新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2024年08月24日
ルアーのアクションを妨げない『ループノット』
ルアーのアイと結び目に余白を持たせることで、ルアーのアクションを妨げず遊びを持たせることができる『ループノット』。
直接ルアーのアイに結ぶため、トップウォータープラグやエギングなど、動きが重要なルアーに向いているノットです。
『ループノット』とは?
ループノットはルアーとラインの結束方法の1つです。
ルアーのアイに直接結び、名前の通りアイと結び目の間にループができ余白が生まれるので、ルアーのアクションを妨げず自由なアクションを付けることができます。
小型のペンシルベイトやポッパー、エギなど自由度の高いルアーに向いているノットです。
ただ、キャスト時には負荷が掛かり、スナップなどを使用したときと比べると、強度はそこまで高くはありません。
ナイロンラインやフロロラインを直接ルアーに結ぶときに使用し、スナップやスプリットリングがないときにも活躍します。
『ループノット』結び方
出典・photoAC
ループノットの結び方を、画像を交えながら詳しく紹介します。
手順@
ライン先端部を30センチほどだし、片結びを作ります。
手順A
ラインをルアーのアイに通し、片結びの輪の中に通します。
手順B
ユニノットと同じ要領で、メインラインに2回巻き付け、ゆっくり締め込みます。
ユニノット部を締め込んだ状態の時に、アイ側の結び目の位置を動かすと、ループの大きさを調整できます。
手順C
画像のように結び目同士がくっつくように移動させ、締め込みます。
最期に余分なラインをカットして完成です。
締め込み後ハーフヒッチを上下交互に数回入れることで結び目の強度を上げることができます。
アクションに遊びを!
余白のあるループで、ルアーアクションに遊びと自由を作れる『ループノット』。
小型プラグやエギを使いたいけど「スナップがない」、って時にも使えるので是非覚えてみてください。
ちなみに、ループを作ったあとユニノットで締め込むのが通常のループノットですが、クリンチノットで締め込むと言った方法もあります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
X(Twitter)・Instagramのフォローお願いします!
3回ひねって通すだけ!ライトゲームにオススメの『トリプルエイトノット』
釣りで欠かせない必修科目である“ラインの結束”。
メインラインとリーダーの結束の中でもライトゲームにオススメの、簡単かつ強度も出せる『トリプルエイトノット』を紹介します。
フィールドでもすぐに結べる簡単なノットです。
『トリプルエイトノット』
トリプルエイトノットとは、メインラインとリーダーを結束するライトゲームでは定番のノットです。
太さに差があるライン同士では相性が悪いですが、結束速度と強度を兼ね備えた、フィールドでも簡単にできる実力派ノットです。
どんな用途・素材に向いているのか?
ライン同士の結束の定番でもあるPEラインとナイロン・フロロカーボンはもちろん、同じライン同士の結束にも使えます。
編み込む摩擦系ノットと比べると強度は落ちるものの、簡単でスピーディーに組めるのが利点です。
シンプルなノットで、細いラインを使うライトゲームでは欠かせないノットと言えます。
トリプルエイトノットの手順
画像を交えながら手順を解説します。
茶色の紐がメインライン、水色がリーダーの想定です。
※画像が暗くて見えにくいですが、ご了承ください。
手順@
メインラインとリーダーを重ねてループを作る。
手順A
ループに指を掛けて、3回ひねる。
手順B
リーダー本線とメインライン端線を、ループの中に通します。
手順C
両方のラインをゆっくり引っ張り、結束部を引き締めます。あとは余分なラインをカットしたら完成です。
おさらい
メインラインとリーダーを重ねてループを作り、3回ひねる。
ひねった部分を指で固定し、ループの中にリーダー本線とメインライン端線を通し、両端をゆっくり引っ張って締め込んだら完成です。
結ぶときのコツ
・ラインの重ね部分は30〜40cm程とっておくとやりやすくなります。
・ループの中にラインを通すので、ループは大きめに作りましょう。
・締め込むときは結束部を湿らせて、強度低下を防止しましょう。
ライトゲームに最適!
簡単で素早く組める『トリプルエイトノット』。
太さの違うライン同士での結束には向かないですが、細いラインを使うライトゲームには最適!
慣れれば10秒ほどで組めるので、ぜひ試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
X(Twitter)・Instagramのフォローお願いします!
2024年08月23日
【メインライン】PEラインの意外な弱点!
近年のルアーフィッシングでは、欠かすことができないPEライン。
しかし、PEラインにも意外な弱点が潜んでいます。
今回はPEラインの弱点が原因で起きる3つのケースを紹介します。
PEラインの弱点って?
近年のルアーフィッシングでは欠かすことができない“PEライン”。
ラインの強度も高く、飛距離も出しやすいので、「PEしか使わない」という方も多いのではないでしょうか?
しかし、PEラインにも弱点があります。
一般的には摩擦・擦れに弱いことが欠点として認識されていますが、実はそれ以外にも思わぬ弱点が存在します。
伸びが少ないことが弱点に...
PEラインは伸びが少ないラインです。
伸びが少ないことで、感度が良いというメリットがあります。
しかし、一般的にはメリットとされている伸びの少なさが、弱点になることがあります。
魚が暴れやすく
出典・illustAC
伸びの少ないPEラインは、ロッドの反発が魚にダイレクトに伝わります。
そのため、魚がムダに暴れバレるリスクが高くなり、キャッチ率の低下に直結するわけです。
例えば、シーバスだとエラ洗いの回数が多くなります。
フックアウトが増える
「伸びが少ない=ショックを吸収できない」と言い換えることができます。
魚の首振りや走りのショックを吸収できないことになります。
なので、ファイト中にラインテンションが安定せず、フックアウトを招くことに...。
針が伸びる
出典・photoAC
ラインがショックを吸収できないと言うことは、その負担はロッドと“フック”に掛かることになります。
張りが強いロッドを使うと、針に負荷が集中してしまいます。
細軸のフックやオープンゲイプのフックは特に伸ばされやすいです。
針が伸びることでもフックアウトにつながってしまいます。
タックルバランス・技術でカバーする
飛距離を稼げて感度が良いPEラインは、言ってしまえば「魚を掛けるまで」の糸。
魚を掛けたあとは、摩擦への弱さを含めて何かと弱点があります。
なので、タックルバランスやアングラーの技術で弱点をカバーする必要があります。
ただ、メリットも非常に多いラインなので、状況に合わせたライン選びが重要ですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
X(Twitter)・Instagramのフォローお願いします!