2019年05月16日
三菱 初代ミニキャブ ELバン
どうもです。
今回は初代カローラに続いて我が家で乗っていた車シリーズ第2弾をお送りします。
三菱の初代ミニキャブです。
昭和40年代半ば頃の360cc時代のヤツですが、自分の一番古い記憶に残っているのがこのクルマからなんですね。
三菱ミニキャブは1966年にまずトラックが発売になりました。
その後の1968年にバンが追加されるんですが、途中69年と71年にマイナーチェンジしています。
写真に写っているのはライト周りのダミーグリルがあるやつなので、どうやら1971年以降のモデルのようです。
メチャメチャ古そうに見える写真ですが、たぶん1972〜73年頃の写真だと思われます。
真ん中に笑顔で移っているのは幼き日の私です(笑)
左に箱スカが写っていますが、フロントドア前にエンブレムがあるようにも見えるのでGTなのかな〜?
ダミーグリルが付いた1971年のマイナーチェンジ以降はミニキャブELバンと名乗るので、(ミニキャブエルバンと読むらしい)我が家が乗っていたのはELバンで間違いないと思います。
トラックのほうは1971年にモデルチェンジをして型式がT130になりましたが、バンは継続生産でしたがT130Vになるのか?
その辺りがちょっと怪しいので型式については推定です。
グレードも不明です。
不明なところばかりでごめんなさい。
本当は諸元なども記載したいんですが、丁度この辺りでエンジンが空冷から水冷にチェンジしているみたいなんです。
ウチで乗っていたのはどっちだったのか確認できないので今回は無しの方向で・・・
代わりに綺麗な写真を載せておきます。
minkara.carview.co.jpより
このミニキャブですが、これより前に乗っていたカローラから何故乗り換えたのかは当時の幼い自分には記憶に残っていないこともあり理由は分かりませんね〜。
(カローラの話はこちらの記事を参照)
私が生まれた翌年には弟が生まれているのでたぶんそれが理由なのかと勝手に推測していますが、
でもそれならカローラでもあんまり変わらないような気がしないでもない・・・
もしかするとラリー中に事故でもやって仕方なく買い換えた・・・なんていう可能性も無きにしも非ず、ですかね?
一応前向きな理由として考えられるのは、セダンタイプよりも使い勝手が良いだろうと言う事で代替した、と言う可能性です。
しかし、当時はまだ本格的なワゴンはあまり無い時代でしたので(ハイエースなんかはモロワゴンですがたぶん予算的にもサイズ的にも無理だったんでしょう)
とりあえず軽のバンタイプにしてみた、といったところでしょうか。
実際、色々とアクティブに使っていたようで、知人の家族と海に遊びに行ってる写真もありました。
個人的にはなんとも懐かしさを感じる写真なんですが、
左から幼馴染のT、自分、弟、父、そしてTの母親です。
ミニキャブはリアゲートとサイドドア全開で、後ろには行楽の荷物がたっぷり見えてます。
昼時の写真でしょうかね?
みんなでおにぎりを手に楽しそうです。
どうやらリアシートを外してベンチ代わりに使っているみたい。
左手奥の車はフェローでしょうか?
ミニキャブのガラス越しにはセリカとスバル1000(FF-1か?)の姿もあります。
最初の白黒写真から2年程度くらいしか経っていないと思われますが、私が随分成長しています(笑)
たぶん1974年くらいの撮影だと思うんですけど、
そうするとまだ三男はまだ生まれて間もない頃ですので写真に写っていない理由は分かります。
たぶん家で母親と一緒に留守番だったのではないかと。
でもそうすると撮影しているのは誰?
ただしこの写真、残念ながらいつどこで撮影したものなのか覚えていないんですが、この当時はよく海や山へ連れて行ってくれたんです。
父はアウトドア派だったらしく、家族や知人達と良くバーベキューに行ったりしていましたので、
この後買い替える車は全てワゴンタイプになりました。
因みに一緒に写っているTはこの頃から本当にいつも一緒で、一時期は兄弟のように我が家に良く来て過ごしてました。
思い出すのは小学生の頃、ドリフの公開収録のチケットを持っているのに、
我が家に遊びに来るほうが楽しいからと当日の予定をキャンセルまでしてうちに泊まりに来た事。
こちらとしては
「もったいねぇ〜!」
でしたが、一人っ子だったTはうちの兄弟達と一緒に遊ぶのが楽しかったのでしょう。
親も我が子のように接していたし、ウチの兄弟もそれが当たり前だったので小学生の頃までは本当によく来てました。
Tの母ちゃんもよく来てましたし、ウチの母親が出かけて留守の時などは逆に我が家の兄弟がお世話になったりすることもあり、本当に長い間家族ぐるみで付き合ってましたね。
話が逸れましたが、このミニキャブでは写真の通り結構あちこち行ってるようです。
ただ、やはり小さい頃の事、あまり記憶にないんですよ。
しかし、ひとつだけ忘れられない思い出があります。
・・・それはTの家に行ったある日の事。
たぶんTを送っていったのでしょう。
玄関で父とTの母ちゃんがしゃべっている間、自分とTと次男の三人が車内にいた時に事件は起こりました。
次男が運転席付近で何かしていたんですけど、自分とTは後ろのほうで遊んでいたんです。
ふと気が付くと前から煙が・・・
見ると次男がライターか何かで車内に置いてあった紙に火を点けたらしく、
前のほうで炎が上がってるじゃあ〜りませんか!
「ぎゃぁぁぁぁぁーーーー!」
突然の事だったのと、密閉された空間での出来事だったので後ろにいた自分とTは焦りまくって急いでドアを開けようとしたんですが、炎の勢いが結構強くてドアのほうに近寄れなく(子供なんで怖かったんでしょうね)
横の窓を開けて玄関の親父に知らせようとしたんですけど、今度は窓が硬くて開かない!
もうこの時点で車内はパニックです(笑)
とにかく大声出してガラス窓をドンドン叩きまくって助けを求めてました。
ようやく親父が異変に気付き無事に車から出ることが出来ましたが、救出された自分達は煤で真っ黒だったそう。
それにしても一歩間違えれば大惨事になっていたかもしれない出来事でしたが、
幸い燃えたのは紙だけだったみたいで、勢いがあった割には被害はほとんどなかったらしい。
(その後もミニキャブには乗ってましたからね)
しかし犯人の次男はまだ3歳そこそこの頃だったのでほとんど記憶にないらしい。
いい気なもんです(笑)
もしかするとカラー写真のドア内張りのビニールが不自然に無いのはそのときの名残かも・・・
それにしてもこのミニキャブには一体どれくらいの期間乗ってたんでしょう?
幼稚園の頃には既に違う車になっている記憶があるので、
たぶん長くても3年強といったところでしょうか?
カローラと同様、下取りに出したのかはやっぱり分かりませんが、
ミニキャブの後のクルマは遂に軽バンから普通車のワゴンにグレードアップします。
これはまた次回。
ではまた
今回は初代カローラに続いて我が家で乗っていた車シリーズ第2弾をお送りします。
三菱の初代ミニキャブです。
昭和40年代半ば頃の360cc時代のヤツですが、自分の一番古い記憶に残っているのがこのクルマからなんですね。
三菱ミニキャブ
三菱ミニキャブは1966年にまずトラックが発売になりました。
その後の1968年にバンが追加されるんですが、途中69年と71年にマイナーチェンジしています。
写真に写っているのはライト周りのダミーグリルがあるやつなので、どうやら1971年以降のモデルのようです。
メチャメチャ古そうに見える写真ですが、たぶん1972〜73年頃の写真だと思われます。
真ん中に笑顔で移っているのは幼き日の私です(笑)
左に箱スカが写っていますが、フロントドア前にエンブレムがあるようにも見えるのでGTなのかな〜?
ダミーグリルが付いた1971年のマイナーチェンジ以降はミニキャブELバンと名乗るので、(ミニキャブエルバンと読むらしい)我が家が乗っていたのはELバンで間違いないと思います。
トラックのほうは1971年にモデルチェンジをして型式がT130になりましたが、バンは継続生産でしたがT130Vになるのか?
その辺りがちょっと怪しいので型式については推定です。
グレードも不明です。
不明なところばかりでごめんなさい。
本当は諸元なども記載したいんですが、丁度この辺りでエンジンが空冷から水冷にチェンジしているみたいなんです。
ウチで乗っていたのはどっちだったのか確認できないので今回は無しの方向で・・・
代わりに綺麗な写真を載せておきます。
minkara.carview.co.jpより
このミニキャブですが、これより前に乗っていたカローラから何故乗り換えたのかは当時の幼い自分には記憶に残っていないこともあり理由は分かりませんね〜。
(カローラの話はこちらの記事を参照)
私が生まれた翌年には弟が生まれているのでたぶんそれが理由なのかと勝手に推測していますが、
でもそれならカローラでもあんまり変わらないような気がしないでもない・・・
もしかするとラリー中に事故でもやって仕方なく買い換えた・・・なんていう可能性も無きにしも非ず、ですかね?
一応前向きな理由として考えられるのは、セダンタイプよりも使い勝手が良いだろうと言う事で代替した、と言う可能性です。
しかし、当時はまだ本格的なワゴンはあまり無い時代でしたので(ハイエースなんかはモロワゴンですがたぶん予算的にもサイズ的にも無理だったんでしょう)
とりあえず軽のバンタイプにしてみた、といったところでしょうか。
ミニキャブの記憶
実際、色々とアクティブに使っていたようで、知人の家族と海に遊びに行ってる写真もありました。
個人的にはなんとも懐かしさを感じる写真なんですが、
左から幼馴染のT、自分、弟、父、そしてTの母親です。
ミニキャブはリアゲートとサイドドア全開で、後ろには行楽の荷物がたっぷり見えてます。
昼時の写真でしょうかね?
みんなでおにぎりを手に楽しそうです。
どうやらリアシートを外してベンチ代わりに使っているみたい。
左手奥の車はフェローでしょうか?
ミニキャブのガラス越しにはセリカとスバル1000(FF-1か?)の姿もあります。
最初の白黒写真から2年程度くらいしか経っていないと思われますが、私が随分成長しています(笑)
たぶん1974年くらいの撮影だと思うんですけど、
そうするとまだ三男はまだ生まれて間もない頃ですので写真に写っていない理由は分かります。
たぶん家で母親と一緒に留守番だったのではないかと。
でもそうすると撮影しているのは誰?
ただしこの写真、残念ながらいつどこで撮影したものなのか覚えていないんですが、この当時はよく海や山へ連れて行ってくれたんです。
父はアウトドア派だったらしく、家族や知人達と良くバーベキューに行ったりしていましたので、
この後買い替える車は全てワゴンタイプになりました。
因みに一緒に写っているTはこの頃から本当にいつも一緒で、一時期は兄弟のように我が家に良く来て過ごしてました。
思い出すのは小学生の頃、ドリフの公開収録のチケットを持っているのに、
我が家に遊びに来るほうが楽しいからと当日の予定をキャンセルまでしてうちに泊まりに来た事。
こちらとしては
「もったいねぇ〜!」
でしたが、一人っ子だったTはうちの兄弟達と一緒に遊ぶのが楽しかったのでしょう。
親も我が子のように接していたし、ウチの兄弟もそれが当たり前だったので小学生の頃までは本当によく来てました。
Tの母ちゃんもよく来てましたし、ウチの母親が出かけて留守の時などは逆に我が家の兄弟がお世話になったりすることもあり、本当に長い間家族ぐるみで付き合ってましたね。
話が逸れましたが、このミニキャブでは写真の通り結構あちこち行ってるようです。
ただ、やはり小さい頃の事、あまり記憶にないんですよ。
しかし、ひとつだけ忘れられない思い出があります。
・・・それはTの家に行ったある日の事。
たぶんTを送っていったのでしょう。
玄関で父とTの母ちゃんがしゃべっている間、自分とTと次男の三人が車内にいた時に事件は起こりました。
次男が運転席付近で何かしていたんですけど、自分とTは後ろのほうで遊んでいたんです。
ふと気が付くと前から煙が・・・
見ると次男がライターか何かで車内に置いてあった紙に火を点けたらしく、
前のほうで炎が上がってるじゃあ〜りませんか!
「ぎゃぁぁぁぁぁーーーー!」
突然の事だったのと、密閉された空間での出来事だったので後ろにいた自分とTは焦りまくって急いでドアを開けようとしたんですが、炎の勢いが結構強くてドアのほうに近寄れなく(子供なんで怖かったんでしょうね)
横の窓を開けて玄関の親父に知らせようとしたんですけど、今度は窓が硬くて開かない!
もうこの時点で車内はパニックです(笑)
とにかく大声出してガラス窓をドンドン叩きまくって助けを求めてました。
ようやく親父が異変に気付き無事に車から出ることが出来ましたが、救出された自分達は煤で真っ黒だったそう。
それにしても一歩間違えれば大惨事になっていたかもしれない出来事でしたが、
幸い燃えたのは紙だけだったみたいで、勢いがあった割には被害はほとんどなかったらしい。
(その後もミニキャブには乗ってましたからね)
しかし犯人の次男はまだ3歳そこそこの頃だったのでほとんど記憶にないらしい。
いい気なもんです(笑)
もしかするとカラー写真のドア内張りのビニールが不自然に無いのはそのときの名残かも・・・
それにしてもこのミニキャブには一体どれくらいの期間乗ってたんでしょう?
幼稚園の頃には既に違う車になっている記憶があるので、
たぶん長くても3年強といったところでしょうか?
カローラと同様、下取りに出したのかはやっぱり分かりませんが、
ミニキャブの後のクルマは遂に軽バンから普通車のワゴンにグレードアップします。
これはまた次回。
ではまた
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貴殿がアップしてくださった日野の(事実上)初代の大型キャブオーバートラック群のうち、TC30のキャブデザインを引き継いで後2軸としたKF型トラックが1967年に発売され、自身の周囲でも重機運搬車として1980年(小生=10歳∴小5)まで現役を務めている姿にお目にかかっておりました―同個体は黄色いキャビンでした。
同時にこの初代KF型車、忘れもしない1973年1月25日のチャンピオンボクサー大場政夫氏が首都高速大曲付近で愛車シボレー・コルベット・スティングレーで時速100km/hで反対車線にはみ出して正面衝突した10トントラックとしての記憶も鮮烈です!!
当時小生は3歳になったばかりでしたが、自宅で母親と一緒にニュースを見ていたら彼の事故死のニュースが放映されており、日野KFトラックのバンパー下に潜り込んでひしゃげたシボレー・コルベットの姿に空恐ろしいものを覚えたものです。
当ブログを読み込んでいただいたようでうれしい限りです。
かなり当時のことを詳しく覚えておいでのようですが、自分ははっきり言って当時のテレビコマーシャルなどは全くと言って良いほど覚えていないですね〜
ただ、排ガスに関して言えばLPGタクシーの臭いは大好きでよく嗅いで怒られていました。
このミニキャブについても家にあったことは覚えているのですが、乗り心地や音などはなぜか全然記憶にないんですよ。
記事の通り燃えた記憶以外はなぜかすっぽり抜け落ちています。
ミニキャブのことをちゃんと調べようと思ったのもこの記事を書くためでして、結局よくわかりませんでした・・・
小生的には360ccの三菱ミニキャブというと、1974年頃に流れていた「ミニキャブW・CMソング」が条件反射するものです。
画面ではミニスカギャル数人組がミニキャブと一緒に踊っている「ファンキーすぎてわけがわからん」ものでした(笑)。
CMの締めくくりには運転席のおっさんがハンドルを握りながら〽ミニカ〜の♪、などと鼻歌を歌っているショットが出ました。
なんと言ってもミニキャブ、ミニカ問わず三菱の360cc軽自動車の排気ガス臭はフルーツとウィスキーを足して2で割ったような甘く香ばしい芳香で、小生もクルマが通った直後に「ごっくん」と排ガスの匂いを飲み込み、母親から「排気ガスを吸うのはやめなさい!!」とたしなめられた記憶も鮮明です。
かくも思い出深い三菱360cc集団ですが、このファミリーの中でもミニキャブELバンはトラックタイプが初代ミニキャブから二代目たるミニキャブEL(エル)へとデザインチェンジしてからも初代バージョンへエンジンだけELのトラックと同じ物に換装させて「ミニキャブELバン」を名乗っていたという点が印象的です。
プラスチックのグリル風パネルを前にあしらって、放射状に穴が並んだホイールカバーを装着したミニキャブバンを見て、「なんでこんな軽バンがアメ車のデザイン言語を真似るのか?」とそのトッチャン坊や振りに苦笑してしまった「マセた」幼年・真鍋清(2-4歳)だったものです。
お久しぶりです!
次男は当時からあんな感じでした(笑)
ライトエースの記事の写真を見れば何かやりそうな顔をしているでしょ?
しかし今では兄弟でも一番おとなしくなったかも。
それでもとぼけたところなんかは今でも当時のままですけどね。
そんな昔の頃から、色々やらかしてたんですね(笑)
らしいといえば、らしいな・・・。
懐かしい映像、楽しませてもらっていますよ〜!