2022年08月01日
プリンス社報 1965年3月号
どうもです。
今回の更新は7月中に間に合いませんでした。
8月はもう少しちゃんとしたいところですが・・・それでは早速。
今回は1965年3月の通算149号です。
本来は前号の2月号には幻に近いグロリアエステートの発売を知らせる記事が載っているはずなので、個人的には見たかったところですが手元になく(泣)
気を取り直して表紙から
いきなりすいません
スキャンに失敗していまして画面が切れています。
今の今まで気が気付きませんでした。
おそらくA4でスキャンしないといけないところを設定ミスでB5辺りでスキャンしたのかと・・・
因みに撮影場所は湘南海岸とのこと。
国道134号線なのでしょうか。
表紙裏と目次ページです
琵琶湖の湖上祭の話題からその地区のプリンスディーラーの話に持っていくやり方です(笑)
目次のページにはプリンス・モーター・タイランド社設立の記事があります。
この時期国内自動車メーカー各社とも輸出に力を入れ始めており、プリンスも積極的に動いていました。
次は29期決算の話
詳しくは読んでいただくとして、他社に比べると伸び率は一番だと書いてあります。
この記事を読んでいると色々思うところがありますね。
この年に日産との合併が決まり、翌年にはプリンスと言う会社は消滅しているわけですから・・・
こちらは前回紹介した1月号から連載が始まったプリンス豆知識
今号はBです。
電気自動車時代のお話ですね。
ここからはロケット事業のお話です。
この辺りは詳しくないので記事をご参照ください。
こちらはいつもの自動車ジャーナルのページ
すべてのメーカーが先月よりも台数が減っていますが、その中でもプリンスはかなり台数が落ちています。
12月にようやく目標の1万台を達成したのにすぐ元に戻ってしまったのは痛いですね。
そしてプリンスジャーナルと提案ニュースのページ。
個人的に気になったのは、提案ニュースのページで紹介されている「インスペクションランプバック廃止の件」です。
このランプバックは私が所有していた1965年式グロリアにはまだ残っていました。
グローブボックスの中に入っていて、そこにあるコンセントとエンジンフードを開けた前側、シリアルプレート(コーションプレート)の近くにあるコンセントに挿して使える代物でした。
この頃廃止になっているということは、グロリアで言えば2型になった頃ほとんど同時に無くなったということでしょう。
それと同時に、これを作っていた下請け企業はそれだけの仕事が無くなったということになりますね。
200万という金額は当時ならばそれなりの金額です。
大企業ならともかく、中小や零細企業ならば大打撃だったのではなかったかと想像してしまいました。
最後に裏表紙
今回はイタリアのフィアット850です。
いかにもフィアットらしい好ましいスタイルと手ごろなサイズ感のクルマ。
コロッとしていて個人的には好きな形です。
今回は以上です。
ではまた
今回の更新は7月中に間に合いませんでした。
8月はもう少しちゃんとしたいところですが・・・それでは早速。
今回は1965年3月の通算149号です。
本来は前号の2月号には幻に近いグロリアエステートの発売を知らせる記事が載っているはずなので、個人的には見たかったところですが手元になく(泣)
気を取り直して表紙から
いきなりすいません
スキャンに失敗していまして画面が切れています。
今の今まで気が気付きませんでした。
おそらくA4でスキャンしないといけないところを設定ミスでB5辺りでスキャンしたのかと・・・
因みに撮影場所は湘南海岸とのこと。
国道134号線なのでしょうか。
表紙裏と目次ページです
琵琶湖の湖上祭の話題からその地区のプリンスディーラーの話に持っていくやり方です(笑)
目次のページにはプリンス・モーター・タイランド社設立の記事があります。
この時期国内自動車メーカー各社とも輸出に力を入れ始めており、プリンスも積極的に動いていました。
次は29期決算の話
詳しくは読んでいただくとして、他社に比べると伸び率は一番だと書いてあります。
この記事を読んでいると色々思うところがありますね。
この年に日産との合併が決まり、翌年にはプリンスと言う会社は消滅しているわけですから・・・
こちらは前回紹介した1月号から連載が始まったプリンス豆知識
今号はBです。
電気自動車時代のお話ですね。
ここからはロケット事業のお話です。
この辺りは詳しくないので記事をご参照ください。
こちらはいつもの自動車ジャーナルのページ
すべてのメーカーが先月よりも台数が減っていますが、その中でもプリンスはかなり台数が落ちています。
12月にようやく目標の1万台を達成したのにすぐ元に戻ってしまったのは痛いですね。
そしてプリンスジャーナルと提案ニュースのページ。
個人的に気になったのは、提案ニュースのページで紹介されている「インスペクションランプバック廃止の件」です。
このランプバックは私が所有していた1965年式グロリアにはまだ残っていました。
グローブボックスの中に入っていて、そこにあるコンセントとエンジンフードを開けた前側、シリアルプレート(コーションプレート)の近くにあるコンセントに挿して使える代物でした。
この頃廃止になっているということは、グロリアで言えば2型になった頃ほとんど同時に無くなったということでしょう。
それと同時に、これを作っていた下請け企業はそれだけの仕事が無くなったということになりますね。
200万という金額は当時ならばそれなりの金額です。
大企業ならともかく、中小や零細企業ならば大打撃だったのではなかったかと想像してしまいました。
最後に裏表紙
今回はイタリアのフィアット850です。
いかにもフィアットらしい好ましいスタイルと手ごろなサイズ感のクルマ。
コロッとしていて個人的には好きな形です。
今回は以上です。
ではまた
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こんにちは
大成プリンスの建物はまだ残ってるんですか!
凄いですね。
当時の建物はほとんど残っていないと思うので貴重だと思います。
情報ありがとうございました。
いつも楽しみにしていただきありがとうございます^_^
この頃の社報を見ると、すでにこの先何が起きるのかわかっている立場で見ているのでちょっと辛い所もありますね。
プリンスに限らず大手企業の吸収、合併は今までいくつもありましたが、何故か殊更プリンスの合併は特別な感情が湧いてしまうんですよ。
個人的に好きなメーカーだからと言うのが大きいですが、やはり今でももしプリンスというメーカーが残っていたら・・・
なんて考えてしまいます。
国鉄と西鉄の話、子供の頃ってそういうのがやたら楽しくてワクワクしましたよね!
プリンス社報いつも楽しみにしています。
プリンス自動車の合併劇を思うと社内の混乱は相当なものだったでしょう。多くの社員にとって青天の霹靂だったに違いありません。この頃には合併に向けての作業が水面下で行われていたことと思いますがおくびにも出されていませんね。
私の母親が結婚前安宅産業に勤めていました。日本を代表する総合商社でありながら伊藤忠商事に吸収合併される経緯はプリンス自動車とは異なりますが、様々な権力闘争があったと思います。
西鉄枝光線枝光本町電停近くにあった安宅産業八幡支店に母親と元同僚に会いに行ったことがあります。私は幼稚園児位でしたが当時鹿児島本線も旧線で国鉄と西鉄が同時に見られて興奮した思い出があります。