2019年05月06日
初代カローラKE11
どうもです。
今回は例によって昔の写真からの話です。
今はなき父が若かりし頃の写真が少しまとまって手元にあるんですが、そこには色々なクルマやバイクが一緒に写っておりました。
その中から私が生まれる前の写真も数枚出てきたのですが、そこには結婚前に二人して働いていたガソリンスタンドで撮影されたスナップや趣味でやっていたモトクロスの写真など、旧車好きには興味深い貴重な写真が残されていました。
それとともに私が生まれてからの写真も少し出てきたのですが、ちょうどその頃乗っていたクルマが初代カローラなんですね。
このアルバムにも何度か登場しており、しかも当時やっていたらしいラリー仕様(カッコだけかも)にモディファイされており、父が若い頃からクルマが好きだったのが良く分かります。
(この頃の写真は今後機会があれば出そうと思っています)
そのカローラと一緒に写っている写真が残っていたのですが、自分はまだ赤ん坊の頃の事なので記憶には全く残っていないクルマなんですよ。
1970年秋から冬になる頃くらいか?のまだ幼い自分と父親とのツーショット。
後ろにカローラと初代サンバートラックが写ってます。
ただ、母からは赤ん坊の自分が泣いて寝ない夜は良くドライブに連れて行ってたと聞かされていたので、日常的に結構乗っていたのでしょうね。(すごく寝つきが悪くてしょっちゅうドライブに連れ出していたとの事なんで)
改めてこのカローラのことですが、グリルの形状やウインカーの色、バンパー位置などから推測すると(モデファイされてて分かりにくいですけど)初期のKE10ではなく1200ccになってからのKE11のようです。
今更ですが、カローラとはトヨタが1966年に発売して大ベストセラーを記録したファミリーカーの金字塔的なクルマですが、1100ccOHV4気筒水冷エンジンで後輪を駆動するごく一般的な機構を採用した2ドアセダンでした。
この初代カローラ、2代目にモデルチェンジするまでの間に何度かマイナーチェンジをしており、初期のKE10はOHV1100ccのK型エンジンで、1969年9月のマイナー後はOHV1200ccの3Kエンジンになり形式もKE11となります。
エンジン変更前にも何度かマイナーチェンジをしていますが、型式が変わったのはこのときが初めてです。
どうも我が家にあったカローラは後期型(便宜上KE11のことを後期型と書きます)で正解のようですが、実はその前の68年3月と69年2月にマイナーチェンジをして外観上は後期とほとんど変わらないのでちょっと確証はないのですが。
ただ、母が言うにはこのカローラ以前には赤いスプリンターに乗っていたと言う証言があるので、スプリンターの発売時期からしても(登場は1968年4月で当初はカローラと同じ1100ccだが、ツインキャブ採用によって出力はセダンの60馬力より13馬力アップの73馬力を発揮したK-Bエンジンを搭載)KE10時代に代替はしなかったと思うんです。
たぶんエンジンが1200ccになったのを期に乗り換えたと見るのが自然かなと。
ナンバーが横浜51なんで1968年という事はたぶんありえないと思います。
ただ、なぜスプリンターからカローラセダンにした際にあまり使い勝手の変わらない2ドアにしたのかは謎です。
(価格の問題か?)
ここで一応初代カローラの諸元などを書いておきます。
KE10/KE11
エンジン型式K型 水冷1,077ccOHV4気筒、最高出力60PS/6,000rpm、最大トルク8.5kg・m/3,800rpm(KE10)
エンジン型式3K型 水冷1,166ccOHV4気筒、最高出力68PS/6,000rpm、最大トルク9.5kg・m/3,800rpm(KE11)
全長 3,845
全幅 1,485(68年3月以降は1,490)
全高 1,380
軸距 2,285
トランスミッション 3速コラム/4速フロア(途中1967年には2速ATのトヨグライド仕様が追加)
乗車定員 5名
こうしてボディサイズを改めて確認すると現在の軽自動車に毛が生えた程度の大きさなのが驚きです。
新しいカローラが3ナンバーボディになっていることを考えると月日の流れを感じます。
この我が家のカローラなんですが、その後のことが実は良く分からないんです。
写真が残されているのも自分が赤ん坊の頃の1枚とモトクロスに行った際のカラースナップに登場した以降は見当たらず、弟が生まれた後の写真には登場しません。
まだグリルが残っているので上のカラー写真と近い時期の撮影と思われる写真。
だだ、片方のグリルは外れかかってますね。
モトクロス場で撮影された1枚
こちらのほうがカラーなので撮影時期が前のモノクロより後なのかと思っていましたが・・・
グリルも外されていてフォグランプが剥き出しなんですけど、よく見るとナンバーがまだ曲がっていないのでこの写真のほうが新しいのかもしれません。
一緒に後ろに写っているサンバーも、塗装が違いますがキャブ部分のみ塗り変えたようにも見えるので、もしかすると最初に写真に写っているサンバーそのものかもしれないです。
・・・そしていつの間にか我が家のクルマは三菱のミニキャブに変わります。
たぶん次男が生まれたからより使い勝手のよさそうなバンタイプに代替したのだと思うのですが、いきなり軽にグレードダウンしているのはもしかして子供が増えて家計が厳しくなったのかな?
ただ、ミニキャブを購入する際にカローラを下取りに出したのかどうかも今となっては知る由もありません。
父親は既に数年前に他界してしまったので、こういった話はもう出来ないんですね。
まあ、だから勝手に写真をアップしてるんですけど、このあと数回に分けて我が家の車のことを書く予定です。
このミニキャブについては辛うじて記憶に残っている程度の車なんですが、ひとつだけ強烈に記憶に残っているエピソードがありますので、その辺りは次回ミニキャブ編で書こうと思います。
ではまた。
今回は例によって昔の写真からの話です。
今はなき父が若かりし頃の写真が少しまとまって手元にあるんですが、そこには色々なクルマやバイクが一緒に写っておりました。
その中から私が生まれる前の写真も数枚出てきたのですが、そこには結婚前に二人して働いていたガソリンスタンドで撮影されたスナップや趣味でやっていたモトクロスの写真など、旧車好きには興味深い貴重な写真が残されていました。
それとともに私が生まれてからの写真も少し出てきたのですが、ちょうどその頃乗っていたクルマが初代カローラなんですね。
このアルバムにも何度か登場しており、しかも当時やっていたらしいラリー仕様(カッコだけかも)にモディファイされており、父が若い頃からクルマが好きだったのが良く分かります。
(この頃の写真は今後機会があれば出そうと思っています)
そのカローラと一緒に写っている写真が残っていたのですが、自分はまだ赤ん坊の頃の事なので記憶には全く残っていないクルマなんですよ。
1970年秋から冬になる頃くらいか?のまだ幼い自分と父親とのツーショット。
後ろにカローラと初代サンバートラックが写ってます。
ただ、母からは赤ん坊の自分が泣いて寝ない夜は良くドライブに連れて行ってたと聞かされていたので、日常的に結構乗っていたのでしょうね。(すごく寝つきが悪くてしょっちゅうドライブに連れ出していたとの事なんで)
カローラKE10/11
改めてこのカローラのことですが、グリルの形状やウインカーの色、バンパー位置などから推測すると(モデファイされてて分かりにくいですけど)初期のKE10ではなく1200ccになってからのKE11のようです。
今更ですが、カローラとはトヨタが1966年に発売して大ベストセラーを記録したファミリーカーの金字塔的なクルマですが、1100ccOHV4気筒水冷エンジンで後輪を駆動するごく一般的な機構を採用した2ドアセダンでした。
この初代カローラ、2代目にモデルチェンジするまでの間に何度かマイナーチェンジをしており、初期のKE10はOHV1100ccのK型エンジンで、1969年9月のマイナー後はOHV1200ccの3Kエンジンになり形式もKE11となります。
エンジン変更前にも何度かマイナーチェンジをしていますが、型式が変わったのはこのときが初めてです。
どうも我が家にあったカローラは後期型(便宜上KE11のことを後期型と書きます)で正解のようですが、実はその前の68年3月と69年2月にマイナーチェンジをして外観上は後期とほとんど変わらないのでちょっと確証はないのですが。
ただ、母が言うにはこのカローラ以前には赤いスプリンターに乗っていたと言う証言があるので、スプリンターの発売時期からしても(登場は1968年4月で当初はカローラと同じ1100ccだが、ツインキャブ採用によって出力はセダンの60馬力より13馬力アップの73馬力を発揮したK-Bエンジンを搭載)KE10時代に代替はしなかったと思うんです。
たぶんエンジンが1200ccになったのを期に乗り換えたと見るのが自然かなと。
ナンバーが横浜51なんで1968年という事はたぶんありえないと思います。
ただ、なぜスプリンターからカローラセダンにした際にあまり使い勝手の変わらない2ドアにしたのかは謎です。
(価格の問題か?)
ここで一応初代カローラの諸元などを書いておきます。
KE10/KE11
エンジン型式K型 水冷1,077ccOHV4気筒、最高出力60PS/6,000rpm、最大トルク8.5kg・m/3,800rpm(KE10)
エンジン型式3K型 水冷1,166ccOHV4気筒、最高出力68PS/6,000rpm、最大トルク9.5kg・m/3,800rpm(KE11)
全長 3,845
全幅 1,485(68年3月以降は1,490)
全高 1,380
軸距 2,285
トランスミッション 3速コラム/4速フロア(途中1967年には2速ATのトヨグライド仕様が追加)
乗車定員 5名
こうしてボディサイズを改めて確認すると現在の軽自動車に毛が生えた程度の大きさなのが驚きです。
新しいカローラが3ナンバーボディになっていることを考えると月日の流れを感じます。
カローラのその後
この我が家のカローラなんですが、その後のことが実は良く分からないんです。
写真が残されているのも自分が赤ん坊の頃の1枚とモトクロスに行った際のカラースナップに登場した以降は見当たらず、弟が生まれた後の写真には登場しません。
まだグリルが残っているので上のカラー写真と近い時期の撮影と思われる写真。
だだ、片方のグリルは外れかかってますね。
モトクロス場で撮影された1枚
こちらのほうがカラーなので撮影時期が前のモノクロより後なのかと思っていましたが・・・
グリルも外されていてフォグランプが剥き出しなんですけど、よく見るとナンバーがまだ曲がっていないのでこの写真のほうが新しいのかもしれません。
一緒に後ろに写っているサンバーも、塗装が違いますがキャブ部分のみ塗り変えたようにも見えるので、もしかすると最初に写真に写っているサンバーそのものかもしれないです。
・・・そしていつの間にか我が家のクルマは三菱のミニキャブに変わります。
たぶん次男が生まれたからより使い勝手のよさそうなバンタイプに代替したのだと思うのですが、いきなり軽にグレードダウンしているのはもしかして子供が増えて家計が厳しくなったのかな?
ただ、ミニキャブを購入する際にカローラを下取りに出したのかどうかも今となっては知る由もありません。
父親は既に数年前に他界してしまったので、こういった話はもう出来ないんですね。
まあ、だから勝手に写真をアップしてるんですけど、このあと数回に分けて我が家の車のことを書く予定です。
このミニキャブについては辛うじて記憶に残っている程度の車なんですが、ひとつだけ強烈に記憶に残っているエピソードがありますので、その辺りは次回ミニキャブ編で書こうと思います。
ではまた。
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