2019年06月24日
漫画「コブラ」考 〜 作者 寺沢武一先生
とにかく面白い。そのストーリー性にははじめからぐんぐん引き込まれる。
ただ、最終回になるほど新鮮味が薄れたと感じるのは自分だけだろうか、、?
ご存じのとおり物語の出発はかのシュワチャンが登場する映画「トータルリコール」と微妙に違うがほぼ同じ設定といえる。
ではトータルリコールから影響されたのだろうか、答えは「ノー」である。
トータルリコールは1990年アーノルド・シュワルツェネッガー版と2012年のリメイク版(コリン・ファレル)とがあるものの漫画「コブラ」の誕生した1978年よりずーっと後である。
しかしながら映画「トータルリコール」はフィリップ・K・ディックが1966年に発表した小説『追憶売ります』を原作としていることは有名である。
おそらく寺沢先生がPKディックの愛好者であり少し拝借したと考えるのが自然だと思われる。
事実、SF好きな側面が随所で見られ、ブレードランナー、スターウォーズなど洋画、外国アニメからの大好きなものをパクった内容が端々からうかがえる。それがまたおもしろい。
ただ、最終回になるほど新鮮味が薄れたと感じるのは自分だけだろうか、、?
ご存じのとおり物語の出発はかのシュワチャンが登場する映画「トータルリコール」と微妙に違うがほぼ同じ設定といえる。
ではトータルリコールから影響されたのだろうか、答えは「ノー」である。
トータルリコールは1990年アーノルド・シュワルツェネッガー版と2012年のリメイク版(コリン・ファレル)とがあるものの漫画「コブラ」の誕生した1978年よりずーっと後である。
しかしながら映画「トータルリコール」はフィリップ・K・ディックが1966年に発表した小説『追憶売ります』を原作としていることは有名である。
おそらく寺沢先生がPKディックの愛好者であり少し拝借したと考えるのが自然だと思われる。
事実、SF好きな側面が随所で見られ、ブレードランナー、スターウォーズなど洋画、外国アニメからの大好きなものをパクった内容が端々からうかがえる。それがまたおもしろい。