2009年02月21日
クリック率向上のためJavaScript有効活用に関する一考察
● スポンサード リンク先日、ファンブログのテンプレートを編集する簡単な方法をご紹介したところ、意外に評判が良かったので、つい、昔よく遊んでいたJavaScriptなんぞを思い出してしまい、いろいろ試してみました。
例えば、グーグルアドセンスなどは、グーグル内にあるアドセンスの公式ヘルプサイト(https://www.google.com/adsense/support/bin/answer.py?answer=17954)で、バナーの貼り付け位置に関して、「一般的に、ユーザーは興味のある記事に注目するため、その真下に広告を配置すれば掲載結果が向上しやすくなります」と、書いています。
また、「通常、魅力的なコンテンツの近くにある広告や、メニュー付近の広告のほうがその部分に注意が向くため効果的です」とも書いています。
さらに、先のページに掲載されている「ヒートマップ」は、明らかに本文中への広告の掲載を示唆しています。
したがって、自動的に本文中にアドセンスやマイクロアドの広告を差し込むことができれば、訪問者の注目を引くことは間違いありません。
それがクリック率の向上につながるかどうかはやってみなければわかりませんが、広告というものは、まず目に入らないことにはどうしようもありません。
そこで、本文の頭から80文字程度数えた、直近の改行の後に、広告を差し込むスクリプトを作ろうと、トライしてみました。
結果から言うと、「ちょっと無理」という感じです。
はじめから本文に使う文字を制限していればうまくいったかもしれませんが、これまで書いたエントリをすべて生かしたままというのはかなり難しく、私の知識の範囲では対応できませんでした。
というのも、JavaScriptに“{$BlogEntryBody$}”の中身をそのまま渡すことができません。
“{$BlogEntryBody$}”は、JavaScriptが解釈される前にHTMLテキストに展開されてしまいます。JavaScriptの変数に直接与えようとしても、JavaScriptの内部に大量のHTLM文章が流れ込んでしまい文法エラーになってしまいます。
そこで、
というかたちで、一旦フォームのvalueに放り込んで、JavaScriptから“document.getbody.entrybody.value”を呼び出そうとしました。
これは、一見うまくいったように見えたのですが、結局valueに代入される前に、一旦HTMLに展開されますので、本文がかなり崩れてしまいました。シンプルなようでも、それぞれのエントリには私なりに毎回HTMLタグを埋め込んでおり、それらが仇になったという感じです。
結局、うまくいかなかったわけですが、さまざまなトライをしているうちに、JavaScriptから別のJavaScriptを呼び出す方法というのを見つけましたので、これを最後にご紹介しておきます。
例えば、マイクロアドの広告タグ以下のような構成になっています。
赤い部分と青い部分、2つのJavaScriptで構成されています。
赤い部分が、各種変数の定義。青い部分が実際の広告の呼び出しの部分です。
アドセンスも楽天ぴたっとアドもだいたい同じような構成になっています。
例えば、このままでJavaScriptからマイクロアドの広告を表示しようとすると、青い部分を実行するために、一旦そのスクリプトから抜けなければならず、柔軟なスクリプトが書けません。ですが、以下のように書けば、青い部分と赤い部分をひとつのスクリプトの中で実行することができます。
赤い部分に青い部分が埋め込まれた形になってひとつのJavaScriptで処理されているのがわかるでしょうか。
この記述を使えば、時間帯によって広告の色や大きさを変えるとか、そのページを開く前のページのURLによって、表示の有無を変化させるとか、いろいろなバリエーションが作れると思います。
ユーザー毎にダイナミックに広告の表示を変えることによって、クリック率の向上が図れるのではないかと思います。
ご参考まで。
【注意】
このようなスクリプトの書き換えが広告タグの改変にあたるのかどうかは未確認です。
タグを改変すると、契約違反になる場合があります。
実際にご自分のサイトで実行される場合は、自己責任でお願いします。
例えば、グーグルアドセンスなどは、グーグル内にあるアドセンスの公式ヘルプサイト(https://www.google.com/adsense/support/bin/answer.py?answer=17954)で、バナーの貼り付け位置に関して、「一般的に、ユーザーは興味のある記事に注目するため、その真下に広告を配置すれば掲載結果が向上しやすくなります」と、書いています。
また、「通常、魅力的なコンテンツの近くにある広告や、メニュー付近の広告のほうがその部分に注意が向くため効果的です」とも書いています。
さらに、先のページに掲載されている「ヒートマップ」は、明らかに本文中への広告の掲載を示唆しています。
したがって、自動的に本文中にアドセンスやマイクロアドの広告を差し込むことができれば、訪問者の注目を引くことは間違いありません。
それがクリック率の向上につながるかどうかはやってみなければわかりませんが、広告というものは、まず目に入らないことにはどうしようもありません。
そこで、本文の頭から80文字程度数えた、直近の改行の後に、広告を差し込むスクリプトを作ろうと、トライしてみました。
結果から言うと、「ちょっと無理」という感じです。
はじめから本文に使う文字を制限していればうまくいったかもしれませんが、これまで書いたエントリをすべて生かしたままというのはかなり難しく、私の知識の範囲では対応できませんでした。
というのも、JavaScriptに“{$BlogEntryBody$}”の中身をそのまま渡すことができません。
“{$BlogEntryBody$}”は、JavaScriptが解釈される前にHTMLテキストに展開されてしまいます。JavaScriptの変数に直接与えようとしても、JavaScriptの内部に大量のHTLM文章が流れ込んでしまい文法エラーになってしまいます。
そこで、
<form name="getbody">
<input type="hidden" name="entrybody" value="{$BlogEntryBody$}">
</form>
というかたちで、一旦フォームのvalueに放り込んで、JavaScriptから“document.getbody.entrybody.value”を呼び出そうとしました。
これは、一見うまくいったように見えたのですが、結局valueに代入される前に、一旦HTMLに展開されますので、本文がかなり崩れてしまいました。シンプルなようでも、それぞれのエントリには私なりに毎回HTMLタグを埋め込んでおり、それらが仇になったという感じです。
結局、うまくいかなかったわけですが、さまざまなトライをしているうちに、JavaScriptから別のJavaScriptを呼び出す方法というのを見つけましたので、これを最後にご紹介しておきます。
例えば、マイクロアドの広告タグ以下のような構成になっています。
<script type="text/javascript"><!--
in_uid = '001234';
in_templateid = '11001';
in_charset = 'UTF-8';
in_group = 'DefaultGroup';
in_matchurl = '';
in_HBgColor = 'ECF8FF';
in_HBorderColor = 'B4D0DC';
in_HTitleColor = '0000CC';
in_HTextColor = '6F6F6F';
in_HUrlColor = '008000';
frame_width = '120';
frame_height = '130';
--></script>
<script type='text/javascript' src='http://cache.microad.jp/send0100.js'></script>
赤い部分と青い部分、2つのJavaScriptで構成されています。
赤い部分が、各種変数の定義。青い部分が実際の広告の呼び出しの部分です。
アドセンスも楽天ぴたっとアドもだいたい同じような構成になっています。
例えば、このままでJavaScriptからマイクロアドの広告を表示しようとすると、青い部分を実行するために、一旦そのスクリプトから抜けなければならず、柔軟なスクリプトが書けません。ですが、以下のように書けば、青い部分と赤い部分をひとつのスクリプトの中で実行することができます。
<script type="text/javascript"><!--
in_uid = '001234';
in_templateid = '11001';
in_charset = 'UTF-8';
in_group = 'DefaultGroup';
in_matchurl = '';
in_HBgColor = 'ECF8FF';
in_HBorderColor = 'B4D0DC';
in_HTitleColor = '0000CC';
in_HTextColor = '6F6F6F';
in_HUrlColor = '008000';
frame_width = '120';
frame_height = '130';
var jsfile = document.createElement("script");
jsfile.type = "text/javascript";
jsfile.src = "http://cache.microad.jp/send0100.js";
document.body.appendChild(jsfile);
--></script>
赤い部分に青い部分が埋め込まれた形になってひとつのJavaScriptで処理されているのがわかるでしょうか。
この記述を使えば、時間帯によって広告の色や大きさを変えるとか、そのページを開く前のページのURLによって、表示の有無を変化させるとか、いろいろなバリエーションが作れると思います。
ユーザー毎にダイナミックに広告の表示を変えることによって、クリック率の向上が図れるのではないかと思います。
ご参考まで。
【注意】
このようなスクリプトの書き換えが広告タグの改変にあたるのかどうかは未確認です。
タグを改変すると、契約違反になる場合があります。
実際にご自分のサイトで実行される場合は、自己責任でお願いします。