2023年05月31日
プリンス社報 1966年4月号
どうもです。
記事の更新が今月もこれだけになってしまいました。
毎月月末のプリンス社報シリーズですが、今回の4月号で手持ちが尽きてしまったので一応最終回となります。
なので、次回以降はまた別の物を紹介出来たらなと考えています。
来月すぐにと言う訳にはいかないとは思いますので、新しいシリーズの開始は未定ですがしばらくお待ちください。
それでは今回のプリンス社報の抜粋を紹介したいと思います。
今回は1966年4月号、通算162号になります
この時期でも海外との取引は続いており、タイで工場を開設しています。
次はNHKの受信サービスカー活躍の記事
昨今いろいろと話題のNHKですが、ここでは受信サービスカーにスカイウェイが採用されて活躍しているという内容です。
屋根に伸縮自在の大きなアンテナが立ち、車内には各種装置を搭載して受信状況の調査や調整を行っていると書かれています。
当時はデジタル化遥か以前の事ですので、今以上に電波の状況が安定しなかったのでしょうね。
電波障害なども多く、随分と忙しかったように見受けられます。
次は自動車ジャーナルのページ
初代サニーの話題が一番に来ています。
次はブルーバードの生産台数の記事が続き、トヨタコロナの増産記事がそれに続いています。
合併決定後なので日産に忖度でもしているのでしょうか?
こちらはプリンスジャーナルのページです。
前半は主にグロリアシリーズのマイナーチェンジについて書かれています。
これによればグロリアシリーズのマイナーチェンジは3月以降と言うことになります。
このブログを始めたばかりの頃は、もう少しマイナーチェンジ時期は早いと思っており、65年後半には2型(S40は3型)に切り替わっていると考えていました。
実際はまずグランドグロリアのオートマチック仕様(ボルグワーナー搭載車)が65年の12月に発売され、そこで今回のマイナーチェンジ車と同じ仕様で登場(リーフスプリングの1枚化やフェンダーのバッジ等)。
それから年明け後の3月になって他のグロリアシリーズにも採用・・・という流れでした。
細かい内容は記事をご参照ください。
ページ後半はロケット関係の話題です。
この頃ロケット事業はプリンスの専売特許でした。
次のページには海外のレースで2位になったスカイラインGTの事や輸出関連の話題、左のページでは中央プリンス新社屋の完成についてや湘南プリンス発足のことなどが書かれていますね。
そして最後にはグロリア6が警察庁に事故処理車として採用され、26台を納車したということが書かれています。
これを読むと、警察庁で採用されたものを各県警に配備すると書かれていますね。
この事故処理車について言えば、県警ごとの採用ではなく一括採用だったという事のようです。
今回最後の裏表紙ではリンカーンコンチネンタルの紹介です。
フォードの高級車であるリンカーンコンチネンタルは、名前こそ知っていてもあまりなじみのある車ではなかったです。
今回の型も写真で見てもピンとこないのは自分だけかもしれませんが、アメ車というのは自分の趣味的にはこんな感じなんですよね。
今回でプリンス社報シリーズは一応完結です。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。
今後追加で入手出来た際にはまた紹介出来ればと思っています。
来月はもう一つくらい記事の更新をしたいです。
ではまた。
記事の更新が今月もこれだけになってしまいました。
毎月月末のプリンス社報シリーズですが、今回の4月号で手持ちが尽きてしまったので一応最終回となります。
なので、次回以降はまた別の物を紹介出来たらなと考えています。
来月すぐにと言う訳にはいかないとは思いますので、新しいシリーズの開始は未定ですがしばらくお待ちください。
それでは今回のプリンス社報の抜粋を紹介したいと思います。
今回は1966年4月号、通算162号になります
この時期でも海外との取引は続いており、タイで工場を開設しています。
次はNHKの受信サービスカー活躍の記事
昨今いろいろと話題のNHKですが、ここでは受信サービスカーにスカイウェイが採用されて活躍しているという内容です。
屋根に伸縮自在の大きなアンテナが立ち、車内には各種装置を搭載して受信状況の調査や調整を行っていると書かれています。
当時はデジタル化遥か以前の事ですので、今以上に電波の状況が安定しなかったのでしょうね。
電波障害なども多く、随分と忙しかったように見受けられます。
次は自動車ジャーナルのページ
初代サニーの話題が一番に来ています。
次はブルーバードの生産台数の記事が続き、トヨタコロナの増産記事がそれに続いています。
合併決定後なので日産に忖度でもしているのでしょうか?
こちらはプリンスジャーナルのページです。
前半は主にグロリアシリーズのマイナーチェンジについて書かれています。
これによればグロリアシリーズのマイナーチェンジは3月以降と言うことになります。
このブログを始めたばかりの頃は、もう少しマイナーチェンジ時期は早いと思っており、65年後半には2型(S40は3型)に切り替わっていると考えていました。
実際はまずグランドグロリアのオートマチック仕様(ボルグワーナー搭載車)が65年の12月に発売され、そこで今回のマイナーチェンジ車と同じ仕様で登場(リーフスプリングの1枚化やフェンダーのバッジ等)。
それから年明け後の3月になって他のグロリアシリーズにも採用・・・という流れでした。
細かい内容は記事をご参照ください。
ページ後半はロケット関係の話題です。
この頃ロケット事業はプリンスの専売特許でした。
次のページには海外のレースで2位になったスカイラインGTの事や輸出関連の話題、左のページでは中央プリンス新社屋の完成についてや湘南プリンス発足のことなどが書かれていますね。
そして最後にはグロリア6が警察庁に事故処理車として採用され、26台を納車したということが書かれています。
これを読むと、警察庁で採用されたものを各県警に配備すると書かれていますね。
この事故処理車について言えば、県警ごとの採用ではなく一括採用だったという事のようです。
今回最後の裏表紙ではリンカーンコンチネンタルの紹介です。
フォードの高級車であるリンカーンコンチネンタルは、名前こそ知っていてもあまりなじみのある車ではなかったです。
今回の型も写真で見てもピンとこないのは自分だけかもしれませんが、アメ車というのは自分の趣味的にはこんな感じなんですよね。
今回でプリンス社報シリーズは一応完結です。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。
今後追加で入手出来た際にはまた紹介出来ればと思っています。
来月はもう一つくらい記事の更新をしたいです。
ではまた。
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プリンス社報では、一般の人には普通にはなかなか知り得ないこういった納車先の事が載っているので、見ていて初めて知り得る情報も多いですよね。
今となってはまず残っている事はあり得ないですが、ぜひ見てみたかったと思ってしまいます。
40系鉢巻グロリア事故処理車が存在し画像が証明する記事は今まで見てきて初めて見ました。興味深いです。
プリンス社報は知人が所有しているものを許可を得て公開させていただいていたもので、私個人の持ち物ではなかったんですが、結果貴重な資料を皆さんに見ていただけたのかなと思います。
まだ随分途中が抜けていますが、残りは今後入手が叶ったら公開したいなという思いはあるんですけど、なかなかこういった資料は揃わないですね。
プリンスは良い意味で真面目、悪く言えば要領が良くないと言いますか、確かに技術先行な部分はあったと思います。
でもそれが一部のユーザーには刺さったわけで、熱狂的なファンが今でもいる理由なのではないかと自分は思っています。
日産は良くも悪くも官僚的な組織で、トヨタに比べるとお堅いイメージがあります。
逆にトヨタは商売上手で、そこそこの車を販売力で売るという感じでしょうか?
でも現在ではトヨタ車は色々な意味で断トツなのかなと。
一昔前は分かりませんが、今では日産は足元にも及ばないのではないかと思うくらい差がついているように感じます。
でもやっぱりトヨタのデザインが個人的にはどうにも受け入れられないんですよね。
日産が特別良いとも思えないので何ともですが、最近のデザインは古い価値観の自分には付いていけません。
プリンス社報が終わった今後ですが、一応新しくシリーズを始める予定はありますので、ちょっと準備に時間が掛かりますがしばらくお待ちください。
プリンス社報連載お疲れさまでした。
内側から見た会社の実態が伺える貴重な資料を公開してくださったことに感謝しています。
プリンスはよく技術偏重主義でコストをかけ過ぎ経営悪化に陥ったなどと評論されていますが、のちに日産が同じ轍を踏んだのは単なる歴史の皮肉ではないような気がします。自動車の研究をしていた日産に対しトヨタは日本人の研究をしていたというのは大袈裟にしても物は良くても売れなければ意味がない、商売としては正義で後出しじゃんけんがいいわけです。
日産が先行したジャンルの車が販売台数で負け続けたのはトヨタの巧みな販売戦略についていけなかったのでしょう、
レーザーエンジン、ハイメカツインカム、GOAなど派手なキャッチ、車に興味があれば騙されませんがそうでない人はトヨタにコロッといってしまうでしょう。
そしてハイブリッド車プリウスで先進をアピール、いろんな意味でトヨタはすごいと思います。
旭川電気軌道のMR430が見たくて行ったバステクフォーラムでしたが、中国製の電気バスや韓国のヒュンダイなどを見てこれからの日本はどうなるのだろう?
と不安になりました。