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2024年01月16日
結局それなりのサイズが一番美味しい!大きすぎると美味しくない魚達
デッカい魚が釣れると釣り人としてはメチャクチャ嬉しい!
でも、食べて美味しいのは・・・。
今回は、大きくなりすぎると美味しくない身近な魚を紹介します。
大きい=美味しい?
一般的に、魚は大きい個体の方が脂がのって美味しいとされます。
しかし、そうではない魚も.....。
全ての魚が大きければ美味しいというわけではありません。
マダイ
出典・photoAC
魚の王様と呼ばれる『マダイ』。
大きくなると強烈でロッドをゴンゴンと叩くような引きが楽しめます。
しかしそんな魚の王様マダイも、大きすぎると美味しくない魚・・・。
マダイは大きくなると、身が硬くなったりうま味が少なくなったりする傾向があります。
綺麗なピンク色・赤色の体表が、黒ずんできて見た目的にも美味しくなさそうに。
そんなマダイの美味しいサイズの目安としては、1〜2キロ程度。
大きさだと50センチほどです。
マアジ
出典・photoAC
ライトゲームやファミリーフィッシングの対象として定番の『アジ』。
陸っぱりで30センチ超えの尺アジが釣れれば嬉しいですよね。
一部の地域では40センチ以上の「ギガアジ」、50センチで「テラアジ」と呼ばれるビッグサイズのアジが岸から狙えます。
そんなアジも大きすぎるとあまり美味しくない魚。
マアジは、瀬に居付く“黄アジ系”と、回遊型の“鬼アジ系”に分かれます。
黄アジは黄色っぽくて体高が高く、鬼アジは背中が真っ黒で細長いのが特徴です。
40センチ50センチと巨大になるのは鬼アジですが、脂がのってうま味が強いのは黄アジの方。
食べるなら、20〜30センチ程度の黄アジが美味しいです。
アオリイカ
出典・photoAC
エギングのターゲットとして人気の『アオリイカ』。
アオリイカの中でも“レッドモンスター”と呼ばれる呼ばれる南方系の個体が注目を浴びていたりします。
一般的にはキロ超えしていれば十分大型サイズですが、レッドモンスターは5キロを超えることも。
アオリイカは大きくなっても味はあまり変わりません。
しかし、身が硬くなってしまったりするので、火を通した調理補方で食べるのがオススメです。
刺身で食べるなら、500〜600グラムほどのサイズが美味しいですよ。
それなりのサイズが一番美味しい!
今回は大きくなりすぎると美味しくない身近な魚を紹介しました。
釣って楽しい・嬉しいのは大きい魚ですが、食べて美味しいのはそれなりのサイズな魚も意外といますね。
食べることを考えるなら大きさだけが全てじゃないのも釣りの魅力ですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
2024年01月13日
四季の釣りを楽しむ!春夏秋冬「海釣りカレンダー」を作ってみた
日本には四季があり、それぞれの季節にあった釣りがあります。
季節にあった釣りを楽しめれば、きっと釣果にも恵まれるはず。
今回は、春夏秋冬の釣りを楽しむ「海釣りカレンダー」を作ってみました!
季節ごとの釣りを楽しむ!
出典・イラストAC
春・夏・秋・冬
四季が楽しめる日本。
一つの釣りのめり込むのも楽しいですが、席のある日本に生まれたからには、季節の釣りを楽しむのも良いものです。
また、季節にあわせた釣りをすることで、きっと釣果にも恵まれるのではないでしょうか。
春
出典・photoAC
地上は暖かく陽気な空気がながれていても、海の中は1〜2ヶ月遅れた季節感になっている春。
水温はまだまだ低く、5月の頭頃まで冬が抜けきらない状態が続きます。
その年の気候や水温によって、釣果にもムラが出やすい季節です。
そんな春の釣りは・・・
●エギング
産卵のため接岸する親イカを狙った春のエギング。
大型のアオリイカがターゲットになり、数よりもサイズを狙ったエギングが楽しめる季節です。
一般的には、3月〜6月が親イカのハイシーズンと言われています。
●メバリング
冬の人気ターゲットのメバル。
冬に引き続き春もシーズン真っ盛りです。
大型を狙え食べて美味しいのが春の特徴で、梅雨時期までは岸から安定した釣果が期待できます。
●タイラバ
産卵のため浅場に接岸し荒食いを始める、ノッコミ真鯛を狙える季節。
数・サイズともに狙うことができます。
ただ、季節の進行具合によっては釣果にムラが出ることも。
●フカセ釣り(チヌ)
マダイ同様ノッコミシーズンなので、一年で最も釣果が望めます。
まだまだ餌取りが少なく釣り方も簡単なので、フカセ釣り入門にも最適です。
●投げ釣り(カレイ)
「花見カレイ」とも呼ばれるこの時期は、カレイが産卵後の体力を回復するために荒食いするのが特徴です。
岸近くにカレイが寄って来ているので、遠投する必要もなく、ちょい投げで狙うことができます。
春の陽気と相まってのんびりとした釣りを楽しめます。
夏
出典・photoAC
夏を迎え、水温が上がるにつれ魚の活性も高くなり、ルアーフィッシングが楽しい季節。
一方、小魚たちの活性も高くなるので、餌釣りでは餌取りに悩まされることも多くなります。
熱中症対策・日焼け対策をしっかりしましょう。
●ショアジギング
青物の回遊はまだ少ないかもしれませんが、シイラやソウダガツオなどの回遊魚が入りはじめます。
うまく回遊に当たれば、簡単に釣ることができるので、ショアジギング入門にも良い季節です。
釣果情報を確認してから釣りに行きましょう。
●ハードロックフィッシュ(ハタ類)
キジハタ、アカハタ、オオモンハタなどと言ったハタ類をルアーで狙うロックフィッシュゲームは、夏がハイシーズン。
ハタ類特有のトルクのある引きは、青物とは違った魅力があります。
ジグヘッドやテキサスリグ、フリーリグなどで狙うのが一般的です。
●シーバス
一年中狙えるシーバスですが、夏は日中でも釣果が出やすいシーズン。
イワシを食っているシーバスは脂の乗りも良く、食べても美味しいシーズンです。
●投げ釣り(キス)
「砂浜の女王」ことシイロギスを狙った投げ釣りが最盛期です。
サーフからの本格的な投げ釣り、堤防からのちょい投げ釣りでも楽しむことができます。
ちょい投げは手軽かつ簡単なので、釣り入門にもオススメです。
海底が砂地のところを狙いましょう。
●タチウオジギング
夏にはタチウオジギングの幕開けです。
青物と違い初心者でも釣果を出しやすいので、ジギング入門に持ってこい。
夏場は活性が高くジグのロストが増えるので、ジグは多めに持ていきましょう。
秋
出典・photoAC
釣りのハイシーズンとも言える秋。
一年で最も魚を釣りやすい時期と言えるので、釣り入門にもオススメです。
●ショアジギング
青物の回遊が本格的に始まる秋は、ショアジギングのベストシーズン。
場所によっては、ヒラメやサワラなども狙うことができます。
ショアジギング初挑戦の方は、シーバスタックルやエギングタックルなどを流用し、30g40g程度のジグを使った、ライトショアジギングがオススメです。
●エギング
秋のエギングは、春に生まれて成長した新子が中心になり、数釣りが楽しめます。
堤防からアオリイカが見えることも多く、サイトフィッシングで、イカの動きを理解できるのでエギング上達への早道にもなりますよ。
ただ、小さすぎるイカはなるべくリリースしてあげましょう。
●アジング
秋のアジングは、数・型ともに期待ができます。
ポイント選びは、日中サビキ釣りで釣果が上がっている場所を参考に、夜釣りで狙います。
常夜灯周りを攻めるのが鉄板。
●泳がせ釣り
岸からも船からも泳がせ釣りで青物が狙える季節。
サビキ釣りやアジングでアジを釣れば、活きの良いアジをそのまま餌にすることができます。
青物だけでなく、ヒラメやシーバス、アオリイカなどもターゲットになり、手軽に大物が釣れるのも魅力の一つ。
冬
出典・photoAC
水温が低下し対象魚が限られてしまいますが、決して魚が釣れないわけではありません。
冬ならではの釣りもあり、メインの釣りがオフシーズンという方は、違う釣りにチャレンジしてみても良いですね。
また、冬の釣りは寒さとの戦いにもなるので、防寒対策はしっかりとしましょう。
●メバリング
水温が下がりだすと、メバルが接岸してきます。
基本はジグヘッドワームや小型プラグを巻くだけなので難しい釣りでもありません。
ただ、産卵が絡むため、タイミングや個体によっては釣りやすさが変わってきます。
●穴釣り
「冬でも手堅く魚を釣りたいなら穴釣り!」と言っても過言ではありません。
消波ブロックや敷石の隙間に、ハリとオモリが直結したブラクリ仕掛けに餌を付けて落とすだけで、カサゴやソイなどを簡単に釣ることができます。
エサは、イカやサバの切り身など、匂いが強いものがオススメです。
●フカセ釣り(グレ)
冬の花形とも言える磯のグレ釣り。
初めて挑戦するのであれば、12月か1月頃がおすすめ。
2月・3月になると数が少なくなりますが、大型のグレが狙いやすくなります。
●カワハギ
ゲーム性の高さ、食味の良さから、人気の高いカワハギ釣り。
冬は肝がパンパンで、特に美味しい季節。
新鮮な肝を食べられるのは釣り人の特権ですよ。
四季折々の釣り
世界でも名だたる釣り大国日本。
それぞれの季節に素晴らしい釣りがあるなんて素敵ですよね。
釣りを通して日本の四季を感じるのも良いものですよ。。
最後までご覧いただきありがとうございます。
2024年01月12日
初心者でも簡単!穴釣りの基本
堤防やゴロ田場などで根魚を狙う穴釣り。
初心者でも簡単に出来て、海釣りの中でも手軽に出来る釣りです。
道具も揃えやすく、釣りを始めたばかりの方にもおすすめの釣りです。
至ってシンプルな穴釣り
出典・photoAC
穴釣りは、堤防にある消波ブロックの隙間などに、針を落とすだけの簡単な釣りです。
エサを付けたり、小さいワームを付けたり、シンプルだけど奥が深いのが穴釣り。
専用のタックルもいらず、誰でも楽しむことが出来ます。
カサゴやメバルなど、高級魚が釣れるのも魅力です。
穴釣りでの注意点
●テトラの上は危険がいっぱい
出典・photoAC
消波ブロックの上は非常に滑りやすいです。
高さのある消波ブロックの隙間に落ちてしまうと、自力で這い上がるのも引き上げてもらうのも困難です。
転んでしまったり、海に落ちてしまう危険と隣り合わせの場所だと言うことを覚えておきましょう。
また、消波ブロックは「波を消す」役割のために設置されているので、人が乗るために作られていません。
消波ブロックが崩れたり、壊れたりする危険があることを頭に入れておきましょう。
●獲りすぎ注意
出典・photoAC
カサゴなどの根魚は定着性の魚なので、必要以上に獲りすぎてしまうと数が減ってしまいます。
たくさん釣れたとしても食べる分だけ持ち帰り、後はリリースしましょう。
また小さい魚や、卵を持っている魚もリリースしましょう。
こういった心がけが、未来の釣り場を守ることにつながります。
穴釣りのシーズン
テトラの隙間には絶えず魚が居着くため、穴釣りにシーズンはありません。
他の魚が釣れなくなる時期でも楽しめます。
穴釣りの仕掛け
穴釣りは専用のタックルはいりません。
2m前後の竿に、リール、ライン、市販の穴釣り用のブラクリ仕掛け、エサがあればOKです。
他にも、ジグヘッドに小さめのワームでも楽しむことができます。
・リール
1500番〜2000番ほどの小型スピニングリールやベイトリールでOK。
基本的に、落とす・巻くだけなので、価格が安い物でも十分に使えます。
・穴釣りの仕掛け
穴釣りは、ハリとオモリとエサがあれば楽しめる釣りです。
ハリとオモリが一体になったブラクリ仕掛けなら、付けるだけなのですぐに楽しめます。
また、ジグヘッドなんかでも代用できます。
・ライン
穴釣りで使うラインは、特にこだわる必要はありません。
扱いやすいナイロンラインの3号がおすすめです。
穴釣りの基本
穴釣りは手軽で簡単な釣りではありますが、やってみると意外と奥が深い釣りです。
●穴釣りのポイント
穴釣りのポイントは基本的に、消波ブロックの隙間や敷石の穴です。
穴釣りとはちょっと違いますが、堤防の沿いや隅っこなんかでも釣れますよ。
●穴釣りの釣り方
仕掛けを穴に投入→着底→少し巻き上げる→10秒ほど待つ→アタリがなかったら次の穴へ移動する。
この一連の流れだけ。
着底して少し巻き上げ待つときに、竿先を上下して誘いを入れてみるのもありです。
釣れる穴を探すので、一つの穴で粘るよりも、次々行くのがポイント。
●穴釣りで使うエサ
エサは、イソメ、魚の切り身、オキアミ、ササミなど色々なエサが有効です。
イカやサバの切り身など、匂いの強い物がおすすめ。
エサへの反応がイマイチの時は、ワームを使ってみるのもおすすめです。
穴釣りを楽しもう
穴釣りは、障害物に身を隠す魚の習性を利用した釣りです。
専用のタックルもいらず、難しいテクニックもないので、釣り初心者の方でも楽しめる釣りです。
興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
足下に十分注意して穴釣りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。