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比律賓(フィリピン)書店A8出張所を任されることになったDです。よろしくお願いします。
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2009年04月11日
広告掲載の様式と記者のプライド
● スポンサード リンク
あまり関係ないことのようですが、よく考えると、アフィリエイトブログのありかたにもつながる話題を少し。

AFP BB Newsというサイトをご存知でしょうか。海外のニュースを大きな写真つきで日本語で紹介してくれるニュースサイトです。
ここの今日のニュースの中で、以下のような記事がありました。
『米LAタイムズが一面に「ニュース記事風」広告を掲載、同紙記者らが大ブーイング』
http://www.afpbb.com/article/economy/2591873/4022529


日本だと、大手の新聞でもかなり前からおおぴらにやっている記事風広告。記事風広告と一般の広告との効果の差はかなり大きく、神田昌典氏の著書「あなたの会社が90日で儲かる!」の中で具体例を挙げて説明されています。
広告主は当然、効果の高い広告を出したいし、新聞社の経営陣の立場からは、同じ面積なら少しでも広告効果を高めて、媒体としての価値を上げたいでしょう。
しかし、記者たちの言い分は、「紙面に(金のために)偽の記事を載せるな」ということのようです。
記事風広告に慣れてしまうと、記者たちの言い分が一銭の得にもならない無駄なプライドのように聞こえるのですが、LAタイムズの記者たちの立場に立って考えると、なんとなくわかるような気がします。
記者たちは、毎日、自分たちの記事に間違いが無いか、ニュースの真実を捉えているかということに、できる限りの注意を払って記事を書いているわけです。事実関係があいまいなまま記事にしようとして、編集長にこっぴどく怒られた記者もいるはずです。
そこへ記事とそっくりな広告を載せるという話。しかも、編集部が一番気を使っている一面に。
おい、こら、どういうことだよ!って言ったら、チャラチャラした営業マンに、「このご時勢、広告取るのは大変なんっすヨ。やっぱ、金ないと、記事だってかけないっショ」って、言われたとしたら、もうブチ切れるしかないですよね。

さて、我々アフィリエイトブロガーは、記事の中にどうやって広告を埋め込もうかということばかり考えています。
ミスクリックをさせるつもりはありませんが、とにかく広告を見て欲しい、読んでほしいからです。広告を読んでもらわないと、収入にならないからです。
新聞は、広告でも儲けていますが、読者から購読料を取っています。また、記者は、広告が掲載されなくても給料をもらう権利があります。
ですから、ブログは新聞記事ではありません。全く別のものです。
はなっから新聞記事を書くときのような高いレベルの社会的責任を負うつもりは毛頭ありませんし、読者もそんなものを期待してはいないと思っています。

しかし、文字を書いて発信するというときに、それが正しい情報かどうか、真摯に考えているひとたちがいるということは、少し頭の片隅に置いておこうと思いました。

Posted by Mr.D at 20:51 | 雑談 | この記事のURL
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