2009年03月14日
【速報】Google AdSense、行動ターゲティング広告開始か?
● スポンサード リンクグーグルから、アドセンスに登録しているサイト運営者向けに、メールが届きました。
その内容によると、アドセンスに新しい広告配信機能として「興味 / 関心に基づく広告」が、追加されるとのこと。
更に、現在この機能は、米国でベーターテスト中であり、日本での配信開始は今のところ未定であるという内容でした。
さて、「興味 / 関心に基づく広告」とは、どのようなものなのでしょうか?
グーグルの説明によると、グーグルではユーザーが訪問するグーグルコンテンツ内のウェブページをカテゴライズしており、訪問するページによって、そのユーザーの興味や関心が何にあるのかを判断し、その結果に合わせて広告を配信するということです。
もう少し詳しく、下記のブログに書かれておりますので、興味のある方はご覧ください
●AdWords で「興味 / 関心に基づく広告」が利用可能になります
(http://adsense-ja.blogspot.com/2009/03/adwords.html)
この説明だけを読むと、マイクロアドがやっていることと同じではないかという気がします。
●行動ターゲティング,ブログ広告,リターゲティングのマイクロアド
(http://www.microad.jp/behavioraltargeting/)
確かに、やろうとすることは同じなのですが、マイクロアドが、グーグル検索などが残していったクッキーを非公式に参照しているのに対して、アドワーズでは、自分たちが行ったカテゴライズに基づいて広告を配信することが出来るため、きめ細かな行動分析が行える可能性があります。
例えば、グーグル検索のデータベースの中でページごとに行動分析に使いやすそうなタグを埋め込んでおいて、クッキーに書き出さずに内部だけで使うということも出来るわけです。
そうなると、元データを握っているグーグルは俄然有利で、他の広告配信業者は太刀打ちできなくなりそうです。
本当にそうでしょうか?
自分がアフィリエイトをはじめてから、他のサイトを見に行ったときにも貼り付けられている広告を注意してみるようになりました。
現状のアドセンスは、そのページのテキストデータを解析して得られたキーワードを元に広告を配信するので、そのサイトの話題に合った広告、あるいは、そのサイトに関連の高そうな広告が表示されています。
しかし、マイクロアドは、私の行動分析をした結果から配信する広告を選ぶので、どのサイトを見に行っても、ほぼ同じ広告ばかりが表示されています。
どこへ行っても同じ広告が配信されているというのは、1回目のクリックを誘うのには有効かもしれませんが、2回目以降のクリックを諦めていることにもなります。
実際に自分のサイトに広告を貼り付ける立場で考えると、行動ターゲティングによって表示する広告のカテゴリを限定してしまうと、表示できる広告が限られてしまいます。そうなると、自分のサイトを訪問してくれた人は、既に他のサイトに表示されている同じ広告をクリックした後なのかもしれないという可能性が高くなるのです。
この問題は、複数の行動ターゲッティング方式の広告配信業者と契約して、表示する広告の母数を増やすことで緩和することができます。
したがって、たとえグーグルが行動ターゲッティング方式の広告を配信しても、やはり、マイクロアド等のほかの広告配信業者との併用は必要になります。
また、うまく併用することによって、サイト内で広告掲載位置やデザインを効果的に合わせ込むことができるようになると考えています。
その内容によると、アドセンスに新しい広告配信機能として「興味 / 関心に基づく広告」が、追加されるとのこと。
更に、現在この機能は、米国でベーターテスト中であり、日本での配信開始は今のところ未定であるという内容でした。
さて、「興味 / 関心に基づく広告」とは、どのようなものなのでしょうか?
グーグルの説明によると、グーグルではユーザーが訪問するグーグルコンテンツ内のウェブページをカテゴライズしており、訪問するページによって、そのユーザーの興味や関心が何にあるのかを判断し、その結果に合わせて広告を配信するということです。
もう少し詳しく、下記のブログに書かれておりますので、興味のある方はご覧ください
●AdWords で「興味 / 関心に基づく広告」が利用可能になります
(http://adsense-ja.blogspot.com/2009/03/adwords.html)
この説明だけを読むと、マイクロアドがやっていることと同じではないかという気がします。
●行動ターゲティング,ブログ広告,リターゲティングのマイクロアド
(http://www.microad.jp/behavioraltargeting/)
確かに、やろうとすることは同じなのですが、マイクロアドが、グーグル検索などが残していったクッキーを非公式に参照しているのに対して、アドワーズでは、自分たちが行ったカテゴライズに基づいて広告を配信することが出来るため、きめ細かな行動分析が行える可能性があります。
例えば、グーグル検索のデータベースの中でページごとに行動分析に使いやすそうなタグを埋め込んでおいて、クッキーに書き出さずに内部だけで使うということも出来るわけです。
そうなると、元データを握っているグーグルは俄然有利で、他の広告配信業者は太刀打ちできなくなりそうです。
本当にそうでしょうか?
自分がアフィリエイトをはじめてから、他のサイトを見に行ったときにも貼り付けられている広告を注意してみるようになりました。
現状のアドセンスは、そのページのテキストデータを解析して得られたキーワードを元に広告を配信するので、そのサイトの話題に合った広告、あるいは、そのサイトに関連の高そうな広告が表示されています。
しかし、マイクロアドは、私の行動分析をした結果から配信する広告を選ぶので、どのサイトを見に行っても、ほぼ同じ広告ばかりが表示されています。
どこへ行っても同じ広告が配信されているというのは、1回目のクリックを誘うのには有効かもしれませんが、2回目以降のクリックを諦めていることにもなります。
実際に自分のサイトに広告を貼り付ける立場で考えると、行動ターゲティングによって表示する広告のカテゴリを限定してしまうと、表示できる広告が限られてしまいます。そうなると、自分のサイトを訪問してくれた人は、既に他のサイトに表示されている同じ広告をクリックした後なのかもしれないという可能性が高くなるのです。
この問題は、複数の行動ターゲッティング方式の広告配信業者と契約して、表示する広告の母数を増やすことで緩和することができます。
したがって、たとえグーグルが行動ターゲッティング方式の広告を配信しても、やはり、マイクロアド等のほかの広告配信業者との併用は必要になります。
また、うまく併用することによって、サイト内で広告掲載位置やデザインを効果的に合わせ込むことができるようになると考えています。