主主義のシステムの上で、県民が偉いのか、知事が偉いのかということを聞かせてください。あなたは県の職員ですから。」これ僕言ったら黙っちゃいましたね。

だけどいつのまにか政治家、選ばれる政治家の方が国民より上になっちゃったってわけですね。国民は税金を取られるんじゃないですよ。僕は税金取られるって話は絶対嫌いで、税金をちゃんと出して、自分の意志で税金を払って、そして政治家を雇って、その政治家の人件費とその税金を使って法律を作ってもらって、その法律をきちっと守らせる役割、それが役人であり、どういう法律を作るかが議員であるというシステムの中で私は生きてるわけですから、むやみやたらと私は威張ったりしませんけど、厳しくね。だから知事が私に頼んできたことは、条例でも何でもないんですよ。知事の個人的な意見なんですよ。知事の個人的な意見をね、県民に押し付けるって、それはないわけですよね。だから知事っていうのは行政職ですからね、一応。まあちょっとこう日本の地方自治体の場合はですね、選挙が2度行われるわけですよ。国政選挙ではですね、衆議院議員選挙とか参議院議員選挙1回だけあって、それの議員で首相を選んでますからね、1本なんですが、地方自治体は市長の選挙もあったり、知事の選挙もあったり、議員の選挙もあったりしますからね。ですから少し複雑なんですけど、それでもやっぱり法治国家は法治国家なんですね。
ところができるだけ政治から国民を遠ざけて、自分たちの思うようにしたいというのが自民党の末期ですね。自民党がふらふらしてダメになってきた末期、1990年代にいろいろ行われましてね。それは例えば小選挙区制。憲法には党を選ぶって全然書いてない。選挙は代議士を選ぶ、つまり自分の代わりに代議員制度ですからね、代議院制度の民主主義ですから、日本。そう書いてあるにもかかわらず、憲法違反の小選挙区制というのをやってるわけですね。
私としては一つの県で1区、30人か40人か候補がいてですね、その中で我々が、この人を国会議員としてやってもらいたいと思う人を選べるようになってなければいけないわけで、現在はできるだけ国民を投票権っていうか選挙から遠ざけようということですね。したがって当然投票率も下がりますね。

それから政党助成金。これを作ってですね、何億円とか何十億円とか国民の税金を使って、政治家がそれで困らないようにする。特に既存政党に厚く配分される。したがって新しくとか、そういうふうに政治に出ようという人は政党助成金ないわけですね。そうしますと選挙に出る時に供託金取られます。例えば参議院議員の全国区なんてのは一番激しくて、600万円も取られますからね。これはやっぱり政治からいかに国民を遠ざけるかっていう作戦の一つなわけですね。
先進国で選挙の供託金が一番高いのはイギリスで10万円ですね。それで供託金がないと泡沫候補がいっぱい出るからというような話あるんですけども、歴史的に世界的にそういうことありません。だから供託金はね、600万円から10万円に下げた年なんか1回なんかはガッと出るかもしれませんが、それは正常ですよね。みんなが選挙に出れるようになったってことですから。

それでそういう意味ではですね、利権にも関係ない、組織にも関係ない、やはり日本のことを考えたり、それから子供とか高齢者とか、力の弱い人の声を代弁するような政党が必要である。国民を代表する政党が必要で、それを投票する人は、国民票とかいう名前にしなきゃいけなくて、それを不動票なんていう軽蔑した名前でですね、あたかも選挙というのは利権に基づいて投票するのが選挙である、メディアが浮動票って使うのはあれそう思ってんですかね。この世の中は利権で行動すると。
しかし日本が今まで2,000年間一つの国であり、非常に強い国で、鎖国もできたし、鎖国ができるって事はものすごく強かったってことですよね。もちろんインドだってインドネシアだって、どこでも鎖国したかったんですよ。だけど鎖国できるだけの力がなかったから植民地になっちゃったわけですね。学校で鎖国のことをですね、何か悪いように教えるんですよ。外国の文化を謝絶して。いやもうね、全然白人と有色人種の歴史的関係を全く無視した、歴史の先生が歴史を無視してるんですからどうにもならないですけどね。そういう解釈で教えておりますので、日本人はなんか鎖国が悪かったように思いましたけどね、全然違います。明治になって鎖国を解いてもね、薩英戦争しかり日露戦争しかり、第一次世界大戦しかり。この前やや形式的には敗戦の形を取った大東亜戦争ですらね、甚大な被害をヨーロッパ白人側に与えたということで、日本のような社会が一番いいと。住んでる国民も幸福だ、外国に対しても強いということがもう2,000年間の歴史で示されておりますので、この統一地方選挙はね、やっぱり統一地方選挙であるからこそ国政選挙よりか選挙が盛んである、つまり民主主義が地についてるということの状態になんなきゃいけないし、またできるだけ区割りをやったりね、そういう組織票を持ち上げたりすることなく、やはり日本が真なる民主主義の方に近づくように日本文明的民主主義、これでいくようにですね、一つ何とかしたいというふうに思いますね。

武田邦彦 ヒバリクラブ
統一地方選(3)「日本文明的・民主主義へ」 令和5年4月30日
https://youtu.be/cRA7OXvaSSQ


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2023年05月17日

原発のリアル

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なぜ、原発をやりたいのか?

1.石油を使ってはいけないと錯覚している
2.ウランは資源があると思っている
3.今ある設備がもったいない
4.原発はCO2を出さないと思っている
5.原発は将来性があると思っている
6.反対派が憎らしい

資源的に原子力をやらなきゃいけないじゃないかと思ってる人が結構いるんですよね。
なぜ日本人は原発をやりたがるのかって言いますとね、石油を使ってはいけないと錯覚しているっていう人が結構います。それから、ウランというものが、資源があると思ってる人もいます。それから今はもうすでに設備があるから、それを使わないともったいないなと思ってる人もいます。原発はCO2を出さないと錯覚してる人もいますね。これは温暖化なんか恐れてる人ですね。それから、原発は将来性があると思ってるっていう人もいます。結構多いのが、反対派が憎らしいっていう人、結構多いんですよ。まあ右寄りの人とか、自民党の人はね、もうとにかく今まで社会党やらリベラルやらに痛めつけられましたからね。僕はこういう考えはないんですよ。人は憎らしくならない。人は人の意見があるからいいじゃないかと。反対派に負けるというようなことがあって、僕言われたことあるんですよ。福島原発の後ね、これはもう原発やめたほうがいいんじゃないかって言ったら、「武田先生そんなこと言っていいんですか? 反対派の連中、得意になっちゃいますよ」ってなこと言われたことあるんで、まあ反対派がね、得意になるかどうかなんてことは僕は関係ないですよ。

僕はやっぱり日本人に良いエネルギー源、電気の技術が必要だと思ってるだけで、反対派とかそんなのがね、得意になって、「ほら見ろ、間違ってるじゃないか」なんて言われたってね、それもう、しょうがないです。

私も実は学生時代しばらく経った時に、NHKにだまされて、石油がないなんて言うもんですから、NHKがまさかウソつくと思ってなかったもんですからね。原子力行っちゃったわけですから、その意味ではいろいろ思いはありますよ。だけどそんなね、今から50年も前の思いを言ったってしょうがないんで、私はもう前向きに生きたいと思ってます。

で、この6つはいずれも間違っておりますので、一応これ、私が間違ってるって、意見じゃないんです、これ。意見と事実とは違いますからね。で、事実を争う時は事実を争わなきゃいけないんです。事実として、本当かどうかってこと争わなきゃね。意見はいくら争っても、けりがつかないことがあります。それはその人の考え方ですからね。

1.石油を使ってはいけないと錯覚している

まず石油を使ってはいけないと錯覚している。これは間違いですね。石油はほぼどんなに短くてもあと4,000年あります。ですから石油がなくなるって事はまずないんですね。これは今世界で石油がなくなると思ってるのは日本人だけです。NHKがあるからね。だけど他の国はNHKないもんですから、石油はなくなるとは思ってません。
それから、石油を使うと温暖化する。これはね、まあそういう風に思ってる人いますから。事実としてはいます、石油がなくならないから温暖化するんであって、石油がなくなるんだったら温暖化しません。ですから日本人で石油はなくなるし温暖化すると思ってる人がいますから、それはちょっと訂正してどっちかにしてくださいね。僕は温暖化は怖くないと思ってるし、石油はいくらでもあるから、まあ石油を使っていいというのは正しいと思います。

2.ウランは資源があると思っている

それから2番目はですね、ウランが資源としてはいっぱいあると思ってる人がいるんですが、今のところの学問ではね、これはまあ資源またいろいろ探せば出てくるってことがあるんでね、難しいんですけども、一応石油4,000年ですね。それからウランはまあせいぜい500年、まあ普通に統計なんか出てるの80年ですけどね。それはちょっと少ないかなと思います。ですからウランの方が石油よりか少ないということですね。これまず頭に入れてください。

3.今ある設備がもったいない

それから、今ある設備がもったいないとありますが、今の設備はだいたい日本の設備はもう5兆円ぐらい、5兆円も今ないかもしれませんね。だんだん古くなってきてますからね。でまあ、エネルギーっていうのは非常にこう施設が大きいんで、5兆円って大きいじゃないかと思う人いると思いますが、まあ日本のGDPが500兆円ですからね。それから温暖化対策で毎年30兆を使うとか言ってますからね。そういう意味では、原発の施設は危険だったらもう捨ててしまった方がいい。たった5兆円ですからね。で、動かしてる原発と止めてる原発ですと、止めてる原発の方が、はるかに安全です。それはもう全然安全ですので、まあ原発の中にある核廃棄物なんかが今んとこ処理できませんので、この状態で原発を封止して、100年ぐらい置いとくと、まあいう必要があるんじゃないかと思いますね。この3番ですね、動かしたらもっと危険ですので。方法はないんですね。

4.原発はCO2を出さないと思っている

それから原発はCO2を出さないと錯覚している。これは錯覚してるっていうか、日本政府が錯覚させるように計算してるって言った方が正しいんですけど、原発はもちろん鉄鋼ね、鉄をものすごく使います。それからコンクリートを使います。鉄を使う時は、コークスを使って鉄にくっついている酸素を除くんですね。それに炭素を使いますから、CO2が膨大に出ます。鉄を作る時にはCO2は膨大に出ますね。
それからコンクリートは、これやっぱり同じで、カルシウムから酸素を取るときに、これはやっぱり石炭を山ほど使いますので、両方ともものすごい鉄と石炭を使いますんでね。猛烈に原発はCO2を使います。
それを日本政府は、今原発をやりたいもんですから、絶対出さないように計算しております。これは統計上ですね、原発だけはですよ、他のはちゃんと計算してるんですけど、原発だけはCO2が出ないように見せるために、原発に使う鉄で出てくるCO2は、鉄鋼会社の方に今つけてます。
それから原発で使うコンクリートの方は、コンクリート会社につけてます。産業統計上ですね。それによって原発ではCO2を出さないと主張しておりますが、そんなことを言うんだったら、電気自動車とかガソリン自動車とか、全部計算変えなきゃいけませんね。
どんなものでもCO2は、その場でどのくらい出るかっていうんじゃなくて、そのものは走らせたら出るか出ないかであって、昔よくテレビをつけっぱな人とCO2が出るとかね、石油を使うとか言ってましたよ。テレビからCO2もなにも出ません。それは当たり前のことで、テレビをつけると発電所からCO2が出るわけですね。そこまで普通さかのぼるんですよ。
要するに人間が何かをする時に、それをするのに当たって、どのくらい使うかっていうことを計算する。それは食料であっても何でもね、医療費でも何でもそうですよ。ところが原発のCO2だけは、とにかくだますと。国民をだますと。とにかく原発ね、ウソがあるってのが一番いけないでしょうね。まあそれが一番多分もう一番の根元だと思いますが、原発はCO2を出さないと錯覚してる。これはウソですね。これはもう明らかに作為的なウソですから、まあ政府がごまかしてるんで、早くそれをね、政府が直さんといかんですよ。こういうことをやってたらダメですね、

5.原発は将来性があると思っている

それから、原発は将来性があると思っている。例えば高速増殖炉とかね。例えばウランに資源があると思ってる。いやこれはウラン235は、あとまあ80年か500年ぐらいだけど、ウラン238を235に転換するような高速増殖とかですね、それから重水を使うような、今のは核分裂型の原発ですが、核融合型の原発はどうか。こういうのがありますんでね、将来性があると思ってますが、現在のところは石油、石炭を使う火力発電所の方がずっと将来性があります。資源があるという事と、技術が安全であるという事の2つですね。

6.反対派が憎らしい

反対派が憎らしいっていうのがあるんですが、まあまあ私はですね、まあ僕は間違って原子力やっちゃったんですよね。私はまあ原子力やらないで他の研究してたらもっと人類のために、日本のためになったかなと思って反省しきりなんですが、それはまあ過去のことで、私個人のことですからやむを得ませんね。
ただ私は別に、原子力は非常に優れた技術だと思ってるし、それから自分がやってたもんですから、やっぱり愛着はあるんですよ。私にも愛着あるんです。原子力学会から賞ももらってますしね。それからフランス人とも随分親しくなったし、いろんな思い出があるんで、まあ今私がこういう発言してることを聞いてね、昔僕と一緒に汗水垂らして原子力の仕事をした人はどう思ってますかね。武田はひでえなあと。コロッと考え方変えちゃったじゃないか。こう言われるかもしれません。だけど私が最後にまあ責任者としてですね、技術の責任者として研究をやめてですね、全員を解散してしまいましたが、その時の私はもうずいぶん考えて考えて、やっぱり将来有望ではない。日本のためにならない、そういうものをね、ただ今までやってたからとかごまかせるからとか、金があるからとか、自分の人生で20年も使っちゃったからと、そういう理由ではダメだと思ったんですね。

私はやっぱり技術者っていうのはまあ、自分が間違って原子力をやったってこともあるでしょうけども、やはりダメなものはダメだということで、それは自分一人で済むことですからね。
もしそれを引きずったら。ずいぶん言われたんですよ。解散する時はね、私もね、「武田君なんだ」と。「今まであんなに一所懸命やったのに」こう言われたけども、一所懸命やってもですね、やっぱり間違ったと思ったら、人間はそこでまあ自分のやったことを捨てるということが、僕は人生にとって大切だと思いますね。私がもし兵隊で、戦場に出たらね、日本のために向こうから撃ってくる鉄砲に1個当たったらもう死んでしまうわけですから、人生っていうのはそういうもんですからね。私が現在一所懸命やることが大切なんであって、過去にやったことを守ろうとかね、そういう風に思うのはいけないと思います。

この1番から6番が間違ってるって事は、原子力関係の技術者はみんな知ってることです。と思いますね。絶対知ってます。意見が違うっていうのは、1番は技術と関係ないから。まあ原子力技術者が違う意見があるかもしれませんが、2もあれですね、3も同じ意見でしょ。4もそうです。5もそうですね。6は感情的なもんですから。私は技術者としてね、やっぱりお金とかいきさつとかを捨てて、やっぱり日本国民のために口を開いてほしいと、こう思っております。

武田邦彦 ヒバリクラブ
原発熟考(3)原発のホント「資源編」 令和5年3月23日
https://youtu.be/UuUqvSo0Vew



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2023年05月15日

日本が30年間成長しないのは、政治家や官僚が賄賂をもらって自分が得する政治を行ってきたから

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我々今の大人は絶対に注意しなきゃいけない。子供は大人も信用してますね。若い人も年配の人を信用してます。それに答える必要がありますね。ですから自らが矛盾してることをしていてはいけないんですが、実は今までの8番までは、まあいわば基礎編と言ったら変なんですが、まあこういう風なことを全然やってないと。例えばイランとサウジアラビアの国交回復について、全く日本に対する重要性を大人が感じてないと。政治家も何も言わないし、メディアも何も言わないと。こういうものがですね、ある矛盾を呼ぶんだと。どういう矛盾を呼んでるかっていうことを、整理をしていこうと思うんですね。
誰でもわかる利子ゼロ

まず最初にですね、銀行の利子がゼロなのに外資を導入している。こういう変なことが起こってるわけですね。で、誰でも分かる利子ゼロ、と書いたんですが、銀行に預金したら、ほとんど利子ゼロですよ。まあ0って言うとまたね、揚げ足取ってくる人がいるんで困っちゃうんですけど、0.01とか0.001とか、0に近いですよね。100万円預けて1年で利子が100円ですからね。これもう0と言っていいですよね。率0ってことはどういうことかっていうと、日本にお金が余ってる。だいたいざっと言って2,000兆円ぐらいが余ってるお金ですかね。余ってるお金ってのはなかなか言うのが難しいんですけども、もちろん銀行預金もありますしね、年金の積立金みたいのがありますし、いろいろありますね。そういったもの、まあすぐ使えるよっていう金が、どのくらいあるかっていったら、2,000兆円ぐらいかなっていう感じですよね。これは正確には経済の方が計算して、いつも常時分かるように、現在全然使い道のない金がどのくらいあるかっていうのを表示してもらうと非常に都合いいんですけどね。まあ卒論の研究なんかには役立つと思います。
誰でもわかる外資と外国企業

それにもかかわらず外国資本を一所懸命導入してるんです。一所懸命。何で一所懸命やってるかっていうのは、もちろん政治家の懐に入るからですが、一所懸命導入してるんですね。あの外国資本、つまり外資を導入するっていうことはどういうことかというと、その国に技術もある、人々も働きたい、発展もしたい、しかしお金だけがないと。じゃあお金を外国から入れて、それを資金として発展させましょう。発展させる時はね、
外国資本を入れますから、資本を入れた人にほとんど返さんといかんけど、それはしょうがないと。10年ぐらい一所懸命そうやって、我慢するかと。そして10年経って日本の中に技術もできて、企業もできて、そして日本独自で発展できるとなったら、外国資本にお引き取り願うと。これが外資の導入ですね。
外国は日本の発展に尽くさない

なぜかって言いますと、外国から資本を入れるって事は、外国の人がお金を出してくるんですよ、日本に。で、外国の人がお金を出すのはですね、日本を発展させるためじゃないんですよ。日本人ですら、日本に損害を与えようという政治家が多いわけですからね。外国人で日本を発展させようなんて奇特な人はいないんですよ。だから日本にお金を出すってことは、お金をもらいたいわけです。
日本人は若干でも企業に投資すれば、その企業が日本を発展させてくれるだろう、そしたら自分も、とか自分の子供も裕福になるからいいだろうって気持ちがありますからね。それほど配当、配当ってうるさく言わないんですが、外国人は配当、配当ってうるさく言いますね。これは我々が働いたお金の何分の1かが、まあ今も2分の1とも言われてるんですけど、それが外国に行くということも意味してますし、もっと大きな影響はですね、外国から融資する金はですね、口も伴ってるんですよ。お金だけ来ればいいんですけど、口を伴ってますからね。「そんな儲からないことやめてくれ」とか、こう言うんですよ。外国にとっては、日本がするかしないかじゃなくて、当面の金の回収をしたいわけですから、だから日本に金を出せばね、日本の将来に関係があるかどうかは別にして、例えば一番ひどいのは「税金がもらえるじゃないか、補助金もらえるじゃないか」。補助金っていうのは日本人が出す税金ですからね。ですから外国の一番悪どいというかね、まあ普通のお金を出す人はですね、とにかく「商売以外にも補助金もらってくれ」と、こういう風になるわけですね。そうすると日本にとって重要な工業だとか産業が潰れていくんですよ。今まさにそうなってるんですね。当たり前ですよ。だから日本にお金があるのに外資を導入するっていうのが、まあこれが崩壊する日本の一つなんですね。

外国企業も問題ですね。もちろん土地を買うとかね、それから大阪の上海電力みたいに、全国に太陽光発電を敷いてですね、日本の太陽の光と土地を占有して、そして中国で作った太陽光パネルを設置して、それで電気を起こして、kwあたり30円で起こして、日本の電気はだいたい10円でできますから、20円の差額は税金と、それから電力費の値上げで取ると。で、そのうちの1/100ぐらいをそういうことを進めてくれた政治家に賄賂で渡すと。そういう仕組みが、これ外国企業ですよ。日本なんか別に外国企業入れる必要ないんですよね。全然ないんです。そういうふうになってますね。

簡単に言えば、今まで説明したみたいに、外国は日本の発展には尽くさないんです。だけども熊本の半導体工場しかり。熊本の半導体機工場はもっと問題がありますね。半導体産業というのは、非常に水を大量に使って、有害元素を洗うんですよ。その有害元素を洗った水はですね、今度日本人が処理しなきゃいけないですよ。そういうくだらないことになるんですね。
北海道ももう、赤い大地なんて言われてますけど、中国人がどんどんどんどん買っているということですね。名古屋の河村市長がかつてね、名古屋に中国領事館ができる時に、彼が市長で言ったんですよ。名古屋城ってのは金のしゃちほこがありますからね、「金のしゃちほこの見えるところに中国人に土地は買わせない」これが政治家っていうもんですよね。
物価2%、利子ゼロの政治

それで物価は毎年2%上がるのが適切であるとずっと言って、政治をやってきてますね。実際上は物価2%上がらなかったんですが、物価が2%上がる政治をするならですよ、利子ゼロの政治ではいけないんですよ。つまり物価が2%上昇して利子が0ってことはどういうことかって言うと、日本国民の保有している貯金が、年間2%ずつ減るって事ですからね。政治が元々日本人が貧乏になるような政治を、元々心がけるというのがおかしいわけですよ。 我々が税金で政治家を雇ってるのはなんでかって言ったら、我々の生活が良くするために政治家を雇う。政治家が得するために政治家に投票してるわけじゃないですからね。まあそこが大きく問題なんですね。なぜですか?。いやこんなこと僕は答えなきゃいけないですかね。決まってるじゃないですか。日本に金があるのにも関わらず、外国の金を入れる。日本に企業があるにも関わらず外国の企業を導入する。日本の土地は少なくて、人口密度が高いのに、土地を明け渡す。これ一体何のため? 日本のためになります? なりませんよね。絶対なりません。絶対にならないことを、ここ30年続けたので、日本人の賃金は世界最低になっちゃったってことです。

いや日本人の給料がね、伸び率、この30年間ですね、日本人の4人家族が460万のままになって、消費税10%に増えましたから税金だけが伸びて可処分所得って言うんですけども、国民が使うお金は90%、つまり10%減ったわけですよ。消費税をゼロにしろなんていうのはね、こんなのは細かいことで、人気取りの政党はやってますけどね、私なんかやりたくないですよ。
やっぱり問題なのは、500万ぐらい外国に取られてるわけですから、そっちの方を問題にしないとね。ちっちゃい方を問題にして、目くらましにして国民を騙すのは政治じゃありませんよ。そういう政治家やめてもらった方がいいんですよね。

だから崩壊する日本整理編。整理をしてみるとね、もう誰でも分かる。利子が0で、物価の上昇率2%が政策目標で、外資を入れて、外国企業を入れるって言う、この4つのことがね、相互に矛盾してるとか、すぐ分かりますよね。相互に矛盾していることをやるのは、実は政治家の懐にお金が入り、官僚が天下りできるという以外に、もう少し大掛かりなものもあるんですね。それは何かったら、それが今まで基礎編でご説明してきた、まあ8番までの崩壊する日本っていうのは、ベースとなる概念がめちゃくちゃだってことですね。まあ何回も言いますように、サウジアラビアとイランが国交を回復したということが、日本の政治でも問題にされず、メディアにも問題にされないと。そのこと自身が矛盾した政策に結びつくんですね。
ちょっと間が難しいんですけど、結局ですね、正しい知識なくして合理的な生活というのはできないんですよ、やっぱり。合理的な生活するためにはですね、社会の情勢も知ってて、いろんな、車とか住宅とかエネルギーとか、そういう状態の基礎的な知識もあって、そして自分と自分の家族が幸福に過ごせるということになるわけで、基礎が間違ってたらやっぱり直接的なことを間違うんですね。直接的なことを間違う主な理由、直接的な理由は、お金とか天下りなんですが、そういうことをもたらす原因は基礎編にあるんですね。そういうつながりですので、今日は整理編の第1回目をお話をいたしました。これはもう誰でも分かることですから。

武田邦彦 ヒバリクラブ
崩壊する日本(7)「利子ゼロ、外資導入」 令和5年4月26日
https://youtu.be/gRDow6NOkWU


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