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2023年05月29日

文化人はマスコミを使って、自分の儲けのために大衆をだませばいいと思っている

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昨日実は、私は今、民主主義とかいうのを言葉でずいぶん言ってるもんですからね、やっぱりこの際ちょっと思い返して、民主主義の本でも読んでみようかと思って、非常に立派な方の民主主義の本を読んでみたらですね、実に変なことがいっぱいあるんですよ。

この前実はマスコミの人がね、取材を受けた時には、浮動票というのはひどいじゃないですかと。むしろ組織票っていうのはね、その自分が所属してる組織が得するように投票するわけでしょ。だから例えば労働組合は自分たちの労働組合だけ得しようとか、それから医療界は医療の代表者に投票するとかね、薬剤師会は薬剤師の代表に投票すると。これおかしいですよ、こっちの方が。民主主義としては。
それから土建屋さんはね、土建を発注してくる自民党に投票すると。これもおかしいですよ。まあそれ少しはいいですけどね。やっぱり政治っていうのは中心的には、だって民主主義の本なんか読むとね、国のために国民が政治に参加するって言ってるんですよ。国民が政治に参加するってことは、利害代表で作るんじゃなくて、国民が殿様になった気分で、我が国はどうしようかって投票するわけですからね。それを浮動票って言ってるんですからひどいもんで、それはちょっと言わせてもらったんですけども、そういう気持ちでいるからかですね、実は今まで民主主義の本を読んで気が付かなかった変なことに気が付きましてね、いっぱい。その一つを今日ちょっとお話しするんですが。

衆愚政治って書いてあるんですよ。ポピュリズム。要するに大衆参加の政治ですね。大衆が参加するのをですね、衆愚。大衆は愚物であると。くだらないなと。じゃ、大衆が参加するやつをね、衆愚政治って言うならね、民主主義っていうのはもともと否定しなきゃいけないじゃないですか。民主主義の定義のところにはね、国民が広く参加して、それで政治に関わるということを民主主義だと言ってるんだと言いながら、政治家はなんか政治の専門家じゃいけないみたいなね、それから学力があったりそういう人じゃなくちゃいけないとか、お金持ちじゃなくちゃいけないとか、なんかそういう前提があるんですね。
つまり大衆はね、言われた通り投票しろって言うんですよ。どうして衆愚政治っていうかったらね、大衆は愚かなんだ、ってんですよ。なんで愚かかったらね、マスコミが煽った通りに投票すると、こう言うんですね。

それからもっと傑作なのは、トランプ大統領をアメリカのマスコミとかそういうのがみんな嫌がったのは、トランプが素人だから。今まで政治経験がない。政治経験がない人が、何で大統領なんかやるんだって、ニューヨークタイムズとかワシントンポストとかですね、そういうアメリカの有力な新聞とかですね、テレビとか、それからまあカリフォルニアの方では大学の先生が大規模なトランプ大統領反対運動やってましたよ。

当選した直後にね、「トランプ大統領を当選させるなんか、なんたることだ。衆愚政治じゃないか。」こうなんですよね。変ですよね。ところが、民主主義の定義なんて見るとですね、大衆が参加する政治を民主主義というと書いてあるんだけど、それと共に一緒に、大衆が政治に関与することを衆愚政治というっていうんですよ。なんかね、やっぱり偉そうな本を書く人っていうのはね、やっぱり大衆をバカにしてるんです。大衆っていうかね、それは学力から言えばそれは左官屋さんとかね、それから大工さんとかラーメン屋さんとかの方が、東大教授よりか知識が少ないかもしれませんよ。だけども民主主義っていうのは、そういう人間がどのくらい知識があるかとか、そういうものとは関係なくね、人間一人一人に同じ価値を認めるっていうのが投票ですよ。だって1票の重みは同じなんですからね。だけど心の中は実はそうじゃないんですね、実は。

例えば政治学者。この私が読んだ本はね、人の名前言いませんがね、立派な政治学者なんですよ。それが民主主義について書いてるんですよ。非常にもっともなことを書いてあるんですけど、確かにね、その本で引用してるのは全部ヨーロッパとアメリカの学者でした。日本の学者は確か一人も出てこないと思いますよ。丸山眞男さんぐらい出てきたかな。だけどいずれにしても、丸山眞男さんですら、自分で若干お考えになったとは思いますが、やはりヨーロッパ、アメリカの政治思想なんですよ。つまりそれは当たり前だって言うんでしょうね、そちらは。
っていうのはヨーロッパ、アメリカで民主主義ていうのが流行った。しかしそうでもないんですよ。実はね、まあ今民主主義の根幹で言ってるようにね、平等な選挙、これは1950年ぐらいですから。だってフランスのね選挙で女性が参加したのは1946年ですからね。女性を選挙に入れないで民主主義って言えるんですか。言えませんよね。差別助長ですからね、それ。それから三権分立が成立したのは1850年ぐらいで、まぁだいたい日本で言えば明治時代ですからね。日本の民主主義の成立と現在形の男女が共に、もちろん男女っていうか地位とか身分とか収入によらずに選挙に参加できて、男女も区別もちろんしない、それから三権が分立してて、ちゃんとやってるというような政治形態ができたのは、だいたい日本もほぼ同じなんですよ。だけどその本は、もう全てヨーロッパ人のとか、アメリカ人の学者の名前が出てきてですね、ヨーロッパではこうやってる、ヨーロッパではこういう議論になったってことばっか言ってんですよ。じゃあ日本人が考えたらどうなるのかって、一言くらい言ってくれって言いたくなりましたね。

ところで、それ以外にあったんですよ。実はね、あの不動票とか衆愚政治とかね、そういう言葉があって、僕初めてね、トランプ大統領が当選した時、アメリカの大統領選挙で、トランプ大統領が大統領に当選したのはもう思いがけないことだったそうですよ。その筋の政治学者たちにとってみればね。「えっそんな経済でビジネスやってたのが大統領になる、冗談じゃないよ。そんなのは排斥すべきだ。」というような感じね。それから大衆が、最初は全然トランプ大統領なんていうのは当選する気配なかったんだけど、大衆を扇動して。扇動、大衆はバカですからね、その人たちに言わせれば。僕は全然そう思ってないですよ。バカだから、トランプ大統領に扇動されて、洗脳されてやったっていう。そんなこと言ったら、何、メディアなんていうのはもう盛んに日本を洗脳してるじゃないですか。あの温暖化なんかね、全然危機が訪れないのに。温暖化してますよ。だって今、小氷河期からの回復期ですから。回復期は温暖化しますよ。小氷河期のままだったらたまりませんからね。ただその温暖化が、人類に危機をもたらすかどうかということが議論なんであって、アホだねって感じですよ、その文化人というのは。アホだねと思いますね、僕。全く定義もはっきりしないしね。だからまあ曖昧なんですよ。でたらめに近い曖昧なんですね。だから僕は今日ちょっとねえ、それが本音って、衆愚政治って、それが本音ですかって言うんですよね。

この本の中にはね、もうそれが本音っていうのが山ほどありました。もう完璧に上から目線なんですよ。この世の中は5%ぐらいの優秀な人が治めるべきであって、それを選挙という形をとって、全員が投票するという形をやれば、大衆はだまされるって。自分たちが政治を動かしてるようにだまされるって事ですよ。政治を動かすのはあくまでも文化人であって、それがメディアを使って、メディアも文化人ですね、その1グループが95%のいわゆる大衆をだまして、そして自分たちだけがいい思いをするっていうのが民主主義だと。言ってみればそういう風に書いてありましたね。そう書いてありませんよ。だましの連続ですよ。

いやね、人間っていうのは、ここで考えちゃうんですけどね。人間が、自分が自分を捨ててね、国のためのこと考えるとか、自分とはほぼ関係ない階層の人とかね、職業の人を含めて幸福を考えるって人は、イエス様とかお釈迦様みたいな人は別にして、他の人はね、ないんですよ。みんな自分が頭が回ったらですね、必ず人をだまして、自分のおこぼれを多くするようにするんですね。
しかし民主主義という本にね、露骨なんですよ。それがね、そういう目で読み始めますとね、これもそうか、これもそうかって感じなんですね。
要するにですね、大衆というのは、自分よりか貧乏でいい、政治のメリットも受けなくてもいい、ただ参加しているという錯覚を味わわせればいいと。じゃあ参加するという錯覚を味わわせて、そして実質上は文化人が、エスタブリッシュメントって最近アメリカで言いますけどね、そういうその文化人だけがメリットを取ればいいというのが実は民主主義なんだ。フランス革命からずっとそうなんだ。その具合の悪いことはもう触れなくていいんだと。自分たち文化人たちのように、頭が良くて教養がある人以外は、人間の格が違うんだから収入も低くていいし、報われなくてもいいし、幸福じゃなくてもいい。これ奴隷じゃないですか。同じ考えですよ。
日本にはそういう考えなかったんですね。僕はいつも言うように、飛行機ね、乗ろうとするとね、昔はちょっと今最近少し改善されましたけど、なんかプレミアムクラスの人とかね、なんとか階級の差をつけるんですよ。あれもね、やっぱりヨーロッパの思想なんですけどね。日本にはありませんよ。日本はね、渡し船に乗る時も何でも、別に金持ちだから先に乗れなんて言わないんですよ。みんな同じなんですね。その方が僕は高度な文明だと思います。

あのここにお聞きになってる人はどう思うんですかね。私はその方が高度な文明であって、ヨーロッパ、アメリカのように、差別をする文化は高度ではないと私は思います。

武田邦彦 ヒバリクラブ
えっ!それが本音?!「衆愚政治」 令和5年5月3日
https://youtu.be/1_V6nvnZvxk


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