2009年02月22日
「ブログを書いて報酬GET」は悪か?
● スポンサード リンクこのファンブログに自分のブログを持っている方々の多くはA8.netのアフィリエイトに登録している方だと思います。
A8.netのサービスの中のA8Buzzは、記事掲載を希望する広告主が指定したブログ記事を書くことによって、広告主から報酬がもらえるというサービスです。
私はまだ利用したことがありませんが、一回の報酬が大きいので、すでにそれなりの報酬を受け取っている方も多いと思います。
ただ、ある事件をきっかけに、これを「悪いこと」と認識する風潮が広まりつつあることをご存知でしょうか?
もともと、インターネットに頻繁にアクセスしている方々の中には、アフィリエイト自体を否定している方も結構おられるのですが、IT業界最大手のグーグル(Google Japan)が、公式に謝罪したことから、「広告主が指定したブログ記事を書くことによって、広告主から報酬を得る」という行為そのものが悪であるという考え方を急速に広めることになっています。
まず、グーグルの謝罪文をお読みください。
「Google.co.jp のページランクを下げた件について」
(http://googlejapan.blogspot.com/2009/02/googlecojp.html)
「サイトの順位をあげるためにリンクを張ることによって対価が支払われる『有料リンク』」という表現になっていますが、これには「Pay Per Post」という一般名称があって、このサービスをすでに2007年の時点で米Googleが強固に否定する態度を取っていたようです。
Pay Per Postに加担するブログのランクを一気に0にするという強硬ぶりだったようで、すでにこのとき、一部で熱い議論(というか、激しい言い訳合戦)のようなものが展開されていたようです。
【参考】
PayPerPost参加ブログ、Googleから締め出される
http://jp.techcrunch.com/archives/payperpost-bloggers-get-slammed-by-google/
ページランクがゼロになり途方に暮れるPayPerPostユーザーたち
http://jp.techcrunch.com/archives/payperpost-users-freaking-out-over-google-pagerank-nuke/
しかし、その後、グーグルジャパンがそういう米国の顛末を知ってか知らずかはわかりませんが、トップページのリニューアルを期にPay Per Post広告を出してしまったのが問題になったようです。
もちろん、そんなこと多くの日本人は気にしていなかったし、グーグルジャパンが何しようが日本語圏の問題なので、海外の人たちも大して気にしていなかったのですが、Asiajin(アジアジン)という、日本人が運営している海外向けのニュースサイトに「Google Japan Buys Dirty Pay-Per-Post Links(グーグルジャパンが汚いPayPerPostリンクを買う)」という記事が掲載され、一気に話題になったようです。
Pay Per Postは、ジャンクブログの増加を招き、ブログ検索の精度を落とすというのが、否定派の大方の主張です。
しかし「SEO対策」と銘打って、検索上位に表示される「手法」なるものが売り買いされている現状で、自社の商品の解説記事という優良なリンクを「買う」という行為は資本主義社会において全く自然発生的な現象だと思います。
これに対して、グーグルなどの検索エンジンを運営する側が自分たちのポリシーに沿って、何らかの対策をすることは正しい行為だと思います。
なぜならグーグルは私企業ですから、彼らが継続的に広告収入を得やすい状態を維持するために、検索結果について表立って厳格な態度を取る必要があるからです。真っ当な経営方針であり、行動指針であると思います。たとえそれが単なるパフォーマンスであったとしても、それは私企業ですから経営上必要な行為であるわけです。
しかし、それにならって、長いものに巻かれろ的に「Pay Per Postは嫌いだ」と一般のブロガーが書いてしまうのはどうしたものかと思います。
グーグルジャパンがPay Per Postに関連して「謝罪」という形を取ったことから、今後、日本でも声高にPay Per Postを否定する声が高まってくる可能性があります。
そうなると、Pay Per Postのリンクを張ったブログが、日本の検索エンジンでどのように扱われるようになるかわかりません。これについては、個々のアフィリエイトブロガーでは対処することは出来ませんので、いまのうちに、Pay Per Post専用のブログを分けておくなどの対策が必要かもしれません。
もっとも、米国では2007年のヒステリックな議論はすでに沈静しており、いまさら日本で大騒ぎになることはないと思ってはいるのですが。
A8.netのサービスの中のA8Buzzは、記事掲載を希望する広告主が指定したブログ記事を書くことによって、広告主から報酬がもらえるというサービスです。
私はまだ利用したことがありませんが、一回の報酬が大きいので、すでにそれなりの報酬を受け取っている方も多いと思います。
ただ、ある事件をきっかけに、これを「悪いこと」と認識する風潮が広まりつつあることをご存知でしょうか?
もともと、インターネットに頻繁にアクセスしている方々の中には、アフィリエイト自体を否定している方も結構おられるのですが、IT業界最大手のグーグル(Google Japan)が、公式に謝罪したことから、「広告主が指定したブログ記事を書くことによって、広告主から報酬を得る」という行為そのものが悪であるという考え方を急速に広めることになっています。
まず、グーグルの謝罪文をお読みください。
「Google.co.jp のページランクを下げた件について」
(http://googlejapan.blogspot.com/2009/02/googlecojp.html)
「サイトの順位をあげるためにリンクを張ることによって対価が支払われる『有料リンク』」という表現になっていますが、これには「Pay Per Post」という一般名称があって、このサービスをすでに2007年の時点で米Googleが強固に否定する態度を取っていたようです。
Pay Per Postに加担するブログのランクを一気に0にするという強硬ぶりだったようで、すでにこのとき、一部で熱い議論(というか、激しい言い訳合戦)のようなものが展開されていたようです。
【参考】
PayPerPost参加ブログ、Googleから締め出される
http://jp.techcrunch.com/archives/payperpost-bloggers-get-slammed-by-google/
ページランクがゼロになり途方に暮れるPayPerPostユーザーたち
http://jp.techcrunch.com/archives/payperpost-users-freaking-out-over-google-pagerank-nuke/
しかし、その後、グーグルジャパンがそういう米国の顛末を知ってか知らずかはわかりませんが、トップページのリニューアルを期にPay Per Post広告を出してしまったのが問題になったようです。
もちろん、そんなこと多くの日本人は気にしていなかったし、グーグルジャパンが何しようが日本語圏の問題なので、海外の人たちも大して気にしていなかったのですが、Asiajin(アジアジン)という、日本人が運営している海外向けのニュースサイトに「Google Japan Buys Dirty Pay-Per-Post Links(グーグルジャパンが汚いPayPerPostリンクを買う)」という記事が掲載され、一気に話題になったようです。
Pay Per Postは、ジャンクブログの増加を招き、ブログ検索の精度を落とすというのが、否定派の大方の主張です。
しかし「SEO対策」と銘打って、検索上位に表示される「手法」なるものが売り買いされている現状で、自社の商品の解説記事という優良なリンクを「買う」という行為は資本主義社会において全く自然発生的な現象だと思います。
これに対して、グーグルなどの検索エンジンを運営する側が自分たちのポリシーに沿って、何らかの対策をすることは正しい行為だと思います。
なぜならグーグルは私企業ですから、彼らが継続的に広告収入を得やすい状態を維持するために、検索結果について表立って厳格な態度を取る必要があるからです。真っ当な経営方針であり、行動指針であると思います。たとえそれが単なるパフォーマンスであったとしても、それは私企業ですから経営上必要な行為であるわけです。
しかし、それにならって、長いものに巻かれろ的に「Pay Per Postは嫌いだ」と一般のブロガーが書いてしまうのはどうしたものかと思います。
グーグルジャパンがPay Per Postに関連して「謝罪」という形を取ったことから、今後、日本でも声高にPay Per Postを否定する声が高まってくる可能性があります。
そうなると、Pay Per Postのリンクを張ったブログが、日本の検索エンジンでどのように扱われるようになるかわかりません。これについては、個々のアフィリエイトブロガーでは対処することは出来ませんので、いまのうちに、Pay Per Post専用のブログを分けておくなどの対策が必要かもしれません。
もっとも、米国では2007年のヒステリックな議論はすでに沈静しており、いまさら日本で大騒ぎになることはないと思ってはいるのですが。