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うんち(便)の色と病気の関係

脂肪便は便中に多くの脂肪分を含み、やや白っぽく、軟便となる。
脂肪分の過剰摂取時や慢性膵炎時などにみられる。

粘血便は粘液を伴う血便で
潰瘍性大腸炎・赤痢・カンピロバクター症でみられる。

緑色便は便が強い酸性の場合、ビリルビンがビリベルジンとなり緑色となる。
また、緑黄色野菜やクロレラ食品の多量摂取によってもみられる。

タール便は黒色便のことで、
上部消化管での出血が胃液や腸内細菌によって変性をうけて黒色となる。

白色水様便は米のとぎ汁様の便で、
ロタウイルス感染症やコレラでみられる。
※ロタウイルス感染症は乳幼児の冬の急性下痢症の最も主要な原因で
白色便下痢症とも呼ばれる(淡黄色のことも多い)。

なお、腸チフスでは血便あるいは便秘となるが、白色水様便にはならない


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